船釣り編 
下半期(7月~12月)
目次 7月11日 三重県大紀町錦 太幸丸 8月1日 福井県越前町 心友丸
8月22日 福井県小浜市 こみなみ丸 8月29日 福井県越前町 心友丸
9月12日 福井県越前町 心友丸 9月26日 福井県小浜市 こみなみ丸
11月21日 福井県小浜市 こみなみ丸
| 以前のようにゆったりと2022/7/11 |
| 三重県大紀町錦 太幸丸/釣果 アカイカ小12、スルメイカ3 |
| 6月中旬に海上釣り堀のレインボーに行ったきり、先週(7月4日)は台風で荒れ気味だったし、先々週(6月27日)は持ち帰りの仕事がなかなか捗らず、釣りに行く余裕もなかったし・・・ まあ、今年度はあれこれと多忙で、釣りに行けない日が多い。 先週土曜日(9日)も、朝から炎天下でのサービス出勤があり、ほとほと疲れ果てて釣りに行く気力もなかった。しかし、10日の夜になって少し回復し、行き慣れた太幸丸に電話をしたらOKだというので行くことにした。 日本海のマイカ(ケンサキイカ)も考えたが、今年の厳しい状況は相変わらずのようなので、そこそこアタリも感じられて、運が良ければアジも釣れるかもと思って三重にした。 当日は18時に集合というので、昼くらいに出発し一般道を多用して17時くらいには行き慣れた錦の港に着いた。数年前から左膝が痛くて、ここ数年痛さが増してきたので整形外科に通っているのだが、長時間同じ姿勢(運転)をしていると痛くなるので、時々休憩を取って車外を散歩する時間も入れてのことである。 港に着くと駐車場はガラガラで、17時過ぎに2台来た。後から来たその2台の人は友人らしく、それ以後は誰も来なかった。錦の港は以前のままだったが、冷凍エサの自販機が設置されていた。 ![]() ![]() 結局、今日の客はその2人と私の3人で、私が後ろを希望して、2人は前で釣ることになった。 新型コロナウィルスが流行し始めてから、感染リスクの低い屋外でのレジャーである釣りは大人気で、平日でもほぼ満員というのが当たり前だったが、久しぶりにゆったりと釣ることができた。 ![]() 港を出て20分程度、いつもの場所にアンカーが入って、水深は60mちょっとと伝えられた。 早速イカ仕掛けで投入するが、船がまだ安定してなかったのか20号でも意外と流されて、斜めに入っていった。カウンターを見ながら、糸も斜めだがそろそろ底かと思ったら、痛恨の根掛かり(泣) 簡単には外れないので、糸を持って引っ張ったらPEから高切れしてしまった(T_T) 太幸丸に初めて乗った時も、根掛かりでスッテをロストしたので、それ以降気をつけてはいるのだが、ここ何回かは何事もなかったので、ちょっと油断していた。それで、こんなことになってしまった。 仕方なくリーダーを結び直して、ラインから組み直す。船長が「釣れている時間じゃなくて良かったね。」と言ってくれたが、その通りである。まだ、明るい時間帯なので生命反応はなく、焦らずに結び直すことができた。 気を取り直して釣り始めるが、反応は依然としてない。魚でもと思って、ワームの仕掛けで底付近を探るが、こっちも無反応だった。 曇天でもあって、しばらくして点灯された。 しかし、ベイトが寄っている感じはしないし、シュモクザメが1匹船の周りを回遊しているだけだった。 変化があったのは20時に近い頃で、真後ろで竿を出していた船長が「35mで来た」と教えてくれたので、その棚を探る。すると、アタリっぽい穂先にあわせると強烈な引きが竿を絞り込んだ。 滑るドラグを締めながら巻くと、今日一番のスルメイカが釣れた。 季節は夏なのに、冬場の立派な親イカサイズだった。その後、ちょっと上げた棚でアカイカ(ケンサキイカ)が釣れ、更に2ハイ連チャンで上がった。 しかし、しばらくすると静かになってしまい全くアタリがないようになってしまった。海面をよく見ると、大きめの魚が群れている。船長に聞くと「ワカシ、シオにシイラ混じり」だと教えてくれた。やはり、青物が元気だとイカの活性は下がるようだ。 それで、アジでもとワームを底まで落とすが反応はなく、スッテを遠投して寄せて釣ろうと思うのだがそれも無反応だった。また、見えている魚は一度だけワームに食いついたが、横に走られ船底に引っかかって外れた。その後はワームに興味を示すものの、直前で反転して逃げていった。 仕方がないので、またイカ狙い。すると、浅い棚でポツリポツリと釣れた。スッテのカラーチェンジを頻繁にすれば、もう少しいい釣果に結びつくのかもしれない。が、いかんせんアタリが少なくて、もう少し待って・・・なのか、即巻き上げてスッテを交換・・・なのか判断がつかずに、結局そのまま待ちというパターンが多かった。 後半、今日は実験用にダイワの小型電動リールを使ってみた。スピニング用のイカメタル竿だったので、誘いを掛けた後に穂先に糸が絡みやすいという点はあったが、とても楽ちんでよかった。 掛かってからも一定速度で巻くのでバラしにくいし、高速で巻いたり、微速で巻いたりと変化がつけられるのも利点だった。難点は、腰に付けた小型のバッテリーと繋いだコードの処理ぐらいかなと思う。竿を結束するベルトでまとめたが、もっとすっきりと束ねられたらと思った。 終了まで残り1時間になった頃に、ネットでも話題のナツメオモリにハリを付けただけの「オモック」を試してみたが、小型のカマスが釣れただけだった。ただ、やっぱりこんなもので魚が釣れるのだと不思議に思った。 最後は手巻き竿に持ち替えて、追加を試みるものの、食いが浅くなったのか途中でのバラシが数回あった。