船釣り編  
            上半期(1月~6月)


目次  2/10 三重県大紀町錦 太幸丸  3/15福井県越前町 心友丸

      5/10 三重県大紀町錦 太幸丸  5/31福井県越前町 心友丸

      6/7  福井県越前町 心友丸    6/28福井県越前町心友丸

 釣れないのは、いつものパターン(泣)2021/2/10
 三重県大紀町錦 太幸丸
 /釣果 アカイカ2、スルメイカ1、サバ1
 2021年になったが、依然として新型コロナの感染状況は厳しい状態で、緊急事態宣言が大都市圏の他、地方都市でも発令され、更には延長されてしまった。
 頼みの綱のワクチンは、当初より先送りになるようであり・・・
 そんな社会情勢の中ではあるが、やっと平日の休みが取れたのでどこかへ行こうと考えた。引き籠もりになってしまわないようにとの思いもあって・・・とっても遅い「初釣り」である(笑)。
 日本海のヤリイカはそこそこいい感じなのだが、いかんせん天候が穏やかではない。
 一方、太平洋側の釣果はイマイチのようではあるが、天候は穏やかそうな予報である。
 そこで、行き慣れた三重錦の太幸丸に予約を入れた。

 前日の情報では、潮の流れが結構あるようなので、その対策も準備した。まあ、実際はそうでもなく、穏やかな流れで、15号で十分だった。しかし、それがイカの活性低下に影響したのかもしれなかった。

 当日は、16時30分集合ということだったので、昼頃に出発する。時間に余裕はあるのだが、渋滞で疲れてしまうのを嫌って、高速を少々使って15時30分には錦の港に到着した。
 そこで、目にしたのは、秋のシーズンに見たような車の台数であった。半分くらいは、磯渡しで戻ってきた人のもので、16時頃までに帰って行ったが、残りは半夜便の客だった。
 せっかく平日を選んで来たのに、この状況かよ・・・と思ってしまった。
 
 コロナの影響でいろんなレジャーが制限され、仕事が減る人やらリモートでの仕事にシフトする人が釣りにやってくるのか・・・、とにかく土日の方が空いているのかもと思えてしまうほどの感じだった。
 
 16時頃に愛海丸が来てほぼ満員の客を乗せていき、16時30分に太幸丸が来たが、客は13人で満員だった。
 くじ引きの結果、私は4番で、左舷の後ろから3番目に入った。この場所は、揺れは少ないものの生け簀のあふれた水がたくさん流れてくるし、荷物を置く場所もないし・・・空いていれば、もう少し他の場所に荷物だけでも置くことはできたのだろうが・・・
 
 17時近くに出発し、20分ほどでいつものポイントに着いた。今日の水深は60mで、根掛かり注意とアナウンスされた。

 しばらくすると、点灯されたが反応はなく、周囲の人も同様だった。
 小型のベイトが見えるようになったが、何も変わらず、誰も釣らず・・・
 やっと反応があったのは19時近くで、底でアタリらしきものにあわせると手応えが!しかし、軽すぎて半信半疑で巻き上げてくると、小型のアカイカ(ケンサキイカ)が釣れた。

 その後も追加を狙うが、また静かになってしまった。周囲の人も同様の感じだった。
 20時近くになって、一番前の人がスルメを釣った。聞くと45mだというので、その付近を探ってみるが無反応。少し浅くして30mにすると、いい感じの反応が出て乗った。しかし、巻き上げてくる途中で外れてしまった(涙)
 その後はまたヒマヒマだったが、しばらくして同じ棚で、アカイカを追加した。しかし、このイカは後のスルメを釣り上げて生け簀に入れたときに、飛び出たのだが、気がつかずにいたので、排水と一緒に海に帰って行ってしまった(悲)

 21時を過ぎた頃、隣の人がアジを2~3匹連チャンで釣ったので、自分もアジに変更しようと考えた。30mにスッテを落としたまま仕掛けを作っていると、穂先が反応している。「あれ?」と思って竿を持ってみると、スルメの反応が!巻き上げたら、無事に取り込むことができた。

