
上半期 (1月〜6月)
目 次 1月4日 三重大紀町錦 太幸丸 1月7日 三重南伊勢町古和浦 まるよし渡船
2月25日 南伊勢町古和浦 まるよし渡船 3月10日 紀北町引本 エヌテックマリン
3月29日 鳥羽市菅島 海栄丸 4月15日 三重南伊勢町古和浦 まるよし渡船
5月20日 三重大紀町錦 太幸丸 6月6日 福井県小浜市 川代丸
| 初釣りは撃沈(/_;)2017/01/04 | |
| 三重大紀町錦 太幸丸 | 釣果 スルメイカ2 |
| 2017年が明け、年末年始の期間も終わったので、どこかへ行こうと考えた。天候の予報を見ると4日の夜から冬型になり寒そう・・・でも5日はもっと荒れそうだし、6日だと7日に行くかもしれない釣りの前日になってしまうし・・・ ということで4日の半夜便に行くことにした。本当は、4日の朝からの便が暖かく穏やかな感じだったのだが、正月関連の諸々があって準備ができなかった(-_-;) 最近の釣果をネットで調べると、錦はイマイチの様子。引本浦辺りまで行けばもうちょっとマシの感じだが、年末年始で緩んでしまった生活習慣ではちょっと厳しそう・・・ ということで行き慣れた錦の太幸丸に行くことにした。そもそも、そんなに釣れていないので無理に行くこともないのだが、行かずにいると行くのがおっくになり、引き籠もりになってしまうし・・・(^_^;) 夏に痛めた左足は、整形外科のリハビリに通うもののいまだに痛みがあり、その左足をかばって手すりを強く持つからなのか左手に痛みが走るようになってしまったし・・・まあ、無理して行くこともなかったのだが・・・(^^;) ![]() 明かりで集める釣りなら、何かは釣れるだろうという甘い期待を持って昼頃に出かけた。 三が日は終わったものの、まだ休みの人が多いのか一般道も空いていて、高速代をケチりながら16時ちょい前には錦に到着する。既に何人か来ていたが、そのうち8人は愛海丸の客で、16時過ぎには出て行った。 16時30分くらいに太幸丸が来たが、8人のうちの、最後の客が来るのを待ってから釣り座のじゃんけんをし、出航したのは17時少し前だった。最近は潮の流れが激しいそうで、私は少しでも横が空いている方がよいと思って、右舷の一番前に入った。後ろに入る選択肢もあったが、以前あまり釣れなかったのと、3人グループの人は胴付き仕掛けで後ろでやりたいと希望したからである。 ポイントまでいつものように20分くらいであったが、アンカーを打つまでにかなり走り回って時間がかかった。いつもはすぐにアンカーを入れるのに、今日に限って慎重だった(^o^) 水深は75mくらいで、心配された流れはそれほどでもなく、15号くらいでも真下に落ちていった。底は砂地のようで、根掛かりはなかった。まずは、ジグで魚を探ってみるが反応はない・・・まあ、イカメタルの時に、最初にジグで釣れたのは去年の福井でのツバス1匹だけなのだが、どうしても期待してやってみてしまう(*^_^*) 数投やっても反応がないので、イカ仕掛けにして探ってみる。しかし、こちらも無反応(T_T) しばらくして、やっと反応?と思ったら左舷の人とオマツリだった(-_-;) 左舷の人はメガアジが掛かっていて、それで私の仕掛けに絡んだようである。でも、船長が丁寧にほどいてくれてすぐに再開できた。 でも、反応がないのは同様で、周囲も厳しい状況だった。そんな中でもポツポツと釣る人がいて、しかし私にはアタリすらない(>_<) 棚はベタ底だったり、40mだったりという情報をもらうが、私には手も足も出ない(泣) やれることはなんでもやるしかない・・・とあれこれやってみると、やっと20時近くになってスルメが乗った。 ![]() でも、連チャンはなくその後は虚しい時間に・・・21時頃にやっと2ハイ目を追加したが、その後はまたさっぱり・・・ その後バラシが2回あっただけで、追加はなく終了してしまった。 心配された波は(1.5m→2.0m)は大したことはなかったが、釣り始めて間もなく北風が吹いてきて、終了の頃には寒さを感じるくらいだった。 今季は海水温が高くヤリイカはまだのようで、一方でアカイカの数は大したことなく・・・更にはスルメは記録的な不漁で、去年のようなスルメ狙いも通じない・・・まあ、イカに執着せず釣れる魚を狙うしかないのかと思ってしまった。 新年初釣りだったが、今年の不調を暗示しているような釣行だった(^_^;) ちゃんと爆釣のお守りを買い求めなかったせいかな・・・(^_^;) 目次へ 一番下へ |
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| 半夜なんでも便in古和浦2017/01/07 | |
| 三重南伊勢町古和浦 まるよし渡船 | 釣果 アジ4(大3、小1)、アカイカ5、アオハタ1 |
| 12月の中旬頃に、すぎーKさんから「まるよし渡船の半夜便で、アジやら青物やらが好調」との情報とともに、この日の誘いを受けた。しかし、冬場はどこも荒天の日はとんでもなく荒れるので、天候がある程度見通せるまで保留したい旨を申し出た。すると、快く「いつでもどうぞ」との返事をもらったので、年明けになり、釣行日の数日前に天候を確認して参加をお願いした。 いつも企画から手配までしていただき、また我が儘な希望をきいていただいて、ほんとうにすぎーKさんには感謝である。 事前の情報では、魚が釣れる日はイカが不調で、イカが好調の日はその逆なので、両方を狙える準備をしてくるようにということと、直前のまるよし渡船僚船の情報では、青物は望み薄でアカイカが上向きかも?ということだった。 まあ、どう展開するのかその日の状況次第なので、いろいろなタックル&仕掛けを準備し、大荷物で出かけることになった。 ![]() 当日は17時までに来るように言われたので、いつものように昼頃に出発する。撒き餌のオキアミを近所の釣具店で買い、車の中でヒーターの風を直に当てて溶かそうとしたがなかなか溶けなかった。車内を暑くしていたので、冬場なのにTシャツ1枚で運転していた(^^;) 次回同様な機会があったら、前日に買っておいて室内に放置でいいのだと思った。特に冬場は・・・ 一般道を多用しながら、16時少し前に気勢大内山のコンビニに到着する。ここで、今日同行予定のノブさんと会い、挨拶をして情報交換をする。 その後まるよし渡船に移動し、駐車場で休憩していると若船長が声を掛けてくれ、クーラーに氷を入れることと、オキアミを溶かすためにお湯に浸けるように案内された。