そういうのを確実に取っていかなければ・・・という反省もした。 ![]() ![]() 終了間際には魚のアタリが増え、イカからの反応はなくなってしまった。1匹だけスッテにカマスが引っかかって上がってきた。 ほぼ23時に終了し、寄港した。釣れないわけではないが、一定以上は釣れない、そんな感じだった。最近はスッテを3個にして釣っているが、2個にしてカラーローテーションを頻繁にした方がいいのかもというのが反省である。 ただ、現実は一つなので、なかなか比較しての実証実験がしづらいが、釣行頻度を上げればいいのかもしれない。まあ、毎回テーマもなしに漫然と釣行に行っているので、なかなか進歩しないのだが・・・(汗) 帰路は一気に高速でと思ったら、紀伊長島~勢和多気まで、工事で夜間通行止めだった(^_^;) 仕方なく勢和多気から高速を利用した。勢和多気では進入路で警備員に1台ずつ止められて「紀伊長島」方面は通行止めであることが告げられ、目的が「名古屋・大阪」方面であることを確認された。途中休憩なしだったが、帰宅したのは2時だった。 今回もイカのみで、しかも適正な数(^^;)なので、今日の夕食に食べる分は冷蔵にし、残りは日付を書いた袋に入れて冷凍した。なので、処理も楽ちんだった。 これから夏本番で、イカのシーズンでもあるので、また行こうと思う。 目次へ 一番下へ |
| 猛暑、酷暑の中2022/8/1 |
| 福井県越前町 心友丸 /釣果 ケンサキイカ(マイカ)最大胴長26cm 小型中心15、スルメイカ2 |
| 前回三重へ出かけてから次の新月になり、またどこかへ行こうと考えた。生憎、自分の都合の良い日は台風の影響で、太平洋側は波が高そう(泣) 日本海なら穏やかな予報なのだが、肝心のケンサキイカ(マイカ)は低調で、日によっては激流で釣りどころではないという情報がちらほらあった。 それでもと、7月下旬に、行き慣れた心友丸に電話をすると、希望の日は22時出船の深夜便だと言われた。まあ、深夜でもいいのだが、ほぼ徹夜状態で帰宅して、その午前中に用事がいろいろとあることを考えると「ちょっと厳しい」と思った。また、その週は土日も出勤予定なので、できれば疲れをあまり持ち越したくないということで予約はしなかった。 その一週間後、もう8月になってしまったが、太平洋側の台風による荒れ具合と、真逆な日本海の凪は先週と変わらない。そこでまた心友丸に電話した。すると、今度はいつもの16時出船というので行くことにした。 ![]() ![]() 当日はいつものように12時くらいに家を出て、関ヶ原以降は一般道を走ったが、15時30分には現地に着いた。 前日の天気予報では「福井市の最高気温37℃」ということが報じられていたが、予報通り酷暑であった。車の車外の温度を示す数字は38℃だったし、道中にある道路にある温度表示も37℃だった。 エアコンをフル使用したが、道中の車内はとても暑かった(>_<) ![]() 港に着くと船長がもういたので、船長と話をしながら、しばらくは船の日陰になる位置で休憩していた。 船長によると、最近は激流が多くて、3回も場所替えをした日もあったそうだ。ただ、昨日くらいから治まってきており、緩やかな潮の中、トップは30パイ釣れたという話もあった。 そうしているうちに他の客も到着した。今日は私を含めて5人だった。それで、3人のグループが後ろに入り、私ともう一人は前になり、私は右舷の前になった。 3人グループは、何度か一緒になったことのある人で、こちらは覚えているが、向こうは記憶にないようだった。まあ、そんなことはどうでもよいが・・・(^_^;) 16時20分に出船した。それまでに、暑さのため着ている服も、首に掛けたタオルもびしょ濡れであったが、船が走り出すと涼しかった。 船は北へ30分程走り、水深43mのところにアンカーが入れられた。底は砂地のようで、根掛かりはなかった。 ![]() ![]() 太陽はまだ高く、また暑さがもどってきて、日暮れまでの時間は滝汗の状態で、シャツもタオルもびしょ濡れで、拭いても拭いても汗が出てくる状態だった。 船長から鉛は15号でOKというアナウンスがあったので、15号で落としてみる。水面から少しは船尾方向に流れていたが、その下はそうではなく、途中で止めて落とすとほぼ真下に落ちていった。 流れが緩いのはいいのだが、生命反応は何もない状態だった。どうせイカは日没後にしか釣れないと思い、胴付きの魚用の仕掛けにオキアミを付けて底まで落としてみる。しかし、これも反応は皆無だった。 ジグでも投げたらと思い、40gの軽いジグを投げて底まで落としてみる。ワンピッチで誘った後、回収途中に反応があった。しかし、イカ用のスピニングタックルなので、ドラグを緩めにしてゆっくり寄せていたら途中で外れてしまった。 魚の姿を見ることなく、その後は無反応になってしまい、結局何が掛かったのか分からないままだった。帰宅後にジグを見たら、5~6mmくらいのウロコがハリに付いていた。サバやアジではなさそうだが、いったい何が?・・・(^^;) その後は日没・照明点灯の19時過ぎまで何も変化はなく、時間だけが過ぎた。そして、点灯しても水面に寄っている魚はほとんどなかった。水がきれいで透明度が高く、そこそこ深いところまで生き物がいる様子は見られなかった。 船長によると、昨日は底か底から5mくらいで釣れたというので、底付近をしつこく狙っていると、やっとイカらしいアタリがあり、小型だが今日の1パイ目が釣れた。 