上半期 (1月〜6月)
目 次 4月3日 三重大紀町太幸丸 4月13日 福井小浜市川代丸
| 久しぶりの釣り(^o^)2019/04/03 |
| 三重県大紀町錦 太幸丸 /釣果 スルメイカ1、サバ11 |
| ちょっと事情があって、しばらく引き籠もっていたが、この春からやっと釣りを再始動することができるようになった。 一年以上のブランクを経てなので、道具を物置から発掘し、細かなもの(ハリやオモリ、スッテやジグ等々)の在庫を確認するだけで数日かかかってしまった。また、持っていなかった「桜マーク」のライフジャケットを注文し、手許に届くまでの日数もかかってしまった。 なんとか再始動できる条件は揃い、いよいよ後は自分の都合、天候を考慮しながら釣り物を決めるまでになった。 しかし、いざ行こうとなると、すぐにMAX(準備をたくさんし、早朝から出かける)での釣りは難しそう。やはり、まずはリハビリしないと・・・(笑)。そうすると、慣れ親しんだ「半夜便」での釣行がまずは候補に上がった。 そこで、この時期の釣果はイマイチなものの、以前から慣れ親しんだ「太幸丸」に連絡を入れた。 すると、客がいないので土日以外の出船予定がないとの返事だった。でも、自分の都合の良い日はこの日しかなく・・・、急な冷え込みで冬の様相ながら、風はそれほどでもなく波も穏やかな予報だった(実際には、風は予想外に強く吹いたが・・・)ので、最悪一人でも倍の料金を払うことで出船してもらうことを了承してもらった。実は、この時船長は風邪で体調がすこぶる悪かったらしく、わがままをきいてくれた船長に感謝である。 実際には、私が電話をした直後に予約が入ったので、当日は私と感じの良い若者の二人で出船となり、料金も通常料金だった。 ![]() 当日(4/3)は、朝から休みにしてあったので、昼前に出発し下道をのんびり走り、途中コンビニや釣具店に立ち寄りながらも、16時前には錦の港に到着した。途中、中勢バイパスを使うのだが、以前より北に延びていた。一年ちょっとでも、世の中は変化しているのだと実感した。 錦の港の風はやや強めに吹いているものの、天候は晴れで、朝からの客は帰った後なので、駐車場には自分の車以外、誰もいなかった。 4月になったのに、この数日急な冷え込みで、北国や北陸では雪模様。桜の花も3分〜5分咲きくらいであった。 懐かしい錦の港をふらふらするが、海中に生き物は見えなかった。もう少しすると様々な稚魚が賑やかにしてくれるのだろろう。 ![]() 17時頃にもう一人の客が到着し、17時30分には見慣れた「太幸丸」が、いつもの桟橋に来てくれた。船長は昨日まで高熱だったということで、今日は大丈夫だが咳が止まらなくたったと言っていた。 半ば強引に出船をお願いしたので、申し訳なく思いつつも、感謝して乗船した。 もう一人の客の若者は、イカメタルは今日が初めてだと言っていたが、私もブランク明けなので大差はないよなどと話を交わしながら、20分ほどでいつものポイントに到着した。 水深は60m程度で、15号のスッテで問題なくやれた。時々ドン底まで落としたが、根掛かりもなかった。数年前、最初にこの船に乗った時、底取りしようと底まで落としたら、いきなり根掛かりでスッテを失った苦い経験がよみがえったが、今日はその心配はなかった(^_^;) 明るいうちはイカが寄っていないだろうと、ジグで探るも反応はなかった。ベタ底でスッテを動かしても同様であった。 太陽が沈み、点灯された頃から気合いを入れて探るが、表面に浮いている小魚もなく、何事もなく時間が過ぎていった。そのうち、同船者が「魚がかかった」と言っているので、見ていたら良型の太刀魚がスレ掛かりで釣れた。でも、自分には無反応・・・ 少しでも状況を変えようと、水中ライトを付けて探っていると、ちょっとした手応えの後、急に軽くなってしまった。