2016釣行記    船釣り編   

         上半期(1月〜6月)

目 次  1月5日 三重大紀町錦 太幸丸 1月16日 三重南伊勢町古和浦 まるよし渡船

         2月6日 三重南伊勢町古和浦 まるよし渡船  2月16日 三重大紀町錦 太幸丸
         
         3月4日 三重大紀町錦太幸丸  3月8日 福井県小浜市 川代丸 

         3月21日 南伊勢町古和浦 まるよし渡船  3月28日 福井県美浜町 新漁丸

         5月28日 三重大紀町錦 太幸丸  6月10日 知多豊浜 大進丸

初釣りはスルメ爆釣(^_^)v2016/01/05
三重県大紀町錦 太幸丸  釣果 アカイカ 小10、中1、スルメイカ60、サバ3
 12月の24日に管理釣り場に行った後はどこへも行かず、年末年始は息子の所へ行ったり等で、何もせずにゆったりと過ごした。
 年始の本格的な仕事は7日から始まるので、その前にどこかへ初釣りに行こうと考えていた。例年、初釣りは結構ゆるゆるのパターンが多く、去年などは、昼過ぎに起きて堤防釣りに行ったくらいだった。しかも、今シーズン本格的に釣りに行くのは11月の末以来である。
 寝袋を持って前泊したり、早朝から準備したり、エサやら何やらでたくさんの荷物を持ったり・・・こういう釣りに1人で行くのはちょい厳しい。で、やっぱり準備が少なく、朝ゆったりと起き、昼頃に出かけられる半夜便にしようかと考えた。
 波の予報を見ると、5日の夜は穏やかそう(^o^) 今シーズンは水温が高くヤリイカはまだだが、アカイカ(ケンサキイカ)とスルメイカはそこそこ釣れるみたい。そこで、行き慣れた錦の「太幸丸」に前日電話を入れると出船予定があり、釣り座も空いているというので予約した。
 当日は普通に起き、11時頃に出発した。途中寄り道しながら一般道のみを使い、4時間半ぐらいで錦の港に着いた。
 集合時間は16時半頃と言われたが、既に車が2〜3台来ていた。ゆっくりと準備をしようと、荷物を降ろしトイレに行っていると野良猫が私の荷物を探っている・・・(^_^;) どうも、荷物の中の「唐揚げ」に反応していたようである。少し空いていたファスナーから手を入れて、コンビニの袋を引っ張り出そうとしていた(^^;) でも、盗られるまではなくて、なんとかセーフだった(^^)
  

 16時を少し回ったころに「愛海丸」が来て、4人が乗り込んでいった。その後、16時半を過ぎた頃に「太幸丸」が来た。客は私を含めて3人で、好きな場所でいいというので、船尾の右舷に入った。
    
 港を出て15分程度でいつもの辺りに着き、アンカーが入れられた。曇り空で既に辺りは暗く、すぐに点灯された。水深は70mくらいで、60m付近を狙うように船長からアドバイスがある。
 言われたとおりに探ってみるが、反応はない。そこで、今回せっかく持って来たジギング竿で魚を探ってみる。でも、こちらも無反応で、しばらくしてまたイカ狙いに戻す。

 実は今回「カウンター」を100円ショップで買って来たのだが、使う必要はないのかな・・・な〜んて思いつつ探り続けてみる。「カウンター」は、以前一緒になった人が使っていて、何杯釣ったかがよく分かるので便利だと思っていたので持って来たのである。
 変化があったのは17時半くらいだった。40mくらいで何か乗った感じ(^_^;) でも軽すぎてよく分からなかった・・・が、巻き上げると小アカイカ(ケンサキイカ)が釣れた(^^)
 その後サバ1匹を挟んで、ぽつりぽつりと小アカイカが釣れた。25mくらいでよく乗ったが、18時半くらいに60m近くに下げたときにやや良型を釣った。でも、アカイカはそれで打ち止めで、他の人も釣れなくなってしまった。
    
 そこからしばらくは、また反応がなく、時折魚っぽいアタリがあるだけだった。

 次に変化があったのは19時を回った頃だった。他の人が、15mくらいでスルメイカが釣れたというので、真似してやってみる。すると、穂先に反応があり、あわせると結構な手応えがあり、良型のスルメイカが釣れた。
 次に同様な手応えがあり、追加か!?と思ったら、巻き上げてくる途中で穂先が妙な反応(-_-;) また、サバが釣れた。で、2〜3杯スルメイカを釣った頃、今度は道糸のPEから仕掛けが切られてしまった。(>_<)
 サゴシかカマスがいるようで、ジギングに切り替えて探ってみる。反応は頻繁にあるが、外れることが多く、やっと掛かったのを巻き上げるとサバだった。
 水面近くで魚がバシャバシャやっているが、ほとんどサバばかりであるようだった。他には5〜6cmの小さなイカと、小魚が泳いでいたが、夏の頃のようには群れてはいなかった。

 またイカ狙いに戻すと、そこからは爆釣モードだった、スルメイカしか釣れないけど・・・(^_^;)
 釣れないよりはいいし、スルメイカは手応えが強烈で、ダブルで掛かった時などは相当な引きで、十分に楽しむことができるし・・・(^_^)
 ただ、せっかく買った「カウンター」は、使う暇がなかったのもあるが、アカイカの数を数えようと思っていたので、スルメイカには使うタイミングを逸してしまった。結局、スルメイカの数は帰宅してから数えた(^^;)
   
 釣れるときは、通常のパターンなどは関係なく、スッテやエギの色やサイズを交換しなくても釣れ続けるし、干潮潮止まりも関係なく、終了の22時過ぎまで釣れ続けた(^O^)(^_^)v

 棚は10m〜15mくらいで、落としてすぐに乗る。少し誘うと穂先に反応があり、あわせると乗る。穂先を上げて、落とし込むと「コツ」という感じでスッテが止まる・・・等々
 また、ちょい遠投して半月状に足下に来るまでに乗る。穂先で横に引くと乗る。アタリがないけど、空合わせに乗る。深い棚から巻き上げると途中で乗る・・・等々
 とにかく、何をしてもスルメイカが乗るという感じだった。
 竿を持っている手もしびれてきて、左ハンドルの竿と交互に使いながら釣っていた。スルメ以外はいないのかと、深い棚を探ってみたが、アタリがないか、釣れてもスルメばかりであった。スッテに掛かったアカイカが、巻き上げ途中でスルメに食われるのを見かけたことがよくあるが、小型のアカイカはスルメに捕食されてしまうので、寄りつかないのだろうと思われた。

 22時過ぎに、船長からあと5分ぐらいで終了だと言われて、最後に1杯と思ったら、終了までに3杯釣れた(^o^)。大満足で帰港したが、クーラーが満タンで、重くて持ち上がらず、船長に手伝ってもらって運んだ。他の客も同様だった。
 もう一回り大きめのクーラーも持ってくれば良かったと思ったが、持ち上がらないのは同様だろうと思った。

 「このイカを明日来る客のために残しておきたい。」と船長に言わしめるほどの好調だった。3人で釣っていただけなので、十分残るだろう。しかし、船長が遠くを指さし「あれが、巻き網漁船だよ。網だと根こそぎ採ってしまうから困る。」と言っていて、今後の見通しは不透明のようである。

 帰路はどこも空いていて、往路と同じ道を通り2時くらいには帰宅できた。でも、イカの数が多くて、袋に入れて冷凍庫に放り込むだけだが収まりきらず、処理に時間がかかり、寝たのは4時近くだった。

 今後であるが、水温が下がったらヤリイカ狙いにまた出かけたい。その前に、冷凍庫にスペースを作らなければいけないが・・・(^_^;)