その後は同様にして、2ハイを追加したが、アタリは散発的でヒマヒマ状態だった。 21時過ぎにいい手応えだと思ったら、スルメが釣れた。しかし、やや小型で、先月三重で釣ったような大型ではなかった。 少しでも広範囲に探ろうと、スピニングタックルでちょい投げして探ってみるが、これも効果はなかった。足下まで丁寧に探って、やっと1パイ釣れたくらいだった。 疲れてきたので、小型電動リールでのイカメタルを今日もやってみた。前回三重でスピニングの竿を使ったら糸がらみのトラブルがよくあったので、今回はベイト用の竿で試してみた。そのおかげで、スムーズに誘ったりしゃくったりできた。 この電動仕掛けで何ハイか追加したのだが、難点はコードが邪魔でやりにくいことである。時折合わせが中途半端で、途中で外れることがあった。 アタリが少ないので、海面を見ているとジャノメガザミが泳いできたのでタモで掬った。ちょっと小さいが、味噌汁の出汁にはなりそうであると思ってのことである。 ![]() ![]() 終盤、22時を過ぎた頃、普通のベイトタックルに持ち直し最後の追加を狙う。 すると、底か底からやや上でアタリを拾うことができ、何ハイか追加した。一度は、かなりの重量感だと思ったら、今日一番のサイズと小型のダブルだった。(^_^;) でも、そう簡単に追加はできず、23時少し前に終了となった。 釣り場から、港まで帰るのにまた30分くらいかかり、現地を出たのは23時40分を過ぎていた。 帰路は敦賀から高速を使ったが、帰宅できたのは2時30分だった。まあ、イカは冷凍庫に収納するだけなので、それほど手間はかからなかった。 今年の日本海のイカは不調だが、少し持ち直したようである。匹数は仕方ないとして、もう少し大型が釣れたら良かったのにと思う。 秋のアオリイカのシーズン前に、もう1~2回行けたらと思う。 目次へ 一番下へ |
| 何がダメなのかが分からない・・・2022/8/22 |
| 福井県小浜市堅海 こみなみ丸 /釣果 ケンサキイカ小型主体8(最大胴長25cm) |
| 前回の釣行の後、用事があって京都に行ったり、父の通院に同行したり、お盆は墓参りだったり等々で釣りには出かけられなかった。 下旬になり、月も新月に向けて小さくなる時期なので、また出かけようと考えた。まあ、行けるときに行っておかないと、後悔しそうな気がして・・・(^_^;) 日本海側のマイカ(ケンサキイカ)は相変わらず不調のようだし、加えて越前方面は上旬の豪雨による氾濫や土砂崩れによって「しおかぜライン」は一部で通行止めのままのようだし、高速も通行止め(敦賀~今庄)のようだし、行くのは厳しいと思った。 そこでスルメやアジも含めて数が釣れそうな三重に行こうと考えた。しかし、数日前から予報を眺めていると、波は高そうな感じ・・・(>_<) (実際、22日は天候不良で休船だったようである。) いろいろ考えた結果、釣果は厳しそうでも小浜なら交通の支障はなく、波もそれほど高くはなさそうなので前日にこみなみ丸に電話をして予約した。小浜ならかどや丸もあるのだが、この日は都合で休船だったので、ここにしたのである。 こみなみ丸は、去年の秋にアオリイカの夜釣りで厳しく悲しい思いをして、それ以降遠のいていたのだが、イカメタルならなんとかなるだろうという思いもあってのことである。また、こみなみ丸は竿は1本出しでドロッパーは1個のみ、イカ以外を狙うことは禁止になっているので、余分な準備をやたらとする必要もないし、イカメタルに集中できるというのもあった。 当日は18時に集合というので、12時30分くらいに出発して一般道も使って、現地には17時前には到着した。 準備をしていると続々と車が集まって、結局ほぼ満員の10人だった。前日の夕方に電話したときは私を含めて5人だと言われたが、当日になって増えたと船長は言っていた。 17時45分くらいに船長が到着し、集金の後、割り箸のくじ引きをして、私は左舷の一番前になった。アオリイカ釣りならここがベストなのだが、波が高かったせいか穂先が安定せず、それほどいい釣り座ではなかった。 ![]() ![]() 18時ちょうどくらいに出船し、1時間ほどかかって湾外の結構な沖合に着いた。 潮が速いそうで、パラアンカーで流すという方法での釣りだった。船長からは水深80mだが、60mより上を狙うことと、最初は25号で様子を見てほしいというアナウンスがあった。 とりあえず様子見に30号で落とすと真下に入っていった。そこで、20号にしてみると同様だったので、それ以後は20号でやり、途中からは15号でも真下に落ちていった。さすがパラアンカーである。 しかし、釣り初めて1時間くらいで小型が釣れた後は、さっぱりになってしまった。 ![]() ![]() スッテを換え、棚をいろいろと探り、波で揺れる穂先を体で安定させ・・・考えられることをいろいろしても無反応だった。 左隣の人がポツポツ釣っているので、声を掛けて棚を聞くと25mだと教えてくれたので、その棚にしたら小型が1パイ釣れた。教えてくれた人にお礼を言って、追加を狙うが、その後はまたさっぱりアタリがなくなってしまった。 その後も、スッテを換え、棚を変え、オモリグも試してみるが、ことごとくイカに無視された(^^;) 何がいけないのか分からないまま、せっかく来たのだからとあれこれ試してみるのだが、すべては水泡に帰した・・・(涙) そうしているうちにも、他の人は着々と釣っている・・・時には大型も混じって・・・ 一方でなすすべなく時間を浪費する自分が・・・(T_T) まあ、今まででもそんなに釣れたわけではないしと言い訳を心の中でつぶやくも、現実に口をついて出るのはため息ばかりだった。 