2017釣行記    船釣り編   

         下半期 (7月〜12月

目 次  

 7月27日 福井小浜 かどや丸  8月17日 福井小浜 かどや丸

 9月7日 三重南伊勢町田曽浦 渡船屋たにぐち  9月9日 福井小浜西小川 川代丸

 9月23日 福井小浜西小川 川代丸  10月9日 福井小浜西小川 川代丸

 11月20日 三重大紀町錦 太幸丸

久々の半夜は難度UPだった2017/07/27
福井県小浜市 かどや丸  釣果 ケンサキイカ(小型が主)17、スルメイカ1
  前回を思い出してみると・・・
 6月上旬には2回続けて(デイマイカ釣り、海上釣り堀)行けたのだが、それからしばらくは出かけられなかった。土曜日に仕事が入ったり、そうでなくても平日の仕事が大変すぎて疲れてしまい、とても週末に出かける気にならない状態であった。
 7月も末になって、やっと少し出かけられる余裕が出てきたのと、この日は平日に休めるのとでどこかへ行こうと考えた。とは言え、この日も普通に出勤して仕事をすれば、他日に余裕ができるわけで(^_^;)
 決して多忙な状態が終わったわけではなく、まだまだ仕事は山積しているので、本当は無理してまで行かない方が良かったのだが、このまま8月になってしまうのかと思ったら、行かなければ〜!と思う気持ちが強くなってしまった(^^;)
 さてどこへ行こうかと考えたが、太平洋側は台風の遠因でやや波が高そう・・・(>_<) ならば日本海のイカ釣りだと思い、天候を確認しながら、通い慣れた船に前々日に電話を入れた。すると「他に客がいないから今のところ予定はない。他の客の予約が入って出かけるようになったら、また連絡する。」と言われてしまった。
 平日ならば直前予約でも大丈夫だろうと、たかをくくっていたが思わぬ落とし穴があったのだった(汗)
 で、船長からは何の連絡もないまま時間が過ぎてしまい、他にないかと探してかどや丸に連絡をしたら、出船するというのでここへ行くことにした。

 当日は16時30分に集合、17時出船というので、ゆっくり起きて12時少し前に出発した。関ヶ原までは高速を使ったが、その後は一般道を走って15時30分には現地に到着した。平日は高速代の割引もないので、この行き方はパターンとして定着している(^o^)
  
 ここは、桟橋の近くに路駐なのだが、既に3人の客が来ていた。すぐに道具を持って場所取りに船に行ってみると、前と右舷の後ろが既に詰まっていたので、左舷の後ろにした。ここは昨年の夏、足を怪我した因縁の船なので、道具の積み込み等の乗り降りには慎重の上にも慎重を期した(^_^;)
 車に乗っていても暑いので、船の釣り座に横たわって目をつぶり、うとうとしながら時間を過ごした。ちょうど風が吹いていて、それほど不快ではなかった。
 16時40分過ぎに船長がやってきて、受付を済ませると17時少し前に出船したが、1時間以上走った。小浜の湾を出て、東の方へ結構行った。西小川の川代丸でいつも見慣れた風景の辺りまで出かけたわけで、どの船に乗っても結局は同じ辺りで釣るのだと思った。(^o^)
 アンカーが入れられて、水深は70mだとアナウンスがあり釣り始める。15号の鉛スッテで様子を見るが、流れが激しくてとても釣りにならない。そこで、30号にしてみるがそれほど変わらなかった。それではと、アシストのエギを外して30号のスッテだけにしたが、やはりどうしようもない状態は変わらなかった。
 30分ほどして船長から移動の指示があり、パラアンカーでの流し釣りに変更することになった。
 すると、今度は15号で真下に落ちていく感じになり、なんとか釣りになるようになった。しかし、竿をしゃくっても生命反応はなく、虚しく時間が過ぎていった。
 周囲の人も同様で、皆虚しくしゃくりや誘いをかけていた。が、そのうちぽつりぽつりと釣れるようになる。そのうち自分にも生命反応が感じられるようになったが、手応えはないまま他の人をうらやましく見ていた。ひょっとして、このままボ〜ズ?(^_^;)

 20時を回った頃、50mでやっと手応えが。でもな〜んかちゃんと乗っているのか怪しげな感じ・・・
半信半疑で巻き上げたら、小型が付いていた(^_^;)
  
 この日は夕方は晴れていたのだが、この頃から時折激しく雨が落ちてくるようになり、慌てて雨具を着た。イカの反応の方はまた遠ざかり、雨は降ってくるし散々な日に来てしまったと後悔する。
 それから30分程して、やはり50mで誘っていたら次が乗った。そこそこの手応えで期待したが、ちょっとサイズUPしたイカが上がってきただけだった。
 その後、本当にたま〜にという感じで50mで小型が乗り、なんとか7〜8ハイまでになった。
 アタリが散発的なので、目先を変えようとスピニングタックル(竿はティップラン用)に持ちかえ、やや遠投して誘うイメージでやってみる。水深を見極めにくかったが、数回やるうちになんとか糸の色でおおよその水深が把握できるようになった。
 スッテの動きをキビキビさせようと、一つスッテで遠投し50mまでテンションホールさせ、その後誘い上げたらやや良型が乗って、狙い通りだと満足しながら釣り上げたが、その方法での釣果もその1パイだけだった。
 で、またベイトタックルに持ちかえるがなかなか反応は無く、かなり時間が経ってからやっと1パイ乗るという感じで少し追加した。
 その後はまた反応がないのでスピニングに持ちかえアシストを付けたまま遠投し、誘うという方法でやってみる。でも状況は変わらない。仕方なく回収しようと早巻きで上げたら、途中で魚が食いついた。しばらく巻いても外れなくて、そこそこの手応えで水面まで上がってきた。サバ?それとアジ? 照明が青白いのでよく分からなかったが、抜き上げたら、もうちょっとというところで船縁に下のスッテが引っかかって、もたついた瞬間に切れて落ちていった・・・(T_T)(/_;)
 魚が逃げたのはしょうがないが、食いついていたエギと下のスッテまで失って、気分はとってもブルーだった(>_<) 面倒でも、ちゃんとタモは使わないといけないと自戒したのだが、次のチャンスはそう簡単には訪れなかった。う〜ん・・・

 左手が疲れてきて力が入りにくくなったので、またベイトタックルに持ちかえ、右手で誘っていると、また50mで穂先が入り乗った。いい感じの手応えで良型を期待したのだが、上がってきたのはスルメだった。しかもゆっくり巻いていたためか、エソか何かに襲われて傷が付いて上がってきた。
  
 それからかなり経過して、また乗った。巻き上げる途中で、かなりの引きになったかと思ったのだが、あと10mくらいでふっと軽くなり、ほとんど瀕死の小型が釣れた。きっと、巻き上げる途中で他のイカに襲われたのだろうと想像した。
 その頃にはもう23時を回った頃で、照明が減灯された。やや暗くなった中で、相変わらず何も変化がなかったが、時折魚と思われる反応があり、結構な引きなのだが数m巻いたところで外れるということが2〜3回あった。
 疲れたのもあって、休憩を兼ねて他の人を見ていた。すると、ティップランのように巻きしゃくりで止めて待つやり方でそこそこアタリを拾って釣っている人がいた。
 で、自分もスピニングタックルに再々度持ちかえ、真似してやってみる。するとまた50m付近で、いい感じの手応え(^_^)v ドラグを滑らせて巻き上げると、この日最大の胴長31cmが釣れた。ただ、残念だったのは、巻き上げがスピードが速かったのか、アシストのエギには切れたゲソが付いていた。ちゃんと釣っていればダブルだったのに・・・(-_-;)
  