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 爆釣の次は撃沈(>_<)2016/01/16
 三重県南伊勢町古和浦 まるよし渡船  釣果 ボ〜ズ(^_^;)
  すぎ−Kさんから誘われて、まるよし渡船の若船長の船に乗ったのは去年の10月の末だった。そのすぎ−Kさんから再び誘われて、まるよし渡船の若船長の船に乗ることになった。
 今回は、前回同様ティップランエギング&一つテンヤがメインだが、その他ジギング、エサ釣り等何でも便ということだった。そこで、私はエギング、ジギング、タイラバ、一つテンヤの準備をした。
      
 当日は7時出船ということで、いつものように前日の21時頃に出発し、途中コンビニに寄ったりして1時頃に現地に到着した。
 気温は0℃近くにまで下がっており、寒くて寝られないかもと心配したが、5時過ぎまでは寝ることができた。
前回のような強風ではなく、穏やかな天候で、空には星が美しく輝いていた。たま〜に暴風のような音がして冷やっとしたが、道路を通るトラックの音だった(^_^;) 近くにトンネルもあるので、反響してそんなふうに聞こえるようだった。

 6時半頃にすぎ−Kさん他が到着し、挨拶と最近の釣り情報の交換をし、船に乗り込む。この船はチャーター専用で、私とすぎ−Kさん、そしてすぎ−Kさんの友人2人(ノブさん、Yさん)の計4人での釣りだった。釣り座は、話し合いで私が一番前、Yさんノブさん、船尾にすぎ−Kさんだった。
 7時頃に出船し15分くらいで、最初のポイントに着く。35m程度ということで、まずはティップランで探ってみる。しかし、というか予想通りというか反応は皆無だった。何度か流し直してくれたが、反応は無く、早々とエサ釣りに変更したYさんがベラを釣ったくらいだった。
 その後も同様に、ポイント移動〜流し釣り〜移動して流し直し、ということの繰り返しだった。水深はいずれも25m前後で、底取りやらしゃくりやら、まずまず釣りやすかった。しかし、イカはもちろん魚からの反応も薄く、厳しい日だった。
 天候は良く、時折強めの風が吹くものの、波は穏やかだったのに・・・(>_<)
 
 その後は、ポイント移動ごとに、まずはエギで探り、次にジグで探り、・・・続いてタイラバ、イカの短冊を付けたテンヤというローテーションで探り続けた。
 タイラバとテンヤにはアタリがあったが、魚が鉤に掛かるまではいかなかった。
 テンヤのイカは小さく食いちぎられた後があり、フグがかじっているようだった。小さな針を持っていなくて、掛けることができなかったので、何の魚か確かめることはできなかったが、他の人も同様に「アタリはあるけど、掛からない。」と言っていた。
 そういうやり取りを繰り返すうちに、時間は無情に過ぎて行き・・・結局イカや魚を釣ることはできないまま終了だった。
 12時に沖上がりして帰って来た。
 帰着後に、船長の心遣いでお土産の干物をもらった。
  
 帰路は、四日市〜桑名の間で「重大事故通行止め」だったため、途中で一般道に出ても渋滞で、17時近くになってしまった。
 でも、処理する魚もなく(^_^;)、道具を片付けて、干物を炙って食べた。 
 
 そもそも過去を振り返れば、真冬の1月〜2月には、釣り堀や管理釣り場しか行ったことがなかった。昨年から半夜のイカ釣りに出かけるようになったくらいで、真冬の昼間の船釣りは初めての経験だった。秋のような魚影はなく、厳しさを思い知った。それでなくても、今シーズンのエギングは絶不調でもあるし・・・

 不漁ではあったが、企画からとりまとめまでしてもらったすぎ−Kさんには感謝、感謝である。次回は半夜のイカ釣りの予定なので、それに期待しようと思う。(^_^)

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 う〜ん(-_-;) 今回も厳しく・・・2016/02/06
 三重県南伊勢町古和浦 まるよし渡船  釣果 小アカイカ3、サバ5
  前回の撃沈釣行後、次は半夜のイカメタルに行こうという話がすぎーKさんからあった。で、1月30日(土)の錦の船の予約に、追加で入れてもらった。しかし、近づくにつれ荒天の予想(-_-;)
 すぎーKさんからは「ダメならキャンセルしてもいいですよ。」というありがたい言葉をもらっていたのもあって、キャンセルをお願いした。最終的には当日の出船が中止になり、すぎーKさんたちも行けずに終わってしまった。
 で、次は・・・ということで、またまたすぎーKさんの計らいで、2月から半夜便を始めるというまるよし渡船の予約に加えてもらった。まるよし渡船はチャーター専用なのだが、少人数だと割高になるというので、乗り合いに変更してもらい、計8人(我々3人+3人+2人)での釣行となった。
   
 すぎーKさんから届いた船長情報では、鉛スッテは15号以上必要とのことで、行く途中釣具屋で20号を3個買い足した。20号という重さになると、クレージーオーシャンのものしか置いてなかったのでこれを買った。
 集合は17時30分ということであったが、早めに出発したので16時前には気勢大内山ICのエサ屋に到着した。打ち合わせたわけではないが、ここですぎーKさんと一緒になった。ここには、更に重い25号のスッテを売っていたが、さすがにそれなら別の仕掛けを工夫しようと思い、買わなかった。

 現地には17時前に到着し、若船長と話をするが、どうも状況はよくないらしい。事前に自分で錦や紀伊長島の釣果をチェックしてみたが、それも芳しくはなかったし・・・
 更に、波はそれほどではない感じだが、風が結構強く吹いていた。若船長は、「今日が半夜便の初出船だが、風がかなりあるな・・・、酔い止め飲んでこよう(^^;)」と言っていたので、少し動揺したが、結局は波はたいしたことなく、冷たい北風が時折強く吹いていたが、耐えられないほどではなかった。
 17時半頃に釣り座をじゃんけんで決め、私は右舷の真ん中になった。で、出港したが、今日は若船長と船長の2人体勢だった。船が大きく、夜は前が見にくいのか、若船長が船首に座った誘導していた。
 ポイントまでは20分程であった。古和浦の入り江を出て、陸からそれほど離れていない場所だった。アンカーが入れられ、自分のリールのカウンターで底まで落とすと40m程だった。事前情報どおり潮の流れは早めで、15号でまあまあって感じだった。底すれすれで狙っていたら根掛かりしてしまったが、強く引くと外れて底のイソギンチャクの仲間のような生命体が着いてきた。
    
 しばらくは反応は全くなく、周囲でも釣れている雰囲気はなかった。棚も底から30mくらいまで探ってみたが、ダメだった。やっと1パイ目が釣れたのは1時間くらい経過した頃だった。アタリは取れなかったが、偶然乗った。でも、手応えは軽く・・・、半信半疑で巻き上げたら小さなアカイカが釣れた。
 その後も同様に反応はすこぶる薄かったが、もう1パイが釣れた。でも、その後は反応も偶然の乗りもなくなり、周囲の人もお手上げ状態になってしまった。そこで、何も釣れないよりは、と思ってジグの仕掛けを取り出す。大型の船とはいえ、隣との距離がそんなには離れていないので、太仕掛けで一気に巻き上げるならいいかもと試してみる。
 すると、10mくらい落としてアクションをさせるとアタリ。あわせると結構な手応えが伝わってくる。横走りさせないように高速で巻き、抜き上げた。ゴマサバだが、まあまあのサイズが釣れた。
 その後は、途中で外れたりというのも結構あったが、頻繁に反応があり4匹を追加した。まだまだ釣れそうだったが、帰宅してからの処理を考えて、またイカ狙いに戻した。
 でも、イカの反応がないのは同じで、時折小アカイカを釣る人がいるくらいで、群れがいてラッシュというのは無いままだった。無反応のまま、時間だけが過ぎ、冷たい北風がかなり強く吹くときもあった。幸いなことに波はなく、酔う心配はなかった。
 22時を過ぎた頃だったか、スッテを交換しようと巻き上げていたら浅場で手応えがあり、3杯目のアカイカが釣れた。で、そのパターンを繰り返してみるが二匹目のどじょうはいなかった(/_;)
 ベタ底で、たま〜に反応っぽい動きが穂先にあるものの、何も乗らなかった。
 で、その後は終了まで何も変わることなく時間だけが無駄に過ぎていった。スッテの色とか、誘い方とか、棚とか、あまり関係ないような感じだった。少なくとも私の技量では・・・(^_^;)
 帰着後、夜便の初出船祝いだということで、若船長から前回と同じ干物のおみやげをもらった。
  