何が悪いのか、どうすればいいのかが分からなかった。 終盤23時を過ぎた頃、やや深場でアタリが出てこの日最大のものが釣れた。匹数が少なくても、このサイズばかりだったらよかったのに・・・ 最後にもう1パイと思いながらも、どうすることもできず、23時45分に終了となった。 帰路も1時間ほどかかり、寄港したのは1時頃だった。 すぐに荷物を積み込み、深夜割引が効くのを口実に小浜から一気に高速で帰ってきたが、帰宅できたのは3時30分くらいだった。 まあ、いつものように獲物の処理はあっという間に済んで(^_^;) 4時過ぎには眠りについた。 今回の釣行を振り返ってみて、イカメタルの迷路にはまり込んでしまった気がする。調子のいいときは簡単に釣れるのに、そうでないととっても難しい(>_<) 次回に何を活かせばいいのかがよく分からない。 経験を重ねれば、ある程度出口は見えてくるのだろうか? 目次へ 一番下へ |
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| スタートは良かったが・・・2022/8/29 |
| 福井県越前町 心友丸 /釣果 ケンサキイカ(マイカ)最大胴長27cm 小型中心15、スルメイカ2 |
| 夏も盛りを過ぎたようで、朝夕少し暑さが和らいできた。月齢は新月に向けていい状態であるし、9月からはまた忙しいので、先週に引き続き行くことにした。まあ、行けるときに行かないと・・・という考えの実践でもある(*^_^*) 今度は三重でアジングも含めてとも思ったのだが、いかんせん連日波は高そうである。さらに、近海で急に台風ができ、その影響も少しずつ出始めていたし そこで福井に行こうとして、本当は先週金曜日に行きたかったのだが、満員ということで行けなかった。別にその日にどうしても行きたかったわけではないが、海況が穏やかで釣りやすそうだと思ったからである。 それで、そのときに翌週の予約状況を聞くと、次週の週明けは空いているというのでこの日に行くことにした。波はやや高そうだが、まあなんとかなると思ってのことであるが、予報は近づくにつれて悪い方へ変わった(>_<) でも、実際に海に出ると、そう荒れてはいなくて良かった。 16時に集合というので、12時に出発し高速+一般道で15時40分には現地に着いた。名神の下りはスムーズだったが、反対車線の上りは、一宮付近で工事のための車線規制で大渋滞だった。 また、今月上旬の大雨で通行止めになっていた「しおかぜライン」も交互通行がありながらも復旧していて、スムーズに行くことができた。 ![]() ![]() 厨の港に着くと、今日は私が最後で、他の5人はもう到着していた。その内の3人は、今月1日に一緒になった人たちであった。 じゃんけんの結果、私は左舷の一番前で釣ることになったが、ポイントに付くと潮の流れが反対だそうで(右舷の前の人は胴付き仕掛け)、結局右舷の一番前で釣ることになった。 16時20分頃に出船し、まずは南にゆっくりと走って15分程で「一度アンカーを入れて潮の流れを見る。」ということで、一度はアンカーが入った。しかし、激流だそうで結局移動になり、今度は北へ1時間ちょっと走った。 ![]() 今度は流れがあるものの、なんとか20号のスッテでやれそうだった。とはいえ、流れはあって、左前方向に流される感じだった。水深は83m程度で、60m付近を探るようにアナウンスがあった。 まだ、周囲が明るいうちから探り始めるが、反応らしきものは皆無だった。 ためしにジグを投げて、中層を引いてみたがこれも無反応だった。 19時前に明かりが点いてしばらくした頃、そろそろ上にいるかもと35mで誘ったら乗った。船中一番で釣ることができた(^_^)v ![]() ![]() それ以後、他の人もパタパタと釣れだした。 私は調子よく、小型ながらもそこそこ釣れた。ひょっとして、今日はいい感じに数が伸ばせるのかも・・・(^o^) と思ったのだが、ちょうど10パイくらい上げた頃からアタリがピタリと止まってしまった。 そこで、スッテのカラーを変えたり、スピニングのタックルでちょい投げしてみるが変化はなかった。今日はそこそこ流れもあるし、オモリグを試すには最適かもと思ってやってみるのだが、これもダメだった。 一応遠投して、誘いを入れてという、イメージに近い操作はできたが、いかんせんイカの反応がない・・・結局1パイは釣れたが、それ以上はダメだった(T_T) メタル仕掛けで釣れなくなった時間帯は、他の釣法でも厳しい時間帯で、もっと活性の高い時間帯にオモリグを試していたら違う状況だったのかもしれない。 基本的には、イカの数が少なくて、それを拾い釣りする状況なので、たまたま当たったときにどういう釣法をしていたのかだけのような気もした。 終盤22時を過ぎた頃、深場を探ってみようと55mくらいを探っていたら、やっと1パイ乗った。(今日最大の胴長27cm)すぐに、同じ棚へ送り込むとすぐに反応があり、でも巻き上げる途中で外れてしまった(涙) それ以降は反応がなくなってしまって、また浅い棚から探ったが状況は変わらなかった。 22時30分を過ぎた頃、また55mでアタリがあって、ちょっと強めの反応はスルメか!?と思ったら、予想通りスルメが釣れた。