 アジ仕掛けに変えて探ってみるが、そう甘くはなかった。隣の人もアタリがなさそうだったし。
 底から、順に巻き上げてみたが無反応なので、ちょっと浅いところまで巻き上げたらアタリが。しかし、これはサバで、少々周りの人に迷惑を掛けてしまったがなんとか取り込めたので、すぐに首を折って 、更には内臓を出してキープした。
 結構水面でサバがバシャバシャやっているので、ミノーで釣れば、サバは釣れそうだったが、いかんせん隣の人との距離がなく、オマツリを考えたらそれはできなかった。
 空いている時に釣りに行けば、同じ金額で数倍楽しめる。その条件は休日を避けることだと思っていたのだが、そういう常識が変わりつつあるのかもしれない。

 その後は、どうにもならなくて22時過ぎに終了となり、寄港した。

 3月で定年なので、4月からは仕事の量も減らして「釣り三昧」と思っていたのだが・・・、コロナ感染症の状況が大きく変動しない限りは、今日のように平日でも釣り船は満員状態なのだろうか?
 平日に、空いている状態でのんびりと釣りたかったのに・・・まあ、釣りに行けるだけでも良しと思わなければいけないのかもしれない。


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厳しい(泣)2021/3/15
福井県越前町 心友丸釣果 ヤリイカ 2
 3月になり、いよいよ現役生活もあとわずかになってしまった。残った有給休暇を使うべく、12日(金)に予約を入れた。久しぶりに船長と話をすると、「ヤリイカは厳しい。」と言うことだったが、この時期にしか釣れないターゲットなので予約をお願いした。
 しかし、釣行日が近づくにつれ、低気圧が急速に発達し、曇りのマークから雨がそこそこ降る予報になってしまった。激しく降る雨の中での釣りはあまり行きたくないなと思いつつ準備をしていると・・・他の客がキャンセルしたためとのことで、出船中止の連絡があった。他の船はその日も出船していたが、悪天候が幸いしたのか釣果はそこそこだったようで・・・
 好天で厳しい釣りか、荒天でそこそこ釣れるのがいいのかの二択だったようだ(^_^;)

 それで土日も含めて悶々と過ごしていたが、15日(月)なら好天で波も穏やかそうなので、再び予約を入れた。
 
 当日は17時に集合というので11時くらいに出発し、関ヶ原からは一般道でゆっくり行ったが、15時過ぎには到着した。船の着く港は以前と変わって、小樟漁港から厨漁港になったとのことだたったが、事前の船長の的確な説明のおかげで迷うことなく着いた。
 16時30分くらいには皆が集合したので、17時前に出港した。今日の客は6人で、じゃんけんの結果、船尾の1辺を使えたが結構横揺れがあり、何かにつかまっていないと、よろけてしまうぐらいだった。

 
 北の方へ30分くらい走り、水深30m程度の所にアンカーが入った。水深が浅い上に、根掛かりもなく釣りやすかった。一応胴付き+電動仕掛けを用意し、投入し微速で巻き上げをしながら、15号のスッテでイカメタルでも誘った。
 すると、まだ明るい内にイカメタルの竿に微妙な手応え!何かいるなと巻き上げてくると1パイ釣れた。胴長は30cmくらいあるが、ヤリイカは細長いので重量感もなく簡単に上がってきた。更に、それから30分後くらいにまた1パイ釣れた。
 点灯前に釣れるなんて調子がいいかも・・・と思ったのはそこまでで、その後は全くだった(>_<)
 いろいろ試すが反応はない。周囲の人も同様であった。

 あまりに無反応なので、20時過ぎに移動となった。
 しかし、状況は全く変わらず23時の終了まで虚しい時間を過ごしただけだった。
 ヤリイカのシーズンは終わったようである。

 魚を釣るには、人間の都合ではなく魚の都合に合わせなければと言うのが常識なのだが、なかなかそうはいかないので難しいものである。
 また、コロナの影響なのか平日でも混み合っていて、天候を見て直前に予約を入れようとすると、既に満員というのがこの1年余り増えた気がする。

