釣行記2020  釣り堀編  

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5月16日 福井県三方郡美浜町日向湖 レインボー  9月20日 福井県三方郡美浜町日向湖 レインボー

実に3年ぶりのレインボー2020/5/16
  福井県三方郡美浜町日向湖 レインボー
 釣果 タイ4、ワラサ1、イシダイ1
 前回釣り堀に行ったのは2017年だった。
 それ以後、あれこれ事情があって釣り堀にはご無沙汰であった。今年は行こうと思っていたら、なんと、新型コロナウィルスの感染爆発と外出自粛を伴う緊急事態宣言で行きづらい状況に・・・いや釣り堀だけでなく、釣りそのものも行きづらい状況になってしまった。

 そんな中、4月上旬の釣行に滋賀のロードさんからお誘いをもらっていた。しかし、在宅勤務が推奨されるなど外出を極力控えるようにという世の中の雰囲気になり、お断りした。

 ステイホームといわれたGWも終わり、緊急事態宣言は延長されたものの感染の拡大は緩やかになり、ちょっと状況が変わってきた感じがする中、また滋賀のロードさんから今度は5月の釣行のお誘いがあった。
 人数集めにお困りの様子であることと、緊急事態宣言も一部の都府県を除いて解除の見込みになったこともあり、久しぶりに参加しようかということになった。滋賀の方々に久しぶりにお会いできるのも楽しみだし・・・


 昼からの2部なので、当日の集合時間は11時ということであった。それに合わせて8時くらいに家を出る。普段と生活のパターンが変わらないので、寝不足もなく体は楽である。
 大雨予想の予報通り朝から雨で、交通事情も考えて高速で一気に行った。今月末まで、外出自粛に合わせて休日のETC割引がないのは痛かったが仕方がない。そのため途中のエサ屋に寄れないので、シラサと虫エサは前日に職場からの帰路の途中にある釣具店で買っておいた。
 道中、大降りではないものの、霧雨みたいな状態であった。
 10時30分過ぎに現地に到着した頃には、雨も上がり、「予報は外れて、案外いい日かも。」と思ったのだが、11時頃には強い雨が落ちてきて、結局最後まで強弱はあるものの、止まなかった。おかげで、ヤッケの下に付けていたウエストバッグが濡れて、大きなダメージはなかったが、携帯やら財布やらはかなり湿っていた。
 集合時間ちょい前に待っていると和尚さんが到着し、ご無沙汰の挨拶をするのだが、「ロードさんがアクシデントで来られなくなった。」という悪いニュースが・・・しかたなく、急遽減った人数でイカダを変更してもらい、10号大イカダに7人となった。じゃんけんの結果私は5番目で、以下の位置になった。
 
 午前の部が11時30分に終了するのに合わせて、土砂降りの中イカダへ移動する。じゃんけんで上位になった人の場所決めを待って、空いていた沖側に入る。
 午前中の人に聞くと、事務所側が良かったらしいが・・・午後は如何に?潮は変わるものの、小潮回りであまり動かないだろうし・・・
 コロナウィルス感染の影響か、たんに悪天候だからか釣り堀全体は空いていて、午後は3〜4イカダのみ使用だった。
 
 タナは5〜6mと聞いているので、まずはキビナゴで様子を見るが反応はない。しばらくして和尚さんHDさんがタイを釣り上げたが、他は全くダメだった。12時少し過ぎに1回目の放流が行われて、タイが放流された。
 少しは変化があるのかと思いきや、誰にもアタリはない・・・(>_<)
 とりあえずウキ仕掛けにエビのむき身(自作味付け)を放置したまま、ヘチ竿に虫エサを付けて5mくらいに落としてみる。すると、やっと穂先にコツコツという反応が!ドキドキしながら食い込むのを待つが、反応がなくなり、巻き上げるとエサがなくなっていた。
 すぐにまた同じ事をすると、同様なアタリはあるものの合わせても掛からない。ハリがマダイの11号だったのだが、イシダイを想定してチヌ3号にサイズダウンしようと結び直していると、放置してあったウキ仕掛けが引き込まれて穂先まで海面に突っ込んでいる。(^O^)
 慌ててヘチ竿を置いてウキ仕掛けの竿を巻き上げると、今日初のマダイが釣れた。釣ったというよりも勝手に置き竿に釣れたという感じだった。
 
 マダイをスカリに入れて、ヘチ竿のハリを結び直して落としなおすとまだ反応がある。今度はグッと穂先が入ったので、合わせるといい手応え!ゆっくり上げてくると予想通りシマシマの魚体が見えてきた(^_^)v
 やや小ぶりだったが、イシダイが釣れた。
 でもそこまでで、魚の反応はなくなりその後はひまひま状態で、青物でもと活きアユや活きアジを入れてみるが、無反応。時々釣れているのは対面の人ばかり・・・とは言ってもそれほど釣れていたわけではないが。
 
