2019釣行記   船釣り編   

         下半期 (7月〜12月

目 次  10月27日 三重大紀町錦 太幸丸 11月1日 三重南伊勢町 たにぐち

         11月16日 三重大紀町錦 太幸丸 12月21日 三重大紀町 太幸丸

半年ぶりの出漁、そして撃沈 もう引退かも?(^^;)2019/10/27
 三重県大紀町錦 太幸丸 釣果 完全ボ〜ズ(泣)
 4月に久しぶりに釣りに行った後、とりあえずGW(今年は10連休)は混み合うので釣りは休止にし、他県にいる息子の所へ様子を見がてら旅行に行ってきた。さあ〜GWが終わったら釣りに行くぞ〜と思っていたのだが・・・
 旅行から帰ったら父の異変に気がつき、病院へ連れて行ったら、脳梗塞で即入院となってしまった。更に、治療中のリハビリで腰骨の圧迫骨折になってしまい、転院を含めて7月までの長期の入院となってしまった。まあ、80代も後半になるといろいろな事が起こる。一方で特養に入っている母の容態も芳しくなく、結局7月下旬に他界した。
 で、葬儀や法事やらで夏が過ぎ・・・秋には自分の仕事が忙しいのに加えて、息子の転居の手伝いにかり出され・・・やっと釣りに行けるかもと思ったら台風による荒天続きで・・・
 でも、このままアオリイカのシーズンを終えてしまうのは悲しすぎる・・・ということで、天候をにらみながら太幸丸に予約を入れた。本当は26日(土)に行きたかったのだが・・・その日はいつもながらの休日出勤で(涙)

  
 半年ぶりの釣り、また、朝6時に集合というので、以前のように前日から出かけることにする。
 アオリイカ釣りはなんと2年ぶりだが、準備がそれほど大変ではないので、仕事から帰宅してすぐに準備をしたら21時前には出発できた。夜は道路が空いているので、一般道を多用しながら24時半くらいには現地に着いた。
 少しうとうとし、4時には起きてトイレを済ませ、準備をする。5時半には船の着く突堤に荷物を持って行くが、突堤は磯渡しの客で一杯だった。
 6時ちょい前に太幸丸が2隻で到着し、私は親父さんの大きい船に乗るように言われた。釣り座はじゃんけんで、4グループ中1番だったので、一番前に乗ることにした。今日の客は大きい船に私を含めて7人で、息子さんの小さい船には3人だった。
 港を出て10分くらいで最初のポイントへ、19mから始まったが・・・アタリがない(涙)
 風がそこそこあって、30g程度のエギだとちょうどいい具合になるのだが、全然アオリが反応しない。他の人も同様で、結局2〜3ポイントを流すうちに、やっと1人が釣ったが後続はなく・・・
 その後、35mくらいまでのポイントをいくつか回ってくれるが、皆静かなままだった。
 終盤に、後ろの人がやっと1パイ釣ったが、それだけだった。船長によると、他船は5〜10パイくらい上がったそうだが、我々は手も足も出ず。
 隣の人は、見切りを付けて反対側でジギングを始めたが、それも不発だった。
 
 私はひたすらエギの色を変え、オモリのgを変え、しゃくってみたがアタリすらなかった。たまに根掛かりがあったが、ほとんどは海藻が絡んだだけで引っ張ると外せた。しかし、一度だけどうにもならなくてエギとオモリをロストした(悲)
 アオリイカからの反応がないので、何が正解なのか分からず・・・魚らしきあたりすらなく・・・
 いわば、「答えのない問い」に向き合うだけの虚しい時間だった。

 久しぶりに海に出られたが、クルージングだけに終わってしまった。(泣)
 次回はどうするのか・・・アオリイカに拘らず、釣れる魚種を狙いに行くか(^_^;) 引きこもっていたのもあるが、なんか出かけるのが面倒になってきた。
 体力的にも年齢を感じるようになり、5時間ちょっと波に揺られる船上で体を支えていたら、腰が痛いし膝がガクガクだし・・・



