
3月28日 南伊勢町宿田曽 渡船屋たにぐち 4月26日 南伊勢町宿田曽 渡船屋たにぐち 5月17日 大紀町錦 太幸丸
6月2日 南伊勢町宿田曽 渡船屋たにぐち 6月14日 大紀町錦 太幸丸 7月5日 大紀町錦 愛海丸
7月12日 南伊勢町宿田曽 渡船屋たにぐち 7月19日 南伊勢町宿田曽 渡船屋たにぐち 7月26日 大紀町錦 太幸丸
8月20日 福井県丹生郡越前町 日昭丸 8月30日 南伊勢町宿田曽 渡船屋たにぐち 9月6日 渡船屋たにぐち
9月15日 大紀町錦 太幸丸 9月20日 福井県丹生郡越前町 日昭丸(五目釣り) 9月23日 渡船屋たにぐち
9月27日 福井県丹生郡越前町 心友丸 10月18日 福井県小浜市西小川 川代丸 10月24日 渡船屋たにぐち
| 初Sフォールで初kg!(^_^)v2014/03/28 | |
| 三重県度会郡南伊勢町宿田曽 渡船屋 たにぐち | 釣果 アオリイカ4ハイ(1,060g、約800g、約500g、約300g) |
| 3月の末に、休みが取れたのでどこかへ釣りに行こうと思った。 釣り堀でイシダイを釣りたいと思ったが、日ムラもあり狙える場所に入れなければ釣れないし・・・北陸のヤリイカは全然釣れていないようだし・・・ で、春アオリを狙いに南伊勢へ行くことにした。船はもちろん、「渡船屋たにぐち」である。 状況はどうかとブログをチェックすると、なかなか厳しいようで1〜2ハイ釣れるかどうかみたいである。錦や尾鷲のアオリ狙いの船のブログをチェックしても同様のようだった。 でも、当日は波静かで天候も良く、気温も20℃を超すようだし、たとえ1杯でも釣れたら・・・と思い、また予約を入れる日の前日に、船長がSフォールで1.3kgというのが載っていたのでほんのちょっとの期待を込めて行くことにした(^_^;) 予約時の電話では、船長からは、厳しいけど集中を切らさずに狙えば釣れること、ティップランは20m前後を狙うのでオモリは20g〜30gでいいこと、Sフォールをするかもしれないからノーマルのエギを持参すること、等々の情報をもらった。 そこで、前日にネットでクレージーオーシャンのページを読んでイメージをつかみ、また船長が釣ったのと同じクレージーオーシャン製のエギを買った(^^) 今回も前日に出発し、経費節約のため下道を走って、途中玉城のコンビニに寄り、宿田曽には1時過ぎに着いた。その後は車中での仮眠だが、暖かくなったので真冬と比べるとずいぶん過ごしやすくなった。 5時半に起きると隣に1台車が停まっていた。公衆トイレで用を済ませ、戻るともう一台の2人は準備を始めていたので、自分も準備をする。6時ちょっと前に船長が到着して船に乗り込む。今日の客は私と2人組の3人だった。 ![]() 港を出て、西の方へ20分〜30分走ってまずはティップランから始める。3人なので、私は後ろのスペースを使った。3人くらいだと、ゆったりで釣りやすい。 水深は20m前後の比較的浅い場所で、オモリは30g程度。去年の秋を思い出し、落として巻きしゃくり4〜5回で止めて待つ・・・しかし、全く反応が無い(-_-;) まあ、春イカは数釣りではないし、こんなものかと思いながらひたすら落として巻いて止めて待って・・・を繰り返すが生命反応がないまま時間だけが過ぎていく。 釣り初めて1時間程経った頃か、船長がアカイカが釣れたと教えてくれた。で、ちょっと期待するが、私には釣れない。更に1時間経った頃に、他の客の1人が同様にアカイカを釣った。でも私には、何も・・・(>_<) 結局11時過ぎまでティップランで当たる生物は何も無かった(^_^;) 風もなく穏やかでいいのだが、船が全く流れず、そんな条件も重なって厳しい状態だった。 そこで、船長からポイント移動の指示があり、移動後にSフォールのやり方が丁寧に説明された。前日の予習の効果もあってイメージはつかめたが、イマイチ実践ではうまくいかない。どうしても必要以上にリールを巻いてしまい、本来の動きをエギに与えることができない。 そのうち船長が500gを1杯釣ったというので、期待できることを教えられる。しかし・・・まだ私はSフォールの竿とリールの動きが飲み込めない。 虚しく時間が過ぎていく中、船長からマンツーマンで竿とリールの操作方法を教えてもらう。ようやく基本動作が飲み込め、自分なりのイメージでやってみる。 要は、黒っぽく見える海草の辺りにキャストし、2〜3秒ですぐにしゃくる。その後に、ラインを張らず緩めずでコントロールし、水深の半分程度(水深は10m前後のポイント)まで落としたら竿で聞くという釣法である。 春イカは、エギの縦の動きに反応するそうで、同じ場所で落とすのが肝のようだ。難しいのは、どうしてもラインを巻きすぎてエギを水平に動かしてしまったり、沈めすぎて根掛かりしてしまうことだった。 ただ、根掛かりといっても海草に引っ掛かることが多く、大抵はラインを持ってゆっくり引くと外れた。一度だけ、どうにもならず高切れしてエギをロストしたが・・・ さて、Sフォールの原理を理解し、何投かに1〜2回程度イメージ通りにエギ(エギリーダートマックス パープル3.5号)をコントロールすることができた頃だった。足下近くまで引いてきたエギを沈めてから穂先で聞いてみたときに重量感が!(^O^) 最初根掛かりかと思ったが、穂先がグングンと反応しイカであることを確認。久しぶりの手応えを味わいながらこの日の1杯目が、船長の差し出すタモに収まった。メチャ嬉しかった。ボ〜ズ脱出できたし。お土産も確保できたし〜。 ![]() 約500g 約800g でも、すぐに次が釣れるという感じではなかった。ポイントを何度か流し直してくれるのだが、いい具合に流れる時もあればそうでない時もあり、また自分のエギのコントロールがいい感じになった時もあれば、全くダメな時もあり・・・数十回キャストして、いい感じになるのは数回程度といった感じだった。 2ハイ目も、最初の落としでは乗らず、2〜3回目に落としたときに穂先で聞いたら反応があった。イカ釣りは、もともとドラグは緩めにしてあるのだが、いきなり走り始めてドラグが鳴ったのでちょっとドキドキだった。ドラグを少し締めて、いい引きを楽しみながら船長に掬ってもらった。1パイ目より大きめのものが釣れた。(エギはクレージーオーシャン オーシャンホール キンアジ3.5号) 更にしばらく経った頃、今度はラインが走ったので合わせると乗り、やや小さめのが釣れた。これもオーシャンホール キンアジ3.5号だった。 まあ、ボ〜ス覚悟だったのが3バイも釣れ食べるのには十分だし、これで終了でもいいかなと思いつつ・・・大抵、あと1匹と思って欲を出すと釣れないことが多いし・・・(^^;) でも一方では貪欲に狙って行こうという思いもあった。 残り1時間くらいになった頃、エギを本日未使用のものに替え(定番のBB墨族ケイムラグリーン 3.5号)、うまくコントロールできた時、穂先に明確な当たり! 合わせて巻き出すと乗った。 3バイ釣った竿は根掛かりして高切れしたので、予備竿でのやりとりだった。イマイチ感触が分からず、でも多少は大きいかな!?くらいのやりとりだった。 影が見えてくるくらいの水深になった頃、結構引きが強くなり、やや大きめだったので巨大なコウイカかと思ったが、アオリだった。これも船長に掬ってもらった。 今日の中では一番大きいので、船長に計量してもらうと1,060gだった。初めての1kg級だった(^_^)/ 最後にこんなのが釣れるなんて、めちゃくちゃ嬉しかったが、今日の運にも感謝した。いつもは、釣れないまま悶々とするパターンが定着しているし(^_^;) 1,060g 本日の釣果 Sフォールを分かりやすく教えてくれた船長に感謝、感謝の1日だった。 4月から消費税が上がるが、乗船代は値上げしないそうである。春アオリもそうだが秋にはまた本格的にティップランで行かねばと思った。 帰路は15時に玉城のインターを入ったのだが、年度末の週末だからか伊勢関〜四日市渋滞20km、通り抜けに120分の表示が出ていた。そこで、伊勢関から一般道に出て、1号線のバイパスを走り、その後23号へ。23号がまた渋滞していて苦労したが、みえ川越までなんとか我慢して走り、伊勢湾岸〜名二環を使って帰って来た。家に着いたのは18時ちょっと前だった。 目次へ |
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| イカもGW休み!?(^^;)2014/04/26 | |
| 三重県度会郡南伊勢町宿田曽 渡船屋 たにぐち | 釣果 なし |
| 前回の釣行に気をよくして、またイカ釣りに出かけた。BIGなイカとの出会いを夢見て、またSフォールをもう少し練習しようと思って・・・ しかし、今回は全くの完敗であった。 潮が悪かったのか、イカがもうそんなに残っていないのか・・・とにかく厳しい日だった。逆に天気は最高に良い日だったけど・・・ ![]() お天気は最高なのに・・・ いつものように、前日に出発し23号を走ったが、明日から5月6日までGWで休みの人が多いためか、とても混んでいた。 玉城のコンビニやエサ屋も混んでいた。まあ、エサ屋は覗いただけで、何も買わなかったが・・・ということで、現地に着いたのは1時半近くだった。 4時半に起き、トイレを済ませて準備をしていると、他の客も到着し、5時半には船長も到着した。 今日の客は、私を含めて4人であった。釣り座は、場所によって不公平が出ないように、一流しごとに順番に移動するという方式で釣るという説明が船長からあった。 朝一は、湾内の近い場所で、順に湾外のポイントへという感じだった。 ポイントはどこも藻場で、アオリの雰囲気満載のいい場所ばかりなのだが、残念ながら反応は皆無だった。 昼前に、同船者の一人が追ってきたイカを掛け損ね、それからしばらく経って他の一人が1杯釣ったがそれだけだった。 自分自身の釣り方は、2回目のSフォールということもあり、まずまずいい感じになっていたとは思うが、いかんせん反応するイカはいなかった(-_-;) 最後の時間まで、船長はあちこにポイントを換え、最後は湾奥も回ってくれたが・・・完敗だった。 潮が変われば釣れるようになるのだろうか・・・次回は釣れるといいのだが・・・ 目次へ |
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| 楽しい!イカメタル初体験2014/05/17 | |
| 三重県度会郡大紀町錦 太幸丸 | 釣果 スルメイカ2、ケンサキイカ2、ムギイカ(小スルメ)12 |