 その後も同様にやれば釣れるのかもと思ったのだが、もう竿を持つ左手がいうことをきかず、ティップランの巻きジャクリがぎこちなくなって、とてもイカの活性を上げるような釣りができなくなってしまっていた。
 他の人は、この間もちゃくちゃくとティップランのような誘いで追加していたのに・・・
 秋のティップランとは違い、スッテが重いのと、移動などのインターバルがなく、ひたすらしゃくるので、竿をもっと短いものにしないととてもしゃくり続けるのは無理だと思った(^_^;)
 日付が変わってもまだ終了と船長が言わないので、最後はベイトタックルでまた単純な誘いで釣った。時々アタリがあるのだが、乗らないか、乗ってもすぐに外れることばかりで追加はできないまま0時30分頃に終了となった。

 イカの数が多くはないのもあるのだろうが、単調なパターンには反応しなかった。以前は、結構これでも釣れたのに・・・夜のイカ釣りの難度も上がったものだと思った。
 まあ、イカメタルの人気が増すとともに釣り人口が増え、誘いやらスッテやらもどんどん進化していくけれど、イカの数は劇的には増えないどころか、むしろ減る方向だから、当然の帰結なのかもしれないと思った。特に、今の自分の技量では(^_^;)

 帰港したのは1時30分頃だった。さすがに、帰路は小浜ICからひたすら高速を走ったが、帰宅したのは4時近くで、寝たのは4時40分くらいだった。朝は8時過ぎに起きた。いつもよりは遅く起きたものの、そのまま出勤だったので、とっても疲れた1日になった。やはり、半夜便の翌日は休みがいいと痛感した。
 でも、皆考えることは同じなので、土曜の夜は満員で予約が取れないし・・・かといって、平日休めるとしても、逆に客がいなくて出船しないことが多いし・・・思い通りにはいかないものである。 

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 更に撃沈、出口が見えない(泣)2017/08/17
 福井県小浜市 かどや丸  釣果 新子ケンサキイカ8、スルメイカ1
  お盆休みというものがない職場だが、この時期休みが取りやすい。ただ、お盆に殺生はダメだと子ども心に親から擦りこまれ、また混み合う13日〜15日に出かけるのはあまり気が進まないのもあって、この3日間はおとなしく過ごしていた(笑) 実際、14日、15日に出勤したら、いつもの半分の時間で通勤できた。高速道路は別として、一般道は空き空きだからである。
 大手の企業は20日まで休みのようであるが、中小は16日から仕事の様子。ならばと、この日に行く事にした。昨年、一昨年もこの辺りに出かけているし・・・ ただ、去年はこのかどや丸で下船時に左足の筋断裂を負ってしまい、半年以上リハビリに通うハメになってしまったのだが・・・
 まあ、今回はそういったこともなく無事に行って来られたのだから、釣果が悲惨だったくらいはいつもの事なので、不満を言うほどのことでもないのかもしれない(^_^;)
 
 釣行日を決めてから、いつものようにどこへ行こうかと情報収集。真夏は日本海のケンサキイカが最盛期のはずなのだが・・・あまり芳しくない感じ(-_-;) 越前町の船宿は、イカが釣れないので半夜五目便と称して魚釣りをメインにしているし・・・(>_<) ケンサキイカ釣りなら三重という選択肢もあったが、前回のイカメタルで腕が疲れ果てた記憶があったので、今回は電動+スッテ連結のタックルでもやりたいと思った。で、イカメタルと電動仕掛けのどちらもやらせてくれるかどや丸に行くことにした。
 日々の釣果を見ると、ここもあまり芳しくなく、また釣れても新子ばかりのようで、あまり気が進まなかったが、他に選択肢がないので前日に波の高さを確認して予約した。
 ただ、予約をしてから予報はコロコロ変わり、波は穏やかそうなものの、小雨から雷を伴って激しく降る予報になり、ちょっと後悔した。ただ、実際にはいい方に予報が外れて、雨は降ったものの、雷は遠くでピカピカしている程度で、危険を感じる程には近づかなかった。
  
 16時30分には来るようにと言われたのだが、ここは釣り座が先着順なので、10時には家を出る。途中名神の一宮へ入る名古屋高速から混み始め、30分〜40分くらいを渋滞でロスした。その後は関ヶ原で下り、一般道を走ったが14時30分には現地に到着した。
 さっそく釣り座を確保しに行くと、既に3人分は埋まっていた。釣り座を広く取れる後ろに入りたかったので、なんとか空いていた右舷の後ろに道具を置いた。
 その後は時間を潰すのに苦労したが、ちょうどいい感じに風があり、船の日陰でウトウトしながら過ごした。
 16時30分過ぎに船長が到着する頃には客も揃った。今日は全部で11人で、朝電話で確認したときは6人だったのに、それからまた増えたようである。お盆休みのピークを過ぎ、少しは空いているのを期待したが、やはり世間はまだお盆休みだったようである(^_^;)
 
 船長はすぐにエンジンを掛け、16時40分頃には出発した。新子が釣れ始めた舞鶴の方へ行くといって、西の方へ1時間40分くらい走った。アンカーが入れられて、釣り始めたのは18時近かった。 
 水深は107mくらいで、流れはないので15号のスッテで大丈夫だったが、しばらくは誰も釣れなかった。ジグやエサで探っていた人もいたが、芳しい釣果はなかったようである。
 天候は予報に反して曇り程度で、遠くの陸地では雷の光がピカピカしていた。船のエンジン音に消されて雷鳴は聞こえなかったが、空が光ったり、稲妻が夜空に走る度にビクッとした(^^;)
 とりあえず装備が簡単なイカメタルで探ってみたが反応はないし、水深も深いので電動仕掛けでやってみる。60号のオモリを付けると、ほぼ真下に落ちていく。カウンターが狂っているのか、84mくらいで底に着いた。底からゆっくり巻きやら、手持ちでアクションやらやってみるが反応はない。
 数投目に落とす途中、40mを越えた辺りで糸が吹け、合わせると手応えがあったがしばらくすると外れてしまった。この時は、スルメが掛かって外れたと思ったが、案外魚だったのかもしれない。その後、イカよりもサバが頻繁にアタックしてきて、スレ掛かりで釣れたことがたくさんあったので・・・

 しばらく電動仕掛けでやってみたものの、その後はアタリすらないので、イカメタル仕掛けに持ちかえる。空いていれば両方同時にやれるのだが、今日は混んでいるので「竿は1本で」との船長からの指示もあって、電動仕掛けを完全に上げてからのイカメタルだった。
 竿を持ちかえて落としていき、40m付近で少し止めたらアタリ!すかさずあわせるもドラグがゆるゆるになっていてあわせ損なった(T_T) いつも、使わずに立てておくときは、無理に力が加わって穂先が損傷しないようにドラグは緩めるようにしてあったからである。
 痛恨のミスであったが、気を取り直して同じ水深を探っていたら、いい感じの手応えがあった。巻き上げると、そこそこの手応えで「スルメか?」と思ったら、やっぱスルメだった(^_^;)
  