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今日も修行の1日2019/11/2
三重県南伊勢町 たにぐち 釣果 完全ボ〜ズU(大泣)
 先週の撃沈後、しばらくは釣りに行かなくてもいいかな・・・とは思ったのだが、3連休だし、天候は良さそうなので出かけようと考えた。
 波予想を見ながら3日(日)に日本海のティップラン&ジギングに行こうとしたのだが・・・問い合わせた時にはもう満席だった(泣)空いている平日に、天気をにらみながら前日予約ができる身分だといいのだが、仕事の都合で定年退職まではそうはいかない。
 まあ、無理に出かけなくてもいいかなと思いつつも、出かける気になっていたので行きたい気持ちが抑えられなかった。
 そこで他船を探すと、2日(土)に残り1人の空きがある「渡船屋 たにぐち」を見つけ、予約をした。ここは、数年前に船長からティップランをレクチャーしてもらい、アオリイカを初めて釣った船宿である。また、数年前の春にはSフォールをレクチャーしてもらい、kgオーバーを初めて釣った船でもある。
 アオリイカは先週、錦の太幸丸でボ〜ズをくらったばかりであり、厳しいのは承知だが今度は1〜2ハイくらいは釣れるかも・・・と思ったのもあってである。
   
 6時に集合と言われたので、いつものように前日に出発する。今回も準備はさほど大変ではなかったので、21時前には出発し24時過ぎには現地に到着した。田曽までの道もずいぶん整備され、昔のように細い道を苦労しながら通り抜けることもなくなった。ただ、現地に着いてみると結構な強風が吹いていた。夜明けにはおさまればいいと思っていたのだが、強風はそのままだった。
 6時ちょっと前に船長が到着し受付をする。船は新しい大きい方なので、私を含め8人だった。釣り座はじゃんけんで、今日も1番勝ったのだが・・・先週同様、運はそれで使い果たしてしまったようである(汗)
 強風なので一番後ろを選んだのだが、ここがさっぱりで、右隣の人も全くだった。
 午前中は風が強く、風裏になるポイントでの釣りだった。水深は25m前後だったのだが、30gのエギに60gを追加してもどんどん流される状態で、とっても釣りにくかった。
 昼前には風がおさまり、釣りやすくなったがとにかく反応はなかった・・・(泣)
 
 30mくらいから、最後は50m近くまで回ってくれたが、私に反応するイカはいなかった。魚らしきアタリが2回あっただけであった。
 同じ動作を繰り返しているので、リールのハンドルを持つ指が痛くなるし、竿を持っている左腕はしびれてくるし・・・今日も「答えのない問いに」向き合うだけの1日だった。
 ストレスは解消どころか増すばかりで、来たことを後悔した。
 
 釣れたアオリイカは船中4〜5ハイであった。イカの機嫌が悪いというよりは、イカの絶対数がいないという感じだった。もともと、個体数は多くはないのだが、ブームで釣られすぎて激減しているのかもと思えるほどだった。

天気はいいのに・・・                  生け簀が設置されていたが、空のまま(涙)

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 ボ〜ズは回避、でも・・・2019/11/16
 三重県大紀町錦 太幸丸 釣果 タチウオ2、メアジ1、カマス1
 2回の撃沈の後、しばらくは釣りはもういいかな・・・(^^;) とは思っていたのだが、そろそろ半夜便を始めるというので、行こうという気になった。半夜便なら何かは釣れるかな・・・という思いがあったからである。
 スルメイカにはまだ早いが、アジなら釣れそうだし・・・しかし、この期待はいつものように裏切られたが(^_^;) またいつものように、「昨日は釣れたんやけど・・・」(船長談)のパターンだった(爆)

 半夜便なので、昼頃に出発する。もともとこの日は、午前中にいつもの医者に通院の予定があったので、それを済ませてから出かけた。
 さすがに昼間の道路は混んでいるので、一部だけ高速を使って16時ちょい前には錦の港に到着した。駐車場にはそこそこ車が停まっていて、きょうの客は多そうだな・・・と思いながら、しばらく休憩し、その後準備をする。
 でも、その多くは愛海丸の客だった。