| 以前からお知り合いであったすぎ−Kさんと、最近イカ釣りで情報交換を頻繁にするようになり、今度一緒に行きましょうということになった。 で、すぎ−Kさんが何度か行っている錦の「太幸丸」のイカメタルゲームへのお誘いをいただき、行くことになった。 出船は18時ということで、当日は17時に紀勢大内山で待ち合わせて、すぎ−Kさんと彼の釣友ノブさんとともに錦の港へ移動した。道路事情はとてもよく、隘路もなくスムーズに15分程度で着いた。 土曜日の夕方なのに、港には人がまばらで、堤防釣りにわざわざ出かけても良いような感じだった。水面を覗くと、メバルなのかコッパグレなのか結構な魚が見える所に泳いでいた。 で、しばらく待っていると18時少し前に太幸丸が漁港の前にやってきた。今日の客は我々3人だけで、仲間内の貸し切りとなった。 荷物を積み込むとすぐに出発し、湾の外へ出て行ったが20分程度走っただけで、陸地の影が見える辺りであった。アンカーが入れられ、北陸同様の釣り方だと分かった。波風はなく穏やかで、船長から「今日は絶好の釣り日和だよ〜。」と言われ、期待度は高まる。 ![]() 明るいうちは底付近でやってねと言われたので、まずは底まで落としてみようと試みる。水深は60mというので、リールのカウンターが60mを超えるくらいに落としてみる。すると・・・65mちょっとで止まったのは良かったが、巻き上げようとすると根がかかりしてしまった(>_<) で、糸を持って引っ張るがぜんぜん外れなくて・・・いきなり鉛スッテ(オーシャンナイト10号)とアシストリグに付けた2号のエギをロストしてしまった。それだけで気分が一気に萎えてしまい、また底付近を狙えと言われても、再び根掛かりするのが怖くて、しばらくは50m程度の辺りを探っていた。 イカの反応は相変わらずないままだったが、50mくらいで一度だけ「コッ!」っていう感じのアタリが穂先にあり、ちょとだけワクワクする。しかしそれだけで終わってしまった。 ![]() で、それ以外の反応はなく、そのうちに暗くなってライトが点灯された。ライトは日本海のように白色ではなく、オレンジに近い電球色だった。また、光量も日本海ほどではなく、やや暗く感じた。カウンター付きのベイトリールだったから良かったが、細いPEライン色で水深を見極めるのは無理だと思った。 当たりもないので、当然イカのいる棚も不明で、虚しい時間が過ぎていった・・・、19時半くらいだったろうか、巻き上げてスッテを交換して投入するとラインが途中で止まった。水深は15m程だったが、「これは!」とあわせると反応があり、手応えはあまりなかったものの10cmちょっとのムギイカ(小スルメ)が釣れた。 やっと釣れたので、すぎ−Kさんにも、15mが当たり棚だと報告する。その後は、同じ棚でムギイカ3〜4ハイを追加したが、皆アシストリグの方の浮きスッテばかりだった。まあ、とにかく釣れたからいいかと同じ棚で誘っていると、当たりがあり今度は結構な重量感が!で、巻き上げると良型のスルメイカが釣れた。このスルメは鉛スッテにかかっていた。 ![]() その後は15mでの当たりが遠のいた。水面近くには極小ムギイカが浮いてきているが、さすがにそれはスッテに寄ってこなかった。またトビウオや小型の魚が泳ぐのが見えた。そこで、去年の夏の日本海で、イカの遊泳層がコロコロ変わったのを思いだし、次は一気に40mまで落としてみる。 反応はなかったので、電動リールに似せて一定のスピードでゆっくり巻き上げてみる。すると、20m付近になった頃に穂先がグンと押さえ込まれてイカが乗った。今度もまずまずの手応えで、上げてくると良型のケンサキイカが釣れた。とっても嬉しい釣果だった。 それで、以降は20m〜30mを中心に狙い、ポツポツとまたムギイカを釣り、ケンサキイカも1パイ追加した。 しかし、その後は中だるみで21時頃からは何も釣れなくなってしまった。棚を上げたり下げたりするがダメで、スッテを換えてみるがそれもダメだった。時折当たりがあるのだが、イカが小さいのか乗らなかった。 22時に近づいた頃、30mを超えた辺りで穂先が戻る明確な当たりがあって、やっと追加が釣れた。これも良型のスルメで、船長が写真を撮ってくれた。 終盤、すぎ−Kさんは調子が上向きで、良型を連発していたが、私は波に乗りきれず虚しい時間を過ごした。たぶん、この時間をもっと有効に使えば釣果も伸びるのだろうが、有効に使うべき手立てがなかった。きっと、もっと研究し、経験を積めば他の技も繰り出せるのだろう・・・まあ、次回以降の宿題なのだと思った。 22時40分には終了し、片付けをして寄港した。帰り着いてちょうど23時という感じだった。 今回、初めてイカメタルを経験したわけであるが、胴付き+電動リールよりは遥かに面白いと感じた。なんと言っても、1パイ1パイを掛け合わせて釣ったという実感がある。また、巻き上げも手巻きなので、竿にグングンとイカの反応が伝わるし、巻き上げる手にもイカの反応が感じられる。電動リールだと巻き上げは自動だし、竿も竿受けに置いたままなので重みは感じられない。だから、「巻き上げてみたけどイカがいない〜(/_;)」ということが度々あるのだが、イカメタルではそんなことは全くない。 まあ、敢えて難点を言えば休憩が取りづらい(電動リールだと、ゆっくりの自動巻き上げモード中に、少し休憩ができる)のと、数はやはり胴付き+電動リールに劣るということだろう。 釣った感を優先するのか、とにかく数を釣りたいのかで選択すればいいのだと思う。 これから晩秋に向けて、いろんなイカ釣りができるので楽しみである。 目次へ |
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| 最後に1パイ2014/06/02 | |
| 三重県度会郡南伊勢町宿田曽 渡船屋 たにぐち | 釣果 アオリイカ1パイ(750g) |
| 平日に休みが取れ、どこへ行こうかといろいろと考えた。波も穏やかそうなので、福井のムギイカも考えたのだが、いかんせん最近はあまり釣れていないのと、かなりの沖合で水深も200m以上とか。これはちと厳しそう・・・ 一方、三重方面は、東名阪の集中工事がこの日から始まるので、できれば避けたかったが・・・いろいろあって最終的には、アオリイカ狙いに、田曽の「たにぐち」に行くことにした。 前日に電話をすると、「ヤエンの客を磯に送っていくけど、その後は大丈夫です。」ということで、お願いした。ただし、釣果の方は厳しいということだった。 いつものように前日に出発し、23号経由で行ったが、日曜の夜なので大した渋滞もなく、日付が変わった頃に到着し仮眠した。朝は4時過ぎに目を覚ますと、ヤエンの客も到着して準備をしていた。自分もトイレを済ませ、準備を始める。 ヤエンの客は2人組だったが、とても感じのよい人で、いろいろと話をした。そうこうするうちに、船長が到着し出発した。 港を出て、10分も行かないうちに渡礁する場所に到着し、2人を降ろした。 ![]() 2人を降ろすと客は私1人になり、船長から「こんな感じで狙うように」とアドバイスがあり、ポイントへと移動した。あちこちにカニかごの仕掛けが入っているようで、その間を縫っての航行だった。 1人なので船首に陣取って、キャストしてしゃくってフォールという一連の動作を繰り返す。前回から1ヶ月以上経っているので、徐々に感覚を取り戻しつつラインと穂先に集中してやってみるが、イカというか生き物の反応はない。 私1人のために、船長はあちこち回ってくれるが、生命反応はないままだった。海藻がおおよそ海面下に透けて見えるポイントでは、船長のアドバイス通りに海藻の切れ目を狙ってフォールさせるが、やはり無反応だった。 海藻の間を狙うので、根掛かりは避けられないが、海藻の場合はたいていラインを持って引くと取れた。しかし、時々どうにも取れなくてリーダーの上から道糸のPEが切れてしまい、エギをいくつかロストした。イカの反応がないと、どうしてもエギを深めに沈めがちになってしまい、結果として回収不能の根掛かりを多発した。イカの影が濃いと、もう少し浅い棚で反応があり、根掛かりも避けられたのかもしれない。 状況は変わらないまま、11時頃には五カ所の湾内に戻って釣る。湾内も状況は同じで、前回と同じポイントを流してくれるが上向く気配はなかった。ヤエンの客が12時で早上がりするというので、迎えに行って、彼らを乗せて一度港へ戻った。自分もこの時間で早上がりしようかとも考えた。帰路の東名阪は普段でさえよく渋滞するのに、集中工事ならなおさらだし・・・(-_-;) でも、せっかく来たのだし、イカなら遅く帰っても処理に時間はかからないし、と思って終了まで頑張ろうと思い直す。 船の中で、ヤエンの客に話を聞くと、 4回アタリがあったが、いずれもタモまであとちょっとでバラシてしまったと教えてくれた。そのうちの1パイは、かなり大型で触腕の吸盤だけがヤエンの針に残っていたそうである。 ヤエンも面白そうですねと言うと、最初はこんな風にやるといいと教えてくれた。また、1回に2ハイ同時に取れた時の写真も見せてくれた。やっぱ、本物のエサは違うな〜と感じさせられた。イカの総量が減ってくる初夏には、エギに反応し、エギで取れるイカは極端に減ってしまっているのだろう。紀伊長島のレンタルボートでも、イカが釣れているのはヤエンの人ばかりであったことを思い出していた。 彼らを港に降ろした後、再び戻って釣り始める。相変わらず反応はなく、今日もボ〜ズだな・・・と思い始める。いや、午前中から、なんとなくボ〜ズかも!?とは思っていたが(^^;) 半分あきらめていたものの、同じ動作をひたすら繰り返していた。 で、変化は突然やってきた。エギを船から離れる方向に流していた時、ラインを出しながら付いていった穂先がほんの少し入った。あれっ?と思いあわせてみると重みが伝わってくる。でも・・・また根掛かりか?(朝からも20回〜30回も根掛かりばかりなので)と穂先で聞いてみるとイカの反応があり、少しドラグが鳴って走り出した。12時半を過ぎていたが、やっとイカの反応があった。 本当に久しぶりの手応えに喜びもひとしおで、楽しみながらゆっくりと寄せて、船長にタモで掬ってもらった。価値ある1パイであった。 他にもいるのかもとすぐに次を狙うが、そう簡単ではないようで、結局14時の終了までまた何も反応のない時間だった。 厳しい中、なんとか1パイ釣るまで付き合ってくれた船長に、今日も感謝の一日だった。 ![]() 15時に玉城のインターに着いたが、「伊勢関〜四日市 渋滞16km」の表示を見てそのまま下道を走り、松坂市内を通り抜けそのまま23号を走った。大した渋滞もなかったが、四日市の辺りから渋滞したので、なんとかみえ川越まで我慢して、湾岸〜名二環で帰宅した。 おまけ いつも松坂市内は深夜に走るので、沿道の店の様子も分からなかったのだが・・・今回昼間に走ってみてちょっとびっくり。それは、閉店した店が結構あることだった。で、そういう店のシャッターや壁にはスプレーで落書きがあちこちにあった。 深夜に走るときは、営業時間も終わっているので暗くても当たり前だったが、実はその多くは廃墟だったのだ。このまま寂れていってしまうのかと思うと、妙に虚しい気がした。 目次へ |
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| 乗り乗りで絶好調!ムギイカ2014/06/14 | |
| 三重県度会郡大紀町錦 太幸丸 | 釣果 ムギイカ(小スルメイカ)51、ケンサキイカ1 |