このスルメ、魚に食いつかれたのか表面がちょっと傷になっていた。 最後にもう一度同じ深さに送り込んで、ステイしながらちょっと片付けもしようとしていたら、糸がふけてテンションが抜けている。あれ?と思って急いで巻くと手応えがあり、さっきと同じようにスルメが釣れた。 ![]() ![]() 23時に終了となり、また1時間ほどかけて寄港した。 季節は確実に変化しているようで、真夏の頃の細かいアリのような虫はほとんどいなくなって、大きな蛾がたくさん飛んでいた。中には、盛夏の生き残りの蝉もいた。 帰路は敦賀から一気に高速で帰ってきたが、帰宅できたのは3時近くだった。途中から霧雨も降ってきて、荷物を下ろすときにはポツポツと降ってきた。 終了してみると、結局今月1日の釣行時とほぼ同じ釣果だった。 今年の日本海はハズレの年だったのだが、結局ハズレのまま終わりそうである。来月からはアオリイカ狙いに行きたいが、これもまた期待薄なのかもしれない・・・ 目次へ 一番下へ |
| 厳しいのは分かっていたが・・・2022/9/12 |
| 福井県越前町 心友丸 /釣果 ケンサキイカ(マイカ)小型7、スルメイカ8 |
| 9月になりそろそろアオリイカ釣りに行きたいと思っていたのだが、相次ぐ台風の余波で太平洋側は毎日荒れ気味の天候である。 日本海側はその影響は受けないのでいいのだが、アオリイカ狙いの出船は少ないようで、ケンサキイカがまだ釣れるのならとまた心友丸に行くことにした。 仲秋の名月の2日後で月齢はよくないのだが、海は穏やかそうだし雨の心配もなさそうなので前日に電話を入れて予約した。船長の話では、状況は良くないということだったが、釣果が芳しくなくても、天候の良い、行けるときに行っておかないと・・・というのもあった。(最近は、これが釣行理由の主なものになっているが・・・笑) ![]() 16時集合というので、いつものように12時頃に出発し、一般道を多用して15時30分には到着した。 港に着くと8月1日に一緒になった人がいて、その後は先々週も一緒だった3人が到着した。結局私を入れて5人だったが、8月1日と全く同じメンバーだった。で、その時と同じように3人グループが後ろに入り、私は左舷の前で釣ることになった。 船長は早朝、玄達で本来の仕事のために漁業に行ってきたそうで、その時に釣れたヒラマサ(56cm)をお土産にもらった。 ![]() ![]() 今日はイカが釣れなければ、魚でも釣ろうかと準備をしてきたのだが、このお土産で魚は十分になったので、イカに集中することができた(*^_^*)とは言え、とっても厳しい状況だったが・・・ 16時過ぎに出港し、今日も1時間余り北へ走った。アンカーが入った場所は、水深83mということだったが、流れはあまりなく。15号のスッテで十分やれた。 西に傾いた太陽はまだ没するには間があるが、いつものように最初は底付近を探る。しかし、いつものように反応はない(T_T) 30分くらいした頃に、後ろの人が70mでオモリグに乗ったといって1パイ釣り、真後ろの胴付き仕掛けの人は2ハイ釣った。これは!と思い気合いを入れるが、私の竿には生命反応は皆無だった。 しかし、その後は他の人も釣れなくなってしまったようで、静かな時間が流れるまま18時過ぎに点灯された。 すぐには状況は変わらず、海面にベイトが集まっている感じもなく・・・「ひょっとして、今日は初のボ~ズか?」な~んてネガティブな思考が脳の回路をぐるぐる巡っていた。 その状況を変えたのは、19時過ぎの初ヒット(*^_^*)だった。40mくらいで空合わせをしていたら偶然乗って釣れた。 その後は小型ながらも、30m~40mの間で5ハイを追加した。 たまに、もっと深いところにもいないかと探ると、強烈な引きでスルメが釣れてきた。 ケンサキイカが釣れたのは20時過ぎくらいまでで、その後は全くになってしまった。そこで、オモリグを試すが、これも徒労だった。 う~んと思いながらも、スルメでも釣れないよりはいいかと思い、オモリグにエサ巻きテーラーを1個付けて50m付近に落として待ったら、連チャンで2~3ハイ釣れた。「これなら、今日はスルメイカでツ抜けだ~!」と、いい感じで追加するのだが・・・ いかんせんスルメもそんなにはいないようで、8ハイになったところで止まってしまった(/_;) その後は、もっと深い場所やらを探ってみたが無反応になってしまった。 で、また浅いところでケンサキイカを狙うものの、水面には大量のベイトとそれを狙う魚がいっぱいで、スッテに興味を示すものはなさそうだった。時折、コツっと魚の反応はあるのだが、それだけだった。一度だけ、いいアタリにあわせたら、27cmのヨコワ(らしき魚)がスッテを丸呑みして釣れた。 ![]() ![]() 写真ではわかりにくいが、水面は小魚とそれを捕食するやや大きめの魚で賑うようになっていた。魚を釣れば、何かしら釣れるのだろうが、今日はお土産のヒラマサがあるので、見ているだけだった。また、真後ろの人はスッテにカマスが掛かると言っていたので、釣れるならカマスだったのかもしれない。 それでもしつこく30mくらいを探っていたら、偶然ケンサキイカが1パイ釣れた。しかし、これで打ち止めでその後は釣れなかった。深いところを探っても、もうスルメもいなくなってしまっていた。 スプールに指を当てて、ゆっくり落としながら探る方法を何度かやってみたが、これもダメだった。イカの絶対量が少ない感じで、多少の工夫では好転しなかった。 