 
 次回は、釣れる時に行きたいものである。
 まあ、種類を問わず、釣れる魚種を狙えばいいのかも知れないが・・・

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 イカがいない〜(泣)2016/02/16
 三重県大紀町錦 太幸丸  釣果 極小ケンサキイカ1、スルメイカ1
 平日に休みが取れたのだが、その前の飛び石連休(11日〜14日)に所用があり、体力を使って結構疲れてしまった。なので、休みは本当に休養しないと体が持たないと思いつつ、一方では天候(特に波の予想)を日々チェックしながら過ごしていた(^_^;)

 

 16日の朝、ゆっくりめに起きたので、少し体力は回復したが、「まあ今日は出かけずに、18日が穏やかそうだからその日にしよう。」と考えていた。でも、昼前に太幸丸の船長に電話をすると、18日はまだ予約が誰もないとのこと。今日(16日)、明日(17日)なら出船するとのことで、急遽行こうと考えがまとまった。(^^)
 月齢は、日々満月に向かって変化していくし、潮も今日明日は小潮なので、流れは緩いとのもくろみもあった。また、20日にはすぎーKさんと一緒に行く予定なので、できればそれまでの間を開けておきたかったのもあった。

 スッテや竿はいつもの通りだし、後は氷を買だけであるし・・・ということで、12時過ぎに家を出た。17時に来るように言われたので、少々高速を使って16時過ぎには現地に着いた。初めは誰もいなかったが、16時半には2台車が来て、人数は5人+2人+私の8人になった。
 ここは愛海丸もあるので、適度に分かれるのだろうと思っていたら、平日なのになんと8人全員が太幸丸だった。で、じゃんけんでは負けて、左舷の真ん中になった。揺れは少ないが、風向きが悪く、船の排気の影響をまともに受ける場所だった。

 出港して20分ほどでポイントに到着。いつもよりやや東側にアンカーが入れられた。西風がやや強く吹いており、潮の流れと反対なようで、なかなか船は安定しなかった。水深は70m前後で、海中に山が有り、起伏があるので根掛かりに注意するように言われた。
 12号のオモリで底取りすると80m+αで、カウンターがやや狂っているのか流されているのか(たぶん、カウンターが狂っている)・・・まあ底だけきっちり測れば、途中は適当でもなんとかなるからと釣り始める。
 釣り始めて暫くして、まだ明るい中、前の人がケンサキイカを釣り、後ろの人が良型のヤリイカを釣ったので、やる気を出して誘ってみる。しかし、私には何の反応もない・・・

 船全体では、それ以後釣れず、18時近くに明かりが点灯される。
 しかし、状況は特に変わらず、皆虚しいしゃくりをしているだけだった。で、たま〜に、ポツリポツリと小ケンサキを釣る人がいたが、連チャンモードもなく、棚の情報をもらっても虚しく時間が過ぎるだけだった。
 19時過ぎに、右隣の2人組がスルメを掛けたので、なんとか生命反応が感じられるのかと期待したが、2人が各1パイずつ釣った後はパッタリ止まってしまって、スルメすら遊んでくれなかった。
 その後、まあ、一発狙いでもと「べた底」を狙っていたら、根掛かり?という反応。でも竿を持ち上げると生き物の反応があり、「やっとだ〜!」と思いながら巻き上げるが、数m巻き上げたところでふっと軽くなってしまった。(涙)巻き上げてみると、鉛スッテの針が曲がっていた(T_T)
 イカなのか魚なのかも分からないうちに外れたので、確かめる術もないが、イカなら結構な手答えだったので惜しかった・・・
 終了まで、同様のアタリが2〜3回あったが、いずれも掛かって間もなく外れてしまった。う〜ん、何なんだろう????
 まあ、左横で釣っていた船長も、よく「あっ!〜外れた(*_*)」と叫んでいたので、食いが浅く、その影響もあったのかもしれない。

 このままボ〜ズかも!?と思いつつ、初めて手答えらしきものを感じたのは、20時過ぎだったろうか・・・軽い手答えながら、何か乗っていると巻き上げると極小ヤリイカが付いていた。
  
 それで、ちょっとやる気が出るが後続はなく・・・周囲も虚しい時間を過ごしていた。そのうち船長が「あと10分様子をみて、場所替えします。」とアナウンスを入れたが、本当にポツリポツリだが、釣る人がいたので、結局最後まで場所替えせずに終わった。
 極小ヤリイカ後、40m〜50m付近を狙っていたら、乗ったのだが途中で軽くなってしまった。手答えは軽かったので小ケンサキなのだが、切れたゲソだけが付いてきた(涙)

 全般的にイカが集まっているという感じはなく、少ないイカを8人で取り合うという感じだった。しかも、棚やらスッテの色やらがうまいこと当たった人に釣れるという感じでもあった。
 状況に変化のないまま、22時頃に穂先に何やらアタリ。こんな感じの反応は今までわずかながらあったのだが、乗せることができずにいた。で、この時もすぐには乗らなかったが、何回かやりとりするうちにやっと乗った。久しぶりの強烈な引きで、やや大きめのスルメが釣れた。
 その後、船長が残り5分と言ってから、もう1パイ小型のケンサキらしきものが乗ったが、これも途中で外れてしまった。
 これで終了となったのだが、とにかく厳しい日だった。イカの絶対量が少ないし、また食いも悪くなかなか乗りが悪かった。なので、掛かっても外れることが多く釣果には繋がらなかった。また風の影響なのか、小潮の割には流れがあり15号〜20号でないと横に流れてしまった。
 なんとか、今シーズンのヤリイカを、と思ったのだがやっぱり厳しかった。
 今シーズンのヤリイカはピークもないまま、終わっていきそうである。このまま、シーズンは終わりなのか・・・

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 シーズン終了(-_-;)2016/03/04
 三重県大紀町錦 太幸丸  釣果 スルメイカ5、サバ1
  前回2月16日に、三重大紀町錦に行った後、20日にすぎ−Kさんおっとうさん他と同じ三重錦へイカメタルへ行く予定だった。しかし、海が大荒れで出船中止になってしまった(>_<)
 で、翌週の27日はどこかへ・・・と考えつつ、天気予報を眺めていたら、予約が埋まってしまい、結局どこへも出かけず過ごしてしまった。
 3月になってしまったが、平日に行ける機会がまだまだあるので、次を考えた。

 昨年、一昨年は息子のおかずと釣り堀に行ったのだが、今年のおかずはいろいろと忙しいらしく、帰省するのも難しい感じ・・・で、おかずと一緒に行くのは諦めた。3月の私の仕事の予定が昨年と変わったし、まあおかずのことは昨年から予想はできたのだが(^^;)