 今回、体の疲労も結構あり(釣れなかったから尚更か(^^;))、帰宅した日もゴロゴロしながら無駄に費やしてしまった。4月以降は今よりは頻繁に釣りに出かけようと思っていたのだが、「ちょっとどうしようかな?」というのが本心である。とは言え、仕事とその休養だけで残りの寿命を費やす気はないのだが・・・(^_^;)

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久しぶりに快釣(^-^)2021/5/10
三重県大紀町錦 太幸丸
 /釣果 アカイカ2、スルメイカ17、サバ2
 新しい年度が明け、仕事ものんびりモードにして、いよいよ釣り三昧かと思っていたのだが・・・
 
 4月の初め、不注意から自転車で激しく転倒してしまった。レントゲンの結果、骨には異常がないとのことでやれやれであった。しかし足の付け根の痛みが残って、普通に歩くことができるのに1ヶ月を要してしまった。年を重ねると、とっさの反応が鈍くなるし、また治癒も時間がかかってしまうようになってしまった(^_^;) より一層、日常生活でも気をつけなければと思う事故であった。
 
 さて、世間ではGWになったものの外出は自粛ということもあり、また完治しない足の状態に出かける気力もなく無駄に休日を過ごしてしまった。
 このまま、また引き籠もりなのかと思いつつ、この日なら海もやや穏やかだし、自分の仕事の都合もよいので、どこかへ行こうと思った。ネットで調べると、日本海はケンサキの大型が釣れるものの数は少ないようで、他にウルメイワシが釣れるようだった。一方、太平洋側はスルメ中心だが、アジやサバも釣れるようなので、結局行き慣れた三重に行くことにした。
 電話をすると、当日の人数も少ないようなので行くことにした。大きな船で他の人との距離は取れるし、マスクもして消毒液も持参し、また往復どこへも立ち寄らなければリスクは回避できると判断して・・・

 当日は17時50分に集合ということで、昼過ぎに出発し、一般道を多用して17時過ぎには到着した。道中、どこへも立ち寄らずに行くことができた。
 港に着くと、先着の若者が3人いた。他に車は止まっているが、人気はなかった。渡船屋の駐車場の方で竿を出している人がいたので、見に行くと小アジをサビキで釣っていた。

 17時40分くらいに船が着き、今日の客は先着の3人と私の計4人であった。じゃんけんの結果私は後ろに入ることになった。人数が少ないとスペースも広く使えるし、いろいろ試すことができるのでよかった。コロナの影響で、最近釣りブームなのかどこも混み合っているので、空いているのは久しぶりだった。



 港を出て20分程度でいつもの辺りにアンカーが入った。水深は70m、下は岩場なので根掛かり注意というアナウンスがあった。思ったよりも波があり、座っていないと厳しい感じだった。
 まずはジグで探ってみるが反応はなく、数回後にサバらしき反応があったが、途中で外れてしまった。そこで、今度はイカに変更して底まで落としてみる。リールのカウンターは80mだったが、多少のズレはいつものことなのでそのまま釣る。

 底付近を探ってみるものの反応はなく、少しずつ上へ探ってみる。すると40mくらいで糸がフケたので合わせると「のった!」(^_^)v 久しぶりの感触を楽しみながら巻き上げるとスルメが釣れた。

 明るいうちから釣れるなんて、今日はいいかも!?と思った。しかし、その後はサバのアタリが散発的にあるだけで、イカは続かない・・・
 19時前には明かりが点灯されたが、すぐには好転しなかった。船長も「釣れ始める時間は遅い」と言っていたし・・・
 アタリはあるものの、またまたサバなのか途中で外れることが数回あった。その後、やっと2杯目が釣れたのは20時過ぎだった。これから釣れるかもと思ったのだが、次に手応えがあったのはまたサバらしきアタリで、ドラグが逆回転して糸が結構出ていった。あれ?ちょっと引きすぎ?と思って巻き上げると、サバのスレ掛かりだった。船長にタモですくってもらい、一応キープした。大きさは40cm近くあるものの、スリムな感じでパサパサの食感が容易に想像できた。一応鮮度を保つために、頭を折った後、キッチンばさみで頭を落とし内臓を除去してクーラーに入れた。
 