その後、船に荷物を積み込むように言われたので、ノブさんと二人で荷物を移動させ、とりあえず船尾に置いた。 17時前にすぎーKさん、Oさん、TZさん、TBさんが到着し、挨拶をして17時過ぎに出発する。釣り座はそのまま、右舷の後ろでやらせてもらった。 夜便はいつも船長と若船長の二人体勢で、ポイントまでは20分もかからないくらいだった。アンカーが入り、水深は45m前後ということで釣り始める。すぐに点灯されたが、すぐにはイカや魚は寄らないだろうと思い、サビキ仕掛けで様子をみる。 最初40号で様子をみたが、潮の流れが結構あり60号に替えた。しかし、それでも斜めに仕掛けが入っていく状態だった。80号まで持ってはいたが、手巻きで(電動用の電源が船にはない)やるには重いので60号でやることにした。 撒き餌を置く台とかなく、竿受けも安い自前のものなのでぎこちなく釣り始める。最初胴付き仕掛けで底まで落としてみるが反応はない。そのうち、真後ろのノブさんがアカイカを釣ったのでイカ仕掛けに持ち替えてやってみる。 15号のスッテでは真横に流されるので25号にしてやったが、それでも斜めに入っていくくらいによく流れた。 ![]() イカの反応はなく、またそのうち右舷の前のTBさんが大アジを釣り上げたので、魚仕掛けに戻してやってみる。しかし、何の反応もないまま過ぎていく・・・しばらくするとTZさんもポツポツと釣り始めた。何がいけないのだろうと思うがよく分からない。ただ、これだけ流れると撒き餌はすぐに流されてしまうので、撒き餌と同調させてサビキの空バリを食わせるのは難しいのかも!?と思い、イカの短冊を付けてしばらく放置する作戦にした。すると、思惑通りに穂先にアタリがあり、巻き始めると結構いい手応え(^o^) この日最初のアジ(33cm)が釣れた。 しかし追加はなく、また暇な時間に・・・そこでテンビン仕掛けの吹き流しに替え、落としてみる。これも無反応・・・と思って巻き上げると、なんとクッションゴムから先の仕掛けがない(T_T) よく見るとフックをちゃんと締めないままであった。う〜ん、慣れない釣りをするとこんなものか(>_<) 仕方なく新たな仕掛けを取りだしてやってみる。胴付きと同様に、コマセはすぐに流れ去ると思ったので、オキアミをハリに付けてみた。数投後、コマセを撒いてからしばらく放置すると、反応があり2匹目が釣れた。 その後、同様な感じで2匹を追加した。そのうち1匹は小さくて、リリースしようかと思ったが、ハリを外してバケツの中に入れたらひっくり返ってしまったので、持ち帰ることにした。また、もう1匹はこの日最長寸の36cmだった。 21時を過ぎた頃、またイカ仕掛けに持ち替える。しばらくして、やっとアタリか?と思ったら真後ろのノブさんとオマツリしただけだった(^^;) それでもしつこく狙っていると、20mくらいで反応が(^_^) 巻き始めたらやや重いが、スルメとは違う感じだと思ったらアカイカのダブルだった。 ![]() その後3ハイを追加するが、そこでストップ。アカイカのサイズも小さいし、残り時間を狙うなら魚か・・・と思い、また魚仕掛けに持ち替える。少しの時間、重量の軽いイカ仕掛けだったので、左手の痛みも少し和らいだし(^^) で、付け餌にキビナゴを刺して落としてみる。すると、いい感じのアタリ。いい感触で巻き上げて、いよいよ取り込む時になって、仕掛けが絡んでいたのもあったが(キビナゴはくるくる回転するのでハリスが撚れることが多い)水面でバラしてしまった。2.5mの長い仕掛けを使っているので慣れないと難しいものである。 ぐちゃぐちゃになった仕掛けをほどくのを諦め、かといって仕掛けの予備はないので3号ハリスにハリを1本結んでテンビンに付けた。 刺し餌にオキアミを2匹抱き合わせで底まで落とし、少し上げて待つが無反応。しかし、竿を少し持ち上げて誘ったらアタリが(^_^)v 結構いい手応えで、これは大アジかもと思い、ゆっくり丁寧に巻き上げる。なんとかバレずに上がってきたと思い、水面下に魚影が見えてきたらアジではない感じ。 水面に現れたのはアオハタ(35cm)だった。バラしたくないので、タモを取ってもらって掬った。外道ではあるが、うれしい釣果だった。アオハタを食べるのも初めてだし(*^_^*) でも、その後はどうにもならなくなり、イカの短冊やらキビナゴを刺し餌にしてみた。1〜2回アタリはあったが穂先が硬いのか食い込まなかった。 本当は安物でもいいから、もうちょっと穂先の柔らかい竿を今回買おうと思っていたのである。しかし、本格的に魚を狙うのか、イカ専門にやるのかが状況次第ということもあり、躊躇してしまったのであった。去年の6月に行ったイサキ釣りでも、何回か食い込まなかった経験があり、本当は買うべきだったのだが・・・ まあ、次回の機会までには買おうと思う(^_^;) 23時過ぎに終了し、片付けてまるよしを出たのは24時近かった。帰宅したのは3時前だったが、釣った匹数が少ないのと、アジは手で皮が引けるので、なんとか魚を処理してから寝ることにした。 普段やりなれない釣りだったので要領が悪かったが、楽しい時間を過ごすことができた。もっと、時間があれば更にいろいろと試すことができるのにと思った。 今回も、企画&手配をしてくれたすぎーKさんに感謝の1日だった。 目次へ 一番下へ |
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| リハビリ釣行2017/02/25 | |
| 三重南伊勢町古和浦 まるよし渡船 | 釣果 ヤリイカ大1(胴長36cm)、小1 |