 自分一人でどこかへ行こうと考え、予定を見ていたら、3月4日に休めそうなので計画を考えた。久しぶりに朝から出かけて、魚を釣ろうかと思ったのだが、急に仕事が入ってしまい、午後からでも行けるイカメタルになってしまった。
 イカメタルはどこも不調のようであまり気乗りはしなかったが、他に選択肢はないし、前回の準備そのままで出かけられるのでいつもの太幸丸に予約を入れた。
   
 3月に入り1日、2日は冷え込みが厳しかったが、3日からは暖かく穏やかな日になるという予報だったし、太幸丸はいろいろな釣りを試しさせてくれるので、今までやっていないことをやってみようという気持ちもあった。
 それは
 ・潮が速ければ、重いオモリ+胴付き仕掛けで釣ってみること。
 ・バチコン(バーチカルコンタクト)で魚を狙ってみること。
 ・ジギングで魚を狙ってみること。 等々である。
 実際は、どれも不発に終わってしまい、結局課題だけが残った感じだったが・・・(-_-;)

 当日は昼過ぎに職場を出て、集合時間17時30分の30分前くらいに現地に着いた。車がたくさん駐まっていたが、堤防釣りの人もいたみたいで太幸丸の客は私も含めて6人だった。今日も愛海丸はお休みで、イカの不調が響いているようだった。
 釣り座はじゃんけんの結果、左舷の後ろになった。まあ、あれこれ試すにはちょうどいい釣り座だった。
 17時30分過ぎに出船し、20分程沖へ出て、いつもの場所にアンカーが入れられた。水深は60m程度ということだったが、潮が速く15号から20号でもラインは横へ走るという感じだった。リールのカウンターは前回から狂っているとはいえ、底まで88mくらいを表示していた。
 天気は曇りで、やや暗いのもあってしばらくすると点灯された。
  
 とりあえずイカにアピールしようとエサ巻きにキビナゴを付けて釣り始めるが、全然反応はない。1時間くらいして、右舷の人がケンサキイカやらヤリイカやらを単発で釣ったようだったが、左舷は沈黙状態だった。虚しくしゃくり続けて、私にやっと1パイ目のスルメが釣れたのは20時30分くらいだったろうか。でも、追加はなく、厳しい中で偶然釣れるというパターンは今日も同じだった。
 あまりに暇なので、バチコン(バーチカルコンタクト)でのアジングを試そうと、ワームを付けてダウンショットリグで底まで探ってみるがアタリすらない。エサをワームからイカの短冊に変えてみたが、同様だった。
 ジグならとやってみるが、こっちも虚しい時間つぶしにしかならなかった。サバが浅い棚にいて、スッテには頻繁にアタックしてくるのに、ジグには無反応だった。
 相変わらず潮が速いので、40号のオモリを付けてジギング用の竿に胴付き仕掛けをセットし、浮きスッテを3個つけてしゃくってみたが、イカの数が少ないのもあってか答えは出なかった(-_-;)

 仕方なく本来の竿に持ち替え、15号のスッテで探っていたら、時折アタリがある。しかし、サバのような感じだったり、イカのようでも空振りばかりだった。それでも、なんとかぽつりぽつりとスルメが釣れた。
 あまりに反応がないので、回収するため早巻きしながら、ちょい止めたら乗ったな〜んてパターンもあったが、とにかく極稀に、偶然釣れるという感じだった。
周囲の人も同様で、連チャンはなく、本当にたま〜〜〜に釣れるって感じだった。
 一度、エサ巻きスッテを底まで落として放置していたら、「根掛かり?」って感じで引っかかってしまった。でも巻けるので巻いてみる。生命反応があまりないので、ゴミか?と止めてみると穂先が反応・・・根魚?タコ?と思いつつ巻いてみたが底から20mくらい巻いた所で外れてしまった。錦の海には正体不明の生き物がいる・・・な〜んちゃって(^o^)

 終了近くになって、底から10mくらいでスルメが1パイ乗って釣れた。で、すぐに同じ棚に落とすとすぐにアタリ!連チャンか〜(^^)/と思って巻いてくると、穂先が変な反応(-_-;) サバだった。20号のスッテを丸呑みしていて、外すのに苦労した。
 それで終了で、23時頃に帰港した。

 最後のチャンスと期待していたヤリイカは不発で、今シーズンはピークもないまま終わりそうである。船長によると水温は16℃もあるそうで、もう冬は終わりだということだった。
 水面には、生まれて半月くらいの小イカ(3〜4cm)が群れで泳いでいた。これがムギイカとして釣れるようになのは6月頃だということだった。その親イカは、子を産むと死んでしまうようで、それもイカの数が少ない理由のようであった。
 昨シーズン、比較的ヤリイカが好調だったので期待していたのが、アオリイカ同様に厳しいシーズンだった。
 今後はイカにこだわらず、釣れそうな魚を求めて釣行しなければと思った。釣り堀も含めて・・・(^o^)

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 日本海でサゴシ祭り〜(^^)2016/03/08
福井県小浜市西小川 川代丸  釣果 サゴシ(50cm〜60cm)17、カサゴ1
  今週も平日に休みが取れるのだが、逆に来週と再来週はまず無理である。そこで、先週三重に出かけたばかりでるが、どこかへ行こうと考えた。波の予報を見てみたら、太平洋側は厳しいが日本海なら7日と8日だけは大丈夫そうである。
そこでまだヤリイカが釣れているというので、馴染みの船長に電話をしてみた。しかし、客が他にいないので出船の予定はないということ・・・う〜ん残念。敦賀の辺りなら出船する船はありそうだが、釣り方は電動リールにスッテを7〜8本連結しかないようで・・・
 それならばとイカは諦め、久しぶりに魚を釣ろうと川代丸に電話した。ここも最初は難しいかもと言われたが、「他にもう1人来るから大丈夫だよ。」と30分後くらいに返事をもらった。
 久しぶりの魚釣りなのだが、ジギングなので準備も簡単であった。ただ、船長から「メバルサビキを持ってくるように。」と言われたので、それだけは買い求めた。
   
 いつものように前日出発し、関ヶ原までは高速を使い、後は一般道を走って24時過ぎには現地に到着した。さっそく車中で仮眠をするが、明け方、寒さで目が覚めてしまった。先週から気温が上がり、もう春になったと思っていたのだが、さすがに福井は寒かった。息も白かったし・・・(^^;)
 集合は7時半だが、6時過ぎには起きて準備を始めた。7時前にもう1人の客が到着し、船長が7時過ぎにやってきて受付をする。釣り座は話し合いで、私は後ろになった。まあ、2人だけなのでどこでもOKである。
    
 7時半過ぎに出船し、まずは浅場でのメバル狙いであった。
 メバルをサビキ仕掛けで狙うのは初めてで、8本の各針にサバ皮とオーロラスレッド(キラキラの糸)が数本付いてるだけなので、こんなので本当に釣れるのか・・・半信半疑でやってみるが、何の反応もない。前の人が、ゆっくり巻いて、時々止めているのを見て、真似してやってみるが、さっぱりである。
 誘い方もよく分からず、魚の反応はないまま場所移動になった。

 次は青物を狙うとの指示で、40mくらいから始まった。ここでも今ひとつパターンがつかめず、虚しい時間が過ぎていった。この間、前の人はサゴシを2〜3匹釣っていた。一度だけ底付近でアタリがあったがフッキングせず、巻き上げてみるとジグのフックの太い糸が傷ついていた。サゴシかな・・・と思いつつ、また移動となった。
 11時くらいに、またメバル狙いということで浅場に移動する。すると、前の人がメバルを1匹釣った。期待するが、私には何も来ない・・・
 しばらくして、また前の人が1匹釣った。で、前の人に釣り方を聞きに行くと「底からゆっくりただ巻きするだけだよ。」と教えてくれた。それで真似してやってみるがダメだった。
 その後は、前の人も釣れないまま時間が経っていったが、しばらくして底まで落とした時に明確な反応があり、いい感じの手答えがあった。尺メバルはこんなものか(^^)とニンマリしながら、でもハリスが細いのでゆっくり巻き始める。すると、手答えはどんどん強くなり、ドラグが滑って糸が出ていく始末。横で船長がタモを持って見ていてくれたが、だんだん上がってくると横へ走る感じ・・・魚体が見えたらサゴシだった(^_^;)
 な〜んだと思った瞬間、針が外れて逃げていった。この日ここまでの唯一の手答えだったのに・・・(>_<)