 それから2回目の放流までは、全くアタリもなくどうしようもない状態であった。
 14時過ぎに2回目の放流がやってきたので、青物狙いにまた活きアユ&活きアジで狙うも、無反応・・・
たま〜にウキがぴょこぴょこするが沈みきらず、合わせても手応えはなかった。釣れ残りのサクラマスが引っ張っているだけのようだった。
 こうした中、対面では放流されたシマアジが数枚上がっていた。
 どうしようもなく時間だけが流れていき、相変わらず大粒の雨は落ちてくる。少し寒さも感じるくらいだった。変化が表れたのは15時過ぎだった。エビのむき身(自作味付け)を付けて、どんぐりウキの大郷屋穂先仕掛を放置していると、穂先に反応が!巻き上げるとタイのいい反応だったが、姿が見えるくらいの所で外れてしまった(T_T)
 すぐに同じことをすると、また反応が!で、今度こそはと巻き上げるのだが・・・またもバラシ(>_<) も〜何をやっているんだという自責の念が湧き上がってくる。
 でも、まだいけそうなので同じエサを付けて同じタナに落とす。するとすぐに反応があり、一気に穂先が入った。タイだと思って巻き上げるのだが、なかなか上がってこない。あれ?と思っていると走り始めて青物コール。ハリスが細いのと、久しぶりなので怖々やりとりしたので、皆さんには迷惑をかけてしまった。ただ、イカダ全体が低活性なので、「ゆっくりかき混ぜて〜」という暖かい声ももらって、注目の中上げてきたのだが、それほど大型ではなくて(56cm)ちょっと恥ずかしかった。まあ、久しぶりの青物だからお許しを(^^;)
 
 その後あれこれやる中で、結局タイ2匹を追加して終了した。どれも「エビのむき身(自作味付け)+タナ6m+放置竿」だった。
 持って行ったエサは一応試してみようと、カツオの肝や自作のササミ、ミック、マダイイエロー等でも試したが反応はなかった。イカダ全体も低活性だったので、エサの種類はあまり関係なかったのかも知れないが・・・ 2匹目のイシダイも狙ったが、自分の前にはいないようだった。

 17時30分に終了し、18時前には帰路についた。
 帰りも割引がないが、高速で一気に帰ってきて20時には帰宅できた。その後、魚を処理したが数が少ないので楽ちんだった(^_^;)
 夕食には間に合わないが、前夜から車中泊とか、深夜に出かけ一睡もできずというわけではないので、それほどの疲労感はなかった。
 久しぶりの釣り堀で、貧果ではあったがそこそこ楽しめた。願わくは、「放置していたら釣れた」というよりは「狙って釣った」という釣りがしたかったが・・・(^_^;)
 ただ、昔のレインボーと比べると全体にアタリが少ない感じだったのは否めなかった。

 新型コロナウィルスの影響で今後生活形態の変容が余儀なくされるようで、釣り堀も含めた釣りというレジャーがどうなっていくのか心配される。

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 懐かしい方々とレインボー2020/9/20
 福井県三方郡美浜町日向湖 レインボー
 釣果 タイ3、ワラサ1
  5月にレインボーに行ってから、次に行ける機会を探っていたのだが・・・4・5月は在宅勤務で本来の仕事ははかどらず、その影響で6月以降は例年以上に多忙で行ける状況ではなかった。
 また、7月に入ると新型コロナウィルスの第2波で外出そのものがはばかられる状態になってしまった。
 感染状況の落ち着いた8月下旬に、重い腰を上げて半夜のイカ釣りに行こうと準備していたら・・・高校以来の付き合いである先輩の訃報(1年ほど前に急に癌が見つかり、闘病していた)があり、結局時期も逸してしまった。
 そうした頃、また滋賀のロードさんから誘いのメールが届いた。結局、自分一人で出かけるのに腰が重くなってしまって、このまま休眠のままになってしまうのを避けるため、参加をお願いした。

 4連休の二日目に2部の4イカダを貸し切っての釣行ということで、結構大がかりな釣り会だった。しかし、事前にイカダの号数とメンバーは割り振られており、私は5号にロードさん、しんさん、jackyさん、さちさんと一緒に5人だった。かっての電脳爆釣団で知り合った人ばかりで、本当に何年ぶりという再会の場が用意された。

