2025 船釣り編 
下半期(7月~12月)
目次 7/13 福井越前町 心友丸 7/22 福井県越前町 第二日昭丸
9/17 福井県越前町 心友丸 9/23 福井県越前町 第二日昭丸
10/1 福井県越前町 心友丸
| 新子ばかり・・・(泣)2025/7/13 |
| 福井越前町 心友丸 /釣果 ケンサキイカ16(新子サイズ) |
| 前回折れた穂先の修復や、ロストしたエギの補充が済んだのと、前回の大型の釣果に気をよくして、また行こうと思った。 月齢は満月を少し過ぎたが、まだまだ大きな月が出る時期である。だから無理には行かなくてもと思ったのだが、月が大きくても潮の流れが重要だという説もあって、その検証も含めての釣行である。 いつものように月曜日に行こうと思ったのだが、ちょうど太平洋側は台風が駆け足で通り過ぎるので、波は次第に高くなりそうだった。そこで日曜日に行こうと心友丸に電話した。 前回(6月末)人数が多くてパスしたのだが、今回はそれよりやや少なかったので行くことにした。 当日は16時30分に集合というので、12時頃に出発する。 いつものように関ケ原からは一般道を走って、15時40分くらいには現地に到着した。日本全国どこでも暑い(猛暑・酷暑)のだが、この日の福井は一層暑くて、途中の道路の表示板は36℃を表示していた。(><) ![]() ![]() 16時頃までには今日の客(私を含めて9人)が集まり、釣り座のくじ引きをした。私は右舷の一番前になった。 以前に一緒になった人や数年前に同船した人と挨拶を交わして準備をするのだが、とにかく暑くてたまらなかった。 船の陰に入って日差しを避けながら、出港の17時を待った。 出港すると15分くらいで35mのポイントにアンカーが入り、少しして38mの場所に入れなおした。鉛スッテは20号と言われたが、しばらくすると15号でも大丈夫なことが分かり、15号で釣り始める。最近潮が早いと聞いていたので、この状況はありがたかった。 しかし、太陽は西に傾いてはいるもののまだまだ明るく。それから日没の19時過ぎまで、ひたすら我慢の時間だった。 半夜便でのこの時間はいつもの光景なのだが、とても無駄に思えてしまう。 ![]() ただ他の人と話をしていると、深夜便だからといって釣果がよいわけではないことやら、オールナイト便でも倍釣れるわけではないことなどを教えてもらった。 19時15分過ぎくらいに明かりが点き、やっと期待を込めてしゃくりを入れる時間になったので気合を入れる。 すると19時30分頃に、「軽いけど、一応手ごたえ」という感触があって1パイ目を釣った。 その後すぐに2ハイ目を追加したが、それ以降はぽつりぽつりになってしまった。 棚は基本的に底か、その上5~6mくらいなのでポイントは絞りやすいのだが、連チャンモードではなかった。 ![]() ![]() また、生け簀に比べてイカが小さいので泳ぐのにはいいだろうと思っていたら、よく死んでしまってクーラーに移動させた。 中型のイカに比べて小型は弱いらしい。 釣果の方は、始めこそよかったが途中から完全に失速してしまった。アタリのない時間が無駄に過ぎていった。 状況を打開しようと、スピニングのタックルに持ち替えてオモリグやメタルの仕掛けを遠投してみるのだが、芳しい効果はなかった。 21時30分を過ぎたころから、少し流れも出てきて、また波も高くなって船が揺れるようになったので、ベイトタックルにオモリグ仕掛けを付けてやってみる。メタル仕掛けよりは船の揺れを吸収していいだろうと思ってのことだが、イカからの応答は皆無だった。 終盤になっても変化はなく、1~2ハイを追加しただけで終了してしまった。 終了後、竿頭は30パイも釣っていたそうである。その数に近い人に聞いてみると、メタルの仕掛けのみで、ひらすら見つけた棚を攻めるということを教えてくれた。 新子ばかりで物足りないと思っていた私は、オモリグで遠投したり、メタルの仕掛けを遠投したりしたのだが、結局はそれが水泡に帰していたのであった。 うまく当たれば、この釣り方がいいはずなのだが・・・状況を見極める経験値を蓄積する必要性を感じた日であった。 また、当たりそうなエギやスッテを揃えていったが、まだ不足するカラーがあったりもして、それもまた補充しなければと思った。次回に活かせるものは是非取り入れたいと思った。 帰路はいつものように敦賀から高速を使って、いつものように2時過ぎに帰宅できた。 いつものように冷凍庫に入れておしまいなのだが、やや大き目ものを昼に刺身で食べたが、それなりに柔らかくて美味しかった。釣るのは大型が嬉しいのだが、食べるのには小型の方が美味しいのかもと思った。 ただ、小型が多いと処理に手間が掛かるのが難点だが。 目次へ 一番下へ |