 そうやって釣っている間にも、周囲ではサゴシが水面でバシャバシャやっている。それで、少し移動して青物狙いに変更になった。サゴシが跳ねている辺りまでジグを遠投して、表層を引いてくるが釣れない・・・底まで落として誘い上げたときにやっと掛かって、サゴシが1匹釣れた。
 その後、もう一度メバル狙いに移動したが、メバルは反応しなかった。一番下のオモリの代わりに、ひらひらのスカートの付いたルアー(タイラバのような感じ)を付けたらカサゴが釣れた。

 で、また青物狙いになったが、この後の2〜3時間くらいはサゴシの活性がとっても高かった。表層を引いても掛かるし、底まで落としてしゃくり上げても掛かるし、フォールでも掛かるし(^_^)v
 周囲を見渡すと、海面ではサゴシがバシャバシャやっていた。しかし、跳ねているのはすぐには食わない感じで、中層で食うパターンが多かった。
   
 私の場合、入れ食いタイムはほんの少しで、なかなか思うようには掛けることができず、単発でぽつりぽつりと釣っていた。また、底付近には他の魚がいるのかも・・・との期待から、底まで落としてからフォールをちょこちょこやったが、そのたびにラインを切られてジグをロストした(T_T)(>_<)
 まあ、1個千円以下の安いものばかりだが、せこせこ買い足したものなので痛手だった。
普段ジグでは釣れないことが多いので、掛けてから取り込みまでがぎこちなかったが、船長のアドバイスでだんだん上手にもなった。水面まで巻き上げ、糸を極力短くして抜き上げ、魚が船に上がった瞬間に糸を出して竿を立てるというやり方だった。

 サゴシの活性がいいので、船長が「これでも釣れるよ〜。」と言って、オモリに細工をして渡してくれた。それでやったら、船長の言うとおり掛かり、1度はバレたが、2度目はキャッチできた。(^o^)活性のいいときはこんなもんである。
   

 15時近くになり手も痺れてきて、もう充分だと思う頃になって、最後はメバルでということで移動となった。しかし、この頃から雨が大粒になり、風も強く吹いてきた。そもそもこの日は朝から曇りがちで、霧雨が時折降ってくる天気だったのだが、ここへきて急に風雨が強くなってきた。釣っているのは辛い状況なので、それで終了して寄港となった。

 いつも16時過ぎになるのだが、ほんの少し早く出発することができ、高速は関ヶ原以降しか使わなかったが、19時半には帰宅できた。すぐに魚をさばき、1匹だけ炙りにして、日本酒を飲んだら夢心地だった。
 魚の胃の中はほぼ空っぽで、油もあまりのっていない感じだった。できれば、メバル1匹でも釣れると良かったのだが・・・また次回の楽しみにとっておこうと思う。

 PS ジギングの時は、リーダーの先に「ハワイアンフック」+サルカンを付けて、そこにジグを取り付けている。以前、他のフックを使っていたときに、力に負けてフックが開いてしまったことが何回かあったからである。
 しかし、このハワイアンフック、力には決して負けないが、ジグが外れてしまうことが3回もあった。
 1回目は堤防からキャストして釣っていた時で、いきなり軽くなったので、仕掛けが切られたのかと思ったら、フックまでは無事に戻ってきた。この時は、めったにないような偶然が重なったせいだと思っていた。
 ところが、今回同様のことが2回もあった。1回目は、釣り初めて間もない頃で、やはり仕掛けが切られたと思って回収したらフックだけは無事だった。で、2回目は終盤、サゴシが掛かった状態でふっと軽くなった。これも切られたと思ったら、サルカンまでは何ともなく、ハワイアンフックとジグだけが無くなっていた。
 手で外そうとしても、なかなか外れないときもあるのに・・・勝手に外れるなんて(T_T) 他にいい道具がないのか模索中である。
 
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 古和浦は今日も爆風(^^;)2016/03/21
 三重県南伊勢町古和浦 まるよし渡船  釣果 マダイ1(39cm)、アヤメカサゴ3
 冬場のイカシーズンもほぼ終わってしまい、いよいよ春のアオリイカシーズンのはずが、昨秋よりアオリイカは絶不調(-_-;) で、次は何を・・・と思っていたら、すぎーKさんからお誘いがあり、古和浦のまるよし渡船に行くことになった。タイラバ&ジギングがメインの船釣りだが、条件がいい日には90mくらいの深場で、赤物やハタがいい感じだそうである。そこで2人で予約をし、行ける人がいたら追加するということになった。
 まるよし渡船は基本的にはチャーターで、3人までは金額が同じなので、もう1人いると良いと思っていたら、すぎーKさんがユキさんを誘ってくれて、3人でのチャーターになった。
 釣行日が近づいた頃、いろんな仕掛けやタックルを用意してくるようにという船長のアドバイスが、すぎーKさんを通じてあった。
 そこで、タイラバ、ジギング、エサ釣り(電動+船仕掛け)の準備をした。エサにはサバ、サンマ、イカの短冊を用意した。泳がせも可能だと言われたが、さすがに活きアジを準備するのは面倒なので止めた(^_^;) 船の中に生け簀もないし・・・

 いつものように前日出発し、深夜に到着して仮眠するが、強風が吹いており、ごうごうと木々を揺らす音が闇夜に響いていた。3連休の最終日なのだが、19日(土)も20日(日)も爆風とそれに伴う高波で、多くの船は出船中止だった。そんな状況だったので心配&半ば諦めぎみで眠りに入る。
  
 6時半集合ということで、5時40分くらいに起きて準備をする。深夜の爆風は収まっていたが、そこそこ強い風が吹いていた。
 6時過ぎにすぎーKさんとユキさんが到着し、挨拶を交わしながら準備をする。
 荷物を積み込み6時半頃に出発する。釣り座は話し合いで、前にユキさん、真ん中に私、後にすぎーKさんということになった。船が大きいので揺れはたいしたことはないが、風は予想どおり結構吹いていた。
 湾内を出て、まずは40m前後の場所でタイラバをやってみる。初めてのタイラバなので、イマイチやり方がぎこちないが、120gを底まで落として巻いてみる。反応は全くなく、強風に流されて落とすときにどんどん糸が出ていく感じだった。30分くらいやったころで明らかな反応があったが、フッキングせず・・・アタリはそれだけだった。
 その後、風を避けられる場所に移動してやってみたり、またもとの場所に戻ったりしたが、結局反応らしきものはその1回だけだった。
 そこで、次は90m前後のポイントへ移動するというので、仕掛けを電動+船仕掛けに変更する。最初40号で試してみたが真横に流されてしまい、80号にしてもダメなので、60号を2個追加して、計200号でやることになった。それでも底取りは難しいので、しばらくして70mのポイントへ移動した。
 今度も同じ仕掛けでやってみる。強風で船が流されて糸が真横に出て行くことが多かったが、さっきよりは少しマシになった。
 釣り始めて3〜4投目に、穂先にツツツという反応が(^_^)!充分食い込んだところで巻き合わせし、後は電動で巻いてくる。巻き上げる途中も穂先に反応があり、期待を込めて残りのメーターを確認しながら待つ。手答えはというと、オモリが重く、また風で流されてもいるのでよく分からない(^^;)
  
