船釣り編 
下半期(7月~12月)
目次 8/1 福井県越前町 心友丸 8/20 福井県越前町 心友丸
9/27 福井県小浜市 こみなみ丸 11/5 福井県小浜市 川代丸
11/15 三重大紀町錦 太幸丸
| 暑く、釣れる時間は短め2021/8/1 |
| 福井県越前町 心友丸 /釣果 ケンサキイカ 大1(胴長33cm)、小(胴長22cmまで)22、スルメイカ 1 |
| 7月は蝶の観察会に参加するために東北へ行ったり、ロードさんに誘われて釣り堀へ行ったりと、あれこれするうちに、月は満月に近づいてしまった。やや欠けはじめた頃には台風が近づくなど、なかなか好機がなかった。 それで7月も末になり、天候も落ち着いてきたし、月も欠けてきたし・・・とういうことで、また行こうと思い予約を入れたのだが、もう8月になってしまった。自分の希望の日は、他に客がいないというので、この日の釣行となった。日曜日の夜にしては、ほぼ満員だった。 当日は15時30分にいつもの厨漁港に集合ということで、11時に出発し、高速(まだ休日割引は効かない)をやや少なめに走って、15時前には到着した。 ただ、ここからが夕方の暑い時間帯で、準備から出港までの間に結構体力を消耗した(^_^;) 今日の客は10人ということで、釣り座はグループを優先にして船長が割り振り、私は左舷の後ろから2番目になった。潮が速いそうで、一応電動仕掛けも持ってきたことを伝えると、真ん中辺りまで使ってもよいということで、やや広めに使えた。しかし、結局は電動仕掛けは使わず、15号~20号(オモリグは25号)で最後までやれた。途中2~3度他の人とオマツリしたが・・・(^^;) ![]() 15時40分過ぎに出港し、40分ぐらい北に走った。ポイントを決めるのに何度も旋回し、船長も適所を探すのに苦労しているようだった。 ![]() ![]() ようやくアンカーが入れられたのは16時30分くらいだったが、ここからの時間が長かった。海はべた凪で心地よいのだが、いかんせん暑い(T_T) さらに、西側だったので夕日をまともに受けてその暑さは反対側よりも厳しかった。 水深は40mくらいで(リールのカウンターで36~37m)、20号のスッテでなんとかやれる感じだった。しかし、イカの反応は皆無で、しかたなくライトジギングでもと思ってやってみるが、魚の反応も皆無で、日没までの暑い時間をただ耐えるだけだった。まあ、場所を取っておかないと点灯してからのこともあるのでしかたないが、「ひょっとして釣れるかも。」と、この時間から集中すると疲れてしまう(-_-;) かといって、完全にリラックスして寝ていればいいのだが、誰かが釣ったら悔しいし・・・(^^;) 明るいうちは、見える範囲の人は誰も釣れず、19時過ぎに明かりが点けられた。しかし、いつものようにすぐには状況は変わらず、水面のベイトも集まっているのが見えなかった。ただ、虫だけは集まりが良くて、すぐに飛び交い始めた。羽のあるアリのような虫や、蛾など定番の他にヒグラシも飛んできていた。蝉にも集光性があるのに気がついたのは今回が初めてだった。 明かりが点いてからしばらくして、後ろの人が1パイ釣った。しかし、単発で他の人はどうにもならなかった。 自分に変化があったのは、20時を回った頃だった。底付近では無反応なので、20m付近でステイしていると、やっとのアタリ。すぐには乗らなかったが、数回のやりとりで1パイ目が釣れた。胴長15cm程度の小型であった。 その後は、同じ棚で10パイくらい釣れた。どれも誘った後、ステイを長めに取るとアタリがあり、すぐには乗せられないが、数回のやりとりで乗るといった感じだった。 潮はやや早めに流れたり、止まったりであったが、20号のスッテでなんとかやれた。 時折潮が速くなるので、この機会にオモリグを試そうと思ってやってみる。25号のオモリにピンクの2.5号のエギを付けて、やや遠投して中層で止めてみる。すると、穂先に反応があるものの、オモリに反応しているようで乗らない(/_;) 底まで落として、2~3巻きして止めるを繰り返したら、底から10mくらいで反応。あわせると今度は乗って、結構な手応え(^o^) しかし、上げてくるとスルメだった(^_^;) その後は無反応になってしまったので、またメタルに戻す。 ![]() ![]() 22時近くになってもなかなか追加はできなかったが、中層や浅い棚にはいないようで、底で釣れたので、底狙いに集中できるようにスピニングタックルに持ちかえる。オモリグではなくメタルの仕掛けなのだが、潮が前方向のやや左に流れ始めたのも理由の一つである。やや遠投すると、左隣の胴付き仕掛けの人にうまく絡まないで底まで落とすことができた。 底付近で少し待つか、アクションを入れるとアタリがあるか、はたまた竿であおった時に乗るかという感じであった。この方法で数ハイを追加した。一度、結構な重量感があったが、ダブルで中型が乗っていただけだった(*^_^*) ティップランの竿にダイワのエメラルダスのリールだが、ドラグ音が大きくて、サイズの割によく鳴るのでちょっと恥ずかしかった(*^_^*) もうちょっと締めて対応すればいいのかもしれないが、まあ、少ないアタリを楽しむというのもあり、また流れの中を寄せてくるので、イカのサイズ以上の引きがあるのも事実だった。 同様の釣り方をしていたが、また少し暇になってしまったので、ドロッパーをエギからスッテに交換する。すると、また反応があり、小型が釣れた。 22時30分近くになった頃、アタリ?っていう穂先にあわせると、一瞬根掛かり?という手応えがあり、結構な重量感があった。途中、ドラグを出して走るし、「え?イカじゃなくて魚??」と思いながら、イカなら大型かな(^o^) と思ってゆっくり上げてくると、今日一番のケンサキが見えてきた。 せっかく自前のタモを持っていったので、自分で掬った(^_^)v 後で測ると胴長33cmだったので、大剣とは言えない(大剣は40cmUP)し、自己記録の胴長37cmにも及ばなかったが、この1パイで今日来た甲斐があったような気がした。 22時45分に終了のアナウンスがあり、その時ちょうど掛けていたので、その1パイが最後で終了した。 港まではまた40分くらいかかり、帰路についたのは23時30分を回っていた。 帰りは高速を多用したが、3時近くになってしまい、寝たのは3時40分くらいだった。まあ、いつものように袋に移し替えて冷凍庫へ直行なので後の処理は楽である。また、道具も少ないので、起きてからの後片付けもすぐに終わった。 ケンサキイカは小型が主流になり、大剣とはいかないまでも。もうちょっと大きかったらよかったのにと思う釣果であった。同じ匹数でも、大きさで肉量は全然違うし。 暑いので、次回どうしようか思案中であるが、夏のケンサキのシーズンにもう1回くらい行きたい気がする。秋にはアオリイカのシーズンが始まるが、アオリイカに比べると、夜焚きのケンサキは簡単に釣れるし、楽だと思う。なんと言っても、アオリイカのティップランエギングなどは、ほぼ1日中、巻きじゃくりとステイの繰り返しで、多い日にはこれを数十回近くも繰り返すのだから。 目次へ 一番下へ |
| もう夏イカも終わりか・・・2021/8/20 |
| 福井県越前町 心友丸/釣果 ケンサキイカ 小11 |
| お盆の週も終わり、まだ日本海のケンサキイカは釣れそうなので、また行こうと考えた。16日に予約をしようと電話したら、17日までは休船ということで、他の船に行こうかと思ったのだが・・・結局ウダウダしているうちに機を逸してしまった。残暑の季節には珍しく、梅雨のような前線が停滞し、あちこちから大雨のニュースが聞こえてくるのもあってである。 でも、このままでは・・・と思い波予測を見ながら20日に行くことにした。しかし、この予報は大ハズレで、釣果も貧果で、とても厳しい結果になった。まあ、この時期の天気予報、波予報が難しいのだろうが、もうちょっと精度を上げてもらいたいものである。 当日は16時に集合というので、いつものように11時頃に出発し、関ヶ原で高速を降りて、後は一般道で走ったが、15時ちょい過ぎには現地に着いた。天気予報では夕方に少し雨という予報通り、少し霧雨のようなものが降っていた。外れたのは風と波の予報で、前日~当日の朝の予報では波高0.5mだったのだが、車から降りてみるとかなりの風があり、港の船は揺れていた(>_<) ![]() ![]() 今日の客は9人で、ライブ配信をやるという若者4人が後ろに入ることになったので、私は左舷の前から2番目になった。 