| 今季2回目のイカメタルに行くことになった。 前回同様、すぎ−Kさんにお誘いいただき、乗船するのも同じ錦の太幸丸である。 当日は昼過ぎに家を出て、待ち合わせ時間の17時過ぎに錦の港に到着した。すぎ−Kさんは既に来ていて、他の客もそこそこいた。 客は愛海丸と太幸丸に分かれ、太幸丸には我々を含めて8人が乗った。乗船前に、グループ代表者で釣り座のじゃんけんがあった。すぎ−Kさんが2番目の権利を勝ち取り、左舷の真ん中辺りになった。 ![]() 港を18時に出港し、前回釣った辺りと同じ場所にアンカーが入れられた。水深は60mくらいとのことだった。前回、いきなり根掛かりでスッテをロストしたので、今回は12号のオモリを付けて底取りしてみる。リールのカウンターは59mくらいで止まったので、それより少し上で釣り始める。 まだ明るいので底近くを狙ってみるが、私の竿には生命反応がない。 一方他の人は、ミノカサゴを釣り上げたり、日本海スタイルで釣っていた人が30m付近でムギイカを掛けたり、サバにスッテを飲み込まれて困っている人など、結構賑やかだった。 水面では、イワシがたくさん跳ねていて、その他の小魚も群泳しているのが水面下に見える程で、期待感は高まる。 ![]() しかし、私には何の反応もなく、虚しく明かりが点く時間になった。周囲はポツポツとムギイカを釣り上げる時間帯になっても、私には無反応の時間が続いた。 19時頃に強い反応があったが、イカではなく魚で、上げてきたら姿が見える頃に外れて逃げていった。サバのスレだったが、何も釣れていないのでサバでも釣れたらと思ったが、一方でスッテを飲み込まれなくて良かったとも思った。 その後すぐにまたサバが掛かり、横走りするのですぎ−Kさんとオマツリしてしまった。すぎ−Kさんのスッテにはイカが付いていて、一方私はサバを釣り上げることなく、外れて逃げていった。 最初のイカが釣れたのは、19時半頃だった。なかなか釣れないな〜と水面を見ていると、ムギイカが10パイくらいの群れで水面を泳いでいるのを発見。すかさず、その群れにスッテを入れると、ダブルで掛かった。 その後、すぐに次が釣れたわけではないが、浅い棚でぽつぽつとアタリが出始め、なかなか乗らなかったが、少しずつ釣れ始めた。 すぎ−Kさんとは、釣れる度に棚を確認し合い、その棚に合わせるのだが、連チャンは難しく、また棚を換えて探るということの繰り返しだった。 散発的なアタリを拾う感じだったので、スッテをいろいろと交換しては試してみたが、どのスッテも爆発的に効くという感じではなかった。 私の左手の最後尾には、日本海スタイルで釣っている人がいたのだが、この時間帯からほぼ入れ乗り状態だった。深い棚を狙いたくても、仕掛けが落ちていかないという言葉を連発していた。途中、巻き上げ中のイカが魚に食われると言っていたが、一度仕掛けを魚に持って行かれたりしていた。 私が安定して釣れるようになったのは、21時少し前くらいだったろうか。そこまで20パイ程度は釣っていたのだが、この時間帯くらいからは結構入れ乗りも含めて釣果が伸びていった。 スッテを10mに落として止めるとアタリがあり、合わせると即乗る。乗らないと次は15mに落として・・・、ということを5m単位で30mくらいまでやっている内にどこかで釣れるという感じだった。 また、穂先で誘ったり、シェイクしたりというよりも、落として止めた後のアタリとか、止めた後のゆっくり巻き上げに乗るという方が多かった。 また浅い棚は、アタリの割には乗りにくく、30m以上の水深では当たったら確実に乗り、そして釣れるという傾向もあった。 ただ、22時を過ぎる頃には竿を持つ手もしびれ、リールを巻き上げる手も疲れてしましい、深い棚はあまり狙う気がしなかった。左手で巻く仕掛けも用意し、交互に使うといいのかもと思った。更には、電動を使って日本海スタイルもいいのかもとさえ思ってしまった(^_^) 途中2〜3ハイを、ティプラン用の竿+スピニングに交換して釣ってみたが、鉛スッテ用のベイト竿よりかなり堅い感じに思えた。大型のアオリ対応なのでこういう感じなのかと改めて思った。穂先のアタリは、やはり鉛スッテ用の竿の方が分かりやすいと思った。 また、やや暗めの照明の中で、正確に細いPEラインの色を見極めるのは無理だと実感した。イカの逆噴射で、海水がメガネにかかって見にくかったというのもあるのだが。 終盤、50mで誘ったら乗り、それほど抵抗しないのでケンサキかも?と思って巻いたら予想通りケンサキイカ(三重ではアカイカと呼ぶ)が釣れた。ケンサキは深場にいると分かったのだが、もう深場から巻き上げる体力が残ってなくて、浅い棚でのアタリで遊んでいた。 こういう時に、小型の電動リールがあればいいのにとも思った。 22時40分過ぎに終了して、23時に帰港した。 船全体では、皆50パイくらいは釣っていて、日本海スタイルの人は三桁を越える数を釣っていた。 満月の夜で不振を懸念したが、実際はほぼ爆釣ともいえる状態に、皆笑顔だった。 ![]() 釣れたスルメイカは、前回よりサイズが良くなっていた。その分、親イカサイズは釣れなくなったようだが・・・ イカ釣りの楽しさに、ますますはまっていく。 これから秋にかけて、本格的なイカのシーズンなので楽しみである。 28日には、好人さんもご一緒する予定なので、それも楽しみである。 目次へ |
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| イカはどこへ?2014/07/05 | |
| 三重県度会郡大紀町錦 愛海丸 | 釣果 ムギイカ(小スルメイカ)4 |
| 前回(6/14)イカメタルに行って味を占め、次回は好人さんも加わり、すぎーKさんと私と3人で並んで釣るという計画が持ち上がった。そして、6月28日(土)にその計画を実行する予定だった。 しかし、当日は雨模様で波も高く、船が出船できなかった。ということで、残念ながら3人並んでのイカメタルは実現しなかった。で、次週の予約を入れようと思ったら、すぎーKさんからの情報で、ご自身は予約が取れたが、太幸丸はもう満船とのこと。そこで、同じ錦の愛海丸に連絡を入れた。 すると、アジングの予約で一杯だが、イカ釣りで人数が集まったらもう1船出すので、出船できるようになったら連絡するとの回答だった。週明けまで待っていたら7月1日(火)に、愛海丸の船長から電話があり、出船OKということで5日(土)に錦に行くことになった。 当日は、また雨の予報で、おまけに波も高そう・・・、2週連続で休船かと思ったが、なんとか波は治まって、予定通り行けることになった。 出発したときには曇りだったが、三重の南部になると雨がだんだん強く降ってきた。17時30分過ぎに錦に到着すると、すぎーKさんは既に来ていて、雨がそこそこ降る中、挨拶をし話をする。先に太幸丸が接岸したので、すぎーKさんを見送った後、自分は、愛海丸の頼んだという船に乗る。船はやや小さめで、定員は5名だったか・・・でも客は私と3人グループの計4人であった。3人グループに前に入ってもらって、私は船尾に釣り座を構えた。 港を出ていくとやや波が高くなり、船が小さいせいもあるが前回、前々回よりは明らかに揺れが大きかった。20分ほどでポイントに付き、アンカーが入ったが、船縁が低いので立って釣るにはちょい釣りづらかった。そこそこ揺れるのだが、もたれるものもなく踏ん張っているのは少し大変だった。 ![]() 釣り始めると、後方に向かう流れがあって結構仕掛けが流された。最初にオモリを付けて水深を測ったが75mくらいあった。 鉛スッテを15号にして30m付近から、少しずつ下げたり、一気に底まで落として探ったりするが反応は皆無だった。その状態は、変わらずに時間だけが過ぎていき、7時過ぎに灯りが点いて状況が変わることを期待したが、何も変わらなかった。 ←移動中20時を過ぎても、誰も釣れないので場所移動することになった。錦の地図はよく分からないし、暗いので全くどっちへ進んでいるのか?って感じだったが、船長いわく東に移動したらしい。確かに、左手にうっすらと陸が見えていた。30分近くかかって移動し、次はそこで釣り始めた。 移動途中にすぎーKさんに、「今日はダメです。」とメールを送ったが、すぎーKさんからも、厳しいとのメールが返ってきた。どうも、今日はハズレの日だったらしい。 今度は、最初のポイントほどには流れがなっかたが、オモリで水深を測ると80mを超えていた。船長からは30m付近という指示があったので、そこから40mまでを丹念に探るが、ここでも反応はない。30分以上した頃、前方の1人が1パイ釣り上げた。 それからしばらくした頃、40mからゆっくり巻き上げていたら30mの手前で待望のアタリ!で、ムギイカが釣れた。今日はボ〜ズかと思っていたが、なんとか最初の1パイが釣れた。で、用意してきたタッパーの沖漬けのタレの入った容器に入れた。クーラーで冷やしていたせいもあるのか、イカはあまり暴れずにすぐに静かになった。 追加を、と同じ棚で狙うが反応はない。他の人も同様で、1パイ釣っても次が釣れる感じはなかった。これではボ〜ズ逃れがやっとで、数は伸びないな・・・と諦めモードで探る。 30分程も虚しい時間が過ぎた頃、35mくらいから一気にフォールさせたら40m付近で糸ふけがでた。あれっ?と思って合わせたらイカが乗っていて、やっと2ハイ目が釣れた。これも、沖漬けのタッパーに放り込む。 そして、また虚しい時間に戻る。とにかく、アタリが少なく手も足も出ない。途中でスッテを交換してみたが、何も変わらないので、とりあえず2ハイ乗ったスッテに戻す。 それからずいぶん経った頃、またフォールさせていたら乗って、3ハイ目が釣れた。この3ハイ目は良型のスルメだった。 その後は、23時の終了までに、もう1ハイ釣れただけだった。反応があっても乗らなかったのもあったが、ほんの2〜3回だった。とにかくイカの影が薄い・・・そんな感じだった。 帰港すると、愛海丸の船長からは「アジングの方は、浅場でアカイカがたくさん釣れた。」と教えてもらった。どうも、この2〜3週間の間に海の中は変化してしまったらしい。 次回は、浅場でアカイカ(ケンサキイカ)を狙うそうなので、それに期待したい。 まあ、慰めとしてはスルメの沖漬けが美味しかったことか。沖漬けは、次回もまたやってみたいと思った。 目次へ |
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| 1回で2度楽しい(^_^)v2014/07/12 | |
| 三重県度会郡南伊勢町宿田曽 渡船屋 たにぐち | 釣果 アカハタ1、サバ4、カサゴ1、その他雑魚いろいろ アカイカ5 |
| いつもお世話になっている南伊勢の渡船屋たにぐちが、イカメタルを始めたというので行こうと思っていたのだが、なかなか機会がなく、やっと行ける日ができたので予約した。 15時出船ということで、当日の朝ちょっと用事があったが、それを済ませてから出発した。途中やや渋滞があったが、14時過ぎには田曽に到着した。 一昨日から昨日の深夜にかけて台風が通過し、うねりがまだ残っていて、また雨の影響で水は濁っていた。 14時半過ぎには船長も到着し、客も揃ったので15時少し前には出港した。今日の客は2人ペアが二組と私の5人だった。それにT.T.F.C(Tosenya.Taniguchi.Fising.Club)のK君も一緒だったので合計は6人だった。釣り座は、2人ペア二組が前で、私とK君が後ろだった。 港を出て行くと台風後のうねりがまだかなり残っていて、船は上下結構によく揺れた。 ![]() 20分〜30分ほど走ったところで、まずは浅場でのアカイカねらい。大潮なので、流れが速く軽いスッテでは流されてしまう。そのせいもあったのか、そもそもイカがいなかったのか反応はなかった。 そこで、すぐに移動してジグでの釣りになった。 ジグで釣るのは初めてなのだが、潮がやや速いので40g〜50gだとかなり流されてしまう。でも、それより重いジグを持っていなかったのでそれでチャレンジした。最初は要領がよくつかめなかったが、とりあえず底まで落としてからちょい竿を上げてフォールさせ、ちょっと巻いてまた同じことを繰り返した。 すると、穂先に小さなアタリがあり、合わせて巻き上げると小サバが引っかかってきた。リリースしてまた同じことを繰り返すと、今度は根掛かりか?と思う感じがしたが、穂先で聞くと魚の反応が、あまり暴れないがちょい重いな〜と巻き上げてみると、良型のカサゴが釣れた。 