 上がってくると、平ぺったく赤い魚が見えた。マダイだった。40cmにちょい満たないサイズだったが、とりあえずボ〜ズは逃れたのでほっとする。これがタイラバ仕掛けで釣れたらおもしろかっただろうに・・・と思うが、サバの短冊を食っていたのでタイラバでは釣れなかったのかもしれない。
 それに気をよくして、同じ調子で釣り続けると、暫くしてまたアタリがあった。今度は巻き上げ途中の反応がないので根魚系かな?と思いつつ巻いてくると、赤い魚体が見えてきた。釣り上げてから、船長に聞くとアヤメカサゴだと教えてくれた。
しかし、その後はますます風が強くなり、アタリも遠のいた。
 そこで、浅場に移動となる。風裏でもあったので、オモリを軽くできたが、残念ながら魚の反応がなくなってしまった。
 で、また70mに移動したのだが、干満の影響もあってか魚のアタリがほとんどなくなってしまった。それでも、時折アタリがあるので、巻き上げてみると半分まで食いちぎられているだけだったり、仕掛けが絡んでいたりした。
 その後はアタリも全くになってしまったが、巻き上げてみると魚が付いていた(^_^;)って感じで、アヤメカサゴを追加した。
 風は緩むことなく厳しいままで、11時40分頃に終了し、帰港した。

 爆風がなく、船が流されなかったらもう少しいい感じであったのかもしれないが、天気だけはなんともならない。次回は、穏やかな日に行けるといいのだが・・・

 PS マダイは鼻孔による判断だと、天然マダイだった。なので、めずらしく刺身にし、アラも煮付けて食べてみた。脂とかはそう乗っていなかったが、養殖魚とは違う味わいで美味しかった。またカサゴはネットで調べたら、皮を引かない方がいいというので、バーナーで皮を炙って焼霜造りにした。これも、結構な美味しさで、魚のサイズがもうちょい大きければ良かったのに〜と思った。
 いつか、大型の赤物根魚を釣ってみたいものである。
  

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 今季最後にヤリイカ〜2016/03/28
 福井県美方郡美浜町 新漁丸  釣果 ヤリイカ 大3 小28
  3月も終盤になり、新年度を前にもう一回気晴らしを(^_^;) と考えていた。休みは取れたが、どこへ行こう・・・と迷っているとおっとうさんからいい情報が(^o^)
 福井でヤリイカがまだまだ釣れるらしい。ということで、今シーズンほとんど味わえなかったヤリイカを求めて福井へ行くことになった。おっとうさん情報と、船宿のHPで詳細を調べて予約を入れた。
 船宿のHPでは、予約情報のページに「ドック入り」とあったが、電話をすると大丈夫だということでお願いした。何でも予約が増えたので、「ドック入り」を延期したそうだ(^^)

 当日は早めに出発し、いつものように関ヶ原からは一般道を走ったが、14時半くらいには現地に着いた。事務所はもう空いており、スタッフ(船長の奥さん?)にお金を払い、駐車場所を案内してもらう。
 その後ぽつりぽつりと人が集まり、人数が8人になったら第2船(若船長)で出発するというので、16時過ぎには港を出た。第1船(ベテラン船長)の方は、残りの客を乗せてから出発するということだった。
 
 釣り座は抽選で、右舷の前から2番目になった。片側に4人ずつで、もっと空いているのを期待していたのだが・・・平日なのに大賑わいである。
 港を出てから釣り場までは50分程で、結構速度を上げて走るので前の方は波しぶきをかぶり、あわててキャビンに避難した。波の予報は0.5mなのだが、風がやや強く船がよく揺れた。日が落ちてから少しずつ穏やかになり、深夜になる頃にはベタ凪になったが・・・
 釣り場は敦賀半島の北の方で、美浜原発を通り過ぎ、もっと北の方へ行った所だった。ただ、陸からはすぐの所で、釣り場の水深は27mの所だった。
   
 釣り場の付近には、釣り船が集結しており、見渡せるだけでも10数隻が北から一定の間隔を空け、陸に船尾を向け、平行に並んでいた。

 17時過ぎから釣り始める。とりあえず、イカメタルの仕掛けで探ってみようと、12号の鉛スッテにリグ(枝)はプラヅノを付けてやってみる。流れはほとんどなく、ラインは真下に落ちていき、底までリールのカウンターで30m、砂地なのか根掛かりはなく、底付近で仕掛けを踊らせるように探ってみる。
 まあ、当然なのか反応は無い。しかし、左隣で釣っていた人は、明るいうちから大型(♂)を1パイ釣り上げた。仕掛けは電動リール+スッテ、プラヅノ混じりの6〜7本であった。うらやましく思うが、自分には何の反応もない。
 釣れたのはその人くらいで、虚しく時間を過ごし、18時頃に点灯した。ここから、電動仕掛けにチェンジしてやってみるが、これも同様だった。
 左隣の人は更に2ハイを追加したが、私は何のアタリもないままだった。
   
 それでも探り続けていると、19時少し前にはっきり分かる手応えがあり、巻き上げると最初の1パイが釣れた(^_^)v 胴長35cmはあろうかという大型(♂)で、この日私が釣った中では最長寸だった。電動仕掛けの枝は、自作のリーダー7本仕様で、プラヅノ、スッテ、エギを混ぜていたのだが、上から3個目に付けていたエギに掛かっていた。
 周囲でもポツリポツリと釣れるようになった。他人が釣れる度に見ていたが、大型のイカはスッテに掛かっていた。
 1パイ目が釣れたので気合いを入れて誘いを掛けるが、その後は続かなかった。周囲の人も芳しくなく、皆さんため息ばかりだった。
 私に2ハイ目が、やっと釣れたのは20時過ぎだった。アタリもないのでパンを食べながら、底から低速自動巻にしていたら反応があり、小イカ(♀)が釣れた。これはプラヅノに付いていた。
 その頃から、鉛スッテ仕掛けと電動仕掛けを交互に試すようにしたのだが、どちらも芳しくなくなかった。それでも鉛スッテで、底から3〜4m上げた所で誘っていると微妙なアタリがあり、あわせたらやや大型(♂?)が釣れた。13号の赤緑の鉛スッテであった。
 その後は電動で少し釣れ、鉛スッテで竿をあおったら付いていた。偶然釣れという感じであり、少ないイカをなんとか掛けるという状況で、本当に厳しかった。
 時間が過ぎても変化はなく、周囲の人も2桁行かない人がそこそこいて、交わす言葉は「厳しいね〜。」というものばかりだった。ただ、私とその周囲の人のパターンを見ていると、釣れていたのは浮きスッテがほとんどだったような気がする。たま〜に、プラヅノもあったが、事前にあまり良くないと言われていたアカ系のものに乗っていた。
 事態は好転することもなく、明かりに小魚が集まっているという感じもなく22時近くになる。通常なら、このまま「今日はだめやったね〜。」で終わるのだが、若船長から移動の指示。
 ここまで9ハイしか釣っていない私は、期待はしないまでも、今よりはいいかも〜と思う。
 で、アンカーを上げて、15分程で移動した先は第1船(ベテラン船長)の真横だった。向こうはもう結構釣れているそうで、もう30分もしたら片付けするという感じだった。
 今度は水深35mくらいで、さっきよりやや深かった。水面には小魚が群れており、いいかも〜(^_^)と思い電動仕掛けを落とすと、しばらくして反応があり、小型が1パイ(♀)釣れた。
 ここからは、周囲の人も調子が上がり、結構頻繁に釣れるようになった。釣れるのはみな小型(♀)ばかりであるが、22時までの場所での不振が嘘のようにアタリがあった。暗くて良くは見えなかったが、陸がすぐ目の前に見えるほどの場所だった。
 私もここからは追い上げで、電動仕掛けで底まで落として誘う、待つと反応があるという感じでまずまず追加した。ただ、電動仕掛けはオモリ60号なので、前アタリとか全然分からず、穂先に引き込む反応があったり、手持ちの竿に重量感が乗って初めて分かるって感じだった。
 それではつまらないので、鉛スッテでもやってみたが、スッテやアシストに付けたプラヅノがパターンに合わなかったのか、1パイも釣れなかった。
 一方で、電動仕掛けはいい感じで釣れ続け、4ハイ一気に釣れた!!な〜んてこともあった。
 釣れてくるのは小型(♀)ばかりで、ここでは青系のプラヅノによく乗った。数百m離れた場所移動をしただけなのに、こうも違うのかと不思議だった。
 23時半になっても終了する気配は無く、釣れ続ける間は延長してくれるっていう感じだった。釣れなくても時間が来たら終了という船が多いのだが、ここはそう言う点ではとっても良心的である(^o^)