準備ができると、16時15分くらいに出船した。港を出ると結構な揺れで、「これはヤバい(船酔いする)かも」と思ったのだが、不思議にそれは免れた。まあ、荒天とは言え、過去に経験した厳しい状況に比べればまだマシであった。ただ、波しぶきがかかるというので、珍しく船室に入って過ごした。船室にいたのは、若者を除く老人(私も含めて)5人で、マスクをして扉も開け、誰も声を発しなかったので、こういう感じなら大丈夫かなと思った。 船はいつもとは違って西に走り、20分くらいでやや減速したが、ポイントが良くなかったらしくまたしばらく走った。その後、パラアンカーを入れるのに小移動を繰り返し、結局釣り始めるまでに1時間余りを要した。 ![]() 船長のアナウンスで釣り座に出てみると、陸地からはそれほどは離れていなかったが、とにかく風とうねりのある波とで、何かにもたれていないと釣りづらい感じだった。 潮の方は、水深は90mだったがパラアンカーのおかげで、20号のスッテで真下に落ちていった。 釣り始めはいつものように底を狙うものの、反応はなく時間だけが過ぎた(T_T) 1時間くらいした頃に、前の人が1パイ釣ったが、それだけで他の人は沈黙状態だった。 その後、やや日が短くなったので、19時ちょっとまえに点灯された。しかし、すぐには状況は変わらず、相変わらず虚しい時間を過ごしていた。波風も相変わらずだったが、細かい雨が横から吹き付けていた。 ぽつぽつ周囲で釣れるようになって、棚は30m前後というので、その辺りで誘いとステイを繰り返すと、アタリらしいものが穂先に出た。すぐには乗らなかったが、何度か繰り返すとなんとか乗って1パイ目が釣れた。19時30分くらいだったが、手応えは軽く、途中で外れたかと思うくらいだった。 その後、ぽつりぽつりと同じ棚で釣れたが、21時くらいには完全にアタリが止まってしまった。そこで、スピニングに持ち替え遠投して誘ってみるのだが、効果はあまり感じられなかった。それでも、仕掛けが真下に来てから何度もしゃくって、数ハイは釣れた。 寄っているイカの数が少なく、連チャンもなければラッシュもなかった。もう、夏も終わりなのでケンサキイカのシーズンも終わりなのだと思った。 スルメイカでもいてくれれば、それなりに楽しめるのだが、スルメはケンサキ以上に壊滅的で、事実、近所のスーパーでもスルメの値段は以前の2.5倍になっている。しかもサイズが麦イカサイズに近いので、実質4~5倍の値上がり状態なのである。 ![]() ![]() 厳しい状況はそのまま変わらず、ごくたま~に出会い頭的に釣れるという感じだった。そんな感じでとっても厳しい状況だった。 終盤に浅いところで魚の反応があり、軽くなったと思ったら予想通り浮きスッテのラインが切られてロストしてしまった(>_<) 港までの帰路は、行きよりも早く戻ることができ、23時過ぎに帰港した。船長に挨拶をして帰るときに、「次の釣り物は?」と聞いてみたが、タルイカまではめぼしいものはない感じだった。まあ、また釣果を見ながらという感じの話をして帰ってきた。 次回は魚釣りにでも出かけようかと思うが、台風の影響やら前線の影響やらでしばらくは好天は望めないようである。 目次へ 一番下へ |
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| 期待は脆くも崩れ・・・2021/9/27 |
| 福井県小浜市 こみなみ丸/釣果 アオリイカ 小1 |
| 昨年はアオリイカ釣りに出かけたのは1回だけで全くGETできなかったので、今年は9月になったら出かけようと思っていた。しかし、中旬以降までアオリイカ釣りに出る乗合船はなく、釣れそうなイカダに予約をしようと電話したら、渡すイカダに1人だと儲けが少ないので「受け付けたくない」と断られてしまった。 仕方なく他を模索しているうちに下旬になってしまった。この時期になると発生するのが台風なのだが、ちょうど発達した台風が近づいてしまい、太平洋側は厳しそう。一方で日本海側は穏やかな感じなので、福井に行くことにした。福井の船は半夜便で、アンカーを打って釣るという独特な釣り方であるが、シーズン初めでもあるし、ある程度は釣れるかなという期待もあって。