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| 後半の追い上げで釣れた2025/7/22 |
| 福井越前町 第二日昭丸 /釣果 ケンサキイカ 40(中型 胴長20cm~26cm×8、新子サイズ32)、スルメイカ2 |
| 先週は雨の日もあったが、19日(土)~21日(月)の三連休以降はまた猛暑が戻ってきた。 毎日晴天&40℃に近い猛暑・酷暑の連続である。天気予報によると、北海道で40℃超えかもということまで言われる状態であるが、今後はこういう天候が普通になってしまうのであろうか(+_+) そんな暑い中「わざわざ釣りに行かなくても」という気持ちもあるが、波予報を見ると日々穏やかな感じ。それに半夜・深夜なら暑さも和らぐだろうと思い、連休明けに行こうという気になった。 そこでいつもの心友丸に電話をすると、22日(火)は満員、23日、24日は休みということだった。そこで、6月末に行った第二日昭丸に電話をすると、大丈夫だというので行くことにした。 当日は17時30分に集合というので、前回のように12時30分頃に出発し、関ケ原からは一般道を走って15時50分くらいには到着した。 太陽がやや西に傾いていて、前回同様車の陰で日差しを避けながら過ごした。しばらくして、スタッフの若者がやってきて、更に16時50分頃に社長の奥さんが受付にやってきた。 今日の客は7人で、2人グループが2組、他は1人×3だった。 釣り座は船長が割り振るということだったので、まずは2人グループに希望を聞き、単独参加はその後に聞かれ、自分は右舷の前になった。右舷は4人、左舷は3人ということになった。 ![]() 17時30分頃に出船し、10分くらいで港のちょい北の方のポイントにアンカーが入った。 水深は39m、鉛は15号でOKというアナウンスがあった。 釣りの準備をする時に、今日最初のトラブルに見舞われた(;゚Д゚) スッテやエギを明邦化学のスクイッドストッカーに入れているのだが、取り出すときについ手が滑って、一つのマスに2本の鉛スッテがはまってしまった。それでカンナが引っかかってしまい、抜けなくなり、散々苦労してスッテを少し破損しながら力づくで抜き上げた。 マスのサイズが大き目のもあるが、それだと数が入らないし・・・こういうトラブルには気を付けないといけないと自戒した。 ![]() ![]() 明るいうちはダメだろうと思い、ベイトタックルの水深カウンターの確認と、潮の流れ具合の確認で時間を過ごした。 後ろに入った2人組は、この時間にエサ釣りで大き目の魚(アコウ?、クロソイ?)を連続で2匹釣っていた。しかし、私には変化はなく、一応ルアーで様子を見たが、反応はなかった。 釣り始めてしばらくして一度穂先にイカらしき反応があったが、小型だったのもあり半信半疑でアワセが弱かったのか外れてしまった。 以降は何の変化もなく、右隣の人が暗くなる少し前に釣ったのだが、その人はその後連発だった。そんな状況をうらやましく横目で見ながら、やっと自分以1匹目が釣れたのは19時少し過ぎだった。ぎりぎり暗くなりきる前で、照明が点灯される前だった。 「さあ!」と期待するのだが、その後は全くだった。 点灯されて以降も隣の人は着々と数を伸ばしているのに、自分は全くであった。棚も見つけられなければ、アタリのカラーも不明のままだった。 「う~ん(><) 今日は最悪の日か・・・」と思っていると、隣の人が声を掛けてくれて「27mで釣れた」と教えてくれた。更に船長が来て「30mから少しずつ上げてアタリを取っていって、反応がなければ少しずつ下げてアタリを取っていくのがいい」とアドバイスしてくれた。 それがきっかけで自分にも釣れるようになり、右舷の4人で棚を共有しあう雰囲気ができ、皆で釣果を伸ばしていった。 また、フグに切られたらしい私の浮きスッテが流れていくのを隣の人が見つけ、引っ掛けて回収してくれたりもした。 その後は15mで釣れたり、20mで釣れたりしながらぽつりぽつりと数を伸ばしていった。 