 その後、また反応が遠のいたのでアジングをしてみる。しかし、無反応。先にバチコンアジングをしていた船長も、「反応がない」と言ってイカに切り換えていた。そこで、アジングは諦めまたイカに戻す。
 すると、40m付近でポツポツアタって追加した。時には、回収で巻き上げていると引き込むアタリ!水深も10mくらいだし、サバだと思って巻き上げるとイカだったな~んてこともあった。
 また、50mくらいを探っていると、一瞬の手応えの後に糸が切られてしまい、スッテをロストすることもあった。タチウオかカマスかフグか・・・正体は確かめないまま仕掛けを作り直した。
 
 21時を過ぎた頃、60mで反応があったのだが、またドラグが勢いよく逆回転。結構重いし、「何だろう?」と思って、揺れる足場に耐えながら徐々に巻いてくるとサバとイカのダブルだった(^_^;) なんとか船長に手伝ってもらって両方ともキャッチした。サバは、これも処理してキープした。
 22時くらいからは、船長の言ったとおりイカが釣れ始め、20m~30mでよく「のった」。棚に落として少し待つと穂先に反応があり、即「のる」か、そうでなくても数回誘うと「のる」パターンだった。この時間帯に、小型ながらアカイカ(ケンサキイカ)も釣れた。時折、サバが掛かるときもあったが、外れることが多く、その後はキープすることもなかった。

 爆釣とまではいかないものの、久しぶりにそこそこ楽しい釣りであった。引きを楽しむならサバでも結構おもしろいし・・・
 イカがダメならサバでも釣ろうとジギング仕掛けも用意していったのだが、それはやらずにすむくらいにイカが釣れて良かった。

 22時30分くらいに終了して帰港した。

 帰りも一般道を少々使い、どこへも立ち寄らず一気に帰宅した。イカは、袋に入れて冷凍室に放り込むだけでよいので楽ちんである。「半夜便は、やっぱイカだな」と再認識し、風呂に入って寝たのは3時近かった。
 疲れたが、心地よい疲れであった。「やっぱ釣りは釣れないと楽しくない!」・・・その通りであった。

 次はまた天候をみながら、また釣果をみながら考えたい。日本海のケンサキイカも釣りたいし。
また、時間に余裕があるので、のんびりとイカダ釣りもいいかもと思っている。この場合は、多少の悪天候でも(波が高い)大丈夫そうだし(^o^)

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 久しぶりのケンサキの手応え2021/5/31
福井県越前町 心友丸
 /釣果 ケンサキイカ10(最大胴長29cm)、ちびスルメ5
 前回三重に行って以降、ネットで情報を見ていると、福井ではケンサキが釣れているようである。数は多くはないものの、型がそこそこいい感じ(^^) 三重のケンサキは小さいが、福井へ行けば大きいのが釣れるのなら、行きたいと思った。
 しかし、先週は電話をすると、月夜で船をドックに入れるとか、他に客がいないとかで行けなかった。

 今週は新月に向けて欠けてくる月齢だし、月の出も遅くなっていく暦(当日は23時頃)であり、また予報では波も穏やかそうで降雨もないようなので、3月にも行った心友丸に予約した。コロナの影響で、緊急事態前言は6月20日まで延長となったが、平日の空いている屋外のレジャーならいいだろうという思いもあって。また、先々週に釣ったスルメは焼いたり煮たり、一夜干しにして食べているのだが、刺身で美味しいイカが食べたくなったのに抗いがたいというのもあった(^_^;)

 当日は16時に集合というので11時過ぎに出発するが、高速をやや多めに使った。おかげで14時30分には到着した。こんなことなら、もうちょっと一般道を使えば良かったとは思うものの、途中には工事での片側車線通行やら、トンネル点検のため通行止めでの迂回やらと、予想外の事態があったので、まあ早く着くのに越したことはないと思った。