早朝から釣りに出かけるというスタイルに、適応しづらくなったというのもあるし。(^_^;) 福井の半夜便のアオリイカ釣りは、過去2~3回行ったのだが、散々な結果で相性が良くないのは分かっていたが、船を変えれば好転するのかもという期待もあって、ネットで見つけた船に予約した。一応過去の経験も踏まえて小道具も揃え、イメージトレーニングもちゃんとしたのもあって(^^) ![]() 当日は18時に集合というので、12時半くらいに出発した。途中釣具店でエギとシンカーを買い足してからであったが、16時50分くらいには到着した。桟橋に係留された船以外には何もなく、することもなく時間を潰した。堤防の切れ目からテトラに降りると、水中には小魚が泳いでいた。 18時少し前に船長が到着し、受付をし、氷(1人分ずつ袋に入れてある)をもらってからくじ引きで釣り座が割り振られた。今日の客は9人で、私は左舷の前から2番目になった。 ![]() 18時過ぎに出船し、小浜湾の入り口付近まで40分近く走った後、アンカーが入れられた。水深は31mとのことで、30gのシンカーでやってみるようにアナウンスがあった。釣り初めてすぐに右隣(左舷の一番前)の人が釣った。これはいけるのかもと思い、気合いを入れて釣り始める。幸い根掛かりはあまりなく、潮もそんなには速くなかった。 しかし、乗船前に常連客が「船首の両側しか釣れない。」と言っていたのだが、その通りで、船首の両側に人は、ぽつりぽつりと釣っていたのに、私は皆無、アタリすらない・・・(泣) いろんなカラーのエギや、TR専用エギを試してみるが、生命反応が全くなかった。その状態は他の人も同様で、自分の釣り座から見える左舷では、船首の人以外は皆同じ感じだった。 何も状況が変わらないまま時間を浪費した。20時半を過ぎた頃から、穂先に魚の反応があるのだが、一向に好転しなかった。サゴシがいるらしく、エギが傷ついてたのだが、そのうちにリーダーから切られてエギをロストした(>_<)。また、それ以外にも、全然釣れないので集中が切れ、油断したすきに根掛かりが外せなくてエギとシンカーをロストした(T_T)。 全くどうにもならない状況で、今日は諦めよりも怒りがこみ上げてきて、口から出るのはため息ばかり・・・来たことを後悔した。わざわざここまで遠路はるばる来る価値はないな・・・そう強く感じた。 21時半頃に船長から移動の指示があり、20分ほど移動した。この頃には20日の月が出ていた。 移動して今度は28mだとアナウンスがあった。もう今日はボーズだと覚悟していたのだが、2投目に待望の反応が!やっと1パイ釣れた。しかし、その後はまた同様の状況で、手も足も出ないままであった。その状況は他の人も同じようで、見える範囲では、後ろの人が2ハイ釣っただけだった。 ![]() ![]() なんともならないまま、23時40分頃に終了のアナウンスがあって帰港した。荷物を積んで出発した頃には日付が変わっていた。 帰りは途中から高速を使い、3時半くらいに帰宅した。釣果も少ないので、4時過ぎには就寝できた。 福井方面は時折好釣果が報じられ、うまくいけば自分もと思っていたのだが、それは幻想に過ぎなかったのかもしれない。もともとアオリイカは資源量が少なく、他のイカのようにたくさん釣れることなく、適時はほんの一時であるし・・・ また、沿岸性の強いアオリイカの資源保護について、三重県のようには動いていないようなので、小浜湾内のイカを無制限に取り尽くせばこうなるのも仕方ないのか、とも思ってしまう。 次はどうするか・・・アオリイカに限らず、釣れる魚を釣りに行くしかないのかな。 目次へ 一番下へ |
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| エソ&フグばかり・・・(涙)2021/11/5 |
| 福井県小浜市 川代丸/釣果 ホウボウ 1 |