| 前回釣りに行った後、半夜なら平日でも行けるかもと状況を伺っていたのだが、自分の都合と天候がうまく合わないでいた。やっと1月下旬にいいタイミングの日があったのだが、職場で予想外の事態が起き、釣りどころではなくなってしまった。 自分の仕事そのものは大きく変わることはなかったが、このことが心の中に重く引っかかってしまい、その後引き籠もり状態になっていた(^_^;) で、すぎーKさんから18日の誘いがあったのだが、上記の事情とは別の用事で行くことはできなかった。ただ、この18日は天候が悪化し、結局出船中止になったようだが・・・ それで、再度25日の誘いをすぎーKさんからもらい、このまま引き籠もらないためにも(^_^;)参加をお願いした。いつも手配から何からすぎーKさんにお世話になりっぱなしで、今日も感謝の1日だった。 ![]() 今日は乗り合いだが、すぎーKさんとTZさん、私の他に6人の客がいて、総勢9人ということだった。17時30分頃に出船予定との連絡だったので昼頃に出発し、のんびりと走って16時には古和浦に到着した。2月に入っても体調は本来の感じではなく、出発時に「途中でリタイアしたら迎えに来てね。」と家内に言い残しての釣行で(半分冗談、半分本気)、到着して30分くらいは車中で仮眠していた(-_-;) 16時40分頃にすぎーKさんの車を見つけ、挨拶するとともに情報交換。すると、TZさんはスッテ連結+電動リールでやるそうで、そのためもあって我々3人は船の後方に入ることになった。実は、自分も同様の用意はしてあったのだが、この日はイカの影が極端に薄く、その仕掛けを出さないままに終わってしまった。 若船長がイカダの客の迎えを終わって、17時40過ぎに出発した。ポイントは20分くらい走り、湾を出た陸地が見える辺りだった。水深は35mくらいの浅場だったが、底に海藻やイソギンチャクの仲間があって、しばしば根掛かりした。大抵は強く引くと海藻が切れて回収できたのだが、2回ほどどうにもならなくて、鉛スッテとアシストのエギをロストしてしまった。(T_T) 船が風やら潮に流されて底が変化するのだが、底すれすれを狙っているので、スッテが底の障害物に触れた時の穂先の変化をあわせてしまい、より強く引っかかって回収不能となるというパターンだった(>_<) さて、18時過ぎにアンカーが入りすぐに点灯され、釣り始めるがしばらくは何の反応もなかった。大潮で激流れを心配したが、15号程度の鉛スッテでなんとかなった。釣り始めてしばらくは皆無反応だったが、時間が経つにつれて、船全体では数ハイ釣れた人がいたような・・・ 自分は底すれすれをしつこく狙っていたのだが反応がないので、巻き上げて上から探ることにした。 すると、中層よりやや下げた辺りで穂先が戻る感じのアタリ!(^_^)v あわせるといい感じの手応えで、初めはスルメかと思ったが途中からやや抵抗が緩み、10mくらいになったら軽く感じたので外れたか?とハラハラしたが、なんとか付いていて胴長36cmのヤリイカが釣れた。 ![]() 今日はいけるかも!と思い、また体の不調も少し緩んで、次を!と意気込むが、それからが続かなかった。またスッテ連結で釣っていたTZさんが2〜3ハイ調子良く釣っていたので、自分も途中からその真似をしようと思ったのだが、その後は皆と同様に反応がなくなり、結局自分は最後までイカメタルで通した。 1パイ目が18時40分頃に釣れた後、何度しゃくっても反応すらなく虚しい時間を過ごすことになった。その間、前述したように根がかかりして、スッテやエギをロストして気分は下がりっぱなしだった。まあ、久しぶりに海に出られて、しかも穏やかな凪の日だったので、心の休養にはなったが(^o^) 時折ベイトタックルをスピニングタックルに持ち替え、明かりの境界線辺りに遠投して探ったがそれも無反応だった。周囲の人も虚しく時間を過ごすだけで、たま〜にすぎーKさんやTZさんが追加しているだけだった。 完全になすすべもなく、船の周囲にはカモメが群れているだけだった。 一度、回収時にサバが掛かったが水面近くで外れてしまった。専門に狙ったら、サバのお土産は釣れたかもしれない感じだった。でも、今日は9人なのでオマツリを避けるため、魚狙いは遠慮するように言われていたので、準備もせずどうしようもなかった。 21時くらいに、船長と若船長でイカ入りの味噌汁を振る舞ってくれた。穏やかだった日だが、途中から風が少々強くなり、暖かい味噌汁は最高だった。ただ、中に入っていたイカはスーパーで買ってきたそうである(^_^;) 前日くらいに若船長が釣ったものだとばかり思っていたのだが・・・ ![]() 22時過ぎ、手も足も出ず万策尽きてパンを食べようと置き竿にしていたら、穂先に生命反応があり、軽い手応えながらも巻き上げると胴長18cmの小ヤリイカが釣れた。 でも、この偶然も一度だけで、23時くらいに終了となった。 職場の突発的な事柄と自身の体調、更には自分の都合と天候とがうまく合わず・・・という間に冬場のシーズンは終わってしまったようである。日本海のヤリイカはまだ大丈夫のようなので、また行けたらと思う。 目次へ 一番下へ |
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| 今日も撃沈(涙)2017/03/10 | |
| 紀北町引本 エヌテックマリン | 釣果 小アカイカ1、サバ1 |
| この冬のイカ釣りは、好機に行けなかったり、行ったら貧果だったりとどうしようもない状況である。このまま終了かと思っていたが、「新しい群れも加わって、まだいける〜!」という情報を見つけ、はるばる引本浦まで出かけることにした。しかし、この情報は見事に打ち砕かれるのだが・・・(涙) もともとイカの絶対量がそれほどは多くないのと、満月の数日前という悪条件でもあり・・・でも、以前からエヌテックマリンは一度行ってみたかった(いつかはレンタルボートで釣りをしてみたいと思っている)のと、引本浦辺りまで行けばいい思いができるのかもと、勝手に期待したのもあった。でもそれが良くなかった。 南伊勢はもちろんのこと、錦や紀伊長島の船のHPを見てもヤリイカ、アカイカは厳しい感じなのに、ちょっと南下した引本だけが別という訳はないのは、よく考えれば分かることだった(^_^;) ただ、朝から出かける釣りよりも、普通に起きて出かけられる半夜に気持ちが傾きつつあったのも、妄想を膨らませる要因になっていた(*^_^*) 今週(6日から10日)は比較的休みが取りやすく、気象条件が良ければいつでも出かけられると様子を伺っていたのだが、結局10日の夜までいい日はなかった。11日の土曜日の方が良さそうだが、さすがに東日本大震災の追悼日である「3・11」に出かける気にはなれなかったし・・・ で、10日の夜に行くことにしたのだったが、予報外の強風が吹く悪条件になり、帰港する頃には真冬の寒さに逆戻りしたような感じだった。 ![]() 16時30分に出船だというので、早めに家を出てゆっくりと目的地をめざす。16時前には現地に到着し、船の前に行くと三重TVの番組で見慣れた船長がいて、荷物を降ろしてから車はレンタルボートの岸壁に駐めるように教えてくれた。船長は、馴染みやすく親切で感じのよい人だった。