船の前の方では良型のイサキが釣れたというので、ジグをオーシャンフラッシュ50gに交換して狙ってみる。イサキは掛からなかったが、大型のサバが掛かり、かなりの手応えで楽しませてくれた。釣れたサバは、船長が首を折って血抜きをしてからクーラーに入れてくれるので、楽ちんで、また帰ってから美味しく食べることができた。 その後もぽつぽつとアタリがあり、強烈な引きで大サバが追加できた。そのうちの1回は、あまりによく引き、また重いので、いったい何が??と思ったが、大サバがダブルで掛かっていた。しかもそのうちの1匹は、前の人がバラしたジグをくわえていた(^o^) サバ以外は、底付近で待望のアカハタが釣れた。これは、刺身で食べたが最高に美味しかった(^_^)v また、1回だけだがそこそこのイサキが掛かったのだが、水面付近まで寄せたときに、波で揺れてよろけた瞬間にバラしてしまった(-_-;) まあ、そんなこんなでリリースの小物(ムツ、カサゴ、小サバ、オコゼ)を含めて頻繁にアタリがあり、とても楽しい時間を過ごすことができた。 夕方になったころ、そろそろジグの時間も終了との合図があり、早巻きでジグを回収していたら途中で何かが食った。たぶん大サバだと思うのだが、なかなか上がってこず、残念なことにPEが高切れしてジグごと持って行かれてしまった(T_T) 去年のティップラン以来使い回しているラインだったので、擦れて弱くなっていたようである。次回は、ちゃんと新しいラインを巻いていこうと思った。 私のクーラー 皆さんの釣果その後、日が落ちる頃にアカイカ(ケンサキイカ)のポイントへ移動して、船の灯りが点けられた。パラシュートアンカーが投入され、釣り開始となった。流れが速いので、12号の鉛スッテを使用との指示があり、その通りに狙ってみる。しばらくして、横のK君が1パイ釣ったが、それっきりだったので、ポイントを移動する。 ![]() 今度は20m付近にベイトの反応ありというので、そこまで落とすとイカではなく魚っぽいアタリがあったが、乗らずに引っ張られてK君の仕掛けとオマツリしてしまった。その後は、小魚のアタリもなくなりしばらく静かだったが、仕掛けを落とすときに途中で止まった。あれ?と思いながら巻くのだが、手応えがあまり感じられず・・・でも水面まで巻いてくるとアカイカが乗っていた(^^) その後、15m付近で1パイ、20m付近で1パイを追加した。 で、水面をよく見るとアカイカが5〜6パイ泳いでいるのが見えた。仕掛けを巻き上げ、見釣りで狙ってみる。最初はイカが驚いて墨を吐いて逃げていったが、次に寄ってきたイカをなんとかキャッチできた。 すぐにイカは沈んでしまったが、10分後くらいにまた浮いてきたので、再び見釣りで1パイ追加した。 しかし、雲で隠れていた満月がやがて顔を出し、月の光が海面に射すようになると浮いてくることもなくなった。10m〜50mまで、5m刻みで探ってみたがアタリはないまま22時頃に終了した。 イカがあまり釣れなかったのは残念であったが、ジグでの魚釣りとのセットだったでとても楽しい時間を過ごすことができた。また、天然魚を食べるのは久しぶりなのだが、とっても美味しかった。イカ釣りだけの釣りよりも楽しくて、またいろんな魚が食べられるのでお勧めである。 目次へ |
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| 先週に引き続き、二本立ての釣り2014/07/19 | |
| 三重県度会郡南伊勢町宿田曽 渡船屋 たにぐち | 釣果 イサキ2、サバ2、その他雑魚いろいろ スルメイカ5、アカイカ2 |
| 先週に引き続き、ジギング&イカメタルに出かけた。とは言え、そもそもは7/12が台風の影響で休船になるかもとの思いから、ずっと前に予約は入れてあったものである。 当日は前回同様に10時頃に出発する。ちょい寄り道なんかもして、現地には14時半頃に到着する。途中ポツポツと雨が降ったり晴れ間が見えたりしていたが、南伊勢に近づくと豪雨になり、でも現地に着いた頃には雨は上がっていた。 今日の客は3人グループと、2人組と私の6人だった。私は3人グループの人と前に入った。釣り座は船のほぼ真ん中のエンジンの辺りだった。船の真ん中は揺れが少ないのでありがたい。 港を出るとポツポツと雨が降り始め、日が暮れるまでは断続的に降り続いた。また、釣り始めてしばらくは雷鳴が聞こえてきて、不安な感じだった。 ![]() 今日もまずはジギングということで、オーシャンフラッシュをセットして投入する。一投目から反応があり、でも軽い・・・上がってきたのはキタマクラだった(^_^;) 即リリースしてから数頭目、まずまずの反応でイサキが釣れた。塩焼きサイズの美味しそうなサイズで、前回バラしているだけに、リベンジできて嬉しかった。 ![]() しかし、その後は反応がなくなり虚しい時間が・・・。周囲の人は、ぽつりぽつり釣っていた。船首の人はBIGサイズのイサキを釣ったりと好調だった。 パターンがつかめないまま時間だけが過ぎていく中、夕方近くになってやっと小サバがかかり、小オコゼがかかり、と魚の反応を感じられるようになった。その後、そこそこの手応えがあったが途中で外れたのが2〜3回ほど・・・釣果は増えないままだった。 ジグを他の物に換えたら、フォールさせる途中で止まって、聞き合わせしたら大サバが釣れた。同じことをしたら、また釣れたが、その後はバラし等で、それ以上は釣れなかった。 夕暮れも近づき、再度ジグをオーシャンフラッシュに換える。中層でしゃくってフォールさせたら、サバではない手応えでイサキが釣れた。 ジギングはそこまでで、移動してイカメタルの時間になった。その頃には、やっと雨が上がった。 ![]() 前回同様パラアンカーが入れられて、釣り開始となる。水深は35mくらいというので、鉛スッテを底まで落としてみると、リールのカウンターは36m程で止まった。 最初は30m付近を探ってみるが反応はなく、少しずつ棚を上げて探ってみる。すると、15mで明確なアタリがあり、最初のスルメイカが1パイ釣れた。写真を撮ろうとカメラを取り出し、スッテを10mくらいに落としたまま、置き竿にして放置していた。すると、穂先がお辞儀しているのを横目で確認。あわてて竿を手にとって巻き上げると、またスルメが釣れた。 今日は活性がいいかも〜!とまた15mに落とすと、すぐにアタリがあり結構な引きが感じられた。これは、重いな〜と巻き上げると、スルメイカがダブルで付いていた(^_^)v 絶好調の予感が〜!と思ったのだが、快進撃はそこまで・・・(-_-;) その後は、ぱたりとアタリがなくなり、虚しい時間になってしまった。時折、イカではない反応があって小サバが釣れたが、それ以外は全くダメになってしまった。 10m、15mというように5m刻みで30mオーバーまで探ってみるが全然なんともならなかった。時折、魚の反応がコツっという感じはあるのだが、それだけではどうしようもない。 1時間くらい経った頃に、やっとイカが乗りアカイカが釣れた。でも、その後はまた虚しい時間に・・・。 で、スッテを交換し10mに落としたら、すぐに反応があり良型のスルメが釣れた。でも、後続はなくその後は静かになってしまった。 終了まで30分程度になった頃、20mからゆっくり巻き上げたら、かすかな反応が出たが、乗っている感じはない。でも、途中で止めるとかすかに穂先が反応している。極小の魚か?と思いながら巻き上げると小さなアカイカが付いていた。 その後は、全く何も釣れず終了となった。 釣果はそこそこだったが、前回同様、二種類の釣りが楽しめてよかった。 目次へ |
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| 楽しい仲間が集ったが・・・2014/07/26 | |
| 三重県度会郡大紀町錦 太幸丸 | 釣果 アカイカ2、スルメイカ1 |
| すぎ−Kさんからお誘いをいただき、今季3回目の太幸丸に行くことになった。 今回は、好人さんとノブさんもご一緒ということで、楽しい釣り会になると期待しながら、いつものように昼過ぎに出発し、17時半頃に錦に到着した。 駐車場は今までにないほどに満杯で、好人さん、すぎ−Kさん、ノブさんはもう到着して準備をしていた。 ![]() 18時ちょっと前には船が到着し、じゃんけんの結果、私たち4人は右舷の前から4席ということになった。で、一番前に好人さん、次に私、ノブさん、すぎ−Kさんの順に釣り座についた。 船全体では13〜14人で、今までにないほどの満杯状態だった。 港を出るとやや波が高く、何度もしぶきをかぶった(-_-;) 20分程でポイントに着いてアンカーが入れられた。水深は50mとうことだが、明るいうちはいつもイカは釣れないので、何か釣れればとサバの切り身を付けて底まで落としてみる。しかし反応はなく、待っていると後ろの(左舷)の人はダブルでアカイカを釣り、隣の人もアカイカを釣っていた。 そこで、すぐに鉛スッテを付けたイカ仕掛けに換えて、底付近を探る。しかし、反応はない。 船全体でも、その後は続かず静かになってしまった。で、この状態は最後まで変わらず、散々な釣果の日になってしまった。 7時半頃にライトが点けられたが、好転する感じはなく、好人さんとぼやくことしきり・・・「釣れんな〜(-_-;)、アタリ無いな〜」 せっかく好人さんに、イカメタルの楽しみを味わってもらおうと思っていたのに、本当に残念な日になってしまった。 釣れる気配もないまま、いたずらに時間を費やし、好人さんが初のイカを釣ったのは20時半を過ぎた頃だったろうか。アカイカをダブルで釣った。しかし、後続はなく、たまたまイカのいたところにスッテが落ち、それに乗ったという「交通事故」的な釣れ方だった。 この日はそういう釣れ方ばかりであり、船全体でも連続してポンポンと釣れることはなく、30分〜40分に1パイ、船中の誰かが釣るときがある程度という頻度だった。 そういう感じなので、私はもうボ〜ズを覚悟し始めていた。スッテを換え、棚を変え、しゃくり方のパターンをいろいろ試しても反応は皆無だった。イカの数が多ければ、ヒットパターンとかアタリの棚だとか分かるのだが、比較検討してそれをフィードバックすることはできない状態だった。 なんとか、やっとのことでこの日初の手応えがあったのは21時半を過ぎた頃だったろうか。15mほどの浅い棚で誘い、反応はなかったがゆっくり巻き上げたら10m付近で乗ったのであった。嬉しい1パイ目であったが、後続はなく・・・ その後は浅い棚を中心に狙ってみる。 ずいぶんと時間が経った頃、同様の釣り方でスルメが釣れた。終了まで後40分くらいでやっと2ハイ。 残り時間で2回アタリがあり、なんとか1杯を追加して・・・でも、そこまでだった。 灯りを焚いて集めてしまえば釣れる・・・という幻想はみごとに打ち砕かれた。本当に、少ないイカに偶然出会えば釣れるし、そうでないと全くという厳しい釣りだった。 イカメタルは今年から始めたので、こういう感じが普通なのか、例年になく厳しいのかよく分からないが、せっかく楽しい釣りの種類を覚えたと思ったのに・・・福井でも釣れていないようで、イカ釣りファンとしてはつまらない夏になりそうである。 目次へ |
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| 日本海も厳しい・・・2014/08/20 | |
| 福井県丹生郡越前町 日昭丸 | 釣果 マイカ(ケンサキイカ)5、スルメイカ2、カニ1(タモ掬い) |