| 前回、夜のアオリイカで厳しい結果だったものの、まだまだシーズンはこれからだと思っていたら・・・ 10月は親戚の葬儀やら、父の通院に何回も付き添ったりやらで、絶好の機会を逃してしまった。 やっと少し落ち着いたので、比較的穏やかそうな日を選んで行こうと計画した。 どこへ行こうか考えたが、コンパクトなバッテリーを買ったのもあって、電動ジギングが試したくて小浜へ行こうと思った。釣果がUPされていないので心配だったが、何かは釣れるだろうという思いと、アオリイカも少し狙うので、両方できるならと予約した。 川代丸はちょうど1年前に行って、5人の真ん中の釣り座で貧果だったので、今回は挽回と思ったのだが、結局今回もじゃんけんで負けて同じ釣り座だった(涙) ペアで予約すると好きな釣り座に入れてもらえるようで、だったらと思うのだが、いかんせんペアで行ける相手がいなくて・・・(泣) まあ、この日は荒天で、真ん中が揺れが少なくて、その点は良かったのかも・・・ 7時に集合というので、いつものように前日の21時30分くらいに出発し、高速と一般道で1時過ぎくらいには現地に着いた。いつも空いている建物側が満車だったので、山側に駐車する。トイレを済ませて寝始めるが、3時頃の雨の音で目が覚めた。結構激しく雨音がして・・・「あれ?予報では曇りか晴れじゃなかったっけ?」と思いつつ、ウトウトしたら5時を過ぎたのでトイレを済ませたが、この頃には雨は上がっていた。 やれやれと思ったが、沖へ出るとまたポツポツ降り、時折激しく降ってくる時間もあった。午後には回復したが・・・ やはり11月になると、北陸の天気予報は当てにならないのを実感した。波も、穏やかなはずが結構揺れていて、立っているのもちょっと厳しかったし・・・ 数年前に荒天時にこの船で散々な目に遭ったことを思い出した。 今日の客は5人で、2人のペアは前に入るというので、残り3人でじゃんけんして、負けた私はど真ん中の釣り座だった。 7時30分くらいに出発し、20分くらいで最初のポイントに着く。いつもイカ狙いからだと思ったら、今日は40mの場所で魚狙いからだった。雨が落ちてくるのと、波が結構あって立っているのが厳しい感じだった。 最初の数流しは手巻きでジグを動かしていたら、やっと魚の反応があったが、「引かない・・・」と思ったら、予想どおりエソが上がってきた。小骨が多いが、すり身にしたら美味しい魚なのだが、手間がかかるので嫌われる魚である。 ![]() ![]() その後は何回も移動して、同じくらいの水深を探るので、タイラバにも持ち替えてみるが反応はない。ジギングに持ち替えて反応が!と思うとまたエソ・・・ そんな状況だった。 周囲の人も同様であったが、数枚マダイが上がっていた。 疲れたので電動に持ち替えるが、早巻きにもゆっくり巻きにも追ってくる魚はいなかった。そもそも青物が全然釣れていないので、電動のメリットはなかったのかもしれない。 それでも、手巻きでしゃくるのに疲れていたので、電動でやり続けた。 時折、ジグを落として着ノリ!と思うと、釣れてくるのはエソばかり・・・もうどうにもならない状況だった。 半分船酔いしながら、とりあえずしゃくっていたが、状況は変わらなかった。70mくらいの場所にも移動したが、何も変化はなかった。 14時前に大移動し、イカを少し狙うというので気合いを入れ直すが、反応はなし。1パイだけ釣った人がいたがそれだけで、2流しくらいでまた移動となった。 最後は、港に近い40mの場所で魚狙いだったが、釣れてくるのはフグばかりだった。1回だけ、ちょっと違う手応え!?と思ったら、小型のホウボウが釣れた。 そうして、15時30分くらいに終了して帰港した。 ![]() ![]() この頃には晴れて、海も穏やかになっていて、半夜便に行けばよかったなと思ってしまった。まあ、結果論だからしょうがないか・・・(^_^;) 釣りに行ったのに、1日ほぼクルージング。釣りは日によって、釣り人の技術によって、運によって左右されるから仕方ないが、とっても虚しい1日だった。 仕事が現役の頃、土日祝しか釣りに行けなくて、平日の空いている時に行けたら・・・と思ったのだが、退職して時間に余裕ができ以前よりは自由に行けるようになったら、結局現実は甘くなかったことを思い知らされた。 数年前この船に乗ったときには、アオリイカが12ハイも釣れ、他の日にはワラサや大型のキジハタが釣れ・・・ と夢のあるフィールドだと思ったのだが・・・ 年を経る度に釣果は下がり、確実に釣れなくなってきている気がする。過去の思い出は美化されるが、「昔はもっと釣れたのに」という思いがあながち的外れではない気がする。 この先、いったい何を求めてどこへ行くのか・・・ 釣りそのものがコスパに見合うのか、そんなことまでも考えてしまう今日この頃である。 目次へ 一番下へ |