いろいろと情報を教えてくれたが、昨日から潮の濁りがあり、状況は良くないことも教えてくれた。 う〜ん、今日も厳しいのかな・・・(^^;) 出船を待つ間にレンタルボートの人が帰ってきて、釣りそのものは貧果だったが、なんと浮いていた巨大なハタ(チャイロマルハタ)をタモで掬ったというので、自分も見せてもらった。 ![]() このハタを測ったら85cm、9.7kgもあったそうで、まあ、これで今日の引本浦の運は使い切ったかもね・・・という感じだったが、冷静に分析すれば、低水温のせいか、貧酸素の影響かで浮いてきたと考えられ、決して喜ぶべき状況ではなく、イカや魚が釣れないのも仕方なかったのかもしれない。 さて、半夜便の今日の客は6人で、3人グループと、私を含めた3人が1人で参加だった。そのうちの1人は、スッテ連結でやりたいというので、後ろに入り、後はくじ引きをするでもなく、なんとなくという感じで釣り座が決まった。3人グループは右舷に入り、私はもう1人の人と左舷に入った。私は船の真ん中になったが、広々と使えるし、釣り始めて1〜2時間後から強風が吹き、船が揺れるので真ん中で良かった。 港を出てゆっくりと走り、湾の外に出てやや北に行き、間近に陸地が見える辺りで船は止まった。しかし、直ぐにはアンカーが入らず、20分くらいはそのままだった。ベイトの状況を見ているのらしかった。 やっとアンカーが入って、船長の指示で釣り始める。水深は35m前後で、それほど流れはなく10号程度でなんとかなった。しかし、途中から強風に船が振られてしまい、その度に糸が斜めに入っていくので15号に換えたりした。 明るいうちは反応はなく、間もなく点灯されたが状況は変わらなかった。底すれすれで狙っていると、今日も根掛かり・・・(-_-;) PEの道糸が高切れして鉛スッテとエギをロストしてしまった。その後は、底を狙う時は、底よりも3〜4mは上で釣った。それで根掛かりはなくなったが、明かりをスッテの夜光塗料に蓄光しようと容器に入れて船のデッキに置いておいのだが、強風で飛ばされてこれまたいくつかを失った(>_<) イカメタルではスッテを失うことは少ないのだが、今日は大損害であった(^_^;) まあ、毎年新しいモデルやらカラーが発売されるので、適度に入れ替えするのは必要なのかもしれないが・・・ 釣り始めて40分くらいは何の反応もなく、周囲の誰も釣れない時間が過ぎていった。やはりだめだな〜と思いつつしゃくっていると、16mくらいで誘い上げた糸がふけた。あれ?と思って巻き上げると魚の手応え(^^;) 巻いてくるとサバで、横に走り始めたがスペースが広いので後ろに移動し、船長にタモで掬ってもらった。 ![]() その後も数回サバらしき反応はあったが、巻き上げる途中で外れてしまった。 ひとしきりサバの回遊が収まった頃、浅い棚でやっとイカらしき手応え。なんとか小さなアカイカを1パイ釣った。 しかし、その後は全くダメで、アタリもなければ気配もなかった。そんな状況に更に追い打ちをかけるように強風が吹き始め、船が振られて最悪だった。唯一良かったのは、風が自分の後方から吹いていて、フードをかぶっているとなんとか耐えられることだった。向かい風だったら、鼻水ズルズルだったかもしれない。 その後、船長のアナウンスでベイトの反応がある層を教えてくれるのだが、全く効果がなかった。また、場所の小移動も3回ほどしてくれたのだが、それも効果がなかった。 終了1時間前くらいに船長が竿を出し、3ハイ釣って、一応イカがいることを証明してくれたのだが、私に釣れるイカはいなかった。また、船中では、アカイカを片手の数くらい釣った人が竿頭だった(^_^;) 23時に終了し、帰港したのは24時近くだった。港では三毛猫の店長が出迎えてくれた(^o^) 潮が引いていて、船から陸に上がるのがちょっと苦労したが、なんとか上陸し、車を移動してから積み込んで帰って来た。 この頃には、寒さで手が震えるほどであった。 帰路は高速を使ったが、やはり結構時間がかかり、途中で眠気に襲われて数回PAで休憩したので、帰宅したのは3時30分くらいだった。 ![]() 錦や古和浦から比べると、やっぱ遠いという感じは否めなかった。かつて、同じ辺りにある釣り堀の貞丸に行った時にはそれほどとは感じなかったが・・・釣れなかったせいかな(^_^;) 次回引本浦まで行くとしたら、それだけの見返りが見込めないと・・・、そうそう行く気にはなれないと思った。 PS 出発前に、すぎーKさんからメールでいただいた写真。すぎーKさんの車のメーターが160000km(=私の名前「160」が入っている)になったのが、運良く撮れたそうです。 運がいいはずだったのですが・・・(^_^;) イカの機嫌は難しい(-_-;) ![]() 目次へ 一番下へ |
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| 人気の船に初乗船(^^)2017/03/29 | |
| 三重県鳥羽市菅島 海栄丸 | 釣果 オニカサゴ4(うちリリース2) アヤメカサゴ3、カサゴ1 |
| 前回イカの撃沈以来、次は何を・・・と考えていたのだが、なかなかいい釣り物が無い。そもそもあまり釣れてもいない感じなので、ダラダラと過ごしていた。 そうした中、中旬の18日〜20日の3連休を含めて5日間くらい、息子のおかずが帰省することになった。おかずとは2年前に釣り堀に一緒に行ったきりなので、これはチャンス!どこかへ行けないかと考えたのだが・・・、休日はどこも混み合っていてイマイチ、平日ならと思うのだが、この週は私が休めないし・・・また、私が得意なはずのイカは釣れないし・・・(^^;) そもそもおかずもあれこれ予定があるようで、丸1日釣りに連れ出すのは無理っぽい感じなので一緒に行くのはスッパリと諦めた。で、一緒に食事に行ったり、家内の実家に連れて行ったり程度で、おかずは帰って行った。 そして3月も終わりになり、気を遣う仕事がやっと終わって、平日に休めるチャンスができた。4月からは、またしばらく忙しいので、どこかへ行こうと考えた。天気は良く、波も穏やかそうだし(^^) あれこれHPを検索していると、あこがれの海栄丸がこの日の午前便はカサゴ五目で募集という記述をみつけた。ここは、イケチャンとお仲間のお気に入りの船で、私も一度は行きたいと思っていたのだが、予約がいつも殺到していて、なかなか乗れない日が多い。