 まあ釣れないよりはいいか(^o^) と次を頑張ろうと思う。
 この頃から、雷が近づいてきたのか、雨がポツポツ落ちてきて、次第に激しく降ってくるようになった。そして、いよいよ雷鳴が聞こえるくらいになってきたのだが、船長は至って平然としている。他の人も平然と釣っているので、自分はビクビクしながらもしゃくり続ける。
 数キロ離れていても落雷することがあり、野球の練習中に落雷での死亡例もあることからややビビリながら続けていた。しかし、雨は激しく降るものの、雷鳴は聞こえないので遠ざかっていったようで、最悪の状況(釣りが継続できないか、移動を余儀なくされる)は避けられた。天気予報は、まあまあいい方に外れた感じだった。
 スルメを釣った後は、30m〜40mで新子のケンサキイカがぽつぽつ釣れた。活性は良くないようで、アクションの後のステイを長めに取ると乗るという感じだった。
 数ハイ釣る頃から、水面でバシャバシャやっている魚がたくさん見られた。浮いているベイトを食いに来ているサバだった。その数は数十匹にもなり、水面はサバがウヨウヨという感じだった。
 このサバも大きければ釣りの対象になるのだが、20cm前後のほっそりとした小型で、とても持って帰る代物ではなかった。
  
 このサバのせいか、イカの活性はすこぶる悪く、その後はアタリがなくなってしまった。で、また電動で底から探ってみるのだが、深い所でも反応があったのはサバで、スレ掛かりで上がってきた。その後も、底付近でいい感じの反応があったものの、途中で外れてしまった。たぶん、これも魚だったのだろう(T_T)
 ひとしきり電動でやってみる頃から雨は上がり、またイカメタルでやってみる。でも、イカの反応は全然なく、いろんなレンジを探るがサバのアタリばかり。途中で外れるか、時には外れずに釣り上げてからリリースすることもあった。
 持ちかえれば、オニカサゴ釣りの餌くらいにはなったのかもしれないが、次にいついけるのかも分からないし、面倒なのでキープしなかった。
 22時近くにやっと小型を1パイ追加したが、その後はどうにもならず・・・スピニングタックルを取りだし、遠投してもやってみるが反応は無し・・・7月の時に有効だったティップランのような誘いをしてみるが、これも無意味だった。
 あまりに反応がなく、ステイさせればサバの反応か、最悪サバのスレ掛かり・・・どうにもならないまま、無駄に時間を過ごすうち24時過ぎに終了となった。
 少ないイカを、イカに掛けるか・・・そんな釣りだった。せめて型が大きければいいのだが、新子サイズの小型ばかり・・・
 福井のケンサキイカもシーズン終了といった感じである。いや、もっと前に既に終わっていたというのが正しいのかもしれない。

 それからまた帰港するのに1時間以上かかり、荷物を車に積み込んで出発できたのは1時40分だった。深夜割引が効くというのを口実に、一気に高速で帰って来たが、帰宅できたのは4時過ぎだった。汗を流し、歯を磨き、床に入る頃には、もう辺りは明るかった(^_^;)
 釣果が良ければまだしも、ちょっとヘビー過ぎる釣りだと思った。前泊して早朝から釣るよりは、半夜は行きやすいし、何よりも夏の日差しが避けられるのがいいのだが・・・もうちょっと近場でこういう釣りができたらな〜と思う反面、ちょっとだけ高速を多めに走れば、今のままで同じじゃんという気持ちもある。
 まあ、三重にも福井にも同じように行ける距離なので、そういう点では悪くないのかもしれない。

さて、来週もう1回〜2回平日に行けそうなので、どこへ行くか・・・いっそ釣り以外で過ごしてみるか(^_^;) もう、投げやりな気分である。

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 いつものパターンだった(^^;)2017/09/07
 三重南伊勢町田曽 渡船屋たにぐち  釣果 新子アオリイカ 4
  この時期、平日に休みが取れるので、またまたどこかへ行こうと考えた。鳥羽のタテ釣り、南伊勢のアオリ、福井のイカダでアオリ・・・などが候補に上がったが、天気予報では雨模様で、太平洋側は波も高そう(-_-;) 
 また、タテ釣りだと竿も買わなきゃいけないし、できれば電動リールもパワーアップしないと無理かもって思いも湧いてきて・・・さて、どうしようか?と考えるうちに当日が迫ってしまい、結局道具は揃っている南伊勢でのアオリになった。
 最近ご無沙汰である「渡船屋たにぐち」も空いていて、久しぶりに田曽まで行こうと思ったのもあったし(^_^) また、今年はアオリが好調のようで、紀伊長島辺りでは、小型の新子からkgに近いものまでそこそこ釣れているようだし。何より、アオリなら沖には出ないので、荒天でも大丈夫だし(^o^)
   
 当日は6時に来るように言われたので、いつものように前日の21時30分すぎに出発した。下道をゆっくり走って深夜に田曽に着いた。先月、同じ南伊勢の釣り堀に行ったときよりは暑さは和らいだが、まだ寝苦しく、あまり熟睡できなまま4時頃に目が覚めた。それで、車で公衆トイレへ行って用を済ませた。
 天気予報はいい方に外れて、朝から晴天で波も穏やかそう(^_^) ただ、風がほとんどふいていないので、良すぎる天候になってしまったのだが、ティップランには最悪だった。
 5時40分頃に船長が到着したので、挨拶をして乗り込むが、他に客がいないので「あれ?」と思って聞いてみると、今日は私一人だけだった(^_^;) たった一人に出船してもらうことの申し訳なさを船長に伝えた。
 船長はつい数日前まで入院していたそうで、体調はイマイチのようであった。6時ちょっと前に出船し、湾内のポイントから釣り始める。
 既に出船している他船の様子が見え、ちょうど釣り上げているのも見えて期待感は増す。一流し目では全く反応がなかったが、二流し目で穂先がコンと入り、あわせたら乗った。大きくはないが、アオリイカ特有の引きを楽しみながら、1パイ目が釣れた。
 風がなく流れがないので、遠投してしゃくり、1回目の着底後、落としてしゃくった2回目のステイに乗った。この日はずっとこの感じが変わらず、釣ったイカはすべて遠投して着底後にしゃくるパターンだった。
  
 1パイ目が釣れて、これは調子いいかも!?と思ったものの、その後が全然続かない・・・(>_<)
 あちこちポイントを変えて流し直してくれるが、全然反応がない。やっと2ハイ目が釣れたのは1時間後くらいだった。
 その後、根掛かりでエギをロストしたりしたのもあり、一向に流れないのでベイト仕掛けにお助けリグ仕掛けを付けてやってみる。しかし、これも無反応・・・
 湾内をあちこち移動して、探っていくが効果がなかった。
 9時過ぎに、大きく移動して沖合に出て、ジグで魚を狙うことになる。しかし、これも無反応・・・根掛かりで1個ジグをロストしたし、釣れてくるのは雑魚ばかり・・・
  
 そのうち、船長がアオリが釣れたというので、またティップランエギングに戻す。すると、やはり遠投してしゃくった後に止めた穂先が戻るアタリがあり、1パイ釣れた。しかし、これも単発で次が釣れたのは1時間後くらいだった。
  