 16時半頃に愛海丸がやってきたが、なんと12人の客を乗せて出て行った。その後16時45分頃に太幸丸がやって来た。太幸丸の客は5人で、じゃんけんの結果左舷の前になった。(今日のじゃんけんは一番負けたが・・・)

 ポイントまでは20分ほどで、水深60mの場所だった。しばらくはジグで探ってみるが、反応はなかった。遠投してみたり、底や中層を探ってみたがどうにもならなかった。周囲の人はワームでアジングをしていたが、同様に反応がないようだった。
 船長は「昨日は20時過ぎに釣れだした。」というので、とりあえずは我慢しながらいろいろと探ってみる。

 やっと反応があり、久しぶりに魚の手応えを感じられたのは18時過ぎだった。しかし、釣れてきたのはメアジで、船長からは「美味しくないからフライかな。」と教えてもらった。しかも、サイズは20cmちょっとくらいだった。

 そうそう、太幸丸にも生け簀のシステムが導入され、最後まで活かしておけるようになった(^o^)
鮮度を保つのにありがたい装備である。

 その後、他の人は40cmの本命アジを上げていたが、連チャンはなく船全体は厳しい感じだった。もともと、アジングの経験はあまりなく、イカメタル&ジギングの装備がメインなので、自分はどうすることもできなかった。
 目先を変えようとアジの仕掛けにエサを付けてみたら、カマスが釣れた。でも、小さいしたくさん釣ってもしょうがないのでイカがいないか探ってみる。しかし、反応はゼロだった。

 そのうち、船長がアタリがあったけど切られたというので、ジグでタチウオを狙ってみる。しかし、これも空振り。そこで、思い切ってエサ釣りに切り換える。
 すると、アタリが(^o^) しかし乗らない・・・ 明らかにタチウオのようだが簡単には掛かってくれない。
 アタリがあったら、ゆっくり巻き上げながら誘うのだが、なかなか乗らない。何度かのチャレンジの後、やっと掛かって釣れた。しかし、サイズは小さく指2.5本程度だった(^_^;)

 その後も反応があるのはタチウオだけなので、しばらくやってみる。すると、かなり経った頃にやっと2匹目が釣れた。これもサイズは小さかった。
 こんなことなら、タチウオ専用のテンビンを持ってくれば良かったと後悔した。
 
 その後は、またアジやイカや、あれこれ狙ってみたが、やっぱり何もできないまま22時40分頃に終了した。
 
 今回はいろいろと準備してあった(エサも持参)ので、なんとかボ〜ズは免れたが不完全燃焼の感は否めなかった。
 次はどうすれば・・・、まあ回数行ってアタリの日に乗り合わせる幸運に恵まれるのを祈るしかないかな(^_^;)

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 1ヶ月ぶり、状況は変わらず・・・2019/12/21
 三重県大紀町錦 太幸丸 釣果 スルメイカ1、カマス2
 前回行ってから約1ヶ月。状況は大して変わらないが、コスパのみを追求していると(釣れる日だけを選んで釣行する) 行けないままなので、行くことにした。
 前夜に職場の忘年会があり、また歯科の通院もあるので早朝から行くのは無理だが、半夜便なら昼過ぎに出発すればいいので行くことにした。

 天候を確認してから電話すると、船長から「残り2席だったよ」と言われた。釣れていないのに、人気はあるようである。早朝から出かけるのが苦手か、都合の悪い人にちょうどいいので、ニーズはあるのだろう。
 
 13時過ぎに出発する。16時30分が集合時間なので、今日は高速を多用して15時40分くらいに到着する。駐車場は一杯で、人気の高さがうかがえる。これで釣果がよければいいのだが・・・(笑)
 16時に、いつものように愛海丸がやってきてた。今日は意外に少なく6〜7人の客だった。
 愛海丸が出て行った後、太幸丸を待っていると4月に一緒だった若者を見かけたので挨拶をしたが、船での釣り座も隣同士だった。
 その後16時30分に太幸丸が来て、今日は満席(12人)だというので、割り箸のくじ引きを引いて釣り座を決めた。私は7番を引いたが、右舷の前から3番目だった。