| 昨年から行き始めた、日本海でのマイカ釣り。春先に電動リールを買い、安物だが、マイカ用の竿も買った。 集魚灯で集めれば入れ乗りもありという釣りなので、当初職場の釣り好きを誘って行く計画を立てた。しかし、お盆前の台風からその後の豪雨まで、天候はさえない・・・。それに影響されてか、マイカの釣果もパッとしない。 でも、とりあえず行こうかと日程を決めたのだが、残念ながら当日は雨が降るとの予報で中止にした。荒天で、更にはほとんどボ〜ズなんていうのは、私には日常のことなのだが(^_^;) さすがにイカ釣りに、始めて行くのにそれではかわいそうということでの配慮も影響した。 で、中止になった釣り会の、再実施を目論んで日程設定しようと思ったら、皆の予定がバラバラで決まりそうもない。仕方なく、自分一人で行く日を決めた。船宿の釣果は相変わらず低迷していたが、天候と波高を考えてこの日にした。 当日は仕事を午前で切り上げ、自宅に寄って氷をクーラーに入れて12時頃に出発した。名二環〜名高速〜名神〜北陸と乗り継いで、2時間くらいで敦賀ICを出た。そこからは「しおかぜライン」を走ったが、大した渋滞もなく15時には現地に到着した。 晴れた夏の午後なので、めちゃくちゃ暑くて時間を潰す間にもう汗まみれだった。16時過ぎに船長が到着して、船に荷物を積み込むが、噴き出す汗に全身びっしょりだった。 ![]() 今日の客は5人で、全員2本竿を出すということだった。釣り座は先着順+話し合いなのだが、私は電動の浮きスッテ胴付き&鉛スッテでやりたいと申し出て、他の人に迷惑のかからなさそうな右舷の最後尾に入った。 17時に出船するが、明るいうちは魚釣りでもやろうかと船長が言うので、ジギング用の竿も用意した。他の人はオキアミとサビキ仕掛けも持ってきていた。 さて、17時少し前に港を出たが、10分程でポイントに到着してアンカーが入れられた。陸地が間近に見えるところで、水深は40m程だった。 三重のジギングと同じタックル、ジグで様子を見る。まずは50gのジグを落としてみる。潮は後方に流れていたが、釣り座のおかげで誰にも絡むことなく60m程糸が出て底が取れた。底は岩場だと聞いたが、根掛かりはなかった。 釣りやすいのはいいのだが、生命反応は全然ない。ジグを変え、誘い方を変えてみるが状況は同じだった。周囲の人はオキアミを付けた胴付きで狙っているが、それも反応はないようだった。どうも、魚のいないポイントのようである。 日没間際にチダイを2匹釣った人がいたくらいで、大した釣果もなく灯りが点く時間になった。サバやアジがいないので、ジグはもちろん、オキアミにも食いつく魚はいないようであった。 灯りが点いてからは、電動リールの方は底まで落として自動巻き上げ、平行して鉛スッテで探った。しかし、生命反応は何もなく虚しい時間が過ぎていった。周囲も見ても同様の感じだった。 やっと生命反応を感じたのは19時半を過ぎた頃だったろうか、鉛スッテの手巻きリールを30mくらいから巻き上げ、25m付近で乗った。で、やっと初の釣果であるスルメをゲットした。 ![]() しかし後続はなく、虚しい時間が過ぎていった。周囲を見ても、皆さん苦しい感じは同じだった。で、目先を変えようと電動リールの竿を手持ちにして、落とす途中5m刻みで止めていたら、30m付近で手応え!、やや早巻きで上げたら、マイカが1パイ釣れた。20時半を過ぎた頃だった。 でもこれも後続はなく、4〜5回やった後、また鉛スッテ竿に持ち替えた。電動リールの竿はその後、ほとんど自動巻き上げの置き竿状態になり、結局この日のこの竿での釣果はこれ1パイだけだった。 なんともならないが、それでもと思って鉛スッテを底まで落として誘うやり方で、マイカが釣れスルメイカが釣れた。 でも、本当に散発的で、灯りに集まっているという感じではなく、たまたまスッテを落としたところにイカがいたというふうだった。水面にも、浮いている魚もそれほどはなく、集まってきているカモメも暇そうだった(^^;) でも、22時頃に何か変な物が泳いでいるのが目に止まり、よく見るとカニだった。ちょうど船の近くに寄ってきたところでうまく掬えた(^_^)v 実は去年カニが泳いでいるのを見て、タモで掬おうと思ったら船にタモが無くて、とっても悔しい思いをしたので、今年は釣り堀用のタモを持参していたのであった(^o^) 去年は小さめのカニ(たぶんヒラツメガニ)だったが、今回はタイワンガザミで、うれしい獲物だった。 その後、あまりにイカが釣れないので、再度ジグで魚を狙ってみるが、やっぱり何の反応もなかった。 ![]() 終了間際になってもイカ5、カニ1で本当に惨敗状態だった。 それでも最後までがんばろうと思っていたら、減灯後に、底付近でいいアタリ!巻き上げるとかなりの手応えで、巻いてもなかなか上がってこない。あれ?と思ってよく見たらドラグが緩めで巻けていない・・・途中でドラグを締め直して、引きを楽しみながら巻いてきたら、この日1番の大物マイカ(400g)が釣れた。更に、レギュラーサイズのマイカを追加して、それで終了した。 あまりに釣れないからと、船長から気遣いのお土産をもらった(冷凍ハタハタ)。 日本海のイカがこの状態だと、次の釣り物をどうしようと迷ってしまう。まだ、三重のアカイカはポツポツ釣れているところもあるようだし。それとも、タテ釣りが始まりつつあるので、イカに拘らず他の魚種を狙いに行こうか思案中である。 ![]() 目次へ |
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| またまた、ジギング&イカメタル2014/08/30 | |
| 三重県度会郡南伊勢町宿田曽 渡船屋 たにぐち | 釣果 アカイカ(ケンサイキイカ)14、スルメイカ1、サバ10+α |
| 先週は福井で厳しい釣りだったが、釣果は上向く気配はない。三重ならまだイカメタルができ、大釣りは望めないが、福井よりは釣れそうである。で、ジギングもできるいつもの「たにぐち」に行くことにした。 今年の夏は雨ばかりで、からっと晴れる日がほとんどなかったが、当日は珍しく、久しぶりに晴天であった。 ![]() 夏の後半は涼しく、雨ばかりであったが、三重の南部ではもう稲刈りが始まっていた。15時過ぎに到着し、16時少し前に出船した。今日の客は3人、2人と私の6人で、私はいつもの真ん中辺りでの釣り座になった。 最初はまずジギングだが、最初の40mくらいのポイントでアタリがないので、70mのポイントへ移動する。 鳥羽ではタイが好調に釣れているらしく、その仕掛けを真似てジグの上にサビキを付けてみる。 このサビキ針にサバが入れ食いで、中層、底等でサバが釣れた。一度に3匹がかかると相当な重量で、すぐに手がしびれて巻き上げるのにも苦労した。どんどん釣れるのだが、とりあえず5匹だけキープした。 場所移動して、他の魚種狙いのポイントへ行ったが反応はなく、まもなく日が暮れるというのでイカのポイントへ移動となった。 パラアンカーが入れられて釣り開始。船長の指示どおり、45m〜40m付近を狙ってみるが反応はない。上手な人は、ここでポツポツと良型を釣っていた。 私には何の反応もないまま、灯りが点けられ、周囲の人が釣り上げる中ボ〜ズのままなので焦りながら釣る。 やっと1パイ目が釣れたのは19時過ぎだった。周囲の人が、15m前後で釣れるというので、浅場を探っていたら乗ったのだった。 その後ポツポツと釣れたが、連チャンで釣れるという感じではなく、アタリのない時間を過ごすことが結構多かった。 スッテは、最初は白赤が良かったが、後半は赤緑が良かった感じがする。活性がやや低めなので、誘いを頻繁にかけるよりは待ちの時間を長く取る方がよかった感じがする。 スッテを変えたら乗るということが多かったので、面倒でもローテーションはしなければと思った。ただ、誘いのパターンがイマイチつかめず、周囲の人に乗り遅れたという感じは否めなかった。 9月いっぱいはイカメタルをやるということだったので、とりあえず次の土曜日の予約をした。 帰ってからサバをさばいたが、胃の中には小さなイワシ(キビナゴかも?)が3〜4匹ずつ入っていた。このイワシが大きくなると、もっと別の魚がターゲットになるのであろうか。 ![]() 目次へ |
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| 今日も二本立て2014/09/06 | |
| 三重県度会郡南伊勢町宿田曽 渡船屋 たにぐち | 釣果 アカイカ(ケンサキイカ)11、カサゴ1 |
| 先週たにぐちへ行ったときに、次週の土曜日もまだ予約ができるというので、予約しておいた。 夕方ティップランでアオリイカを狙い、日が暮れてからはアカイカ狙いという「イカ三昧」便になるかも!?ということだったので期待したのだが、まだアオリイカには早いらしく、今日もジギング&イカメタルだった。 いつものように15時過ぎに着くと、既に2人来ていたが、去年ティップランで一緒になった人だったので,、挨拶をしていろいろと話をした。そのうち他の客も来て、出船となった。今日の客は2人、2人、1人と私の6人で、釣り座は左舷の後ろだった。 出船前から北の方では雷鳴がとどろき、嫌な感じだったが、とりあえず雨はまだ落ちてくることなく、日暮れまで濡れずに釣ることができた。 ![]() 港から約20分。いつもと同じ辺りでジギングで釣り始めるが、アタリがない・・・今回はワームのグラスミノーのMサイズをジグの上に付けたのだが、反応はない。底付近でしばらく止めていると雑魚のアタリがあり、何度かの反応の後巻き上げるとキタマクラが付いて上がってきた。 他の人も、あまりアタリがないようで移動する。今日はサバもいないようで、魚の反応は全くないまま時間だけが過ぎる。北の方の陸地では依然遠雷が響いている。 3回目の移動後アタリがあり、手応えはあまりないのでたぶんカサゴだろうと思って巻くと、予想どおりカサゴが上がってきた。今日、お試しに使ってみたグラスミノーに食っていた。 ジギングの釣果はそれまでで、日も短くなったこともあり17時過ぎにはイカのポイントへ移動した。 いつものようにパラアンカーが入れられ釣り開始。水深50mなので、40m〜45mを探るように船長から指示があり、その通りにやってみる。しばらくは何の反応もなかったが、穂先に微妙なアタリのような感じが・・・ 1回では乗らなかったが、何回か同じ棚を攻めていると手応えがあり、レギュラーサイズのアカイカ(ケンサキイカ)が釣れた。今日は、珍しく明るいうちに釣れた(^o^) 間もなく灯りが点され、同じ40m付近から30m辺りを探ってみるが反応はない。背中合わせに釣っている、右舷の後ろの釣り座の人が、27mで乗ったというので、その辺から20m辺りを中心に探ってみると、20mで乗った。 その後は、ぽつりぽつりだが20m付近でイカが乗った。 ![]() ただ、釣っている間も陸地の方は稲光が頻繁にあり、雷鳴がゴロゴロと鳴りっぱなしであった。しかも、19時過ぎには大粒の雨が落ちてきた。幸いなことに、後ろの釣り座は、船のキャビンのひさしがあり、それで雨をしのぎながら竿だけ船縁へ出すという楽ちんな釣り方ができた。 前方の人たちは、そういうわけにはいかず、けっこう大変な感じだった。ただ、ずっと降っているわけではなく、通り雨程度で降りは弱くなり、しばらくすると小降りになり、ほとんど気にならない感じになった。 20時を過ぎた頃竿を右に向け、仕掛けを船縁へ落としていくと、グン!としたアタリ。巻き上げると結構な引きで、良型(300g)が上がってきた。続けて同じことをすると、また同じくらいの良型が釣れた。 ![]() しかし、その後はアタリが遠ざかり、浅めを狙っていたときにフッと軽くなったと思ったら、リーダーから切られていた。船長の話だとカマスがいるそうで、そのせいかもしれないと教えてくれた。今回新調した鉛スッテと、アシストに付けていたエギをロストした。 21時前にポイント移動の指示があり、20分程移動した。 しかし、イカの活性がある様子はなく、20mの棚で1パイ追加しただけであった。一方で、またリーダーからラインが切られ、スッテとエギをロストした。 雨は上がったが、風の向きが変わり、しかも強くなって来たので22時過ぎに終了して帰港となった。 港に近くなると、また雨が落ちてきて、帰路は結構な雨が降っていた。 次回は、何を釣ろうか・・・ 目次へ |