また、先々週イケチャンとお仲間が行ってオニカサゴを釣っているので、あわよくば自分にも釣れるのかも!?と思い、電話を入れた。 船長に聞くと水深は60m〜80mくらいで、オモリも80号で大丈夫だと教えてくれたので、新たに道具を買わなくても良さそうだと思い、予約をお願いした。 ![]() とまあ、ここまでは順調だったのだが・・・ その後にトラブルが2つ(>_<) 1つ目は、準備を始めてすぐのこと・・・電動リールに新たにPE3号を巻こうと思い、やや上半身を傾けながらバッテリーにつないだリールを持ち、新品の糸巻きの穴にペンを通して、足でテンションを掛けて巻いていたら・・・腰がグキッと(痛&涙) でも、瞬間的な痛みだったので我慢してなんとか全部巻いた。でも、終わってから体の状態を確認すると、立って歩くのがやや辛いくらいに腰が痛い(泣) まあ、それでもなんとか準備し、湿布を貼って出かけたのだが・・・(^_^;) そして2つ目は、なんと竿のトラブル(@_@) 竿はリールを固定するグリップと、それに差し込むグラス部分の2ピースなのだが・・・久しぶりだったのでよく確認もせず、船竿のグラス部分とジギング用のリールシート部分を持って行ってしまったのだ。この二つはよく似ているので疑いもしなかった。リールを固定し、竿のガイドに糸まで通して準備して、そのまま持っていったのだが・・・船に乗って、差し込もうとすると入らない(泣) え!ここまで来てこのトラブル(大泣)とは思ったが、今更どうしようもない、で結局、結束バンドを写真のようにして釣るしかないと諦めた(^^;) これで釣れるのだろうか・・・運はもうこの時点で尽きたのかもと半泣き状態だった(^^;) ![]() 長々とくだらない事情を連ねたがご容赦願いたい。そもそも、この釣行記は自分の防備録としての性格もあって、後から読んで、「あの時はああだった、こうだった。」と思い出すために書いている一面もあるので・・・ さて、話を本題に戻そうと思う。 船長からは6時に出船と聞いたので、いつものように前日出発した。夜中は空いているので、一般道を多用し24時過ぎには現地に到着した。冬用の寝袋を買ったので、寒さを感じることもなかったが、トイレに行くにはコンビニに行くしかないと思うと、なかなか熟睡できず、4時頃には起きてコンビニまで行った。5時過ぎに、ぽつりぽつりと岸壁に人影が見えたので、「海栄丸」の乗り場は?と聞くと「あの辺りかな〜?。」と、だいたいの場所を教えてくれた。 5時30分を過ぎると大勢人がやってきて、まずは三吉丸が来て6〜7人が乗っていった。で、その後海栄丸がやって来た。若船長1人だったが、噂のとおりとっても感じのよい人であった。 クジ引きは2番で、若船長が右舷の後ろに割り振ってくれた。後ろなら、他の人に迷惑を掛けなくて良かったと思いつつ、道具を積み込んだ時に前述の竿のトラブルに気がついたのであった(*_*) 今日の客は7人で、右舷に3人左舷に4人だった。仕掛けが1セット配られた後、港を出て1時間ぐらい沖に出ていった。鳥羽の釣り船は初めてなので、どの辺りなのかよくは分からないが、大型船も行き交う沖合だった。 最初のポイントは60mくらいで、80号+片テンビンに配布された仕掛けを付け、サバの切り身を刺してやってみる。竿のトラブルはどうなることかと思ったが、なんとかこの状態でも釣りをすることができた(^o^) ただ、魚からの反応はなく虚しく時間が過ぎていった。しばらくして、やっとアタリか!?と思ったら変な手応えで、右舷の人とオマツリだった。ありゃりゃと思ったが、すぐに若船長が操舵室から出てきてくれてほどいてくれた。さすが〜若船長(^_^) その後、3流し目くらいから周囲の人がアヤメカサゴを釣り上げるようになり、自分も気合いを入れるのだが全然反応がない。某船宿のページで、「底取りしてから60cm〜1m上げて誘う。底をオモリが小突く状態はダメ」「頻繁に底取りして常に底に餌がいくように。」というのを見ていたので、そのとおりにやってみるのだが・・・ 左の常連さんを見ると、集魚灯を付け、ハリにもアピール用のヒラヒラ、更には途中にフロートが・・・ フロートは持っていないけど、イカ用の集魚灯は持っているのでそれを付け、仕掛けも自作のもの(ルミックスダンサー、夜光玉、ケイムラ玉等をプラスし、ハリは回転する2倍バリ)に変更してみる。 すると、穂先にアタリが出るようになり、8時過ぎにやっとアヤメカサゴが釣れた。 ![]() その後、何か付いているのかな??って感じで小さなオニカサゴが釣れた。「さすがにこれはリリースでしょ。」と思いつつ、一応生け簀に入れた(^_^;) でも、最後にはリリースして、数年後に大きくなって釣れてくれるように恩を売っておいた(爆) これで、パターンはつかんだ!と思ったが、そうは簡単ではなかった。時折穂先にアタリがあるのだが、「コンコンコン・・・」の後が続かない。というかハリに乗らない。安物の竿の穂先が硬くて食い込みが悪いようだった。 カサゴの類は、一口で一気に捕食するイメージがあったので、穂先の堅さはあんまり関係ないと思っていたのだが、そうではなかった。 また、80号の仕掛けに慣れていなくて、魚が乗っているのか外れたのかがよく分からないまま巻き上げ、「あれ?魚がいない・・・」というのも多々あった。 またこの間、時折根掛かりがあったが、強く引くと外れることが多かった。たまに、外れなくて、いよいよラインを持って切ろうとすると外れるというのも少々あった。 10時を過ぎた頃、若船長から巻き上げ指示があった時に、ちょうど魚が乗った。リールの巻き上げが一定でないので、「大物か?」と思ったら、アヤメとオニのダブルだった(^o^) 大きくはないもののこの日1番のオニだった。 ![]() その後、小型のオニが釣れ、カサゴが釣れた。 カサゴは、穂先でアタリを取って釣った感じがあったが、オニは「根掛かり?」というのを引くと「何か魚の反応?」って感じで釣れた。穂先の感度が悪いので、食って根に入ってしまったのを引き出したのかもと思いつつ、次を期待するが・・・その後は単なる根掛かりばかりだった(^_^;) その後80mのポイントへ移動したが、自分にはアタリすらなく・・・他の人は今日1番の大物を釣った人もいたのに・・・ 10時40分を過ぎた頃、港に近い方に大移動する。 水深は60m前後だったが、ここでもアタリはないまま時間が過ぎていった。終了間際に、小型のアヤメカサゴが釣れて終了だった。 