水面に時折アオリイカも見えたので、エギを水面でしゃくってみたのだが、エギからは逃げていった。後ろの人が1パイ釣っていたので聞くと、20mくらいでのオモリグで釣れたと教えてくれ、またこの貴重なアオリを私にくれた<(_ _)> 22時30分、帰路も時間が掛かるのでここで終了とのアナウンスがあり、片付に入った。今回墨袋を取り除こうと道具を持って行ったのだが、先端がやや太くて、反って墨袋を潰してしまい大変なことになってしまった。youtubeで見たのを、見よう見まねでやってみたのだが、そう簡単ではなかった。次回には、今回を踏まえて新たに道具を調達しようと思う。 寄港したのは23時40分くらいで、帰路は敦賀から一気に高速を使ったが、帰宅できたのは2時30分くらいだった。すぐにヒラマサを三枚に下ろし、イカはいつものように袋に入れて冷凍した。で、結局寝たのは3時30分くらいだった。 出かけるときは午後~夕方出船の方が楽ちんだが、魚の処理を考えると、帰宅後にゆっくり処理の時間が取れるから、やっぱ魚を釣るときは早朝便かと思ってしまった。 次は・・・と思うが、まずはアオリイカを釣らねばと思う(^_^;) 目次へ 一番下へ |
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| アオリイカは難しい・・・2022/9/26 |
| 福井県小浜市堅海 こみなみ丸 /釣果 アオリイカ新子主体12(最大415g) |
| 9月も中旬を過ぎ、いよいよアオリシーズンになってきた。しかし、毎週台風が来襲し海は荒れ模様が続いていて、また自分の都合と合わないこともあって行けないままだった。特に、ティップランエギング発祥の地である三重に行きたいのだが、それがなかなか叶わなかった。 9月も下旬になり、やっと台風の影響がなくなり、天気予報を見ながらいると、この日は福井がべた凪の予報。それならば、行かねばと思い(行けるときに行っておかないとといういつものパタ~ンである 笑)まずは以前行ったことのある船に連絡を入れた。すると、この日は用事があって休船とのこと、それで去年も行ったこみなみ丸に予約を入れた。 去年1パイしか釣れず悔しい思いをしたし、また8月のケンサキイカ狙いでも厳しかったのだが・・・、初めて行く所よりは状況が分かっていた方がいいと思ってのことである。 予約したのは2日前で、その時は5人ぐらいだったが、結局当日は11人で満船だった。18時に集合というので、13時過ぎに家を出た。途中釣具屋でエギを買い足してから、いつものように高速はちょっと使ってのパタ~ンで、17時には現地に到着した。 ![]() 17時40分くらいに船長が到着し、代金支払いの後、釣り座のくじ引きをした。 その結果、8月の時と同じ「1番」で左舷の一番前になった。去年来たときのくじは「2番」で、右隣の人がいい感じで釣っているのに、自分は全然釣れなくてとっても悔しい思いをした。たった2mくらいの違いでこんなに差が出るのかと不思議だったが、この船は釣り座が大きく影響するようなので、この日の運は最高だった。(くじ運だけは、と言った方が正確かも(^^;)) とはいえ、十分にその運を使いこなしたかといえば、ちょっと・・・という感じで、まだまだ改善しなければならない点は大いにあった気がする。 事実、真後ろの人(右舷の一番前の人)は30パイ釣っていたし・・・ 18時過ぎに出船し、30分くらいでポイントに着いた。場所は小浜湾の入り口付近で、水深は20mちょっとということだった。すでに周りには同様の船が来ており、平日なのに人気の高さがうかがえる状況だった。 ![]() ![]() 流れはなく、20gのオモリから始めるようにアナウンスがあった。 去年、調子のいい人はポイントに着いてすぐに釣り上げていたので、気合いを入れて釣り始める。底はほとんど根掛かりはなく、遠投しても同様だった。 久しぶりのアオリイカ釣りに、巻きジャクリがぎこちないがなんとか記憶をたどって、止めた穂先に集中する。しかし、反応がない・・・ありゃ、今日はハズレの日か?(^^;) そんな状況で、時間だけが過ぎていった。見える範囲では、真後ろの人が釣っただけだった。 しばらくすると、コツといいう魚の反応が何回かあった。それでもそのうち、イカが来るかもと粘っていたら、リーダーがスパッと切られてしまい、スッテをロストした(>_<) フグかサゴシがいるらしかった(T_T) また、流れに乗ってゴミがやたらと多くて、気分は下がり気味だった。 ![]() ![]() その後しばらくは、アタリも何もないまま、時間だけが過ぎていった。今日のくじ運は最高のはずなのに・・・(^_^;) 状況が変わったのは、20時近くだった。ゴミがなくなり、海面にベイトとともにアオリが浮いてきた。それで、オモリを付けずにノーマルエギをキャストして誘うと素直に乗って、小型ながら最初の1パイが釣れた。 しかし、同様のやり方では後続がなく、今度はエギが見えるか見えないかの水深でしゃくりを繰り返すとまた1パイ釣れた。 でも小型ばかりなので、本来のシンカーを足したエギにして、底まで落としてしゃくって止めたら、アタリがあってややサイズアップしたものが釣れた。しかし、すぐには追加はなく、またサイトで1~2ハイ追加した。 その後、また本来のシンカー付きエギに戻し、遠投してみてから足下で誘い上げたら、また乗って、今日一番の引きで400gUPが釣れた。