 
 3月にも行った厨漁港には、心友丸以外に長丸も2隻停泊していた。3月の時とは違って、小魚が少し岸壁に付いていたが、港内で釣りをしている人はいなかった。
 15時半過ぎに他の3人が到着し、船長の提案で、私は前で釣ることになった。4人なので、一応持参した電動との2本竿もOKであったが、電動の浮きスッテ仕掛けは流れが速い時用であり、15号の鉛スッテで最後までやれたので、結局使わなかった。
 16時過ぎに出港し、時間が早いのでさぞや北の方へ走るのかと思っていたら、今日のポイントは港から10分ほどの、水深40mほどの所だった。要は、明るい内に場所を取るために16時に出港ということになっているらしい。
 他の船も同様の場所に、距離を開けてアンカーを下ろしていた。しばらくすると日昭丸がやってきて、横一列に並んだ我々の間を通って、やや沖にアンカーを入れていた。今は、この辺りがポイントらしい。

 明るいうちからでも釣れる可能性はあるというので、気合いを入れてしゃくるが、イカどころか生命反応がない・・・1時間ぐらいして後ろの人がキジハタを釣り、それからしばらくしてまた後ろの人がケンサキを1パイずつ釣った。しかし・・・私には何の反応もない(>_<)
 結局16時から3時間、手も足も出ないまま、19時くらいに点灯された。それでも、すぐにはベイトが集まっている感じもなく、無反応のまま。後ろの人や船長はポツポツと釣って、棚を教えてくれるが、私にはどうしようもない。

 う~んどうしよう・・・と思いながらも、スッテを変えて25mくらいで止めて待ったら、やっと待望のアタリ!すぐには乗らなかったが、シェイクして止めた後、あわせたら乗った(^_^)v 20時近くであった。その後、同様の棚でアタリがあったが、ちびスルメが連チャンで釣れただけだった。スルメは小さいが、他の釣りの餌になるかもと思ってキープした。まあ、食べてもいいし・・・。

 しかしその後はまたヒマヒマ状態で・・・水面にはおびただしい数のベイトが群れで泳ぎ、時折水面近くまで浮いてきたイカが、それを捕食する姿が見られたりもした。けれども、どうにもならなかった。かつて三重で同様な状況の日に、イカが群をなすベイトを追いかけ、スッテに見向きもせず貧果だった苦い記憶がよみがえる(T_T)
 船の下にはいないのかもと思い、スピニングタックルに持ち替え、遠投してみたり、最近流行のオモリグを試してみるが無駄だった。一度だけ手応えがあったが、外れてしまった(/_;) まあ、やってみて改めて分かったのだが、ここまでで散々しゃくっているので、スピニングタックルを保持する手に力が入らなくて、なかなか厳しく、これでしゃくるのは大変だと思った。特にオモリグ用のオモリは25号しか持っていなかったし・・・
 そこで、またベイトタックルに持ち替え、やっと次を追加したのは21時頃だった。それでも、すぐには追加ができず、なかなかペースに乗れない(/_;)

 22時に船の明かりが変わるアナウンスがあり、白色の明るいライトから、電球色のやや暗いものに変わった。周囲の船も皆同じで、時間で取り決めているのだろうか。
 何らかの変化を期待するが、しばらくはまた厳しいまま・・・ 後ろの人が良型を上げたのを見て、最後の気合いを入れ直す。
 すると、底まで落としたら小さなアタリらしき反応が、で数回やりとりしたら乗った!まあまあの手応えでこの日の最長(胴長29cm)が釣れた。その後は、ベタ底でアタリがあってあわせたり、空合わせに乗ったりという感じで胴長25cmくらいのものが数ハイ釣れた。
 しかし、それもラッシュというほどでもなく、23時に終了した。

 大剣からはほど遠い、中の下剣くらいの大きさだったが、久しぶりに大きめのケンサキイカの引きを体験し、昔の感覚を思い出した。そこそこ楽しめたが、最後の1時間がなければ悲惨だったと思うと、次はどうするのか悩ましいところではある。