嫌な予感を持ちつつ巻き上げてくると、ラインがスパッと切れて鉛スッテがなくなっていた(泣)。たぶん、太刀魚が食いついたのだろう。 そこで、ジグ仕掛けに持ち替えしゃくってみる。すると、何か乗った。しかし、見えてきたのはサバだった。(^^;) 以後、サバの猛攻で、ジグ仕掛けにも、スッテの仕掛けにもサバの当たりばかりであった。 20時頃に、同船者が1杯スルメを釣るも後続はなく、船長も竿を出していたが釣れなかった。 穏やかになるはずの予報は外れ、強めの風が吹き、しかも冷たい風で、真冬の釣り場の様相だった。波が穏やかなままであったであったのは良かったが、とにかく寒くて、イカもいないので気分は下がり調子であった。ただ、血抜き用にバケツで汲み上げる水は比較的温かかった。 この頃から海面にサバが目立ち始め、数十匹が水面に見えるほどだった。まあ、何も釣れないよりはと思い、ジグ仕掛けで釣ると、入れ食いだった。 サイズは40cm近くあったが、スリムな魚体だった。胃の中には3cmほどのベイトが詰まっていたが、まだ、その栄養が体に回っていない感じだった。 ![]() サバならクーラー満タンだが、後の処理に困るのでほどほどにして、またスッテ仕掛けの竿に持ち替える。 21時30分を過ぎた頃、イカはもうダメだと諦めていたのだが、「表層から中層までサバばかりなら、イカが釣れるなら底か・・・」そう思い、ベタ底で誘っていると手応えが(^o^) あまりに久しぶりで感覚を忘れてしまったが、ちょっとサバとは違う感じ・・・巻き上げてきても横に走らないので、「ひょっとして」と思って更に巻き上げるとスルメが付いていた。 以前なら、「なんだスルメか・・・」という感じだったが、今日はとっても嬉しかった。数年前から、スルメの値段も2〜3倍に高騰しているし・・・ しかし、22時を過ぎた頃終了のアナウンスがあり、追加することなく納竿した。 帰路は、道路も空いているので一般道を多めに走って2時前には家についた。その後の、魚の処理、入浴等を済ませて就寝できたのは3時半くらいだった。 釣果はイマイチだったけど、強烈なサバの手応えを味わえたし、何より、久しぶりの海に心晴れやかで、くすんだ心が清浄に洗い流される気がした(^_^) う〜ん、やっぱ釣りはいいな〜と思うことしきりであった。 PS 半夜便の場合、通常の獲物はイカなので、袋に入れて即冷凍で終了なのだが・・・魚を釣ると深夜に処理することになり、やや辛いものがあった。処理を翌日に持ち越せばいいのだが、サバは足が早いのでそうはいかず・・・許されるのなら、次回は船上で頭を落とし、内臓を出してから持ち帰りたいものである。 目次へ 一番下へ |
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| 天気はいいのに激渋(>_<)2019/04/13 |
| 福井県小浜市 川代丸 /釣果メバル1、カサゴ2、リリース多々(泣) |
| 前回の釣行後、新年度の仕事も本格的に始まってしまった。これからは、釣行できるのも土曜日と祝日くらいなのだが、この日の天候が都合良く穏やかな予報だった。特に日本海はべた凪で、ひょっとしたらメバル日和かも!? そこで、釣果は芳しくないものの、福井に行くことにした。次週の20日は予定があって出かけられないし、GWは混み合うだけで行く気が萎えてしまうし・・・(^_^;) ショートメールで予約し、その後電話で状況を聞くと、メバルサビキを持ってくることと、ヤリイカは望み薄だということだった。 そこで、必要なものを少し買い足した。また、電動タイラバがやりたくてネットでレオプリッツ200Jを買ったのだが、木曜の夜にタイミング良く手許に届いたので、糸を巻きバッテリーを充電した。その他、ジグやタイラバはほぼ以前に買いそろえたもので足りたが、何があるのか、不足しているのかを確認するのに結構時間がかかってしまった。 