城のページD(沖縄の城郭)     

 

案内図(下の地図の城跡名にマウスを合わせ、クリックすると説明のページへ移動します。)




勝連城跡
沖縄本島の中部、うるま市にある。駐車場、入場料ともに無料である。
石積み以外の遺構は何もない。起伏の少ない沖縄本島中部であるが、城郭は山の上に作られている。本格的な山道と言うほどではないが、周囲では一番高いので、展望は最高である。
勝連城跡のつづき
一番上の場所からは、太平洋が望める。
沖縄特有の、遠浅の海と、七色を呈する海の色彩が、とっても美しい。
伊計島までを結ぶ、海中道路がある。
残念ながら、当日は曇りがちであったため、海の色が美しくはないが、
晴れたらコバルトブルーの海の中を走る、最高のドライブコースになる。
右の写真は、途中にある休憩所から、歩いて行ける見学スポットである。
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中城城跡
駐車場は無料だが、城跡に入るには入場料が
必要となる。
城跡全体の模型があって、おおよその概観が
わかる。
本州の城と違って、石積みは、その上に建物を
置く物ではなく、建物を取り囲むように積まれて
いる。
入り口、その他の石積みが美しい。
中城城跡のつづき
一番上の場所からは、太平洋が望める。
修復中の部分があり、立ち入り禁止になっていた。
石積みも修復中であり、一つ一つの石に番号が貼ってあった。
鍛冶屋跡である。
大きな岩をくりぬいて、作ってある。 
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斎場御嶽
「せーふぁうたき」と読む。
琉球の信仰における祭祀などを行う施設で、沖縄本島では、最高位の場所である。かつては、男子禁
制であったらしい。
駐車場は無料だが、入場料が必要。入り口すぐに、資料と事前学習館があり、くれぐれも神聖な場所で
のふさわしくない行為を慎むように注意がされている。
広大な森の中に、神聖な場所が点在している。
寄満(ゆいんち)と呼ばれている場所。首里城で
は、国王の食事を作る厨房の場所を表すらし
い。
斎場御嶽のつづき
天井から下がった、二本の鍾乳石からしたたる水をうける壺がある。
大きな三角岩。この御嶽の中でも、一番の見ど
ころ。
この場所が、久高島拝所であり、遠く久高島
が望める。琉球の信仰で久高島は、神の降
臨する重要な島であったらしい。
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今帰仁城跡
本島北部に位置している。那覇からは遠いが、美ら海水族館とセットの観光バスがある。
入場料は有料だが、観光バスの乗車料金に含まれている。
12月の下旬の寒い時期だったが、緋寒桜が3
輪だけ咲いていた。
山の上にある城跡からは、美しい東シナ海が展
望できる。
今帰仁城跡つづき
祈りの場所と、復元された建物。沖縄の城郭は、石積みのみで、建物が少ないだけに、見学時間も少なく
て済んでしまう。
野面(のづら)積みと呼ばれる、原始的な石の積み方。
加工のされていない、自然石がそのまま積み上げられている。
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首里城城跡
那覇の中心部から、モノレールで行ける。
首里城と言えば、この守礼の門であろう。当日
は、午前中なので逆光であった。ここは、午後
に出かける方がいいと思う。
門を入ってすぐ左にある園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)。
国王が外出するときに、無事を祈って礼拝した場所であるという。
門とはいっても、人が入るためのものではないらしい。
場内はこんな感じ。
首里城城跡つづき@
復元された正殿と、その前の広場。右の写真は、建物の中から撮影したもの。
朱色がとても美しい。真ん中の道は、久高島の方へと向いている。
正殿とその広場を模型で復元したモデル。ミ
ニチュアの人物像も作られていて、当時はこ
んなふうだったというのがよく分かる。
正殿の中は、こんな風に復元されている。
首里城城跡つづきA
沖縄の城はどこもそうであるが、海が見渡せる。
晴れた日には、美しい海を背景にして、城の美しさが引き立つ。
石積みの、遺構部分と復元部分の境界を示す
プレート。地面からすぐの部分にこれがあるの
で、石積みのほとんどは復元であることが分か
る。沖縄戦の激しさを物語る遺跡でもある。
雨の多い沖縄の冬だが、珍しく晴れて暖かくな
り、ハイビスカスの花をチョウが訪れていた。

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玉陵
「たまうどぅん」と読む。
首里城から、100mほどの距離にあり、歩い
て行ける。ここも入場料が必要で、最初に資
料館をみて学習するように言われる。
入り口の門。 この建物の中に、大きく三つの部屋があって、そこに王族の遺骨を入れた石棺が納められてい
る。


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識名園
城跡ではないが、世界遺産に指定されている
ので行ってみた。
首里城からは2km程離れているので、タクシ
ーでの移動が便利である。
美しい庭園があり、琉球王家一族の保養と、中国からの使者を迎えるために作られたものであ
る。
池の向こう側に、客賓を迎えた御殿がある。


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おまけ(牧志公設市場)
那覇の中心部、国際通りを入った所にある牧志公設市場。様々な食材が売られている。
1Fの魚屋で買った魚を、2Fの食堂で料理してくれる。
今回は、残念ながら時間がなくて食べられなかったが、前々回(1995年7月)に訪れたときは、セミエビ、ハマダイ、シャコガイを買って調理をしてもらった。
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