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| 今季初のティップラン2014/09/15 | |
| 三重県度会郡大紀町錦 太幸丸 | 釣果 アカイカ(=ケンサキイカ)4 |
| すぎーKさんからお誘いをいただき、3連休の最終日に今季初のティップランエギングへ行ってきた。当日は6時に錦の港に集合ということで、いつものように前日に出発し駐車場で仮眠しての釣行であった。 5時半頃に目覚ましが鳴り、起きるとすでに多くの車が駐まっていた。すぎーKさんと釣友のYさん、そしてすぎーKさんの職場のHさんも来ていて、準備をしていた。 3連休の最終日だったが、他の釣り船やレンタルボートの客で駐車場は一杯だった。 突堤へ移動して待っていると太幸丸が6時少し前に到着し、我々4人と他の客1人の5人で出航した。定員は8人だそうで、5人だとゆったりと釣ることができた。私の釣り座は、真ん中辺りで、前からHさん、すぎーKさん、私、Yさん、そして最後尾に他の客だった。 ![]() 港を出て、10分程でエンジン音が低くなり、陸地が間近に見える辺りで釣り始めた。水深は15m程で、20gのノーズコーンシンカーを付けてやろうとしたら、なかなかフックが通らず、もたもたしているうちにYさんはもうアカイカを釣っていた(^^;) なんとか準備ができ第一投目、久しぶりのティップランに、ちょっとぎこちなく巻きじゃくりして止めると程なく穂先に反応が(^-^) あわせて巻くとイカの手応えで、上がってきたのはアカイカだった。先週、半夜の鉛スッテで釣ったのだが、昼にエギでも来るのがちょっと不思議だった。実は、前回のイカメタルの時にエギにオモリを付けて、ティップランのような釣り方でやってみたのだが、何も反応がなかったもので・・・ ![]() で、朝一から釣れるとは、今日はいいかも!と思うのだが、その後が続かない。風を正面から受けて、いい感じに船は流れているのだが、反応はなく、他の人も釣れなかった。 そのうち、僚船がエンジントラブルで港まで曳航するという話が船長からあり、故障船を繋いで一旦港まで戻るというハプニングがあった。ロスした時間は後で延長して埋め合わせるとの説明もあり、港に故障船を送り届けると、すぐにもとの場所に戻った。 再開するが、風が止んで船は流れなくなった。そのせいもあってか、誰も釣れない・・・ 陸に近い場所に移動して釣り始めた頃、Hさんが700gの良型アオリイカを釣った。それを見て、やる気を出してしゃくるが、イカの反応は・・・(>_<) ちょっと遊び心を出して、空いている右舷へ移動してジグを投げてみる。しかし、これにも反応はなく、足下でフォールさせたときに15cm程の魚が釣れた。名前はよく分からないが、ハゼ?って感じの魚だった。ただ、ハゼにしては大きいな〜という感じだった。 何度かの移動の後に、やっと乗ったがまたアカイカだった。その頃、すぎーKさんがアオリを釣り、Yさんも釣った。アオリが釣れないのは私だけなのだが、イカの気配もない(-_-;) それからしばらく経過して、何度か流した後で、穂先に久しぶりのアタリがあった。しかし、1回目は手応えはあったが、すぐにバラシ。慌てて投入すると、2回目は巻き上げ途中でバラしてしまった。それでも、しつこく3回目を投入すると、今度はちゃんと掛かってアカイカが釣れた。 その後、終了間際にもう1パイアカイカを追加した。 12時頃に終了し、帰港となった。通常は11時半頃で終わりだそうである。釣り時間が短い分、料金が6,000円と若干安くなっている。 ティップランは、落として底にエギが着いたら即巻きじゃくり。10秒〜20秒程度待ってアタリがなければ、すぐに次のフォールで巻きじゃくりという、とっても忙しい釣りである。なので、これくらいの時間が適度でいいのかもしれない。ただ、名古屋から遠路行くことを考えると、もうちょっと釣り時間が欲しいという気もする。 今回、アカイカを釣ったその日のうちに食べたからか、今まで以上に美味しかった。いつもは半夜で釣り、食べるのは翌日の夕方だから、鮮度の面では今回のような食べ方の方がいいのであろう。 目次へ |
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| 同僚と五目釣り2014/09/20 | |
| 福井県丹生郡越前町 日昭丸 | 釣果 チダイ10、マダイ1、キダイ(レンコダイ)4、ウマヅラハギ4 |
| 夏に職場の仲間と、福井へイカ釣りに行く計画を立てた。しかし、今年はイカの釣果が芳しくなく、また予定していた日の予報は雨で、中止になってしまった。 9月になり、ほんの数日だったがマイカの釣果が好調になり、これならいいかも!?ということで、20日に行く計画を立てた。しかし、結局イカの釣果は復活することもなく、でもまた中止にするのはもったいない・・・ということで、朝からの五目釣りに行くことになった。 当日は5時に集合ということで、1時50分頃に出発する。同行したのは職場の同僚であるNさん、しんべいさんの2人であった。 ![]() 名二環〜名高速〜名神〜北陸道と乗り継いで、敦賀で高速を出てしおかぜラインへ。スムーズに走ることができ、4時頃には現地近くのコンビニに到着できた。買い物とトイレを済ませ、港に行くとまだスタッフは来ておらず、港で釣っている人がいるだけだった。 5時近くになって深夜便が帰ってきたので、その船長に聞くと、朝便は向こうの船だと教えてくれた。ついでに、深夜便の客に話を聞くとマイカは3〜4ハイ程度だったということだった。 で、指定された方の船に行くと、船長と助手が来ていて準備をしていたので、挨拶をして乗り込む。今日の客は我々3人だということで、乗り合いだが貸し切りだった。 私以外は貸し道具なので、船長と助手が手際よく準備をしてくれる。私は自分の道具を準備し始めるが、完了しないうちに出船した。船は港を出て、少し出た所で速度を緩め、アンカーが入れられた。夏に行ったマイカの時よりはやや沖合だが、陸地が間近に見える場所であることは同じである。水深は50mくらいということで、教えられたとおりサビキ針にオキアミを付け、かごにオキアミを詰めて底まで落とす。 ![]() 落とすとすぐに反応があり、巻き上げるとチダイが釣れた。型は小さいが、小気味いい反応で飽きない程度に釣れた。落として、そのままでも釣れるし、竿をあおってこませを出して、仕掛けをやや上げるという感じでも釣れた。一度、結構な重さで良型かと思ったのだが、チダイ意外にシイラの子が付いていた。シイラは釣っては楽しいのだが、食べて美味しい魚ではないのでリリースした。その他、結構小さいチダイやマダイ(チャリコ)も釣れてくるので、それらはリリースした。また、マダイが1枚釣れたがやっと30cmという小型のサイズだった。 ![]() 8時を過ぎた頃から、アタリが遠のき船長から場所移動の指示がった。10分くらい走って、やや沖合に場所を変えた。今度は77mということで、期待して釣り始める。しかし、地合いが終わってしまったのか、魚の反応がない。何度も打ち返すが、状況は変わらず、針に付けたオキアミもそのまま残ってきた。 なんとか、やっとのアタリを拾って釣り上げたら、綺麗なキダイ(レンコダイ)が釣れた。 マダイ キダイで、船長からアンカーを打ち直すとの指示。小移動して、アンカーが入って安定したら釣り開始。しかし、こちらも反応がないのは同様だった。しかし、今度は針のエサは無くなって上がってきた。どうも雑魚がいるらしい。しばらくすると、しんべいさんがウマヅラを釣った。どうも、底にはウマヅラが群れているようで、それでエサは取られても針が掛かりしないようだった。 そこで、竿を手に持って、聞き合わせやら軽くシェイクやらしていたら、なんとか乗ってウマヅラが釣れた。その後同様にして、ウマヅラを追加した。 途中、アオリが水面下に浮いてきたが、今日は道具を持っていないので、指をくわえて見ているだけだった。助手がテグスに直接エギを結んで狙ってみたが、釣り上げることはできなかった。 また、穂先の反応が微妙なので?? と思って巻き上げたら、豆アジが掛かって上がってきた時があった。ちょうど水面下にシイラがうろうろしていたので、豆アジが付いたままの仕掛けを水面下1mくらいにそのままにしておいた。そうしたらそのシイラが豆アジに食いついた。しかし、船から見ていたよりも実際の魚体は大きかったようで、一度ジャンプした後、4号ハリスをあっという間に切って逃げていった。まあ、シイラなのでどうでもいいのだが、ほんの少しタテ釣り、泳がせ釣りの雰囲気を味わうことができた。ジギングのタックルを持ってきていれば上げられたかも・・・と思った。電動リールは、ドラグの効かせかたがイマイチである。 その後、Nさんが豆アジを釣ったというので、それをもらって、泳がせで釣ろうと底付近で狙ってみた。一度穂先に反応があったが、針掛かりはせずアジだけ無くなっていた。 秋は、いろいろなパターンがあるので、道具もいろいろと持って行った方がいいのかもしれない。一応、事前の予測では、船仕掛けでやっていれば、他のことはやる暇がないくらいなのかと思っていたのと、準備が面倒なので持って行かなかったのだが・・・ 11時10分頃にあと15分の連絡があり、11時半頃に沖上がりして帰港した。 今回初めて実施した、職場仲間の釣り会であったが、そこそこ釣れて楽しい日だった。まあ、朝一入れ食いだったのに、後半失速したのが残念ではあったが。それと、越前町までは結構な距離があるので、もう少し近場で釣れて、空いている船宿があるといいのだが・・・ 目次へ |
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| ティップラン今季2回目2014/09/23 | |
| 三重県度会郡南伊勢町宿田曽 渡船屋 たにぐち | 釣果 アオリイカ 2 |
