釣行記  イカダ  2008年

チヌイカダ初チャレンジ!
08/10/18 三重県鳥羽市池の浦 釣果クロダイ38cm×1、マコガレイ25cm×1、キス×2
いつもは、クワガタネタで賑わっているyahoo掲示板の仲間が集まって、異色の釣りオフ会をやろうということになり、同じ県内にお住まいのクワサブさんが、企画から手配までしてくれて、鳥羽池の浦のイカダに釣りに行くことになった。
もとが、クワガタ・カブト仲間だけに、なかなか他に参加者は増えず、大阪からマイタクさんが合流してくれることになった。

釣り前日の夕方に、私がクワサブさんの所へ出かけ、彼の車で出発した。途中、安濃SAでマイタクさんと合流。途中高速を出て、23号沿いのエサ吉でエサを買う。いつもは、玉城ICの所に寄るので、ここのエサ吉の品揃えが玉城店と違うので、物珍しく物色し、何とか団子13kgという箱入りの団子の素と、シラサ、置き竿用にアオイソメ、オキアミ等を買う。
23時頃には、現地について、ひとしきりクワカブ談義をした後、車中で仮眠をとることに・・・

翌朝5時にセットしたアラームに起こされる。寝袋を片付けて、受付へと向かう。今回はクワサブさんのご配慮で、イカダ初経験の私もいるので、浅場の10号イカダに予約してあった

6時に、送迎船でイカダに向かう。運良く相乗りは避けられ、私とクワサブさん、マイタクさんの3人で10号を使うことになった。朝のうち、やや風があったので、風下(東?)に向けて竿を出した。

海中を見ると、既に大きな魚が群がっている・・・最初はアジかと思ったが、コノシロだとわかりがっかり・・・
でも、最初はモーニングを期待して、団子を使わずにエサのみBのオモリでゆっくり落とす。TVだと、ここでチヌが・・・なのだが、現実は甘くなく、全く何の反応もない。
三度ほど落とし込みを繰り返しても、反応がないので、とりあえず、TVとかでよく見るイカダ釣りを真似して、また以前紀州釣りに没頭した経験を活かして団子を握って釣り始める。

団子を落として数頭目、マイタクさんがまずはチヌらしき魚を掛ける!が、食いが浅かったようで、さらには濡れた手が滑ったのも影響してバラしてしまった。

それから、しばらく静かになったが、穂先にはチョンチョンという嫌なアタリ!数回目に合わせてみるが、ハリに乗らない・・・きっとチャリコだと予想する。そこで、エサをサナギに交換、二個付けて様子を見る。
微妙なアタリで、よく分からなかったが、巻き上げるとサナギが半分に食われていた!ひょっとして・・・
そう思い、すぐにサナギを新しいもの1個がけに交換して投入。
すると!穂先に押さえ込む反応が!合わせを入れて巻き始めるとやや重い。チヌかも!?と思いながら、イカダを係留しているロープに引っかからないように気をつけながら巻いてくると、銀色に光る魚体が!
やった!チヌである。久しぶりの引きを楽しみながら、マイタクさんにタモですくっていただく。最初25cmくらいかと思ったが、手ではかっても40cm近い大物だった。

これで、気持ちに余裕ができたので、投げ竿を用意してアオイソメを付けてちょい投げする。すぐに何かが反応して鈴が鳴るが、巻き上げてみると食いちぎられているだけである・・・。
仕方なく、エサを換えて放置したまま、団子投入に精を出す。

団子のチヌは朝の1匹で次が続かなかったが、投げ竿はキスやカレイが釣れていた。

本来の団子の方は、アタリはあるものの、釣れてくるのはチャリコばかり・・・一方クワサブさんは、小振りなチヌを2枚上げるも、コノシロの猛攻に閉口気味だった。また、マイタクさんはバラシの後はチャリコばかりで嘆いていた。

そんなこんなで、チヌはそれ以上は釣れないまま、チャリコとコノシロを釣ってはリリースの繰り返し・・・カワハギがいるかと専用仕掛けで狙ってみるが、釣果にはつながらなかった。底は砂地だそうで、あまり期待はできないようだ・・・。

昼まえに、クワサブさんが何かを掛け、ひょっとして!と注目を浴びるが、上がってきたのはヒレに毒のあるアイゴ(通称バリ)でクワサブさんもがっかりだったが、見ている我々もやっぱりチヌはいないと落胆・・・

その後、昼を過ぎても状況は変化せず、チャリコのアタリばかり。釣ってはリリースの繰り返しが続く。

そんな中、クワサブさんがまた、何か掛けた!相当な引きで、期待させるが、上がってきたのはやっぱりアイゴ。40cmはあろうかという良型だったが、リリースだった。

そうして、何も変化のないまま、団子の素を使い果たし、終了時間になってしまった。

イカダ初経験で、それなりに面白いと思ったが、7時間という釣り堀の時間に慣らされた自分には、ちょっと集中力を欠く時間が長いような気がした。
また、終了時間が遅いので、当然帰宅も遅くなる・・・釣った魚をその日に食べられない。という点では、少々不満を感じた経験であった。

しかし、久しぶりに天然魚とやりとりしたり、釣り以外の話題もあったりで楽しい経験でもあった。

  
クワサブさんのアイゴ 本日の釣果

           

       
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