 11時過ぎに大突堤が見える辺りに戻り、最後の時間を過ごすが、状況は変わらず釣れる気配も皆無だった。
 せいぜい、回収時に追ってくる魚の影がたま〜に見えるぐらいだった。しかし、この魚はジグには反応しないので、なんともならなかった。
 12時に帰港した。船長は、「まだ時期が早いのかな・・・」と言っていた。
 帰路は少し一般道を走ってから高速に入った。平日の料金は高いので・・・(^_^;) 
 途中、松阪に近づく頃から空が暗くなり、遠雷が(@_@) しばらくすると、大粒の雨とともに本格的な雷雨になった。
 車だから何の危険もないが、これが船の上でなかったことを感謝した。

 アオリ自体は個体数が少なく、まあ釣れないかも・・・とは思いながら、紀伊長島や日本海では結構好調のようなので、ひそかに期待したのだが・・・まあ。いつもの通りだった(^_^;)

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 アオリはまた不発2017/09/07
 福井小浜市西小川 川代丸  釣果 ワラサ1、アオリイカ新子5、カマス15
    ウマヅラハギ1
  9月5日にネットを見ていたら、福井の川代丸もいよいよ夜のエギングを始めたという記事を見つけた。そこで、7日に三重は行く予定がありながらもつい9日(土)の予約を入れてしまった(^_^;)
 ただ、翌10日は日曜日なのに仕事なので、夜便はキツイな・・・と思っていると、朝からのジギング&エギングもこの日から始めるというので、朝便に変更してもらった。
 一昨日三重に行ったばかりで、疲れは残っているし、正直行かなくても・・・とも思ったのだが、天候は良く波もベタ凪の感じ(^_^) やっぱ「行ける時に行かなければ!」となんとか準備をして行く事にした。
 いつものように前日出発し、車中泊の行程だった。今回は、三重でロストしたエギの補充と、カマスサビキを買うために、途中で日進の釣具屋に寄ってからだった。それなので、いつもの名二環ではなく東名に直接入って行く事にした。
   
 高速を走っていると眠気が・・・さすがに「釣り、仕事、釣り」という日程はちょい厳しかったのかな(^^;)・・・と思いつつ、途中のSAで仮眠する。一眠りして0時過ぎに再度出発する。木之本で1時を過ぎたので、高速を出て、後は一般道を使って小浜の西小川には3時近くに着いた。さすがに、好天の釣りシーズンなので、下の駐車場は満杯だった。上の駐車場はやや空きがあったので、いつもの場所に駐めて仮眠する。
 6時過ぎに起きて、下のトイレに行って用を済ませ、準備を始める。7時少し前に船長が来て受付をし、2Lのペットボトルを氷らせたものを各クーラーに入れてくれる。今日の客は5人で、片舷で釣るというので、まずはご夫婦で来ていた人の希望を船長が聞き、後ろが最初に詰まった。後は3人でじゃんけんをし、私は前から2番目になった。
 出船してすぐにカマスを狙うというので、あわてて仕掛けを準備する。買っていったカマスサビキは2.8mの仕掛けで、ちょっと長いので切ろうと思ったのだが、その暇もなさそうなので、結局ジギング用サビキを急遽付けて、下に30gのジグをセットした。
 その頃にはもう他の人は釣っていて、型は20cmくらいだがほぼ入れ食いだった。ジギング用サビキはハリス8号だったが、それでも入れ食いで、すぐに自分にも釣れた。
  
 船上はお祭り状態でどんどん釣れるが、しばらくするとアタリはあるのに掛からない感じになってきた。それに、釣るのはおもしろいがたくさん釣っても・・・と思っていると、移動となった。しかし、2回ほど移動したがカマスはいなかった。底まで落としたら、小型のカサゴが釣れたが・・・(^_^;)
 それで、8時過ぎにアオリ狙いに移動するというので、エギをセットして準備万端で臨む。しかし、ポイントには既に他船が(T_T) そのせいか全然アオリが反応しない・・・
  
 船中で3ハイしか釣れず・・・ 自分にはアタリすらない状態だった。そこで早々に、青物狙いに移動となる。今回、アオリの数釣りを期待して来ただけに、ちょっとがっかりであった。まあ、青物なんて釣れた例はないし、釣れても数少ないし・・・
 しばらく移動して、50m前後のポイントで釣り始める。100g〜140gのジグで釣り始める。海面はベタ凪で、晴れて風もなく暑かった。船が流れないので、ジグはほとんど真下に落ちていった。
 3流し目くらい(9時30分過ぎ)で、底に落ちた瞬間にアタリがあり、そこそこいい感じの手応え(^^) しかし、巻き始めると全然引かない。もしかして・・・と思うと大きめのエソだった(>_<)
  
 エソも処理次第で美味しいし、つみれにすればいいのだが、後の処理が面倒なのでリリース。
 船中では、一番前の人が30cmくらいのツバスを釣ったくらいだった。
 その後はアタリすらなかったが、ブレードをつけたジグでこまめに誘っていると反応があった。でも軽くて、巻き上げるとウマヅラハギが着いていた(^^;) 船長は「ブレードに反応したのかな。」と言っていた。
 しばらくしても何も反応もなく、他の人もダメダメ状態で、移動の指示が出る。すると、後ろの人が「巻き上げる途中で魚が掛かったが、ラインが瞬殺された。」というので、移動は止めて、もう少しそこで狙う事になる。
 すると、前の人に何か掛かった様子。上がってくるのを見ているとサゴシぽかったが、船長がタモで掬うと80cmのサワラだった。まあ、他人には釣れるわな・・・しかも、その人を見ていると結構高速でしゃくっているし・・・自分は体力的にちょいそのしゃくりはキツイし・・・。
 そんなことを考えながら、一応頑張ってみるかと小刻みにチョンチョンと下から誘い、無反応なので上から中層まで落としながら探っていると、突然反応が。いわゆるフォールで食い、いきなりドラグが鳴る(*^_^*) ちょい緩めだっただけのようで、ドラグを締めてやり取りする。
 実はこの時、右手で巻くのに疲れていたので左ハンドルに付け替えたのだが、左手だと巻き上げがぎこちなくて苦労した。ティップランなどでは、左手巻きではとてもしゃくれないのである。
 ドラグを締めたのに、それでも何度も突っ込まれてドラグが鳴った。リーダーはずいぶん前に結んだので6号だったか8号だったかの記憶がなく、とりあえずそれ以上ドラグを締めるのはやめてひたすら巻く。
 右手で竿を支えきれなくて、竿を股に挟んでひたすら巻く。それからも、何回も突っ込まれドラグがジージー鳴り、糸がなくなるまで走るのか?ってくらいよく走った。
 それでも、しばらくやり取りした後にやっと魚が見えてきて、横で構えていた船長のタモに無事に収まった。ただ、ジグを外すのにちょい苦労し、もたついた(^_^;)。 その後写真を撮ってもらったが、船長からはハリ外しがぎこちないと言われた。でも滅多に釣れないのだから仕方がない(^_^;)
  