 24時近くになって、「そろそろ終了します。」のアナウンスがあり、片付け始める。その間に船長が1人ずつの釣果を数えて記録していった。ちゃんと数えるので、客の自己申告を適当に水増しするのは違って正確だった。
 一応、自分がカウンターで数えていたのと、船長のカウントとピッタリ一緒だった。
   
 帰路につく頃は1時を回っていたので、美浜インターから一気に高速で帰って来た。それでも、帰宅したのは3時過ぎて、イカを冷凍庫に入れ、風呂に入って歯を磨いたら4時過ぎだった。
 とっても感じの良い船宿で、交通の便も良く、平日なのにそこそこ一杯な理由がよく分かった。

 PS ヤリイカの♂♀の見分けがよく分からず、大型は♂小型は♀と言うことにしたが、アオリイカのように簡単に見分けられるといいのだが・・・

 オマケ 新漁丸のHP・釣果欄から      

第1
ヤリイカ便 54,47,32,41,60,62,65,64杯 船中425杯
第2
ヤリイカ便 35,31,38,56,55,26,28,46 船中315杯



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 ちょっと早かったかな!?2016/05/28
 三重県大紀町錦 太幸丸  釣果 親スルメ 2、ムギスルメ 27
  先月は、下旬にロードさんから誘われて釣り堀に行った。その後のゴールデンウィークは、渋滞や混みあうのが嫌で、自宅のペンキ塗りやら植木の剪定やらで終わった。その後も、その仕事の延長で釣りに行くことなく過ごしていた。
 そんな中、すぎーKさんからムギイカ釣りの誘いをいただき、行くことにした。最近は、誰かに誘われないとなかなか出かけるのがおっくになりつつある(^_^;) まあ、次週とその次くらいは休日出勤で、行けないのが確定しているので、ここで行かないとますます引き籠もりになってしまうかも(汗)というのもあってお誘いをこれ幸いにと出かけた。
 当日は17時半に集合ということで、昼頃に出発した。ちょうど25日〜27日は伊勢志摩サミット関連で、検問やら通行止めやらの影響で人出は少なめだった。その余波もあり道路は空きぎみで、一般道を多用しながら気勢大内山のエサキチの駐車場に16時半過ぎに到着した。ここですぎーKさんとぱったり(^o^) 私は近所の釣具屋では売っていなかった鉛スッテを買い足し、現地へと向かった。
 
 駐車場には我々含めて8人いたが、太幸丸は4人だった。後から更に人が来たが、他の人は愛海丸のようだった。じゃんけんの結果、私とすぎーKさんは前になり、右舷に私、左舷にすぎーKさん、後ろに他の二人という具合だった。
 天候は曇りで薄暗い感じだったが、ポイントに着いても点灯するほどではなく、明かりが灯されたのは19時近くだった。水深は78mくらいで、やや潮が流れていた。明るい内はイカが寄っていないだろうと、ジグを取りだして真下やら、遠投やら、いろいろと探ってみたが何の反応もなく時間が過ぎてしまった。

 明かりが点いてからはイカ釣りに専念した(^^;) 今回新しい竿(メジャークラフトのN−one)を買って、その使い心地を確かめるのも今日の目的だったのだが、やや穂先が柔らかめな感じがした。水深があり、15号〜20号程度を使う錦では不向きな感じがした。ただ、小さなアタリも敏感に感じ取ることができ、30m程度の水深で8号〜10号程度のスッテにベストマッチという感じだった。
 なので錦で使うには、今まで使ってきた同じメジャークラフトのクロステージの方が合っている気がした。
 釣果の方は・・・イカのアタリはもちろん、魚のアタリもなく虚しく時間が過ぎていった・・・(T_T)
 やっと、イカ?っていう手応えのあったのは19時半を過ぎた頃だった。シーズン初めなので、サイズは小さく巻き上げ途中でもよく分からない感じだった。
 その後すぐには活性は上がらなかったが、船長から20mくらいという情報をもらい、その付近でポツポツといい感じで釣れた。中には親イカが1パイ混じっていて、久しぶりのいい感じの手応えを味わった。
  
 でも、その後は散発的になってしまった。そこで、20mから5m刻みで探っていくと、30mで乗ったり、40m〜50mで乗ったりした。一番深いのは60mというのもあった。
 しかし、そのペースも失速し、20m〜30mくらいで結構アタリがあるものの乗らない・・・(>_<)というのが頻発した。穂先が繊細で、アタリを敏感に拾ってくれるものの、イカが小さいのか空合わせばっかりだった。
 もう半月もすれば、大きくなっていい感じになると船長も言っていたが、まだ早すぎたようである。
 22時くらいに、あまりにアタリがないので、またジギングを試してみたが、サバすらいなかった。船の周りにはシイラが群をなして泳いでいたが、ジグでは対応できなかった。まあ、シイラなんて釣ってもしょうがないのだが、今日のように空いている時でないと他の人に迷惑を掛けてしまうので、手応えだけでも味わってみたかった。また、you tubeでCOの太田さんが、春のシイラはまずまず美味しいと言っていたので、味見してみようとも思ったのだが・・・(^_^;) 今度はミノーやポッパーを持参しようと思った(*^_^*)

 終盤、すぎーKさんが、遠投してテンションフォールさせるといいというのを教えてくれて、真似してみたのだが、ベイトリールでは難しかった。それでも、なんとか2〜3バイ追加して終了となった。

 帰路も一般道を多用し、帰宅したのは2時半頃だった。今回はイカのみだったので処理も速く(袋に入れて冷凍庫に直行)、時間の割にはまあまあ楽ちんだった。これから、夏のイカシーズンが始まるので楽しみである。

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 梅雨の中休み、イサキもお休み(^^;)2016/06/10
 愛知県南知多町豊浜 大進丸  釣果 イサキ(30cm)7、サバ(35cm)1
  平日に休みが取れるので、またどこかへ行こうと考えた。あれこれプランを考えたが、いつもの福井のジギングはあまり釣れていない感じ。半夜のイカもムギイカなら好調のようだが、ケンサキイカはまだまだの様子。
 タイミング良く、釣友イケチャンのHPで、この時期イサキがいい感じなのと、抱卵して脂ものって美味しいというのを見つけた(^o^) で、久しぶりに船の餌釣りをやってみようということになった。
 最初は鳥羽まで行こうと思ったのだが、意外にその週の仕事がハードで(いや年齢を重ねて体力が衰えた(^^;))、金曜日に遠方まで出かける気力がなくなってしまった(>_<)
 ネットであれこれ調べたら、知多出船の釣果も悪くは無い感じ。それなら距離も1/3だし、平日なら超満員は避けられるだろうと思い、前日に天候を確認して予約を入れた。
 予約の際電話に出た女性(船長の奥さん?)にいろいろ聞いてみると、親切に教えてくれた。コマセは船で用意するが、刺し餌、カゴ、テンビン、オモリ、仕掛けは各自で用意とのことだった。それで、どんな物なのかを詳細に聞き、釣り具店でそれっぽい物を買い求めた。仕掛けは「大山沖ならコレ!」っていうウイリー3本針の2.5m、ハリスは2.5号と3号を買った。
 4時半までに受付を済ませて、4時45分には出るというので、いつものように前日に出発した。距離が50Km程度なので、一般道を走っても1時間半くらいで到着した。豊浜は、昔よく堤防釣りで通った所なので、迷うことなく、また道中あれこれ懐かしく思いながらであった。
   