| 先々週に、今季初のティップランに大紀町錦へ行った。次の予定は決めていなかったが、23日の秋分の日にどこかへ行こうと思っていた。前々日に予報を見ると天候も良さそうなので、いつものたにぐちに行くことにした。 6時に集合ということで、いつものように前日出発、車中泊だった。3日前に福井へ釣りに行ったばかりなので、疲れがあってかいつもよりはよく眠れた。しかし、起きても疲れは残ったままだった。 今日の客は、私を含めて4人で、皆1人ばかりでグループはいなかった。釣り座は、なんとなく船に乗り込んで荷物を置いた順に決まってしまった。まあ、4人だからゆったりと釣れるからいいのだが、できれば一番前か一番後ろになりたかった。実際には、前から2番目の釣り座だった。 ![]() 6時に出船するが、イカダの客が遅刻してくるので、近場でひと流しし、その後一度港に戻ってイカダの客を乗せて、送っていくということだった。そこで、最初は湾内の浅場からスタートだった。期待しての第一投目、さすがにそれでは反応は無かったが、2〜3回目で反応があり、イカが乗った。ゆっくり上げてくるとコウイカだった。いつもなら、イカが掛かったのをみていて船長がタモを構えてくれているのだが、このときは電話対応に急がしかったのかキャビンにいた。で、寄せてきたが、「抜き上げればいいか」と思って抜き上げると、外れてしまった・・・船長からは「掛かったら、言ってくれなきゃ〜(笑)」と言われたが、朝一で頭が回っていなかったのもあって、普通に抜き上げようとしたのが失敗だった。まあ、コウイカは足が短くて外れやすいのは知っていたことなのだが・・・(^_^;) 朝一だったので、このときはまだ余裕で、「コウイカくらいまあいいか・・・」って感じだった。で、しまったとは思いながらも、気を取り直してしゃくると、2〜3回後にまた手応えが! (^_^)v 今度は、船長にしっかり掬ってもらい、小さいながらもこの秋初のアオリイカが釣れた。「な〜んだ、イカの魚影は濃いじゃん。」と思ったのだが、実はこの活性はこの時だけだった。 しばらくして、最後尾の人が1パイ釣った後、イカダの客が到着したので港へ戻った。そして、その客を湾奥のイカダに送って、もとの場所へ戻る。しかし、もう活性はなくなってしまったようで、誰にもアタリがなくなってしまった。 しばらくして、イカではないアタリがあり、しつこく狙ったら魚が掛かり、しかし水面で外れて逃げていった。アオハタの幼魚だった。 その後はイカも魚もエギに接触してこなくなった。あちこちポイントを変え、流しても誰も釣れなくなってしまった。当然、皆さんエギを変え、しゃくり方を変え、工夫をいろいろとするのだが、何も釣れなくなってしまった。 ポイントを田曽の大突堤のすぐ外側に移したとき、落としてしゃくろうとしたらPEが途中から切れてしまった。何度も使い回ししていたので、弱った部分から切れてしまったようだ。適度に、新しいラインに巻き替えないといけないと反省した。 その後、湾の外へ出て行って、あちこちで流してくれたが、反応はなかった。そんな低活性の日だったので、落としてしゃくるという一連の動作も虚しく、穂先に集中しても、なんら生命反応は感じられないまま時間だけが過ぎていった。 釣り方が悪いと言うより、イカがいないという感じだった。11時を過ぎた頃から、「お助けリグ」を試そうと、エギの50cm程上にスナップを結びつけ、ノーマルのエギを付けて釣り始めた。船はあまり流れていないし、客も少なくオマツリの危険もなさそうだし。また、根掛かりもそれほど頻繁ではなく、一度にエギを2個失う可能性は低そうだと思ったからである。 答えが出たのは12時頃だった。やっとアタリがあり、2ハイ目のアオリイカが釣れた。上に付けた2.5号のエギに掛かっていた。しかし、その後はまた元通り、無反応な時間になってしまった。 あまりに釣れないので、船長の判断で時間を延長してくれたが、結局何も変わらないまま14時に終了した。アオリイカは、私の2ハイと他の人の1ハイの計3ハイだけだった。その他はコウイカが1ハイ、アカイカが1ハイだった。 なので、「お助けリグ」という釣り方特有の誘いを試したのだが、それが正解なのか不正解なのか、全く分からないままだった。 次回はもうちょっと釣れるといいのだが・・・ ![]() 養殖マグロにエサを与えていた 目次へ |
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| 長時間の午後便、あれこれ試すも・・・2014/09/27 | |
| 福井県丹生郡越前町 心友丸 | 釣果 ウマヅラハギ4、アオリイカ1 |
| このところ釣りに行きすぎなのかもしれないが、秋はベストシーズンなのだから仕方がない(^_^;) この日はもともと錦へティップランに行く予定であった。しかし太平洋側は、台風の影響で波は高く荒れ模様。また、一緒に行く予定だった人が急な事情で行けなくなり・・・で結局行かないことになった。 どうしよう?とネットで探しながら考えるうちに、先週行った越前町の船で目に止まるものがあった。昼間は五目釣りをし、夕方からアオリを狙うというものである。また、この船は晩秋のタルイカ釣りにも出船しており、一度乗ってみたいとは思っていたのもある。 で、前日の昼に電話をしたらOKということで予約を入れた。仕掛け等のことを、船長にいろいろと聞くと、タテ釣りをやるから、食わせサビキの仕掛けを持ってくること、エサ釣りもやるのでオキアミとサンマも持参すること、アオリイカのポイントは水深30m前後であることなどを教えてくれた。また、分からなかったら、仕掛けは船にもあるのでそれを使えばいいとも教えてくれた。 一応、釣具屋でタテ釣り用の仕掛けを2〜3種類買い、オキアミを買った。またオモリは40号〜60号というので、少し買い足した。 当日は、11時半に来るように言われたので、8時には出発する。いつものように名二環〜名高速〜名神〜北陸道を乗り継いで、敦賀からはしおかぜラインを走って、11時頃には到着した。先週は夜中だったが、今日も時間としてはそれほど変わらなかった。 ![]() 今日の客は6人で、くじ引きの結果左舷の一番後ろに入った。 12時に出船し、先週の日昭丸と同じ辺りの、陸地が見えるポイントで釣り始める。魚礁の上を流すので、根掛かりしないように気をつけるように指示があった。水深は70m前後で、ベイトの豆アジは50m〜60mとの指示もあった。 で、食わせサビキを落としてみるがアジが食ってくる感じはない。そもそも、どうやって食わせるのかよく分からない。1時間ほどやってみるが、なんとも釣り方が分からない。仕方なく、邪道とは思いながらも針にオキアミを付けて落としてみる。でも、状況は変わらず時間だけが過ぎていった。そうしているうちに、右舷の人とオマツリしてしまった。サビキ仕掛けとサビキ仕掛けが絡み合い、ほどくのは無理と判断し、切って新たな仕掛けを船長にもらう。 タテ釣りで釣れる感じがしなかったので、普通のサバ皮の付いたものをもらう。それにオキアミを付けて底まで落とすとアタリがあり、チャリコがポツポツと釣れた。しかし、すべてリリースサイズばかり。ただ、撒き餌をしなくても適度に釣れてきた。チャリコはリリースしたが、豆アジが釣れてきて、生け簀にキープした。 で、しばらくしても小ダイばかりなので、切ってしまった食わせサビキ仕掛けを再生してそれで釣り始める。そうしても状況は変わらなかったが、オキアミを付けて落としたらウマヅラハギがポツポツと釣れた。上手に豆アジが付いていた時もあったが、ちょうど流し直しで上げるようにとの指示が出てしまい、生け簀にキープしたりというのもあった。 まあ、そんな感じで何度も流し直してくれるが、船全体でも釣れる雰囲気はなく・・・釣果を伸ばしているのは、サバ皮サビキを使っている人が小物をぽつりぽつり、という状況だった。 16時頃に大移動したが、結局そこでもアタリはなく、エサばかり盗られるということで、またもとの辺りに戻った。 夕まづめ、サバ皮仕掛けの人はまあまあのチダイをポツポツと釣っていた。で、自分はキープしておいたアジをサビキの一番下に付けて落としてみる。しかし、反応は無く上げてくるとアジは外れてしまってハリスが幹糸に巻き付いていた。 また、電動リールが空回りしてしまったのであれ?と思ったら根掛かりだった。引っ張ったらフックが伸びて、仕掛けとオモリを失った(-_-;) 仕掛けを変えて、残ったアジを落としてみる。反応は無かったが、巻き上げてみるとアジはそのままちゃんと付いていた。で、また落としてみるが日没まで何も食ってはこなかった。 呑ませの場合は、それなりの仕掛けを使用しないとダメなようだと思った。タテ釣りは、どう釣るのか分からずじまいだったが、ベイトがたくさんいればカラ針にたくさん付くだろうし、またそれを捕食する大型魚も集まってきているわけで、それで成り立つ釣りのような気がした。今日は、そういう状況ではなく、小物の五目釣りに徹するべきだったと思った。 しかし、午後便で帰宅は夜中になるので、魚を処理するのが面倒で、それを回避したかったというのも実はあった(^_^;) 日が暮れる頃、イカ釣りの場所へ移動の指示があり、イカ釣りの準備をする。イカ釣りのポイントは、陸地が目の前で、水深は25m前後だった。アンカーを入れ、灯りを点けるマイカ釣りと似たような釣り方だった。 いつものティップランと同様のタックルで、25gのシンカーを付けて底まで落としてしゃくってみる。3〜4回目に乗ったが、巻き上げる途中でバラし・・・(>_<) カンナにイカの足先が残っていた。 しかし、手応えはそれだけで、その後は全くダメ。1時間ほど経ってもダメなので、キャビンにいた船長に、ここでの釣り方を聞きに行く。すると、灯りで浮いてくるので、見釣りで釣ったり、ちょい投げして引いてくるとのこと。 よく見ると、小型が水面近くを泳いでいる。軽くキャストして誘ってみると興味を示している。しかし、イカが小さいのもあって2.5号のエギをなかなか抱かない。もうちょっとのところで軽くあわせると、墨を吐いて逃げていった。どうも、見釣りのやり方が分からない。 仕方なく、マイカ用の鉛スッテを下に付け、途中にアシストリグでエギを付けて、底まで落としてしゃくってみる。釣り方はマイカと同じ。すると、数回目で乗り、小さいがアオリが乗った。しかし、連続して釣れる気配はなく、灯りに寄ってくるイカたちもやる気はなさそうだった。 灯りに寄ってくるだけではダメなようで、どうもやる気のある個体とそうでない個体がいるようだ。何かのスイッチが入れば、どのイカもやる気になるのだろうか・・・ もうちょっと時間があれば、検証のしようもあるのだろうが、アオリイカだけでは釣果も少なく、出船してはくれないようである。小浜の船ならそう言うのもあるが、期待して出かけたが、過去2回撃沈だったし・・・難しい。 20時に終了の指示があり、ゆっくりと港に戻る船中で片付けをした。 港に帰ると、深夜便の客が待っていて、五目+イカで出船するということだった。 12時から20時過ぎまで、釣果はイマイチだったがとっても長時間楽しめる1日だった。これだけの長時間遊べれば、釣果は振るわなくてもお得だったのかもしれない。船長もいい人で、せっかく来たのだから、何でも試してみたいことはやってごらんと言っていた。 秋の空 ![]() 目次へ |
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| ジギング&エギングで楽しい1日(^-^)2014/10/18 | |
| 福井県小浜市西小川 川代丸 | 釣果 アオリイカ12、サゴシ(50cm)1 |