 船長がサイズを測ってくれたら62cmだった。写真ではやや太めであるが、実際にはスリムなワラサだった。
 その後、前の人がハガツオを釣ったりしたが、自分には釣れなかった。
 そこで、移動となり沖合に出て80m〜90mの深場を探るが誰も釣らないので、2流しぐらいでもとの辺りへ戻る。
 時間はもう午後になっていた。50mくらいの水深だったが、数投目に底付近で手応え。でも全然引かずに重いだけ(T_T) ゴミかと思いつつ巻くとスレ掛かりのエソだった(-_-;)
 でもそれから数流し後、底付近まで落とした時に手応えが!巻くと今度は穂先がコンコン揺れている。まあまあの手応えだが、ドラグも鳴らずに普通に巻ける。今度は何だろう?と上げてくると少し横に走る感じ。魚影が見えてきたら、30cmくらいのツバスだった。
 船長からは「そのまま抜き上げて。」と言われたので、穂先を水面近くまで下げるようにリールを巻き持ち上げると・・・外れて逃げていった(>_<) 船長は「ツバスは掬わない」と言っていたが、それが船長のポリシーらしかったが、自然リリースした感じになった(-_-;) まあ、小さい魚はリリースしても仕方がないか・・・でもアタリが少なかったので残念だった。
 その後は船がいい感じに流れ、期待はするものの何の反応もなくなった。そんな中他の人がツバスを2〜3匹釣ったので、自分にも釣れるのかもと思い期待するがダメだった。
 14時頃にまた移動して、「今度はタイも狙える」というので他の人はタイラバで狙う。自分もタイラバ仕掛けは持っていたが、セットしていなくてとりあえずジギングで釣るがやはりダメだった。タイラバの人がレンコダイを釣り、他の人も何か釣ったので、タイラバに持ちかえたが時既に遅く・・・魚狙いは終了し、再度アオリ狙いに大移動する。
 朝のアオリポイント付近で、またアオリ狙いで釣り始める。水深は10m〜18mくらいで、10g〜15gのシンカーでやってみる。風は相変わらずなく、潮の流れもなく・・・また先客が数隻。
 しゃくってみるが、やはり厳しくアオリは誰にも釣れない・・・
 2回くらい移動した時に、エギを着底させてしゃくろうと思ったら、違和感が・・・よく見るとPEがガイドに絡んでどうにも解けない(>_<) ケチって何回も同じPEを使っていると撚れてしまってこういうトラブルはよくあることなのだが、一昨日の三重で既に兆候はあったので新たなPEにまき直せば良かったと後悔した。
 仕方なく途中でPEをカットして、手繰ってエギを回収して、もう1本の竿で釣る。
 3〜4回目の移動で、遠投してしゃくってステイさせたら、この日初のアタリが(^_^)v あわせると乗って、小型ながらやっと1パイ目が釣れた。で、同様に遠投するとまた釣れた。しかしそれまでで、また移動した。
 すると今度も2投目くらいでアタリがあり、あわせると乗った。また、アタリがなくても、船の真下まで引いてきてしゃくると乗った。さらに、遠投して止めて待つとき、磯際で船が後退する瞬間に乗った。
 その後、運悪く根掛かりし、エギをロスト・・・(>_<) 予備竿もなくなり、時間も16時になり、それで終了だった。
  
 16時20分くらいに帰港し、代金を払って帰ってきた。
 帰路は休日の割引が効くし、魚をさばかなければならなかったのもあって、小浜から高速で帰って来た。一宮JCT付近の渋滞情報があったが、大して渋滞もなくラッキーと思っていたら、名二環が事故渋滞で結構時間をロスした。

 スリムなワラサをさばいてみたが、とってもさっぱりとした感じだった。脂は乗っていないが、その分いつもよりたくさん食べられる感じだった。これから秋が深まると、もっと脂が乗るのだろうか・・・

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 小物がそこそこ釣れた(^^)2017/09/23
  福井小浜市西小川 川代丸  釣果 新子アオリイカ11、ツバス4
  先週は敬老の日を含んで,、いわゆるシルバーウィークだった。しかし、運悪く台風に日本列島が串刺しにされ、家でおとなしく過ごしていた。(涙)
 通り過ぎて穏やかになるのは平日で、釣れそうないいタイミングで釣りに行くのは、私のようなごく普通のサラリーマンには無理な話である(^_^;)
 で、いつものように平日の仕事をしながら天気予報&波予報を日々チェックしていると、この23日(土)は雨ながら波は穏やかになる感じ。土曜日は満員になることが多く、また出漁する船の数も多いので、できれば避けたいが他の日には行けない。そこで木曜日の朝、川代丸にショートメールを入れて予約をした。私が最後の1人(定員は8名)だったようで、予想通り満船なのだが行く事にした。
 秋のベストシーズンだし、雨ながら波穏やかなら土曜日に満員なのは仕方がない・・・と思って準備していたら、前日には雨予報が消えた。それだけはラッキーだった。(^o^)

 実は、今回も三重にタテ釣りに行こうかと検討したのだが・・・
 太平洋側は波が高い予報 (>_<)。実際に行ってみたら、それほどではないのかもしれないが、逆に高い波にビビリながら船酔いに耐えるだけの修行は絶対避けたいとの思いから、リスクを回避する方向に考えが傾いた。その結果、また日本海へ行くことになったのであった(^^;)
 また、ネットでついティップラン用の新しい竿を買ってしまい、更に近所の釣り具店の、ポイント5倍に釣られてそれに合うリールまで買ってしまったので、それを試してみたいというのも理由にあった(*^_^*)
  
 ただ、前回ワラサが釣れて、今年の運は使い果たしてしまたので、今回は釣れないだろうな〜と思っていたし、妻はこの週末に息子の所へ行くということで、釣って帰っても食べる人もいないし・・・まあ釣果は期待せず、ボ〜ズじゃなきゃいいか・・・ってくらいの気持ちで出かけた。
 また、川代丸は満員8人の場合、片側4人ずつの両舷で釣るのだが、ジグやエギが前へ流れていく流しと、足下へ入り込んで船底へ流れていく流しが交互なので、時間のうちの半分は釣り辛い状況で釣らなければならず、それもあってあまり期待できないという思いもあった。
 
 当日は、いつものように前日出発し、高速代をケチって途中から下道を走った。
 これには費用以外の理由もあって、移動時にエギやジグを竿に固定する「洗濯ばさみ」(いわゆるランガンクリップの代用)を忘れたことに途中で気づき、どこかで買えないかと思ったのもあったからである。しかし、夜中に開いている100均ショップやホームセンターなどなく、コンビニには売っていなくて・・・、釣具屋には1個800円(税込み)もする高級品しか置いていなくて、結局買えなかったのだが・・・(-_-;)
 道中ずっと小雨が降っていて、予報ならもう上がってもいい頃だと思う時間でも降っていた。
 深夜に上の駐車場に着き、5時半くらいまで仮眠する。
 6時前にトイレ行く頃には雨は上がり、曇り空だった。まだ時間はあるので車内でゆっくりしていると、6時30分過ぎに他の客が準備を始めたので、自分も準備を始める。
 7時頃に船長がやってきて、釣り座の割り振りをした。今日は4人グループがいたので、その人たちを前にし、2人グループを左舷の中と後ろにし、残った私ともう1人でじゃんけんをし、負けた私は右舷の後ろから2番目になった。
 左右が詰まっているので、釣り辛い釣り座が確定した(T_T)
 でも、まあ今日はどうせ釣れなくてもいいんだし・・・と思うとちょっと気が楽だった。