なので、いつものように前日に出発・車中泊なのだが、家を出るのは22時半過ぎになってしまった。 名古屋市内を抜けるのはいつものように高速を利用した。時間次第では深夜割引が効くので小浜まで一気に行こうかと思ったのだが、舞鶴道路は工事で通行止めの情報だったので、途中で一般道に降り、現地に着いたのは2時半くらいだった。 下の駐車場にあまり車はなく、秋の繁忙期とは違って、春は閑散としていた。 いつもの場所に車を停めて寝袋に入るが、冬用なので寒さも感じずに快適だった。あまり眠った感じはしなかったが、5時半に起きてトイレを済ませて準備をした。今年は桜が長く咲いていたが、ここ小浜もほぼ満開だった。 7時半に船長が来て、4人、2人、私の計7人をグループで割り振ってくれた。結果、私は左の前になった。 8時頃に出船し、まずはメバルを狙うのということなのでメバルサビキを準備した。サビキ仕掛けは3.6mもあるので2m程度の竿でどう扱うのかは同船者に教えてもらった。 港を出てすぐの場所、水深25m位の所で釣り始めた。この釣りはイマイチやり方が分からない。2年前はアタリすらなくて、動画サイトで予習しておおよそのやり方は習得したのだったが・・・後は周囲の人の様子を見ながら真似してやってみた。 同船者が良型を釣り始める中、自分には反応がなくて焦ったが、しばらくするとアタリが(^^) 連掛けを狙って、しばらくしてから上げると5匹付いていたが、10cmに満たないミニサイズ(>_<) 仕方なく1匹ずつ外してはリリースした。その後、2回くらいリリースサイズが釣れた後、やっと小型に混じってやや大きめが釣れた。20cmちょっとだったが、結構引いたので、尺サイズはどんなんだろうと思った。 3月の頃は尺サイズの連掛けなんていうのもあったらしいが、そういうのは釣られてしまってもういないようだった。その時期に行けたら良かったが、いろいろと自分にも事情があったので仕方がないのだが・・・ 釣りは、自分の都合でなく魚の都合で行くべし・・・釣りの鉄則である(^_^;) メバルはもともと成長の遅い種類であるし、ポイントも限られるから仕方がないのだが、日本海は天候の荒れる日が多く、それによって資源が守られているのかもと期待したのだが甘かった(/_;) その後はミニカサゴが度々釣れたが、キープサイズは釣れなかった。その後、昼前まで移動を繰り返しながら同様の状態で、キープサイズのないままだった・・・(泣) 船長も打つ手がないらしく、同様のことの繰り返しで、厳しい状態だった。 昼過ぎに大移動して、ジグやタイラバで狙うように指示されたが、状況は変わらず、時々良型のカサゴを釣っている人がいたが、自分には何ともならなかった。ジグで釣っている人は大きなエソばかりが掛かるとぼやいていた(^^;) 疲れてきたので、電動タイラバをやってみたがアタリすらなく・・・一度だけいい感じでアタリが、でも引かないと思ったら案の定カサゴだった。 ![]() 天候は良く、波も穏やかで、これで魚が釣れたら最高なのだが・・・ まあ、1日たっぷりとクルージングしたと思えばいいのかな、って思うしかない日だった。やはり日本海は夏から秋がベストで、春は厳しいのを実感した。 例年なら、シーバスも釣れ始めるのだが、今年はそれもないようだった。 16時に寄港して、ワカメのお土産をもらって帰ってきた。 帰路は、少々節約のため一般道を走ってから高速に入ったのだが、入る前に渋滞していて、結局帰宅できたのは20時半だった.。しかし、関ヶ原付近の名神の下り車線は停止させられた街宣車とパトカーを先頭に大渋滞であった。自分の走る上り車線でなくてやれやれであった。 1年半ぶりに福井の小浜へ行ったが、自然がいっぱい残っていて、釣果は別にして、また心洗われる日であった。(^o^) 目次へ 一番下へ |