この時期にしては大きいのだが、過去の大きめのサイズを思い出すと、それほどBIGというわけではなかったが(^_^;) ![]() ![]() その後、またアタリがないのでノールエギにする。海面近くでは抱いてこないので、深めにエギを沈ませるのだが、これだとアタリがよく分からない(>_<) ラインを見ていても、???って感じで、しゃくろうとしたら乗っていたという感じで小型を追加した。 サイトで1パイ釣ったら、本来の底狙いというのを交互にやっていた。ただ、普通にやっても変化はなかったので、「おたすけリグ」で上にもエギを付けてやったら、上のエギに乗って1パイ釣れた。 ここまで、底で釣れたのは3バイのみ。底で釣れた数はその後増えることはなく、終了まで同じだった。 終盤、おたすけリグにも反応はないので、イカが見える辺りのちょい下(5~6m)で誘ったら、やはり上のエギで1パイ釣れた。しかし、その方法も追加はなかった。 そこで、ノーマルエギをちょい投げし、普通に誘ったらまた釣れたが、これもその1パイのみだった。 ラストスパートでもう1パイ釣れないかと、あれこれ試すが追加はできずに23時半に終了となった。 釣れた数の3/4はサイトで釣ったことになるので、見えているイカをどうやって掛けるのかが、数を増やす鍵だと思った。 しかし、エギを替えても、パタ~ンを替えても、イカはすぐにスレてしまうのか、一つの方法では1パイしか釣れず、次が続かなかった。活性のいいときは、苦労せずに釣れるらしいが、そうでない場合はいかにたくさんの引き出し(テクニック・手法)を持っているのかが重要な感じだった。 なのでこういう状況に備えて、事前にサイトでの誘い方を入念に勉強しておけば良かったと後悔した。(>_<) 帰港したのは24時ちょっと前で、荷物を積み込んで出発する頃には日付が変わっていた。帰路は深夜割引が効くのもあって、小浜から一気に高速で帰ってきたが、イカを冷蔵庫に入れて風呂に入り、寝たのは3時半くらいだった。 今回、アオリイカにしてはまずまず釣れた方だが、数年前に昼間のティップランで釣った12ハイという数は超えることができなかった。自分には、その数が限界なのかもしれない。(/_;) アオリイカは魅力あるターゲットで、食味も最高だし、これからもっと狙いたいのだが・・・ 日によって活性が全然違って当たり外れが激しいし、何より資源量が少ないので小型のうちに釣られてしまって、これから秋が深まると、どんどん釣りづらくなってしまうし・・・・また、独特な巻きジャクリがうまくできないと釣果はUPしないし。 つまりは、難度の高い釣りの一つだとも言える。 その点、スルメイカやケンサキイカであれば、群れさえいれば簡単に釣れるし、爆釣も夢ではないのだが(^o^) まあ、来月は他の釣り物も考えながら、天候を見て出かけようと思う。 目次へ 一番下へ |
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| 大型だけど数はいない・・・2022/11/21 |
| 福井県小浜市堅海 こみなみ丸 /釣果 アオリイカ5(最大695g) |
| 前回アオリイカ釣りに行ってから2ヶ月近くが経ってしまった。 その間、父親の病院の付き添いに多くの時間を費やされ(年齢もあって、4つの診療科目をはしご・・・涙)行くことができなかった。やっと行ける時間ができたら、今年は特に多忙な仕事のせいもあって今度は自分の体調が思わしくなく、またまた無駄な時間を費やした。(泣) 若い頃はそれほどではなかった仕事でも、年齢を重ねると無理が利かなくなってくるのを実感した。定年延長とか、働けるなら高齢者も働けという国の方針だが、いつまでも若い時のように働けるわけでもないのに・・・ さて、やっと行けそうな時間ができた。予報をみると太平洋側は荒れ模様だが、日本海なら穏やかそうだというので、今期3回目のこみなみ丸に前日に電話した。 朝からのジギングなども考えたが、早朝に行くのに体が慣れていないのもあってそっちは考えなかった。まあ、アオリイカは低調であまり釣れないのだが、一発狙いのタルイカや深夜に帰宅後の処理が困る青物狙いよりはいいかもと思ってのことである。 すると、船長は「明日は風が吹く予報もあるので当日の朝8時に判断する」という返事だった。 それで準備だけはして、結論は翌日に持ち越された。 当日の朝、こみなみ丸のHPを見ると出船になっているので、それを確認してから出かけることになった。 12時過ぎくらいに出発し、いつものように途中からは一般道を使って17時前には到着した。さすがに晩秋ということもあって、周囲は暗くなりかけていた。 ![]() 船長はいつものように17時45分くらいに到着したが、その頃にはもう真っ暗だった。今日の客は6人で、まずはくじ引きで釣り座を決めた。今日の私のくじ運は最悪で、たった6人なのに右舷の真ん中になった。 前か後ろなら、その分広く探れるのだが、真ん中はそれがやりづらいので、できれば避けたい釣り座である。ということで、このくじで既に今日の運は決まってしまったと、ちょっと気落ちした。 こんなこともあろうかと、ジグの用意もし船長に許可は取ったので、最悪の場合はジギングでお土産の魚でも釣ろうと考えていた。 しかし、人数が少ないのもあって、また、ポツリポツリとイカの反応があってなんとか最悪の状況は免れたが・・・(^_^;) ![]() ![]() 18時過ぎに出船し、小浜湾の入り口の方へ30分くらい走った。船長はいつもの場所と言っていたが、前回と同様の32m前後のポイントだった。 