 船に移動し、7時過ぎに出発する。今日はカマスは狙わず、最初からアオリだというので、エギを新品の竿の装填して準備万端で臨む。
 今日はプレジャーボート等の先客は少なく、先日と同じポイントで流し始める。風はほとんどなく、エギは真下に落ちていく状態で、船の下に流れ込むような状態ではなく、ヤレヤレであった。
   逆に船が流れないので、いつものように遠投して探ってみる。しかし、反応はない・・・
 新しい竿は、特別いいわけではないが、平均的な竿よりもしゃくりやすい感じだった。ただ、この竿の真価は穂先に出るアタリの明確さで、今回ほとんどアタリを取って掛け合わせた感じであった。使用感は、まずまずであった。
 1流し目は無反応のまま、今日もこのままか・・・って悪い予感がする。
 船中では数ハイ釣れていて、右横の人は水深が10mくらいなのでノーマルエギを使い、それで1パイ釣っていた。
 変化があったのは2流し目で、8時を過ぎていた。10gのシンカーに2.5号のエギで遠投してしゃくり、無反応なのでまたしゃくり、足下まで来たときに1パイ目が乗ったのだった。小さいが、これが今日の1パイ目だった。次は、遠投して糸が横に引っ張られた状態で穂先がフッと戻り、掛け合わせたらちょい大きめが乗った。
 その後、9時くらいまでに3ハイを追加した。シンカーは10g〜15gで、流れがないのと水深が15m前後なので、その程度のシンカーが効果を発揮した。
 途中、数回根掛かりがあったが、大抵は海藻に引っかかっていて、PEを持って強く引くと千切れて事なきを得た。しかし、一度どうにも外れなくてPEから高切れしてしまった(>_<)
 話は変わるが、今回釣り具店で新しいシンカーを見つけたので買って使ってみたが、とっても良い感じである。エギを装着しやすいし、何より「パタパタエギ」はSフォールにしか使えないと思っていたのに、このシンカーでティップランにも使えると思うと、買ったエギの利用価値が増し、得した気分になった。
 ただ、今のところ20gと40gのようで、もっといろんな重さが加わるといいと思った。
  
 ティップランの根掛かりでPEが高切れしたので、予備竿でやってみるが反応はなく、間もなく青物狙いに移動するとのアナウンスがあった。
 そこで、移動中にリーダーを結び直した。時間は9時過ぎで、いつもの青物ポイントに移動するのに30分近く掛かった。
 移動して、ジグを投入すると流れが結構あり、底まで行くうちに横にかなり流された。前に流れていく流しではいいのだが、その逆の流しで、足下に入って船底に入っていくときはとっても釣りにくかった。船底に糸が擦りそうで気を遣った。
 やり始めて最初に、一番前の人がキジハタを掛けた。船長が「抜き上げて」と言ったが、その人は以前に外れた苦い経験があるのでといって、グループの他の人に頼んでタモで掬ってらっていた。そう!船長が何と言おうと、タモで掬えばいいのである。ただ、誰かと一緒に行かないと掬ってはもらえないのだが・・・(^_^;) 特に横に走る青物系は。
 その後、何回か流し直してくれるものの自分には無反応だった。スリムなジグを高速で巻き上げたり、スロー系のジグをゆっくりしゃくったり、タイラバ仕掛けでやってみたり・・・でもどれも効果はなかった。
 船中では、太ったハマチが釣れたり、小型ながらマダイが釣れたり、レンコダイやホウボウが釣れたりした。また、釣果には繋がらなかったものの、左横の人は大物を掛けてバラしたりしていた。
 昼前から陽が射す天候になり、少々暑くなってきたのだが、その頃から波が高くなり、立っているとよろけそうで釣り辛くなり、1〜2名は船酔いか、単なる睡眠不足か、釣りをせず寝ている人もいた。
 
 昼を過ぎたのに、ジギングで自分には生命反応が全く感じられないままだった。、船全体でも大した釣果もなく時間だけが過ぎて行く中で、変化は突然やってきた。
 左横の人が、高速で巻き上げ止めたら乗ったと言って、ツバスを釣り上げた。40cmくらいのツバスだったが、あまりに久々に魚が掛かったので、思わず船長がタモで掬ったのであった(^^;)
 それで、自分も同様にしたら釣れるのかと真似したのだが、そうはうまくはいかない・・・しかし、ワンピッチで誘い上げてちょい止めたらやっとかかった。久しぶりの手応えなので、魚の大きさ以上に重い気がして巻き上げたのだが、40cmのツバスだった。でも、やっと釣れたので嬉しかった。あっ、今回は当然抜き上げた(^-^)
  
 その時はツバスの群れがいたようで、周囲でもバタバタと釣れた。
 数を稼ぐには、ハリを直ぐに外して即投入なのだろうが、慣れていなくて時間がかかり、自分は単発に終わった。
 でも、その後はツバスが釣れた辺りを何度も流し直してくれたので、船のあちこちでバタバタとと釣れた。自分はもう疲れてしまって、早巻きで止めるのをやめ、スロー系のジグでゆっくりしゃくり上げてホールさせたが、それでも釣れた。そのうち1匹は、抜き上げるときに外れて自然にリリースする形になった。(^_^;) 今日は魚が小さいのと、逃げたのは4匹目だったので、それほど惜しくなかった。
 ツバスは中層で釣れるのだが、根魚はいないかと次に移動したポイントで狙ってみる。すると、4〜5回目の底取りで痛恨の根掛かり(>_<) 道糸はPE2号、リーダーは8号なので簡単には切れてくれない(涙) PEを腕に巻き付け強く引いたら奇跡的に外れて回収できた。よく見ると、リアに付けたブレードがなくなっていた。でも、その程度の被害で済んだのでヤレヤレであった。
 その後、また静かな状態だったが、底付近を中心に狙っていたらやっと手応え(^_^) 最初はあまり引かなくて、エソか?と思っていたがだんだん穂先に反応が増し、良型根魚か?と期待したが途中で上に走ったり、水面近くになったら横に走ったり、「もしかして・・・」と思ったら、やっぱりツバスだった(^^;)

 13時30分頃にアオリ狙いに移動となる。青物狙いは結局ツバス4匹+自然リリース1匹だった。サイズは35cm〜40cmで、ツバスと言うよりアオコって感じだった。
 朝の場所に戻り、またティップランになる。朝とは違って、流れがありシンカーは15g〜20gにした。だた、波が結構出てきて、立っているのに踏ん張っていないとダメな状態。ステイ時に穂先が揺れないように調整するのに苦労した。自分の経験では、朝は派手系のエギ、午後はナチュラル系のエギがいいような気がするので、ナチュラル系のエギでやってみる。
 すると、2流し目くらいで2ハイ、ポンポンと釣れた。船が流れないので遠投せず、真下に落として底取りするうちにちょうどいい感じに糸が斜めになり、穂先にテンションがかかる状態だった。
 しかし、川代丸は両舷で釣るので、次の流しは流れが逆で、エギが船の底に入っていく。まあ、何度も来ているので分かっていることではあるが、やはり釣り辛い。でも、しゃくって止めると次が乗った。
 船底にPEが擦れないように気をつけながら、そこそこの手応えで巻き上げると今日の一番サイズが釣れた。とは言え250gの小型だが・・・(^_^;)
 この時期の日本海のアオリは、太平洋のように大型は釣れず、皆ほとんど同じサイズである。秋が深まればサイズUPするが、さすがにkgUPはまずないし、春まで生き残っているイカは福井辺りでは皆無である。水温の関係で、越冬できないようである。
 調子良く3ハイ釣れたが、その後はなかなか釣れなかった。エギをあれこれ変えると、変えたエギで1パイ釣れるが、2ハイ目はダメでまた交換って感じだった。いわゆるアタリエギがなく、変えたとたんに乗るが、同じカラーだと2ハイ目は続かない・・・そんな状況だった。
 そんな中、左隣の人はまずまず釣っていた。エギは特別な感じではなく、シンカーもナス型を追加したくらいであった。あえて言えば、しゃくりキビキビしていたことか・・・いやそれが大事なのだろうけれど、さすがに疲れてしまい、ロッドをちゃんと持つだけでもやっとという感じだったので劇的には釣果は伸びなかった。
 釣れない時間が多く、やっと乗った!って感じでぽつりぽつりと追加した。途中、あまりに小さいのが釣れて、さすがにリリースした。触腕でなく、前の足2本にカンナのハリは掛かっていたし。
 状況は変わらず、自分の体力も限界近くになった15時30分過ぎに終了して帰港となった。