 帰路は敦賀から一気に高速で帰ってきたが、帰着したのは2時くらいで、寝たのは3時半ぐらいだった。かつては、もっと釣れた時もあったので、数が釣れるようになったらまた行きたいと思う。


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 本格的なバチコンでアジ(^o^)2021/6/7
 福井県越前町 心友丸
 /釣果 ケンサキイカ7(最大胴長30cm)、アジ8(最大38cm)、キジハタ1(33cm)、
       ちびスルメ6
 先週行ったばかりであるが、月はちょうど新月に向かっていい時期であり、また波も穏やかでつい予約を入れてしまった(^_^;)
 まあ、次週末には滋賀のロードさんに誘われてレインボーへ行くことになっているので、次週は行かないことに決めていたのもあってのことである。ただ、状況が変わればまたどこかへ行くのかもしれないが(^^;)
 船長からは、イカはだんだん厳しくなっていることと、バチコンでアジが釣れるのでその用意をしてくるように言われた。

 当日は16時に集合なので、先週と同様に11時過ぎに出発する。今度は、関ケ原くらいから一般道でも間に合うかな・・・な~んて余裕で出かけたのだが・・・
 名神の集中工事の影響で、一宮で大渋滞(>_<) 名高速経由なのだが、一宮ICへの出口のかなり手前から動かなくなってしまった。仕方なく、そのまま追い越し車線を北進し、一宮を通り越して次のICで一般道へ降りた。この時点で、ナビの到着予定は17時過ぎであり、とりあえず船長に電話を入れると、無理しなくていいことと、多少なら出船を遅らせると言ってもらえた。
 その後、岐阜方面へ向かい、21号を西へ走った。大渋滞はなかったが、適度に渋滞していて気持ちは焦るばかり。やっと大垣の東海環状ICに入った頃には、ナビの到着予想は16時になり、やれやれであった。
 東海環状から名神に入ると、追い越し車線は規制されているものの、たいした渋滞もなく、また米原からの北陸道はほぼ普通に走ることができた。トイレ休憩で寄ったSAで船長にまた電話して、なんとか時間までに到着することを伝えた。
 で、結局は15時30分には無事到着した。今日の客は4人グループと、1人、そして私を入れて6人だった。4人グループが前に入るというので、私は右舷の後ろで竿を出すことになった。まあ、今日も広くスペースを使えた(^o^)
 集中工事とはいえ、追い越し車線規制だけだからと甘く見ていて手痛い仕打ちを受けた。更には、同船者から、帰りは木之本から関ヶ原まで通行止めだよと教えてもらい、遅くなった時の、帰宅してからの行動を頭の中でシミュレーションしていた。
 


 16時過ぎに出船したが、先週と同じ辺りの場所だった。水深は40mで、15号のスッテで十分やれた。まだ明るいのだが、水面のやや下には小サバがたくさんいて、小アジも混ざっていた。同船者は、サビキで釣って遊んでいた。自分も30gくらいの軽いジグでやってみると、小サバや小アジがスレで釣れた。が、こんなのを釣っていてもしかたないので、イカメタルで探る。
 しかし、小サバのつつくアタリはあるものの、イカからの反応は皆無(T_T) しばらくして前の人がケンサキを何ハイか釣り、真後ろの人も電動仕掛けで3~4ハイ釣ったのでとても焦る。しかし、何の反応もない・・・(涙)  秋のティップランのように、エギを沈めて巻きじゃくりでステイしてみたが、これも無反応。
 どうにもこうにもならない状況で、持って行った電動のスッテ仕掛けを出すことにした。竿数、ハリ数を増やせばなんとかなるかも(^_^;)という安易な発想だったが・・・
 釣り初めてしばらくすると、電動を自動巻きにして、一方でイカメタルも同時に出していると、何か重い!でも、よく見ると生命反応がなく、自分で自分の仕掛けに絡んだだけだった(-_-;)

 「う~ん、打つ手がないな」と思いイカメタルを巻き上げ、電動仕掛けに集中すると、やっと反応が!!!!
 なんとかこの日の1パイ目が釣れた。18時30分頃であった。16時から2時間半がとっても辛い時間だった。