片付けをする間に、若船長がオニの棘を切ってくれた。どこを切るのかある程度の知識はあったが、やはり慣れた人に切ってもらうとありがたい。ここで、小さなオニを2匹リリースした。「大きくなったら、また私の餌に食いついてね〜。」と言い聞かせて(^o^) そこから全速力で港へ戻り、12時過ぎに下船した。午後の客が待っていて、あわただしく荷物を降ろしたら、午後の客を乗せてすぐに出て行った。人気の船は多忙だな〜と実感した。 ![]() 海栄丸は若船長の人柄が良く、生け簀やらの設備も充実し、人気がある理由がよく分かった。ただ、その人気のせいでなかなか予約が取れないのが残念である。 PS 腰痛なのに強行して出かけたわけだが、一応最悪の場合を想定し、湿布はもちろん鎮痛剤(昨夏の足の怪我の時に処方されて余ったもの)も持参した。痛みで動けなくなったら、誰かに病院へ運んでもらうか救急車を呼ぶしかないそうで・・・まあ、薬は気休めにしかならないが(^^;) なんとか薬を飲まなくても済み、痛いながらも釣りをし、帰ってくることができた。ふとしたことで怪我をしたり、動きづらいことになったり・・・だんだんと年を重ねるに従って気をつけなければと自戒した(^_^;) 目次へ 一番下へ |
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| 春なのに・・・(>_<)2017/04/15 | |
| 三重南伊勢町古和浦 まるよし渡船 | 釣果 アオリイカ1(新子サイズ) |
先月すぎーKさんから誘ってもらい、春イカを狙うべくこの日に行くことになった。いつも、企画から手配まですぎーKさんにお世話になりっぱなしで、またまた感謝の1日であった <(_ _)> ![]() 春イカは、数は厳しいものの大型が望めるとあって、ティップランとキャスティングの両方がやれる準備をして出かけた。 朝6時に出船ということで、いつものように前泊すべく21時過ぎに出発した。一般道を多用しながら、途中工事等で渋滞があったが、深夜に古和浦に到着した。春になり冷え込みもそれほど厳しくはなく、寒くて夜中に目覚めるということはなかった、ただ、4月になっても低温が続いていて、まだ桜が綺麗に咲いていた。 5時半くらいにすぎーKさんが到着し、挨拶をして準備をする。上着は、冬用のウエアも持っていったのだが、それほど寒くはなく、また日中は気温が上がるので、フリースの上に防水ジャケットを1枚着て臨んだ。実際には、昼頃には暑くてフリースを脱ぐくらいの気温だった。 今日の客は他に3人で、我々と合わせて計5人だった。3人のグループは後ろに入りたいというので、私とすぎーKさんは前で釣ることになった。 港を出て15分くらいで最初のポイントに着く。予報通り波はややあり、結構船は揺れた。まあ、風と雨がないだけマシかという天候だった・・・(^_^;) 水深は17mくらいで底取りはしやすく、またいい感じに流れるので期待するが、誰もあたらない・・・(>_<) 2流しくらいやってみたが反応がないので、移動となる。 東へ移動し、昨秋に釣った辺りで次の流しを始める。今度は流れがほとんどなく、垂直に落ちていく感じだった。遠投したりと工夫するがダメなので、ベイトタックルに持ちかえて「お助けリグ」でやってみる。しかしこれも無反応・・・ 何度か船を流し直してくれるが全くダメだった。 その後もポイント移動と流し直しを繰り返すが、船中誰もアタリすらない・・・反応する魚さえいないようで、生命反応がないまま時間だけが過ぎていく状態だった。 ティップランの反対側のやや浅めの方に向けてキャスティングをやってみるのだが、水深が深いせいかエギを中層まで沈めるうちにどんどん流されるし、またこの深さにはイカもいないような感じだった。 若船長が、僚船が磯際で釣ったとか、イカダで釣れたとか教えてくれるが、我々に釣れる感じは全然ない感じだった。このまま、全員きれいさっぱりボ〜ズなのか(^_^;) と思ってしまうほどだった。 全く生命反応がないので、集中力も切れ、新たな工夫をする意欲も失われていく状態だった(^^;) 9時半くらいに大移動して、湾内へと移動する。ここでも反応はなかったが、今までよりは岸に近いので、ティップランを止めてキャスティングに多くの時間をかけようと方針を変える。 10時頃、何回かの流しで、船近くまで誘って来たときに、ほんの少し糸が張ったような感じ??、であわせたらこの日初の手応え(^o^) 軽い手応えで釣れたのは秋イカサイズだった。でも、船中1パイ目で嬉しかった。 ![]() その後、すぎーKさんも1パイ釣り、他の人も1パイ釣った。 期待をして次をと思うのだが、そう簡単にはいかなかった。その後も反応はないまま過ぎていき、終盤後ろの人が1パイ釣って終了した。客5人で4ハイという非常に厳しい結果だった。 12時半くらいに帰港し、若船長の心遣いで干物をもらって帰路についた。 ![]() 春イカが厳しいのは予想はしていたのだが・・・やっぱ厳しかった(^^;) せめて、サイズが大きければと思ったのだが、まあ次回以降の楽しみに取っておこう(^o^) 次回は何を釣りに行くのか・・・未定であるが、二桁釣れる釣りに行きたいと思う。最近、二桁釣った事ないからな・・・(^_^;) 目次へ 一番下へ |
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| 失策の連続・・・(>_<)2017/05/20 | |
| 三重大紀町錦 太幸丸 | 釣果 ボ〜ズ(^_^;) |