 川代丸は朝から夕方まで、充分なくらいの時間でやらせてくれるところがいい。三重でも福井でも移動時間がかなりかかるので、せっかく行ったら「もう充分」というくらい釣らせて欲しいものである。ただ、この川代丸は更にナイトエギング(18:30〜22:00)もあって、朝から通しだと割引になったりするが、さすがにそこまでは望まないが・・・(^_^;)
 前回よりはアオリが釣れたし、小物ながら魚も釣れたし、まずまずだったのかな(^_^)
 帰路はまた高速代節約パターンで帰って来た。早く帰っても、家には誰もしないし・・・(^_^;) 関ヶ原からは高速を使ったが、20時前には帰宅できた。

 秋の釣りシーズン中に、また行く事になるだろうと思う。

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 今日は根魚の日!?2017/10/09
 福井小浜市西小川 川代丸  釣果 新子アオリ4、キジハタ1(30cm)
    カサゴ3(23cm〜27cm)
  9月最後の土曜は、どこへ行こうかと悩んでいるうちにめぼしい船宿は満員になってしまった。天候が少々荒れるかも?というのもあって、様子を見ているうちについ機会を逸したのであった。仕方なく、伸びた庭木の剪定などをしながら虚しく過ごした(笑)
 10月に入り、体育の日を含む3連休。天候はというと・・・太平洋側は荒れ模様。一方日本海側は穏やかな感じ。で、いつもの川代丸の土日はほぼ満員のようであるが、月・祝はまだ空いているというので、前週の水曜日予約を入れた。波予報は「べた凪」の感じだし、天候は曇りがちの晴れで、気温は上がって暑そうだが真夏に比べれば大したことはないし(^o^)
 ここへ行くのは今シーズン3回目になる。前々日くらいの釣果欄には90cm近いブリが2本上がったとか、80cmオーバーのサワラが数本上がったとか、景気のいい情報がUPされていたが、あまり期待せずに出かける。
 ジギングで釣る青物やらサワラは運次第。しかも、前触れもなく突然hitするし、時合いは一瞬だし・・・なので当てにはならないからである。
   
 いつものように前日出発する。出発日は日曜なので、準備に充分な時間を掛けることができ、20時過ぎには出かけられた。休日で高速の割引は効くのだが、利用は最小限にとどめて0時を回ったころにいつもの駐車場に到着した。秋のハイシーズン、しかも3連休とあって駐車場は一杯だった。いつもの場所に川代丸の軽トラックはなく、そこから数台離れた場所に駐めた。
 昼間は暑かったが、一眠りしてからの明け方はやや寒かった。毛布1枚では不足で、5時30分くらいに目覚めてトイレに行った。
 7時頃に船長が来て、いつものように2Lのペットボトルを凍らせたものをクーラーに入れてくれる。
 今日の客は6人で(2人グループと他は皆1人)、じゃんけんの結果、自分が一番勝ったので右舷の一番前になった。じゃんけんの運がいいと、釣果は・・・(^_^;) というのはいつものパターンなのだが(汗)。

 港を出てすぐにアオリ狙いになる。一昨日の雨の濁りも取れ、水は澄んでいい感じなのだが、昨日と一昨日で散々釣られ、また叩かれてしまっているのか活性はない。風はないが、いい感じで船が流れていくので期待するが全然気配がない・・・ 他の人も同様の中、後ろの人が良型を1パイ釣った。期待を込めてしゃくるが自分には、というか他の人にも当たりがない(>_<)
 数流し目にやっと乗ったが、あまりに軽くて途中で外れたか?って感触で極小が1パイ釣れた。触腕1本であったが、なんとかキャッチできた。
  
 しかしその後は全然ダメで、生命反応があったので一応あわせると掛かったが、明らかに魚の反応(^_^;) 外れることなくフグが上がってきた(涙) 状況が変わらないので、9時近くに青物狙いに移動となる。
 移動先の水深は80m前後だったが、流れはなく130g程度のジグが真下に落ちていく感じだった。
 釣り始めて数回目に、底で反応が(^o^) でも全然引かない。エソか?と思って巻き上げるとカサゴが釣れた。
  
 とりあえずは釣れたので、気をよくして次を狙う。しかし、底付近で反応があったら、いつものヤツ(エソ)が釣れた(*^_^*) 他の人も同様に、エソを釣っていた。
 何回かの流しで、左舷の人が大物を掛け、ドラグがうなりを上げたが、程なくラインブレイクであった。 大物は、いるにはいるんだと期待はさせてくれるが、そういうものは単発で、しかも自分には無縁であった(涙)
 いつものフラッシュ系のジグでフォール中心で狙っても、長めのジグで早巻きしても反応がないのは同じだった。
 11時30分を過ぎた頃、ジグでやっても反応がないので、タイラバに持ちかえてやってみる。
 すると、着底して巻こうとしたら巻けない・・・根掛かりしたと思い、道糸を腕に巻き付けて仕掛けを切ろうと強く引いたら、なんとか外れた。でもなんか重いし、ちょっとだけ魚の反応がある(^^) 巻き上げると良型のカサゴが釣れた。
  
 その後、またタイラバ仕掛けを落として巻き始めたら、今度は魚の反応がちゃんとあった。しかし、巻き始めると全然引かない・・・エソか?と思いつつ巻き上げると、またカサゴが釣れた。でも、その後はタイラバでもアタリがなくなり、移動となる。
 何回目かの移動の後、昼を過ぎた13時頃、また底付近で魚の反応が!でも、またあまり引かない・・・ エソじゃなければいいのに、と思いつつ巻き上げたら30cmくらいのキジハタが釣れた。
 その後14時頃まで、何回か流し直してくれたが、結局エソが釣れただけだった。
 船全体では、後ろの人がサワラを釣り、左舷の人が青物をバラし、また別の人は青物の姿が見える所まで寄せながら、リーダーが切れてしまったりと、大物の気配はあったのだが・・・どうも、自分のジグやら釣り方は、今日のパターンには合っていないようだった。

