2015

| 悩んだ末、結局は管理釣り場(^^;)2015/12/24 | |
| 三重県いなべ市 サンクチュアリ | 釣果 レインボー(ニジマス)10+α すべてリリース |
| 前回11月下旬に、福井小浜のジギング船に乗ってから約1ヶ月。 平日休みが取れた日に、堤防へジグのキャスト練習に行ったくらいで(当然釣果はボ〜ズ)、どこへも行かずに時間が過ぎてしまった。 冬になり、天候が不安定で荒れ模様の日が多くなり、荒天時の船釣りの厳しさ(拷問に近い)を経験して以来、少しの波風にも臆病になっていたこと。また、例年この時期になると喉の調子が悪くなることが多いのだが、今年も咳が治まらない日が多くなり、悪化させないためにも休日は静養を心掛けていたこと。などの理由から、ウジウジしながら時間を浪費していた。 まあ、年齢を重ねて体力的に無理が効かなくなったのと、いわゆる「草食系」が流行の世の中で、無理して「何が何でも・・・×××」な〜んて感覚が面倒っぽく感じ始めたのもあるのかもとも思っている(笑)。 それでも、このままどこへも行かずに引き籠もりになってしまうのも・・・と思い始め、平日に休みが取れるので、どこかへ行こうと考えた。 数日前から天気予報を何度も確認し、とりあえず雨だけど波は穏やかそうとの判断で、23日の錦の半夜便に電話を入れてみた。すると、月夜は釣れないから出船しないと断られてしまった(-_-;) では24日にジギングでもと思ったが、手軽に知多半島からも行ける太平洋側は、波が少々ありそう。日本海なら大丈夫そうだが、雨の後で風が強そうだし、そんなに釣れている感じもない・・・ では、釣り堀はというとB屋は平日なのに客が集まり「相談受付」になっているし、D屋はニコニコデーだし(放流がなければ、百戦錬磨の常連さん相手に自分が釣れる気もしない)、他の釣り堀は放流魚種がイマイチだな〜ということで、いいところがない(涙)。 そもそも巨大なブリを放流するより、小物(イサキやソイ)を数多く放流して欲しいものだが・・・その方が客が集まるのだから仕方ないのだろう。 まあ、一度引き籠もってしまうと、不平不満の文句ばかり出てきてなかなか最初の一歩が踏み出せなくなってしまう。引き籠もり生活から抜け出せない人の心が、少し分かった気がした(^^;) あれこれグダグダと書いたが、結局はライトに楽しめる管理釣り場に行くことにした。 準備も簡単なら、往復の距離も近い。波の心配もなければ、好きな時間に着いて、好きな時間に帰れる。とまあ、いいことが多いのだが、何かが物足りないのは仕方ないと諦めて(笑)。唯一の希望は、ヤマメやイワナも放流されているそうで、そういうのなら釣ってもいいかな・・・というものであった。 潮の香りもなければ、あこがれの美味しい魚も釣れないし・・・まるで男同士でピクニックに行くような感じで、それなりの楽しみはあるものの、本質的な部分での感動とか感激とか、何よりも、あこがれの女性と行くようなワクワク感がない(>_<) でも、1ヶ月も引き籠もった後でもあるし、また天候が変わりやすい季節の釣りとしては仕方がないと割り切った(^_^;) 管理釣り場は予約も要らないので、場合によっては止めてもいいか!?くらいに思いながら早めに床に就く。いつものワクワク感はないのでまあまあ眠れて、5時前に起きて準備する。で、結局出発したのは6時少し前だった。 ![]() 23号を使い、一般道で2時間で現地に着いた。駐車場の車は3〜4台で、客は5〜6人だった。代金を払い、第2ポンドへ行く。先客は2人だけだったが、去年入った場所は空いていないので、その隣に陣取ってスプーンをキャストする。 他の人は、結構いい感じで掛けているのに、私には反応がない。あれ?と思いつつ、キャスト&リトリーブを続けると、穂先に反応があり、この日の最初の魚が釣れた。アルビノのレインボー(ニジマス)で、そのままリリースした。 その後、適度にスプーンの色を変え4〜5匹を掛けたが、すべて20cm程度のレインボー(ニジマス)ばかりだった。他の人も、同サイズのレインボー(ニジマス)ばかりしか釣っていないので、第1ポンドへ移動する。 こっちは、第2よりも広くて水深があり、去年は全く釣れなかったが、フライエリアも設定されているので、ニジマス以外に何か釣れそうな感じがする。また、桟橋で釣るので、水面から適度に高さがあり、座って釣れるのも楽そうだった。 何回かキャストするが、全然反応はなく「やっぱダメかな〜」と思っていた。でも続けるうちに反応があり、タモ入れ前に外れたが20cmくらいのレインボーが掛かった。その後は、コツがつかめて、昼までに5〜6匹レインボーばかりを釣り上げた。 ![]() 結局、この第1ポンドでも釣れてくるのは20cm程度のレインボーばかりで、他の人も同様であった。 そこで、少し休憩しながら昼食を摂り、午後は第2ポンドへ戻った。朝よりも人が増えていたが、混み混みというわけではないので、空いている場所を探して釣り始める。 平日は放流もなく、午後は釣れないのかもと思ったが、そこそこアタリがあり、3〜4匹を追加した。とはいえ、皆20cmサイズのレインボーなので、写真を撮ってからリリースというパターンばかりだった。 14時を過ぎた頃からアタリがなくなり、全然釣れなくなってしまった。たま〜にアタリがあってもコツっとするだけで掛からないし、一瞬すぎてあわせることもできなかった。そうした中でも、釣っている人は連チャンで釣っていた。この世界も、ちゃんと研究して投資を惜しまない人は、それなりの成果を上げていた。 適当に中途半端な努力で、そこそこ楽しもうというような私にはやはりこれが限界という感じだった。ただ、池はそこそこ広いし、釣れても20cmのレインボーばかりなので、海上釣り堀ほどの悔しさはなかった(笑)。 15時を過ぎ、気温も少し下がってきて、そろそろ帰ろうかと思いつつ、あと1匹釣れたら・・・と粘ってみた。でも、気持ちとは裏腹に、反応する魚はいない。見える所にいる魚も、ルアーを追っては来るが直前で反転してしまう。 でも、クランクを山なりにキャストして着水した時に、下から魚が食いついて偶然掛かった。ちょとだけ、引きが強いかな!?と思って寄せてくるとややサイズのよいレインボーが釣れた。 それで十分と、道具を片付けて帰ってきた。結局、レインボー以外の魚は釣れず(他の客も同様だった)、持ち帰りはなかった。帰りも一般道を使ったが、やや渋滞していて2時間20分かかった。 それほどの充実感もなく、かといって帰着後の面倒な処理や片付けもなく、まあ適度な釣行だった。 これで2015年の釣りは終わりだが、年明けはどうしよう・・・(*^_^*) おまけ 管理釣り場のタックルはとってもライトで、道糸がPE0.5号〜0.6号、リーダーもフロロの0.6号くらいを使う。また、ルアーとして使うスプーンも1gとか2g程度である。 魚の反応がダイレクトに感じられて面白いのだが、年齢のせいもあって、小さい道具が見にくくて困ってしまう。あまり年寄り向きではない釣りという感じがする。拡大鏡でも持参すればいいのだろうか・・・(*^_^*) 目次へ |
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