 11時集合と言われていたので、当日は8時頃に家を出る。シラサと虫エサは買っていないので(近所に釣具屋がなく、出勤日なら帰路で買う店はあるのだが・・・)高速は木之本で降りてエサ屋に寄る予定であった。しかし、名神が渋滞しており、ロードさんに電話して買っておいてもらうようにお願いした。
 それで途中で高速を降りることなく、一気に若狭三方まで行ったらなんとか10時30分くらいにはインターを出ることができた。ここからならあと10分もあれば到着できると思っていたら・・・
 なんとレインボーラインの入り口付近から700〜800mの渋滞。しかも全然動かなくなってしまった。
 どうしようと、ふと前を見ると滋賀ナンバーの高級車。ひょとして和尚さん?(笑)
 しばらくして、和尚さんも私に気がついて降りて挨拶するとともに、打開策を協議。反対車線に出て一気に止まっている渋滞の車を追い越す作戦にしようということになった。
 私一人だとちょっとためらわれたが、和尚さんの高級車の後ろなら対向車とトラブルになっても大丈夫だ(笑)と後ろを付いていった。いわゆる「コバンザメ」作戦である(*^_^*)
 途中1〜2台対向車があったが、なんとかすれ違って行くと、思った通りレインボーラインの入り口から渋滞は続いていた。それを横目に日向湖の方へ行くと、後は何事もなくレインボーに到着した。やれやれである。ただ、レインボーの駐車場が一杯で、なんとか一番遠い場所に空いていたスペースに駐車した。

 
 事務所へ行くと、既に到着していたjackyさんさちさんと久しぶりの挨拶をする。お二人と釣りをするのは何年ぶりだろう??ってくらいに久しぶりだった。
 11時30分に1部が終了するのだが、その頃にはロードさんも到着したが、しんさんだけがまだ着かず・・・でもじゃんけんで場所決めをして、私は上記の場所になった。

 

 すぐに仕掛けを投入し、様子をみると待望のアタリが!でも、合わせどころがないまま反応がなくなりエサもなくなっていた。すぐにエサを付け替え、今度は十分だとあわせると・・・何か変?底網に根掛かりしたのだったのだが、どうも外の魚がいたずらをしていたようであった。
 その後は棚を浅くしたのもあったが、反応はなく1回目の放流を迎えた。
 潮が澄んでいて、4〜5mくらいまで見えてしまうので、真ん中底を狙い直す。すると反応があって、今度はちゃんとした手応えで大きめのタイが上がってきた。すぐに同様のことをすると、また反応がありまたタイが釣れた。
  
 しかし、その後の反応はなく・・・水面を見ると、見える棚に青物が回遊している。反応しないかとあれこれやってみるが、素通りだった。ふとスカリの中を見ると、タイがひっくり返っている。水温が高いのが原因なのだろうが、とりあえず絞めてもらうために一時休憩にした。ついでに、車を事務所に近いところに移動して大きめのクーラーを下ろして、絞めてもらったタイを入れておいた。

 その後は全然反応がなく、何をやってもダメだった。時折、タイや青物が見えるところに回遊してくるのだが、やはりどうにもならず・・・出るのはため息ばかりだった。
 今日の5号イカダはハズレのイカダだったみたいで、他の人も厳しい状態だった。一番釣れたのはしんさんだったが、それでもツ抜けがやっとくらいだったような・・・

 青物放流の後、活きアジで狙うが反応はなく、jackyさんが大きなヒラマサを釣っただけだった。青物は追ってくるが、活性は全然上がらず手も足も出ない状況だった。
 反対に周囲のイカダは活性が良く、歓声が聞こえ、皆さんよく釣っていた。私たちの5号イカダは、魚の数が極端に少ないわけではなさそうだが、食い気のある魚はほとんどいない感じだった。

 15時近くにシラサを真ん中よりやや右寄りに落として待っていると、待望のアタリ!じっくり食わせてタイを1匹追加した。しかし、これも単発で、その後はまた沈黙だった。相変わらず、見える棚に魚はゆうゆうと泳いでいるのだが・・・
 棚を浅くしたり深くしたりしていると、真ん中底でやっとアタリ!と思ったらまた外の魚なのか、根掛かりしてしまった。(T_T)

 17時近くになった頃、青物がまた集団で見える棚に泳ぐようになり、なんとか食わせられないかとエサをいろいろと変えてみるが無反応・・・そういえば、カツオがあったなと思い、付けて鼻先に揺らしてみるが無視(>_<)  時折魚が近づいてきて、もうちょっとと竿を握る手にも力が入るのだが、魚が見切って反転してしまう・・・そんなのをドキドキしながらの繰り返しだった。
 すると、何回目かに反射的に1匹が食いつき、あわせると重量感が(^_^)v やっと掛けることができた。皆さんからゆっくりかき回せと言われたので、少し泳がせてから掬ってもらったが、後続はなかった。その後、終了間際まで粘ったが、もう食いついてくれる青物はいなかった。
  
 荷物をまとめて皆さんに挨拶をして、現地を17時45分には出たのだが、4連休のせいか米原〜関ヶ原で渋滞。また一宮の手前で渋滞。そんなこんなで帰宅できたのは20時30分くらいだった。
 魚の数が少ないので、処理をして刺身をつまんだらもう睡眠モードだった。
 釣れなかったのは悔しいが、さばく手間が樂なのはいいなと思う。(^_^;)

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