21時くらいにアタリが遠のいたころに、スピニングタックルに持ち替えてメタル仕掛けを遠投したらまたやってしまった(涙) 遠投してしゃくったら軽い?魚に切られたのかと思ったら、仕掛けをとめていたフックが開いて外れていた。前回の失敗の教訓を糧に、今回はやらないようにと思っていたのに・・・ フック等の部品が小さく、老眼の進んだ自分には見づらいのが一番の原因である。こればかりは仕方ないのだが、次回以降更に気を付けなければと反省すること頻りであった。 終盤、棚が浮くことはなく底付近にアタリが集中したので、スピニングタックルをもっぱら使った。ちょい遠投して底まで落とし、少し巻き底付近をトレースする感じでカーブフォールするのだが、その途中ではアタらなかった。足元で落とし直してしゃくり上げると、そこで乗る感じだった。落とし直しにはレバーブレーキのリールはとても便利であるのでいつも使っている。 少しだけオモリグ仕掛けに替えたが、オモリのアタリばかりでなかなか乗らないので、2ハイ程度でまたメタル仕掛けの遠投に切り替えた。 相変わらず底付近しかアタラず、鉛スッテが着底して、糸ふけが出たので巻いてテンションを掛けようとしたら乗っていたというのもあった。 23時に終了予定のアナウンスが15分前にあったが、その後に3~4ハイ同じようにして、底狙いで釣れた。 ![]() ![]() 終わってみれば40パイで、なんとかなってよかった(^^♪ 最初のペースのままであったら、悲惨な結果になっていたと思う。その点で、声がけしてくれた人と船長に感謝である。 いつもは前半釣れて、途中で失速して最後にぽつりぽつりというのがパターンだが、珍しく後半に追い上げた日であった。 型狙いの時期は終わり、新子主体の数狙いの季節になったので、次からはそれ相応の狙い方で楽しもうと思う。 23時30分過ぎに現地を出て、帰宅できたのは2時30分くらいだった。 連日記録的な猛暑・酷暑なので、次はどうしようかと考え中である。来週は年老いた父の通院の付き添いと、自分の通院、車のメンテナンスで既に予定が入っているので、その他の日に条件があれば、また出かけたいと思う。 目次へ 一番下へ |
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| 初アオリ!マイカは終了(>_<)2025/9/17 |
| 福井越前町 心友丸 /釣果 アオリイカ 4(~257g)、ケンサキイカ 4(最大胴長35cm) |
| 前回行ったのは7月下旬だったから、約1か月半ぶりである。 その間、年老いた父が転倒・骨折、入院というアクシデントがあって、いろいろとその付き添い・入院準備、また手続きやら等々で行く機会がなかった。強いて行こうと思えば行けないこともなかったが、連日猛暑で40℃近い気温の中、エアコンの効いた部屋で動画や映画視聴に興じて腰が重くなったのもある。 9月になったら少しは涼しくなるのかと思ったが、猛暑・酷暑は衰えることがなくそのまま引きこもりが続いてしまった。依然として父は入院中だし・・・(^^;) また9月の上旬は満月の週で、敢えてこの時期に行かなくてもということで、少しずつ月が小さくなるのを見計らって、やっと重い腰を上げようと思った。 ネットで調べると釣果の方は芳しくなく、ケンサキイカは終盤で数も少なくてしまったようである。代わりにアオリイカが釣れ始めたものの、日ムラもあるし数も少なく安定していない感じである。 それでも何かは釣れるだろうと波高の予報を見ながら、3連休明けの16日(火)に予約を入れようと電話をした。しかし、越前方面はどこも他に客がいなくて出船しないということだった。 小浜方面のアオリ専門の船なら大丈夫だったが、過去に悲惨な経験をしたことがトラウマになってしまい、躊躇してしまった。というのも、釣れない日にはボ~ズ覚悟だし、根の荒い場所にアンカーを入れるので、エギを毎回3~4個はロストするというリスクがあるし((+_+)) とはいえ、今シーズンも数回は小浜方面に行くとは思うが。 それで数は少ないかもしれないが、根掛も少なく、ケンサキイカとアオリイカの両方が狙える越前方面にやはり行こうと思い、この日なら出船するというので予約した。多少波が出そうだが耐えられない程ではないと思ったのもあるし、更に翌日以降は荒れ模様になる予報だったので。 ![]() 16時30分に集合というので、12時には家を出た。途中から一般道を走って16時ちょっと前には現地に着いた。 ただ、今回久しぶりなのと、考え事をしていたのもあって、高速のJCTを通り過ぎてしまい引き返すのに時間をロスしてしまった(^^;) 今日の客は私を含めて5人(3+1+1)で、くじ引きで最下位だった私は右舷の前になった。 17時に出船し北の方へ走った。途中で一度アンカーを入れ潮の様子を見て、それから更に北進し、30分程で水深47mのポイントで釣ることになった。 明るいうちはティップランでアオリが釣れることが多いというので、まずはやってみる。20g程度のエギに20gのシンカーを付けたが、底どりがイマイチだったので、シンカーを30gにして、なんとなく底が取れるようになった。客が少なく空いているので、エギが流されてもいいのだが、あまりに流れると船底に入っていってしまうし、さすがに他の人とオマツリしそうなので30gにしたのである。 釣り始めて20分後くらいに穂先が持ち上がるアタリがあって、軽い手ごたえながらも船中1パイ目のアオリが釣れた。その後、後ろの人もパタパタと釣れたようである。 しかしアタリはそれだけで、後はさっぱりダメだった。 そこでメタルの仕掛けに替えて底付近を探ると明確なアタリがあって胴長20cm程度のケンサキが釣れた。しかし、これもそこまでで、後は何をやっても全然ダメだった。 集中していて水分をあまり取らずに熱中症ぎみなのか、単に船酔いなのか・・・よくは分からないけれど軽い頭痛と吐き気がしてきた。釣れないとこういう症状によくなるのだが、気分も影響していると思われる。 20時を過ぎたころに船長から「場所移動」の提案があり、20分ほど場所を移動した。 ![]() ![]() 今度は53mで、潮の流れは最初の場所とさほど変わらず緩やかだった。 とりあえずメタルの仕掛けで水深のカウンター確認も兼ねてやってみる。すると、底付近で数回誘ったら手ごたえがあり、いい感じで巻き上げたのだが、見えてくると触腕1本しかかかっていなかった。 そこで船長に頼んで船のタモを貸してもらって、うまく掬って船べりまで上げた途端にスッテからゲソが外れた。すると、タモの手ごたえが軽い(T_T) あれ?と思って見てみると、確かに掬ったはずのイカがいない・・・よ~くタモをみると穴が空いていた(泣) イカはその穴からするりと抜け出てオートリリースだった。まずまずの大きさだったので、惜しいことをした。まさか、タモにイカがすり抜ける穴が空いていようとは想像だにしなかった。 面倒でも自分のタモを持参するメリットはあるのだと感じた。ただ、触腕1本なのは滅多にないので、そうなったら諦めるというのも一つかもしれないと思った。 まあ失ったものはしょうがないと、気を取り直して次を釣ろうと集中する。しかしメタルには反応がなく、オモリグに変更してみる。 するとこれが正解で、足元にまで仕掛けが来た後、数回落としなおして誘うと手ごたえがあってアオリイカが釣れた(^^)/ その後船長から「雨が降るかも」とのアナウンス。案内どおり、ぽつぽつと雨が降ってきたので雨具を着た。雨模様の日の方がイカの活性も上がるので、ちょっとだけ期待して頑張ろうと思う。この頃には気分の悪さも回復したが、稲妻が見え雷鳴が聞こえてくるようになり、ちょっとひやひやしながら釣り続ける。 船長に「雷大丈夫かな?」と聞くと、「まだ遠いからいいかな」「本当に危なくなったら帰る」という返事だったのでそのまま雨の中釣り続けた。 その後はオモリグでケンサキが2ハイ釣れ、アオリが2ハイ釣れた。 ティップランも少し試したが、重いと思ったら極小のタコが釣れた(^^;) 船長から「23時頃には雨が上がりそうなので、22時半に切り上げて帰る」というアナウンスがあった。帰港して片付け時に土砂降りにならないようにとの配慮であった。 22時になる頃に、エギをあれこれ替えてみたが反応はなく時間だけが過ぎていった。そんな中、夜光のアピール度の高いエギに替えた時に、以前にも感じたことのある強烈な手ごたえ! 今日一番の手ごたえで胴長35cmのケンサキが釣れた。 でもこれが最後で、その後の追加はなく終了した。 ![]() ![]() 予想通り雨の上がった中で帰港でき、荷物の積み込みもスムーズに行えた。 帰路は一気に高速で帰ってきたが、2時には冷凍庫に収納して、風呂に入ることができた。 