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| あか~ん・・・(涙)2021/11/15 |
| 三重県大紀町錦 太幸丸/釣果 完全ボ~ズ |
| 先々週は福井で厳しい状況だったが、天候が11月にしては穏やかなのでまた行くことにした。秋も深まって、なんとかアオリイカを釣りたいが、福井の半夜便は超厳しい感じ(T_T) 三重ならなんとか数ハイはいけるかもと思った。まあ、現実はそれほど甘くはなかったが・・・ 行き慣れた太幸丸に電話すると、6時10分くらいに来るように言われたので、いつものように前日に出発する。錦の港には0時30分くらいに着いたが、さすがに日曜日の夜のせいか車は1台もいなかった。とはいえ、明け方までには車も増え、磯渡しの客がそこそこ来ていた。 太幸丸の客は3人で、じゃんけんの結果私は一番前になった。 ![]() 港を出て10分くらいで最初のポイントに着く。25mくらいから始まり、30gのエギでまあまあ底がとれた。風はいい感じで吹いていて、いかにも・・・という感じなのだが反応は皆無(涙) それ以後、30m前後を流してくれるが状況は変わらない。 1時間くらいして、船長が1パイ釣り、真ん中の人が1パイ釣った。しかし、私には何の反応もない。サバフグが湧いているとの情報もあったが、魚の反応すらない(>_<) 何度も流しなおしてくれるが、とにかく反応がない。1度だけ魚っぽいアタリがあったがすぐに外れてしまった。 同船者にも追加はなく、時間だけがどんどん過ぎていく。天気は最高で、波もなく、適度に風は吹き、しかし、アオリイカはいない・・・(泣) ![]() ![]() 終盤、やや深めを流してくれたが状況は変わらなかった。最後の流して、後ろの人が1パイ釣ったが、私はボ~ズ(大泣) 船長が好意で、釣ったイカを1パイくれた。それをありがたくもらって帰ってきた。 帰路は途中事故渋滞で、結構時間をロスしたが夕方には帰宅できた。後片付けもちょっとで済んだ。 昨年、一昨年に続きアオリイカには見放されてしまった。過去は、もうちょと釣れたのに・・・ まあ、いつもの話題になるが、釣れる魚を釣れるときに狙い、自分のこだわりをなくす。それが、好釣果への一番の道のりだと分かってはいるのだが・・・う~ん(-_-;) 土日祝しか釣りに行けなかった頃に、平日の空いている時に行けたらといつも思っていて、でも、それが実現するようになったら、結局はそれも期待通りではなかったことにこの8ヶ月くらいで気づき、失望している。釣りそのものに情熱を注ぎ込む価値があるのか?そんな疑問すらも湧いてくる。 とは言え、次はどうするか、半夜のスルメかヤリイカが数釣れ始めるまでは休憩かな。(*^_^*) 目次へ 一番下へ |
| 2021年を振り返って 3月に仕事に区切りが付き、余裕ができた時間を釣りに使おうと思っていたのだが・・・ 4月に不注意から自転車で転倒し、1ヶ月は普通に歩くのも厳しい状態で、とても釣りに行ける状況ではなかった。その後、いい感じでケンサキイカの釣果に恵まれたものの、良かったのはほんの数回で、8月下旬にはピークが終わってしまった。 9月になり、いよいよアオリイカだと思ったものの、釣行できた日は貧果に泣き、ならば釣行回数を増やそうと思っていたら、家族の通院等の付き添いで時間を取られて好機を逃してしまった。 そんなこんなであまりいい思いをしないまま、寒くなってきて出不精にもなり、他方でヤリイカにはまだ早いし一発狙いのタルイカにはあまり食指が向かず、また海も荒れ気味の日が多くなって年末を迎えてしまった。 フルで働いていた時の方が、もっと釣りに行けていたのかもと思える一年であった。(正確には4月から12月の9ヶ月だが。)いつでも行けると思うと、行かなければという切迫感がなくなってしまうのを感じた。 来年は、もう少し回数を増やせたらと思っている。釣れなくても、行ける機会があれば幸せと思えるようになれば、いつか爆釣の日に当たるかも?(笑) |