 その後、19時過ぎに点灯されたが状況は変わらなかった。電動自動巻き上げに一度反応があったものの、水面でバレてしまった。
 20時を過ぎた頃、25mくらいでやっと2ハイ目が釣れた。一方で、電動自動巻き上げにはちびスルメが付いていることがあった。
 
 21時ちょっと前くらいに、前の人にアジが釣れたというので、船長からバチコンをやってみるように勧められる。そこで、自作の仕掛けを取り出し、ワームを付けて底まで落としてみた。しかし、これも無反応・・・(涙) あれこれ誘ってみるが全然だめであった。諦め気分で放置していたら穂先に反応が!やっとのことで釣れたが軽い手応えで、20cmに満たないサイズが上がってきた。抜き上げる時に、水面で自然リリース(^_^;)
 気を取り直して、また底まで落としてみると、今度は明確なアタリ!!結構な手応えで、ドラグを効かせながらゆっくり巻き上げると水面に良型が上がってきた。船長がタモを持ってきてくれて掬ってくれた。36cmのメガアジが釣れた。その後、パターンをつかんで数匹釣れて、38cmの最長も釣れた(写真のタックルボックスの幅が35cm) (^_^)v


 22時近くなった頃に、アジのアタリが遠のいたので、またイカに戻す。今日は電球色というか減灯されずにそのままだった。
 先週と同様にベタ底狙いで2~3ハイを追加した。この時に、この日最長の胴長30cmも釣れた。一応、電動仕掛けでもやってみたが、無反応。

 22時45分を回り、残り少なくなってきた時、やっと久しぶりの手応え!!しかし、反応が違う??生命反応はあるが、イカと違って時折突っ込みがある。魚かな?と思って巻き上げてくると、キジハタの黄色い姿が見えてきて、船長がタモで掬ってくれた。

 これで終了したので、魚を絞め、片付けをしていると間もなく港に帰着した。

 帰路は通行止めの情報がナビにも読み込まれていて、関ヶ原まで一般道を走った。深夜なので、混雑もなくスムーズに帰ることができ、関ヶ原からは高速を使ったが、2時20分くらいには帰宅できた。次回は、この時期は外さなければと思いつつ、ちょっと時間に余裕を持てば大丈夫なのかもとも思った。

 帰宅後はイカだけを冷凍庫に入れ、魚の処理は起きてからにしようと思い、3時30分には睡眠に就いた。今回、バチコンのアジングを本格的に楽しめたので、三重県でもやってみようと思い、楽しみが増えた気がした。


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 活性はよかったが、反省も多々2021/6/28
 福井県越前町 心友丸
 /釣果 ケンサキイカ37(最大胴長27cm、半分以上は小型)、スルメイカ3(うちちびスルメ1)
 月末は満月なのだが、ケンサキイカの調子は良いようである。大型は減ったものの数はまずまずということで、また行くことにした。今週末から来週は別の予定があって(釣り以外)、次回に行けるのは7月の中旬になってしまうのもあって・・・

 波の予報は穏やかなようで、ただ釣り時間の後半には大雨が降るという予報だったので躊躇したが、当日までに予報は良い方向になり、結局はポツポツとしただけだった。

 今日も16時に集合というので11時30分には出発し、途中から一般道へ降りて15時過ぎには到着した。今日はほぼ満員の10人で、くじ引きの結果、私は右舷の後ろから2番目になった。15時30分には全員揃ったので、ゆっくりと沖へ出たが、アンカーを入れて釣り始めた頃には16時を回っていた。