30gのシンカーでとのアナウンスがあったので、ノーマルエギにシンカーを付けて探ってみる。しかし、予想通り反応は皆無だった(T_T) 周囲の人も変化がないまま、時間だけが過ぎていった。 変化があったのは19時少し前だった。エギをいろいろと換え、遠投して寄せてくるイメージでやっていたら、足下でしゃくった後に穂先がほんの少し戻った。すかさずあわせを入れるといい感じでイカの手応えがあり、ゆっくりと寄せて1パイ目(511g)が釣れた。 前回9月には400gで大きく感じたのに、今回は更に成長していて重量感たっぷりだった。 しかし、その後は無反応の時間になり虚しい時間を過ごした。 次に変化があったのは20時頃だった。前の人が大きめのイカを掛けてゆっくりと上げているのをうらやましく見ていたら、イカが水面に見える頃に、ステイしていた私の竿にいきなり手応えが! どうやら釣られたイカに付いてきたのが、私のエギに来たようである。これでやっと2ハイ目(417g)が釣れた。 1時間に1パイというスローペースであるが、重量は十分であった。釣れないならジギングをとも考えたが(実際青物が水面を何度か泳いでるのを見た)、イカがいつ来るのか分からないのでひたすら遠投、しゃくり&ステイを繰り返していた。 目先を変えようと、オモリグ仕掛けで遠投してみたがどうにもならなかった。最初の数回、穂先に生命反応があったが、魚なのかオモリに抱きついているのか、エギに掛かるイカはいなかった。 そのうち、仕掛けが絡んで糸がよれてしまい、オモリグ仕掛けは諦めた。 また、お助けリグ仕掛けも試そうかと思ったが、足下にイカがいない感じなのでやらなかった。 更に変化があったのは21時30分くらいで、穂先に微妙な変化が??でも手応えはない・・・ 落とし直しを2~3回繰り返したら乗った。強烈な手応えで今日1番の695gが釣れた。 その後は小型の180gを釣り、また穂先が戻る明確なアタリで346gを釣ったのだが、それで終了だった。 ![]() ![]() 23時近くに1パイ乗ったのだが、痛恨のハリハズレで釣果にはならなかった(泣) 23時30分終了なのだが、その間際に根掛かり(>_<) それまで、何度か根掛かりしたもののなんとか外せたが、このときばかりはどうにもならずにエギとシンカーをロストした(大泣) もうチャンスはないなと思って片付けを始めた頃の23時30分に終了した。 この時期にしては寒さを感じるほどではなく、風はやや吹いていたが、波は穏やかだったのは良かった。秋から冬の福井の天候は急変することがあるらしいが、今日はそんなこともなくて快適だった。 寄港したのは24時を回った頃で、帰路はいつものように深夜割引が効くのもあって、小浜ICから一気に高速を使った。帰宅できたのは3時過ぎで、寝たのは4時近かった。 アオリイカは秋も深まると大型になり、食味も最高なのだが、いかんせん個体数が少ないのと釣り方にちょっとテクニックが必要なのが玉に瑕である。 ケンサキイカやスルメイカなどは、群れにあたれば棚まで落としてちょっと誘うと釣れるのだが、アオリイカはそうはいかない。 テクニックを磨くために通うのか、釣りやすいターゲットだけを狙うのか悩ましいところではある。 昨年三重で、昼間のティップランエギングで見事にボ~ズをくらい、船長が釣ったアオリをお土産にもらって帰ってきた苦い思い出に比べると、今回5ハイも釣れたのはまずまずなのかな・・・ さあ、次はどうしよう? 今冬はスルメとヤリイカが好調なことを祈りたいが・・・ 目次へ 一番下へ |
| 2022年を振り返って 現役を引退して2回目の春を迎え、昨年以上に釣りに行こうと思っていたのだが・・・ 4月からの職場は以前よりも多忙で、おまけに土曜日や日曜日のサービス残業があったりして結局は期待通りには行けなかった。 サービス残業なので、拒否すればできなくもないのだろうが、「お願い」という形での半ば強制、あるいは同調圧力と言おうか・・・自分が頑なに拒否すれば、同僚の誰かにそのしわ寄せがいってしまうという構造そのものが元凶であるという悲しい現実がある。 しわ寄せが権力にある者にいくのならば、躊躇なく反対の声を上げるのだが、実際には自分よりもより弱い者にそのしわ寄せがいってしまうとなると、自己をどこまでも貫き通すのは難しい。 まあ、こんなことを改善せずにいるから、この業界の希望者はどんどん減ってしまい。SNSで公然とブラックな仕事という言説が表現されるようになったのだが、それも仕方あるまい。 さて釣りの方だが、上記の理由で、特に土曜日に海上釣り堀に行く機会が1回しかなかった。お誘いは度々もらっていたのだが、サービス残業のために行くことが叶わなかった。 イカ釣りは主に月曜に行っていたのでそれとは関係はないのだが、平日に多忙な分体調を崩したりして、やはり機会が減ったのは否めない。また、老齢の父の通院の付き添いなどもあり、好機に行けずに悔しい思いをしたこともあった。 また、肝心のケンサキイカが不漁で、昨年ほどは釣れなかった。その分、アオリイカがまずまずで、昨年は1パイしか釣れなかったが、今年は2回で計17ハイ釣れた。 とは言え、イカ全体の漁獲量(資源量)は確実に減っているようで、以前は外道扱いだったスルメイカでさえ満足に釣れないようになってきた。 資源量のV字回復は、簡単には望めないだろうが、来年は豊漁であって欲しいものである。 漁り火にイカが寄ってしまえば、入れ食い状態で3桁も夢じゃない!な~んてことが現実になって欲しいものである。 |