| 前回出かけた後、世間ではGWだったのだが・・・GWはまた北東北へ行くことになり、結局釣りに出かけることはなく過ぎていった。三陸の堤防で釣りということも考えたが、名古屋空港の駐車場が満車で、空港まで1時間以上掛けてバスや地下鉄を乗り継いで行かなければならなくなり、釣り道具を持って移動するのが面倒で諦めた(^^;) そしてそのGWの最後に風邪をひいてしまい、1週間以上体調が思わしくなく過ぎた。 で、やっと体調も少し回復し、どこかへ出かけようと考えた。毎度のことながらお天気(波高)の様子を見ながらなので、行動に移そうと思った頃には福井の船は満員だった(T_T) まあ、開幕直後のムギイカは好調だったけど、最近はやや落ち着いたようだし・・・マイカ(ケンサキイカ)は大型が望めるものの、数はイマイチのようだし・・・ そもそも平日疲れ切っているのに、無理して行くべきか・・・と思いつつ、出かけるのをやめようかと思っていたら、この日から半夜を始めるという太幸丸の情報を見つけ、午後から出かけるならまあいいかと予約した。 船長からは、今季初めてなので、釣れないかもしれんし、あまりに厳しければ早帰りもありだと言われが、他に選択肢はにないので行くことにした。 ![]() 18時半に出船だと言われたので、ゆっくり目に出発し、一般道を多用してのんびりと走ったが17時半には現地に着いた。駐車場には他に1人だけで、その他には堤防釣りをしている人がぽつぽついるだけだった。 時間になると船がいつもの桟橋にやって来たが、私ともう1人だけで他にはいなかった。でも、船長からはもう2人来るので待ってと言われて、しばらく待つことになった。他の2人は船長の友人で、全員がそろって出船したのは19時近かった。 私は左舷の前になり、ほとんど左舷は私1人で使う感じだった。すぐに点灯されたが、まずはジグで探ってみる。まあ、予想どおり(^_^;)何の反応もない。そこで、片テンビン仕掛けにサバの切り身を付けて、底まで落として放置して、イカメタルをやってみる。しかし、どちらも手応えはなく、時間だけが無駄に過ぎていった・・・ 水面にはトビウオが集まっていたり、一瞬だけスルメイカも浮いてきりで期待するのだが、反応は皆無だった。他の人も同様で、餌でアジ狙いの竿も出している人もダメだと言っていた。 20時半を過ぎた頃、浅場でアタリがあっても乗らないということがポツポツあるようになった。そこで、正体を確かめようとジグに替えて誘ってみると・・・掛かってきたのは小エソだった(>_<) 水深80mはある場所なので、底にいるイメージのあるエソが水深20mくらいまで上がってくるのが不思議だった。 ![]() その後釣れてくるのはエソばかり・・・で、21時少し前に場所移動となった。 東に10分程移動し、今度は水深60mのポイントだった。そう劇的には変わらないだろうと思いつつも、気分を新たにやってみる。先ほどと同じように、また餌仕掛けも投入したままにして。 すると、しばらくして後ろ(右舷)から船長が「絡んだかも。」というので、餌仕掛けを巻いてみると引っかかった感じ・・・緩めると、船長が解けたというので回収しようと巻き始めると、何か重い。それでも巻くと、魚の反応がある。 期待しながら巻き始めるが、テンビン+30号のオモリというのもあるが結構手応えがあって上がってこない。え!何?と思いながらポンピングで上げてくるが締めたドラグが出て行くので、大物かも!?とドキドキしながら上げてくる。 しかし・・・まだ20m〜30m残っているところで、ふっと軽くなった・・・PEから高切れしてのバラシだった。何回か使い回しているPEなので、途中で弱くなっている所があったようである。残念(>_<) これでこの日の運は尽きたようで、その後も散々だった。 テンビンもオモリもロストしたので、その後はイカに専念する。アタリは相変わらずないのだが、やっと20mで手応えが!でも10mくらいまで巻いた所でバラシ・・・更に、40mでやっと乗せて水面まで巻いてきたのに、掛かりが浅かったのか抜き上げるときに外れて海へ・・・(T_T) その後も2回ほど反応はあったが、巻き上げてすぐに外れるパターンだった。食いが浅いのが原因なのか・・・(涙) こんな感じで、少ないチャンスを全部無駄にして厳しい日になってしまった。 船全体では10パイいかないくらいくらいだった。私はボ〜ズだったので、船長が自らが釣ったスルメをくれた。ありがたい心遣いである。 イカは厳しい状況なのだが、釣れるのは皆大きなスルメイカばかりだった。例年なら、親イカはいなくなり、子イカ(ムギイカ)の季節のはずなのに変である。 もともと、昨年以来スルメイカが不漁なのだが、どこかで歯車が狂っているのかも知れない。とは言え、日本海では例年の感じなのだが・・・ 厳しい結果だからというのもあるが、釣りが唯一無二の趣味のように思ってきたが、最近それに疑いを持つようになりつつある。釣り場まで遠いというのもあるが、早朝に起きたり、深夜に帰宅したりとストレスフルな行動パターンが多く、そこまでして行くべきか・・・と感じるようになりつつある。年齢のせいかな(^_^;) 目次へ 一番下へ |
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| 久しぶりに、なんとかツ抜け2017/06/06 | |
| 福井県小浜市西小川 川代丸 | 釣果 マイカ(ケンサキイカ) 胴長20cm〜25cm 4 胴長32cm〜35cm 6 |
| 錦の夜釣りでの前回のバラシ・・・「いったいあの手答えは何だったのだろう?」という思いがいつまでも心に重く残り、鬱々とした日々を過ごしていた(笑) 次の魚を釣れば忘れられるだろうと思いつつも、土日に仕事が入ってなかなか出かけられない。そうこうするうちに6月になってしまった。例年、6月初旬は平日に休めるので、休日出勤の振り替えでこの日に行くことにした。 で、どこへ行こうか?昨年は師崎からのイサキ釣りに行ったのだが、今年はまだあまり釣れていない様子。どうしようと思案していると、滋賀のロードさんから緊急連絡で、「福井の釣り堀レインボーの10日(土)2部に予約が取ってあるのだが、急に欠員ができて困っているので来て欲しい。」と頼まれた。5月末から6月の土曜日はほとんど仕事なのだが、天候にも恵まれ順調に日程が進み、ちょうどこの日だけは空いていたのでOKした。次週の17日(土)は、晴れたらまた仕事なのである(/_;) ということで、6日(火)はできれば魚以外にしようと考えた。日本海の半夜ではムギイカが好調のようであるが、ちょうど月齢がよろしくない。また翌日は普通に出勤なので、半夜は避けたい・・・三重で日中のアオリイカ狙いもあるが、数を釣るのは難しいし、下手をすれば(いや、普通なら)ボ〜ズかもという恐れがある。 そんな中、少し前から気になっていたのは・・・以前から時々行っている福井小浜の川代丸が、デイメタルでデカマイカ(胴長40cmUPをそう呼ぶらしい)というのが先月の中旬くらいから釣果欄に載っていたことだった。 以前、夏場に2回ほど川代丸のデイイカメタルは行ったことがあるのだが、あまり釣れたことはないので少し迷ったが、イカ以外にもジギングで何か釣れるかもと思い、天候を確認して予約した。 ![]() 当日は7時30分に集合と言われたので、前日出発&車中泊のパターンで出かけた。いつものように関ヶ原までは高速で、後は一般道でと、21時過ぎに出発したのだが・・・ 高速を走るうちに仕事の疲れなのか眠くなり、養老SAで少し仮眠することに。目が覚めたのは1時近くだったが、割引が効く時間だからと結局小浜まで高速を使ってしまった(^_^;) 川代丸の駐車場に着いたのは2時30分くらいで、また仮眠して6時頃に起きてトイレに行った。7時前に皆さん集合して、準備をしていると船長がやって来た。今日の客は5人で、片舷で釣るから前から一列だと説明された。「前がいい人は?」と聞かれ、私と他の1人が手を上げたのでじゃんけんをし、負けた私は2番目になった。 7時40分くらいに出船し、20分〜30分走って最初のポイントに着いた。水深は80mだというので、25号の鉛スッテで様子をみる。底は砂地なのか根掛かりはないが、アタリもない(T_T) 数回流し、ポイントも2〜3回変えたが、誰も釣れないので少し移動した。 今度は60mくらいだが、やはり深いのでスッテは同じままでやってみる。2流し目くらいで、空合わせをしたら手応えが(^_^)v 重くはないがイカ特有の手応えを楽しみながら上げてくると胴長20cmが釣れた。デカマイカ狙いでは極小サイズなのだが、なんとかボ〜ズ脱出! やれやれであった。 でもその後は無反応・・・他の人はぽつぽつ釣り始め、デカマイカも上がった。船中1パイ目を釣り、後が続かないのはいつものパターンなのだが、う〜ん、何が悪いのか分からない。 以前に来たときには、「重いスッテで底を確実に取るように。」と好釣果だった同船者に教えてもらったので、それを心がけているのだが・・・難しいものである。 そこで、アシストのエギをピンク系からグリーン系に変えたら30cmくらいの大きめが釣れた。となると、スッテやエギのカラーの問題か?でも、ヒットエギで連続しては釣れなかった。 釣果はなかなか上向かなかったが、天候は予報どおり快晴で、波は穏やかな凪だった。逆にその好天が、イカの活性には良くなかったのかもしれない。少なくとも少し風があって、船が流れた方が釣果は良い。ティップランと同じである。 ![]() そのうち前の人がデカマイカを釣ったのだが、落とした時に着乗りだったという。そうすると、出会い頭的な釣果なのか?スッテは特に珍しいものを使っているわけでもなかったし・・・ ますます分からないまま釣っていると、11時過ぎにまた小型が釣れ、落とすと直ぐに次が乗った。たまたまそこにイカがいたようで、やっぱ偶然に乗った感はぬぐえなかった(^_^;) その後、今まで使った使ったことのなかった魚型の浮きスッテを使ったら、35cmの大きめが釣れ、その後も数ハイそれで釣れた。しかし、ほとんど根掛かりはないと安心してベタ底をず〜と狙っていたら根掛かり(>_<) 最初大きく合わせてしまったため、外せなくてPEから高切れして、今日の当たりスッテを失ってしまった(^_^;) その後は、またピンクのエギやら、赤白の鉛スッテで釣れたが、サイズUPはできなかった。後ろの釣り座の人はデカマイカを3〜4ハイ釣ったというのに・・・まあ、これが私のいつものパターンではあるが(^_^;) 昼を過ぎた12時30分頃、大きく移動して根魚狙いにポイント移動した。水深は80m〜50mくらいで、イカもいるとアナウンスがあったが、タイラバで魚を狙ってみる。実はタイラバをするのは今回が初めてで、専用竿(いつものように安物)もつい2日前に買ったばかりなのである。 やり始めてしばらくすると、竿先に当たり(^o^) 合わせずに巻き続けるのがコツと聞いていたのでそのまま巻き続けると魚が付いているようなのだが軽い(^^;) 魚が見えてくると20cmくらいのチャリコだった。元気そうだったので、そのままリリースした。 ![]() その後はしばらく当たりもなく、三重でやっているというエビラバも試してみる。しかし、ますますアタリがなく、エビを外してゆっくり目に巻いてみたら小さなアタリ。そこで、次はゆっくり巻きでそのまま中層までやると、いい感じのアタリが!そのまま乗ったので、期待しながら巻き上げる。さっきよりはいい手応えなので、期待しながら巻いたのだが・・・あと15mでふっと軽くなってしまった。痛恨のバラシである。 他の人はジギングサビキで40cm近いアジを釣っていたので、アジかな?と思ったが・・・早く魚が見たくて早巻きしたので口切れしたのか、それとも乗った時に合わせを入れなければならなかったのか・・・タイラバ初心者には分からなかった。 その後14時30分過ぎにまた移動してイカ狙いになった。ここでもアタリは遠く、反応が!と思ったら隣の人とのオマツリだったりした。15時過ぎにやっと乗って、30cmUPが釣れた。しかし、その後は全然アタリがなく、虚しい時間を過ごすだけだった。 そんな時間帯でも、他の人はぽつぽつと釣り上げ、一番前の人は47cmのデカマイカを釣ったりもした。集中力も切れ始め、虚しくしゃくるだけの中、船長は17時までいろいろと回ってくれたが、私には追加はないまま終了した。 終わってみれば10パイと、一応ツ抜けはしたのだが、なんとなく「これだ!」という感触が分からないまま終了した感じだった。竿頭は11パイだったので、数だけは悪い方ではなかったのだが・・・いかんせんサイズが・・・ それに、アタリを掛け合わせるというよりは、空合わせに乗るというのが正直な感じで、偶然釣れた感がぬぐえない釣果だった。夜のイカメタルだと、もう少しアタリを掛け合わせる感じがあるのだが・・・ ![]() 現地を出たのが18時で、疲労も結構あったので、帰路も高速を使った。平日の時間帯は割引もなく、また関ヶ原〜一宮間で渋滞があり、お得感は全く無かったが、他に選択肢がないので仕方なかった。翌日は朝から普通に仕事だし(-_-;) PS 帰宅したのは21時近くであったが、イカなら袋に入れて冷凍庫に放り込むだけで済んだ。せっかくだから1パイさばいて妻と食べた。最近アニサキスの被害が増えたというニュースを耳にしたので、ちょっとだけビビリながら食べたが、何事もなく翌朝を迎えることができた(^o^) まあ、スルメに比べてケンサキやアオリはアニーちゃんがあまりいないとは言われてはいるが・・・皆無と言うことはあるまい(^^;) 目次へ 一番下へ |
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