 
 まずは仕掛けを落としてみてごらんと船長が言うので、落としてみる。前に来たときと場所はほぼ同じなのだが、水深は少し浅かった。底まで落として2~3回しゃくってみると手応えが!?
 根掛かりかと思ったら穂先に反応があるので、巻き上げたらイカが付いていて、船中1パイ目を釣り上げた。その後、周囲の人も釣り上げていた。
 まだ16時なのにこの活性は!という感じだったが、2ハイほど追加したらアタリがなくなってしまった。
 そこで遠投しようとにティップラン用の竿にスピニングを付けた仕掛けで探ってみる。しかし、反応はなく、数回後に穂先でPEが絡まり、高切れでスッテとエギを失ってしまった(T_T)
 仕方なくリーダーから結び直し、さあどうしようと周囲を見てみると、前の人が鉛スッテ1個だけで遠投し、いい感じで釣り上げている。それを参考にして、チャートカラーのスッテで遠投してみるが、なかなかうまくいかない。小スルメが1パイ釣れただけだった。
 その後何度も無反応のまま虚しく時間を過ごした。何か次の手を思って、スッテをピンクに変え遠投してカーブフォールで穂先を見ていると、底付近で穂先がちょっと戻った、底に付いたのかな?と思って穂先をあおると手応えが!いい感じで1パイ追加した。その後は要領が分かったので、同様にして3連チャンで釣れた。雰囲気は、アオリのティップランみたいで、合わせた瞬間ドラグが鳴って、いい感じだった。
 時には途中でアタリがなくても、足下で何度かしゃくると乗るときもあった。そんなこんなで、明るいうちに12ハイ釣れた。(^_^)v



 その後、19時過ぎに少し移動して、アンカーを入れ直して点灯された。
 さあ、ここからもがんばるぞ~と意気込むのだが、アタリがない・・・周囲の人が釣れ始め、結構型もいいので、余計に焦る。
 やっと手応えがあったものの、巻き上げると触腕1本で、残念ながら切れて逃げていった。(-_-;)
 その後ぽつりぽつり釣れ始めたが、小型が多かった。その間にも、周囲の人はいい感じで型の良いイカを追加していた。
 何が良くないのか分からないまま、一応周囲の人のスッテのカラーに合わせてみるが、閑散としたアタリに、釣れてくるのは小型ばかり(>_<)
 時折スピニングタックルに持ち替えて、遠投するも打開策にはならなかった。沈んでいく途中で魚の反応が時々あるぐらいだった。
 一度いい感じの手応えがあったものの、途中で魚の反応(-_-;) 巻き上げると大きなエソが付いていた。なんとか外れないかとやっているとうまく外れて海に帰って行ったが、まだ仕掛けが重いので、糸を持ってたぐるとイカが付いていた。ただ、エソに攻撃されて瀕死の状態だった。

 その後は終了まで、あれこれ試してみたが好転はしなかった。
 重量感のあるいい感じの引きが数回あったが、スルメだったり中型ケンサキのダブルだったりして、サイズUPは果たせなかった(-_-;)

 まあ、こういう経験をしながら次へのステップにしていけばいいのだろうという思いもあったが、では次にどうするのかの方向性は見いだせないままだった。
 う~ん、どうすれば・・・ そこそこイカの活性は高く、久しぶりに好釣果であったのに、他の人がもっと釣っていると素直に喜べないのが本心である。人間の幸福感は、常に相対的であるのだが、そんなことを改めて思い知らされる日でもあった。



 イカの持ち帰りに、今回からシマノの「冷えキントレー」を持参した。いわゆる金属製のトレイで、イカの吐いた水や墨が下に落ちるようになっており、また金属製なのでよく冷えるというものである。クーラーの関係でSSサイズ(21cm×41.5cm×3.3cm)を3枚使ったが、ちょうど満杯だった。使った感じがいい感じなのだが、できればもうちょっと深さがあるといいと思った。
 ただ、いつもなら10パイ程度しか釣れないので、これで十分なのかもしれない。夏のケンサキはこれからなので、今シーズン以降活躍しそうである。

 帰路は一般道を多めに走ろうと思ったのだが、日付が変わる頃から雨が強めに降ってきて、見通しが効かないので、高速を多用した。
 帰宅したのは、いつものように2時頃だったが、今回はイカのみなので袋に詰め替えて冷凍庫に入れるだけだったので、処理はすぐに済んだ。

 今までの釣果で、冷凍庫がちょうど満杯になってしまった。少し減らさないと次には行けないのだが・・・ フリーザー専用機を買ってしまおうかとも思う今日この頃である(^_^;)

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