 港にはテントがあるだけでトイレ等は近くにないので、車で公衆トイレまで行って済ませてからテントの所へ戻った。そのまま仮眠しようと思ったが、明かりが点いているのでのぞいてみると、船の座席の希望を書くようになっていた。ここは先着順に釣り座が決まるようである。明日はイサキ釣り3隻、スルメイカ釣り1隻で、後ろや前の場所は既に埋まっていて、残っているのは真ん中あたりばかりだった。そこで、一番新しい船の空いている場所に名前を書いて、仮眠した。
 3時半くらいから受付が始まったので済ませて、準備をする。ロッドキーパーは持っていないのだが、300円で貸してくれるというので借りた。
 4時過ぎには荷物を積み込み、船室に入ってウトウトしかけると、4時40分に出船した。前日の天気予報では、北風がやや強いとのことだったがほとんど無風で、穏やかな日だった。船はたいして揺れることもなく、船室で目を閉じて体を休めながら過ごした。ポイントまでは1時間30分くらいだった。早朝の出船であるが、とりあえず乗ったら後は仮眠時間だった。

 さて前置きが長くなったが、いよいよ釣り開始である。大型船とはいえ片側に9人ずつで、2.5mの仕掛けだと隣の人とのお祭りがままあった。どの船宿も「平日はゆったり」という文字を見かけるが、そう甘くはなかった(^_^;) まあ、イサキが好調なのもあるだろうが・・・
 昔、イサキ釣りに行ったときはアンカーを打っての釣りだったが、今日は流しながら釣るので、仕掛けが真下には落ちずなかなかイメージ通りにはいかなかった。棚は35mという船長の指示に従って、仕掛けを落として撒き餌を出すが無反応・・・(-_-;) コマセに刺し餌を同調させて釣るというのは分かっているが、海中のイメージが全然分からない(>_<)
 イサキの活性が悪いというのもあったが、何回コマセをふってもアタリはなく、挿し餌もそのまま残ってきた。周囲の人も同様のようで、しばらくは誰も釣らなかった。そのうち、小サバが釣れ始め、続いて本命がポツリポツリと上がるようになった。でも、私はそれに乗り遅れ、30分後くらいにやっと小サバが釣れた(^_^;)
  
 両隣の人が本命のイサキを3〜4匹釣っているのに、私は小サバのみ・・・う〜ん、釣り方がよく分からない。左隣の人はまずまず好調で、見ているとコマセ2度ほどをふって、巻き上げてアタリを待つ感じ。そこで、真似してみると待望のアタリ。でも掛からずに終わってしまった。竿が堅くて違和感を感じた魚が放してしまったのか???
 やっと1匹目が釣れたのは7時過ぎだった。全然釣れないので、しばらく放置して朝食を摂っていたらいきなり穂先が反応し、巻き上げたら釣れた(^o^) 30cmの良型で、なかなか引きも強くて嬉しかった。何故釣れたのか分からなかったが、他人のコマセの層に自分の餌があったのか・・・(^^;)
 なんとかボ〜ズは免れたが、その後はまた厳しく、虚しく投入と巻き上げの繰り返しだった。その間も、両側の人は釣果を増やしていた。とは言え、好調なのはこの二人だけで、他の人はそうでもなかった。私のいた左舷の状況なので、右舷はどうだったのか分からないが・・・
 コマセのふり方を変えたり、刺し餌にイカを付けてみたりしたが手も足も出ない感じだった。で、放置していたら、また穂先が反応し2匹目が釣れた。う〜ん、あれこれやるよりも放置の方がいいのか(^_^;)
 その後、船はポイント移動をしながら35mを狙うという感じの繰り返しだった。
 カゴの位置が悪いのかと思って、テンビンの上に付け替えたりもしたが、何も変わらなかった。2匹は放置で釣れたので、それがいいのかな〜(^^;)と思いつつ、でも隣の人はせっせとコマセをふりながら釣果を伸ばしているし・・・ どうすればいいのか分からないまま、コマセをふっても反応がないので、5mくらい巻き上げて放置したら、またアタリがあって3匹目が釣れ、同様な感じで4匹目も釣れた。
 この頃にはもう10時を過ぎていて、アタリがあるのに掛からないのも少々あった。一方で隣の人は、生け簀が一杯になったからと魚を絞めていた。天気は良く、ベタ凪で、気温はどんどん上昇して、暑くて上着を一枚脱いだ。
 どうにもならないので、棚を10mくらい巻き上げて浅くして放置していたら、いい感じの反応。まずまずの手応えなので期待して巻き上げると、途中から横走り・・・35cmくらいのサバだった。隣の人に絡まないように気をつけながらタモで掬った。
  
 その後も状況は変わらないままだったが、指示棚よりちょい上で待ち、反応がないのでゆっくり巻き上げたらそれに食いついた(^o^)、久々の反応を嬉しく思いながら上げてくるとダブルで掛かっていて、隣の人がタモで掬ってくれた!(^^)!
 それからしばらくして、放置竿にまた掛かり、巻いてきたら隣の人とオマツリ(T_T) で、一緒に巻き上げてくるとイサキとサバが付いていた。仕掛けが半端なく絡んでいて、とりあえずタモで魚を掬い、ほどこうとするがどうにもならないので、仕掛けを切った。で、どっちにどの魚が付いていたのか分からないが(たぶん私がサバ^^;)、イサキは私に譲ってくれた(^_^;)
 その後、11時過ぎに大移動したが流れが速くてオマツリが多発して、釣りにならないし、アタリもない厳しい時間を過ごした。なんともならなくなり、釣果を伸ばすこともなく12時に終了した。
 
 魚を各自で絞め、片付けをする時間が20分くらいあって、帰路についた。帰りも1時間30分くらい掛かった。疲れた体を休め、眠りにつくにはちょうどいい感じだった(^o^)

 知多半島からの船は久しぶりで、手軽な分だけ混み合っていて、やはり遠方まで出かけるのにはそれなりの理由があると納得した。ただ、だんだん加齢とともに体力も衰えるので考えものではあるが・・・
 釣果は厳しかったが、釣れたイサキはみな30cmの良型ばかりで、脂ものっていたので美味しかった。また、イケチャンがブログで白子の天ぷらが美味しいと書いていたので、試しにやってみたらそれもとっても美味しかった。
 天然もののイサキを釣って食べるのは本当に久しぶりで、美味しさを実感することができた。匹数は厳しかったが、妻と二人で食べるのには充分であった。

 PS 生け簀に泳がせて、最後に絞める方式はとってもよいのだが、自分で絞めるのに苦労した。イサキを素手でつかむと滑るし、背びれが手に刺さったり・・・釣り堀でスタッフが手際よく絞めているのは、熟練した技だと感心した。
 今回、まずエラを切って泳がせて、血が抜けてから脊椎をざくっと切ったが、血はよく抜けていて良かった。ただ、この締め方は手間が掛かって、船の狭い釣り座でやるのには本当に苦労した(^_^;)

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