| 台風が毎週末に襲来し、2週連続で行くことができなかった。やっと天候も回復し、今週末はどこへ行こうかと考えた.。HPを検索していると、以前から気になっていた福井県小浜市の川代丸に「週末も空きあり」という記述を見つけて、行くことにした。集合時間は前日に電話で確認ということだったので、電話すると7時と言われた。HPには8時〜16時とあったのだが、少し早めに出船するらしい。まあ、いつものように前日から車中泊だから、何時でもよいのだが・・・ 今回は前々日から準備をしたのだが、初めての本格的なジギングもするというのでその準備がなかなかはかどらず、・・・なんせPEのリーダーに8号を編み込むなんてやるのは初めてだし・・・・・・前日は結局22時半くらいになってしまった。 高速代を節約するために、木之本ICで出て琵琶湖畔を走る。敦賀まで行ってから舞鶴若狭道路へ行くよりは時間がかかるのだろうけれど、小浜方面へ行くにはそれほど時間のロスはないように思われたのもあったからである。関係ないが、途中「マキノ高原」はこちらという看板のある場所を通るのだが、なんでカタカナ書きなんだろうと思ってしまった。 小浜市に入ったのは深夜だったが、取りあえず中心部でコンビニに入る。現地付近にはコンビニがないからである。でその後、見覚えのある甲ケ崎を通り過ぎ、エンゼルラインの入り口の方へ行く。その辺りに行くとぐっと道幅も狭まり、途中シカにも遭遇した。西小川に着くと、HPにあった写真から駐車場を探してそこで仮眠する。 6時過ぎに起きて、準備を始める。駐車場には他にも車がたくさんいたが、オールを借りていく人が多くて、たぶん貸しボートの人であろうと思われた。 6時半を過ぎた頃船長が来たので、挨拶をすると、軽自動車に荷物を載せるように言われた。他の客も皆さん集まってくるのだが、皆さん本格的なジギングタックルで、「なんちゃってジギング」の私にはちょっと気が引けた(^_^;) 今日の客は6人で(定員は8人)、じゃんけんの結果1番だった私は左舷の最後尾に入ることにした。ここなら多少仕掛けが流れても、他の人に迷惑をかけることはなさそうだし・・・(^^) ![]() 皆が集まったので港へ移動し、軽トラで運ばれた荷物を積み込み、7時には出船した。船長からは青物狙いとエギングを状況次第で切り替えるので、どちらも用意しておくように指示された。小浜湾を囲む半島の外側へ出て行くのだが、昨日の波がまだ残っており、揺れが結構あった。でも船酔いするというほどではなかった。で、20分くらい走ったところで、船長から青物狙いの指示があり水深40m程度の場所で釣り始める。陸地が間近に見える辺りで、奇岩が見えて、まるで遠征釣りの雰囲気だった。 ![]() しかし、雰囲気とは裏腹に魚の反応は無かった。本格的なジギングが初の私は仕方ないが、他の人も釣らないので魚がいないようである。二〜三流しした後、船長から「台風後はダメだな〜。エギングに変更します。」との指示があり、場所を移動する。 水深20mくらいの場所に移動して、ティップランエギングを始める。三重の船では、船の片側だけから竿を出すのだが、福井では両舷に3人ずつの配置のままであった。常識が違うので、あれ?と思ったが、一流しずつ船の向きを変えるので大丈夫だということであった。実際には、船が流れていく方の釣り座であっても、船の下に餌木が入るがそれで釣れたので、こんな流し方もいいのかもしれないと思った。釣り座を広く使えるし・・・(^^) で、福井県初のティップランエギングに、三重流が通用するのか不安だったが、いつものように25gにノーズコーンを付けてやってみる。餌木はコノシロカラーを使用した。すると、2〜3投目に穂先が戻るアタリがあり、あわせると乗った(^_^)v 小型だったが、1パイ目が釣れた。同様のやり方で釣っていると、今度は穂先が入って釣れた。他の人はティップランに慣れていないのか、最初のうちは自分だけが釣っていた。 その後、場所を移動して3バイを追加した。他の人も徐々に釣れ始めていた。サイズは最大で400g程度までだが、明らかに三重よりは魚影が濃いと思った。 10時を過ぎた頃、青物狙いに移動となり、またジギングを始める。アタリもなく、ジャークのパターンもいまいち分からないまま、釣れそうな雰囲気もないまま時間が過ぎていく。すると、数投目に落とす途中で糸が止まった。水深は70mなのだが、30mまで落としたところであった。すかさず巻き上げてあわせると乗った(^_^)v 大した手応えもなく、サバか?って感じだったが、上げてくると少しずつ手応えが増し、何だろう?と上げてくると50cmのサゴシが釣れた。ジグ以外にも、ベイトのしっぽをくわえていたので、たまたまベイトの群れの中にジグが入り、それを捕食したらしかった。釣れ方は別にして、今日初めての魚の手応えがとっても嬉しかった。 しかし、その後は無反応となり、またエギングに移動となった。 ![]() 三重での、甲イカバラし経験の反省から、トラウト用ネットを持参した(^_^) エギングを始めて間もなく、右隣とその前の人が掛けた。これは時合いかもと思うが、私には反応しなかった。う〜ん、何が悪いのだろうか?エギのカラーを変えようかと巻き上げて止めてしばらくしたエギを巻き上げようとすると、イカが抱きついたのだが、不意を突かれてバラし・・・(>_<) その後もバラし連発で釣果は伸びなかった。ひとしきり他の人が釣り、落ち着いたのかと思った頃、私のエギにやっと乗った。やれやれと思うが、その後3連チャンで入れ乗りだった!(^^)! でも、他の人は全くアタリがなかったので、福井のイカのパターンはよく分からないって感じだった。 ![]() その後、小移動を繰り返し昼前まではエギング釣りであった。ここで、ポツポツを追加したが、隣の人は一時入れ掛かりであり、またパターンが読み切れないままであった(-_-;) まあ、あまりに巻き続けて疲れてしまい、ダートさせる私の巻きじゃくりが不安定になっていたというのもあるのだが・・・ ただ、イカの数が多く、アタリは多く、とっても楽しい時間を過ごすことができた。 13時過ぎに、エギングを切り上げ再び青物狙いに大移動した。この頃には、巻き続けた竿を握っていた指の付け根のマメが破れ、手が痛くて・・・さらには朝からリールを巻き続けてばかりでちょっと背中が痛くなりつつあった。少しでも改善しようと、リールのハンドルの左右を変えてみるが、慣れない方の手では巻きにくく、すぐにもとに戻してしまった。 なかなかアタリもなく、どうしようもないまま他の人は、80cmのサワラやら60cmのハマチなんかを釣っている人もあった。ただ、時合いとかラッシュがあるわけでもなく、ポツリポツリという感じで、自分に釣れる雰囲気はなかった。 あまりに疲れてきたので、ジグを早巻き系からスロー系に変え、底付近でちょい巻き上げ&フォールをやってみる。根掛かりもなかったが、根魚もいないようで反応はなかった。 終了間近になったころ、浅場まで巻き上げた時に穂先に反応が!でも巻き上げるとそれほど強くはない。青物ではなさそうだなと思っていると、魚影が見えてきて、サゴシだった。でも、そこから急に暴れ出し、8号だからときつく締めていたドラグが鳴りだした。でも、その数秒後、外れてバラし (>_<) 逃がした魚は大きいというが(>_<)、とりあえず最初に釣った50cmよりは大きかった(^_^;) 15時20分頃、最後の流しだというので先ほどバラした時のスロー系で浅場を中心に狙う。すると、またアタリ。今度も強くはなく、でも巻き上げてきてもそんなに暴れず・・・で上がってきたのは30cmオーバーのシロサバフグだった(*^_^*) ![]() 船長は、「これは毒は無いから」と教えてくれたが、「専門の処理師がいないと怖いので、リリースする」というと、船長が「欲しい」というので差し上げた。地元の人は慣れているので、確信を持って種を同定し食べているようであるが、私はそこまで詳しくはないので、ちょっと気が引けてしまった。 7時から16時まで、長い時間をひたすら手巻きで釣るのでとっても疲れたが、あっという間の1日だった。青物が数匹釣れると楽しいのだろうが、その分イカがたくさん釣れたので良かった。機会があれば、また行きたいと思った。 今回、始めてサゴシを刺身で食べたが、とっても美味しかった。普段サワラは焼き魚用の切り身しか売っていないので、刺身は初なのである。さらにサイズアップしたら、もっと美味しいのだろうか。是非釣ってみたいものである。 目次へ |
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| 数よりも型狙い(^-^)2014/10/25 | |
| 三重県度会郡南伊勢町 渡船屋たにぐち | 釣果 アオリイカ4(最大910g)、コウイカ(カミナリカ)3(最大730g) |
| 9月の上旬頃、既に予約が一杯になりそうだったのでとりあえず予約しておいた。だから、当日の天候を考えての予約ではなかったのだが、運良く穏やかな好天になった。 いつものように前日出発したのだが、家を出る頃から喉に痰が絡むようになり、翌朝起きてみると喉が痛くて声が出づらくなっていた。どうも風邪を引いてしまったようである(>_<) まあ、熱が出るとかではなく、とりあえず釣りはできる状態なのでよかったが・・・ 6時前に船長が到着し、磯の客を送って行った。待っている間にティップランの客で釣り座のじゃんけんをした。今日の客は3人、1人、1人、私の6人だった。3人グループには前の釣り座に入ってもらうこととし、残りの3人でじゃんけんをしたら、私は一番勝ったので最後尾に入った。やっぱ、一番前とか、一番後ろとか、釣り座を広く使えるところがよい。 予約なしで、しかも遅れてきたチヌイカダの客を送りつつ、まずは湾内のいつものポイントから始まった。 ![]() 前日の船長のブログで、グローカラーがいいと書いてあったので、まずはそれから始める。一流しするが反応はなく、前の人が1パイ釣っただけだった。その後も反応はなく、ラトル入りのコノシロカラーに変更する。 底は砂地のようで、根掛かりはほとんどないので、遠投して探る。水深も浅く、船のエンジンは掛けっぱなしなので、真下に落としてもラトルの効果は望めないと思ったからでもある。 3流し目くらいに、遠投してしゃくり、止めたら穂先が反応して合わせたら乗った(^_^)v そこそこの手応えでゆっくり寄せてくる。で、1パイ目が船長のタモに収まった。船長が測ってくれると、910gということで、このシーズンにしてはなかなかのgoodサイズだった。 ![]() その後、次の流しで小型が1パイ釣れたが、全般に低調だった。しばらくして、反応っぽいのがあって合わせたのだが根掛かり?でも、ラインを持って引くとなんとか引っ張れる・・・穂先で聞くが反応はない・・・完全にゴミだと思って引いてくると大きめのコウイカ(カミナリイカ)が付いてきた。なんか、釣ったという実感はなかったが嬉しかった。 その後は、湾を出て沖のポイントへ移動する。移動後、すぐには釣れなかったが、3流し目くらいに入った時、流し始めで即乗った。アオリほどの反応がないと思ったら、最初に釣ったのと同じくらいのコウイカ(カミナリイカ)が釣れた。でも、連続してという感じはなく、しばらくしてからやっとという感じで小さめのコウイカ(カミナリイカ)が釣れた。 ポイントをあちこち変えてくれるが、なかなかイカの反応はないまま、時間が過ぎていった。 変化があったのは昼過ぎだった、ポイントを変えた途端、落ちたら乗ったと前の人が言い、すぐにその前の人も掛けた。今がチャンスと思っていると、自分にも乗った。船長さんは大忙しでタモ入れしてくれて、私のもタモ入れしてくれた。しかし、その一瞬だけで、ラッシュはもうなかった。 40mくらいの深場も流してくれたが、追加はなく13時半過ぎに終了した。 ![]() 先週の数狙いの福井小浜とは違って、型狙いの三重だったが、期待通りの大型が釣れた。重量は結構あったので、満足であった。 目次へ |
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