 20分程でポイントに到着し、すぐに点灯された。水深は60mくらいだったが、流れがあり(特に底は潮がよく流れていて)満席なのもあってオマツリが結構あった。
 
 最初はイカメタルでやってみたがまるで無反応・・・(>_<) 
 まあ、こんなものだろうと思いながらも、虚しくしゃくるだけで、周囲の人も同様な感じだった。あまりに反応がないので、しばらくしてエサ巻きを試してみると・・・反応があったが、魚の手応え、巻き上げると外れることもなくフグが上がってきた(^^;)


 イカの反応は薄そうなので、ワームを付けた仕掛けで探ってみる。すると、軽い手応えでカマスが釣れた。しかし、追加はなく、また虚しい時間を過ごした。
 しつこくワームで探っていると、やっといい感じの手応えがあったが途中で隣の人とオマツリし、バラしてしまった(涙)
 
 天気予報では穏やかなはずだったが、結構な風が吹いて寒かった。波はそれほどではなかったが、風で表面がざわついていた。うねりはないので釣りに支障はなかったが、冬場は予報によらずちゃんと防寒をしないといけないと思った。

 20時ちょっと前に隣の若者がスルメを釣り上げたので、再度イカ狙いに戻す。
 しばらく無反応だったが、35m付近でやっといい感じの手応え(^_^)v やや緩めのドラグを締め直して巻き上げると良型のスルメが釣れた。久しぶりの手応えだった。
 しかし、後が続かない・・・(涙)
 その後、40m付近で反応があるので、しつこく狙ってみるが乗らない・・・ フグの仕業のようで何もないままだった。もう少し深い所をさぐってみようとするが、すぐにオマツリ(>_<) どうしようもない感じだった。
 終盤、何も反応がないのはつまらないので、キビナゴのエサ釣りで底を狙ってみる。するとアタリがあるがハリに乗らない・・・小さめのオキアミにするとアタリさえもない。なんとかエサを食っている魚を見ようと、しつこく狙っているとカマスが釣れた(^^;)

 その後、どうしようもないまま22時に終了となった。
 
 水温が高いためにヤリイカは来ないようで、スルメも壊滅的に少なく、厳しい状況はしばらく続きそうである。下手をすると、少ないスルメを釣り続けて資源が枯渇するのかも・・・と思ってしまった。イカメタルファンとしては暗澹たる未来が・・・そんなことまで考えてしまう釣行だった。

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  2019年を振り返って

 昨年一年間事情があって釣りに行くことができず、春にやっと行くことができるようになった。さあ〜!釣りまくるぞ〜!!と思ったのもつかの間・・・
 GW開けから7月まで父が入院し、7月下旬には母が他界し、四十九日が開けた頃には台風続き・・・

 やっと10月末にはアオリイカ狙いに出かけたものの、時既に遅く・・・どこも厳しい状態で、久しぶりの釣行に釣れてくれるイカはいなかった(泣)。
 11月下旬には初冬の半夜便が始まったものの、スルメイカさえも厳しい状態で、本格的にやったことないアジングは散々であった(>_<)
 つくづく運のない1年だったような気がする(^_^;)

 気候が変動し、従来どおりのターゲットを目的とするのが厳しくなる昨今、釣れる魚と釣り方を求めて、新たな境地を開拓する必要なあるのかもと思いつつある。
 また、一方でコストパフォーマンスを追いすぎると、なかなか出かけるのが億劫になり引きこもりがちになってしまうので、とにかく貧果でも釣行することを主眼にすべきなのかもとも思いつつある。
 まあ、迷うことなく出かけることか・・・(^^;) ハズレばかりでなく、いつかはアタリの日もあるだろうから(^o^)

 来年は、たくさん釣れる年になるといいのだが・・・(^_^;)

     



                                         
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