 14時過ぎに青物狙いは終了し、アオリ狙いに移動する。
 朝と同じ辺りに戻って釣り始める。しかし、朝同様にアオリの気配はない・・・ そのうち、真後ろの人が良型を釣ったので期待はするのだが、自分にはダメだった。
 流れが全然ないので、三重では周知のお助けリグでやってみる。すると、ふわっとした感じで穂先が戻り、合わせたら乗った。これも小さめであったが、2ハイ目が釣れた。予想通り、上のエギに乗っていた。しかし、その後は反応がなく、同じパターンで釣れてくるイカはいなかった。
 で、また普通の仕掛けに持ちかえて、遠投して探ってみる。でも・・・反応がないのは同じだった。
 移動を繰り返すうち、仕掛けも流れるようになり、本来のティップランで探る。ただ、イカの影が薄いのは相変わらずで、エギのカラーを変え、シンカーの重さを変え・・・工夫をしてみるが虚しいしゃくりを繰り返すだけだった。竿を持つ手も限界に近づいて、移動時にはひたすら振ったり、右手でマッサージしたりした(^_^;)
 15時過ぎにやっと反応が!でも、巻き始めたら間もなく抜けた・・・(>_<) ありゃりゃと思いつつも、直ぐに落としてしゃくると、今度はちゃんと乗って、3ハイ目が釣れた。この時は、ちょうどイカの群れにあたったようで、周囲の人も釣れていた。でも、それも一瞬で、また静かになってしまった。
 そしてまた移動し、足下の船底に仕掛けが入っていく流れで、やっと次が乗った。今度はまずまずの手応えで、船が流れているのもあってなかなか上がってこなかったが、無事にゲットできた。しかし、なかなか上がって来なかったのは他にも理由があったみたいで・・・頭がフグに囓られていた(^_^;)
 その後は、どうにもこうにもならなくなって、15時40分過ぎに終了して帰港となった。
  
 ベタ凪の晴天で、この季節にしては暑いくらいだった。まあ、釣果はイマイチだったが、1日、充分に気分転換ができたのは良かった。(^O^)
 翌日は普通に仕事なので、早く帰宅しようと小浜から高速で帰って来た。順調なら19時くらいに帰宅できる予想だったが・・・関ヶ原を越えた辺りから渋滞し、途中完全に停止したりして1時間を無駄に過ごした。で、結局帰宅できたのは20時過ぎだった。キジハタだけさばいて食べたが、味と言うより食感が良かった。小さめだったのもあり、妻と2人で食べきりサイズだった。次は、寝かせて味わいが出る頃に食べられる分があるように、大きめが釣れたらな〜(^_^;)

 PS 帰路、いつも気になっていた甲ケ崎の「象つなぎ岩」を見てから帰って来た。ここは、道路に看板が出ていて、小浜へ行く度気になっていた所である。説明によれば、室町時代に足利将軍に献上するためスマトラから釣れてきた象を上陸させ、一時繋いだ岩だと言うことである。まあ、詳しくは小浜市のHPにあるが・・・
  

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 沈(泣)2017/11/20
 三重大紀町錦 太幸丸  釣果 ボ〜ズ(^_^;)
 前回10月9日に出かけて以来、4週に渡って土曜日の仕事予定が入り、なかなか出かけられなかった。そのうち2週は雨で中止になったのだが、当日になって仕事が中止と言われてもねぇ(-_-;)・・・急に出かけられるわけでもなく、結局時間を無駄に過ごした(泣)
 その他の休日にもチャンスはあったものの、予定が入っているか荒天かで断念せざるを得なかった。

 一ヶ月以上引き籠もっていたのだが、例年11月中旬は、平日の休みが取れるのでこの日に休みの計画をした。ただ、ずいぶん前から日程は決めてしまうので、当日の天候は運次第であった。
 で、この日が近づくにつれ、なんとか波は穏やかになったのだが、急な冷え込みで状況は悪い方へ向かいつつあった。
 さて、どうしようか?釣れる時に釣れる魚を狙うのが、最良な選択だと分かりきっているものの、他の条件をいろいろと勘案していると、ダメな方向へ結論を出してしまう。まあ、爆釣の神様からは見放されているこのパターンに慣れているので、今更言うまでもないことなのだが(^_^;)
 ずいぶん引き籠もった後なので、車中前泊しての早朝からの釣りはちょっと・・・気温は真冬の模様だし・・・ならば午後から出かけるのがいいのだが、魚を釣って帰宅後に処理するのは避けたい。
 「やっぱ、イカかな。」との思いが増し、今季そこそこサイズのアオリを釣っていないので、数は無理でもサイズ狙いならいいかも!?と考えて、午後便もあり、行き慣れてもいる錦に行くことにした。
 前日の電話で出船時間(13時)と料金を確認する。客はた他にいないらしかったが、平日ならそんなものだろうくらいに考えて準備をする
 
 当日は早めに出て高速代を少しケチりながら行ったのだが、月曜ということもあり、結構込んでいていつもよりは多めに高速を使った。なんとか12時に錦の港に着くと、他船の午前の客が片付けて帰って行く所だった。
 堤防から見えるコッパグレの群れを観察したりしながら時間を潰した。夜便とは違って堤防の方に着けると事前に聞いていたのでそこで待っていると、13時ちょい前に太幸丸が到着した。、干潮なので乗れるのかと心配したが、高さのある舳先を着けてくれたので簡単に乗れた。
 客はやっぱり私1人で、船はいつものではなく小さい方の船だった。船長とは久しぶりの挨拶をし、午前便の状況を聞いてみると、竿頭は8パイだったそうで、そう悪くは無いということなのでちょい期待して沖に出る。
  
 天候は、雲間に時々薄日が射す好天なのだが、風がほとんどなく潮も効かない状態だった。
 最初のポイントは出港から10分程度の所で、水深は25m〜30mくらいだった。以降だいたい水深は同じくらいで、25g〜30g程度でちょうどいい感じだった。
 しかし、船が流れないのもあったが、全然アタリがない・・・(>_<) 波もなく釣りやすいのはいいが、何も生命反応がないまま時間だけが過ぎて行く。1流しくらいで次々と移動してくれるのだが、状況は変わらなかった。
 流れがない時に有効だとされる「お助けリグ」も試してみるが、イカがいない・・・3〜4流し目にアタリがあって一瞬手応えがあったが外れてしまった(泣)
 その後は時折魚らしき反応が極たま〜にあるのだが、反応してくれるイカはいなかった。
 一緒に竿を出している船長も同様で、「今日はあかんな〜。」とぼやくばかり。ポイントを変え、流し直しを繰り返してくれるが、何も反応がないまま時間が過ぎていった。
  
 その間にも陽は西に傾き、残り時間をカウントダウンしていくので余計に焦ったが、状況は変わらずだった。
 かなり陽が傾いたとき、少し風が吹いてきてやや流れるようになった。すると、船長が1パイ釣った。これは!と期待を込めるが、やっぱ自分には全然だった(泣)。
 その後、船長がもう1パイ釣ったが、自分には無縁だった。ほとんどいないイカを拾い釣りする感じだった。まあ、あまりにも反応がなく、集中力が切れていたのもあったのだろうが。

 陽が沈み、暗くなりかけた17時ちょい前に終了し、帰港となった。
 船長の釣った2ハイをお土産にもらって帰って来た。
 帰路も途中まで一般道を使ったのだが、途中で事故渋滞(>_<) いつもより多めに高速を使ったが、帰宅したのは21時過ぎだった。平日なので割り引きもなく、痛手の出費だった。

 自分の都合で釣りに行くと、まあこんなものである。釣れている時に即行かなければいけないのだが、仕事の都合でそうはいかない・・・ 釣れる時に行ける身分になりたいものだが、そうなると人生の終了も近づくわけで・・・悩ましいものである(T_T)

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