今回アオリが釣れたのはよかったが、ケンサキは終了してしまったのが残念であった。以前なら9月の下旬でもまだケンサキが釣れたような・・・まあ確証はないが。 アオリは釣り方がやや特別だし、個体数も少ないから難度の高い釣りと言えよう。その分、アオリイカが高く評価される所以なのだが・・・ この先どうしようかと考えてしまう。まあ、魚も含めて釣れるものを釣ろうと思う。 PS 釣行日の翌日の昼にアオリイカを刺身で食べた。冷凍していないアオリイカを食べたのは2年ぶりであった。久しぶりに食べたら、食味は別として、歯ごたえがとても堅い感じがした。特にエンペラの部分は。 ケンサキイカに慣れたせいか、食味も柔らかさもケンサキの方が勝っている気がした。 目次へ 一番下へ |
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| そこそこ釣れた(^^♪2025/9/23 |
| 福井越前町 第二日昭丸 /釣果 ケンサキイカ9(胴長34cm×2、26cm~28cm×5、他小2)、アオリイカ7(~258g)、 コウイカ1(274g)、アオハタ1、アオコ1(ブリの幼魚) |
| 先週釣行して厳しい釣果であったので、今年の日本海のイカの数釣りは終了かなと思っていた。ところが船宿のHPを見ていると、ケンサキではないがアオリイカを爆釣した人が載っていた。 船長にlineで聞くと、「終始ティップランでやっていた人の釣果」だということだった。そこで、アオリがまだ釣れるだろうからという希望的観測を持ち、いつものように天候を見ながらこの日に行こうと電話した。 すると、他に予約がないということで、前日の夕方まで待ったが出船できないとの連絡があった。どうしようかと思ったが、一応日昭丸に電話を入れてみると、少人数で出船するというのでお願いした。 当日は17時に出船というので、いつものように12時頃に出発し、高速と一般道を走って15時40分くらいには現地に着いた。 今日の客は3人で、話し合いの結果私は左舷の後ろになった。潮が流れても大丈夫なようにとの考えからである。しかし、大きな船(定員は12人)に3人だけなので、どこの釣り座でもまあ一緒なのではあるが・・・ ![]() 準備をしていると、ここでトラブルが・・・ いつも前日にリールを竿に付けてガイドに糸を通し、スナップを結んで結束バンドで止めておく。現地で結束バンドを外して2ピースの竿をつなぐだけで準備が完了するからである。 しかしこの日、ティップランのタックルのスピニングリールのリーダーがテンションを緩めた瞬間、糸巻(スプール)から膨らんでぐちゃぐちゃになってしまった。なんとかドラグを緩めて糸巻(スプール)部分を外して歯車に噛んでしまった糸を修正できたが、ちょっと焦ってしまった(><) もともとはリーダーを5mくらい付けるというあるyoutuberの動画を見て、それを真似したのがいけなかった。そのyoutuberは、「遠投した時にリーダーが5mくらいあると、穂先の振動が安定した頃に結び目がガイドを通るのでトラブルが少ない」というのがその理由で、自分もそれに納得して長めにリーダーを付けたのだが、自分には扱いが難しかった。 ![]() ![]() 準備の間、港では雲が厚く、今にも振り出しそうな様子だったが、ポイントに着くと問題ない天候だった。 予定通り17時に出船し、20分くらい北に走って40mのポイントにアンカーが入った。まだ明るいので、とりあえずティップランで様子を見るが・・・反応はなかった。 そこで、持っていったキビナゴとイカの切り身を付けて落としてみる。すると、小型のハタとアオコが釣れた。 ![]() ![]() しかし、魚もそれ以上は釣れなかった。 そこで、イカは厳しそうだが、一応ベイトタックルにメタル仕掛けを付けて、水深カウンターの確認も含めて探ってみる。夏の頃のように誘ってみるが・・・無反応(泣) またティップランも試してみるが、同様に無反応だった。今日は厳しいかなという悪い予感が拭えないまま時間だけが過ぎていった。 18時過ぎの点灯後も変化はなかったが、しばらくして前の人が良型ケンサキを釣った。 そこでオモリグタックルに持ち替えてやってみる。すぐには結果は出なかったが、30分くらい経過した頃だったか、足元で落としなおした時に反応があり、アワセるといい感じの手ごたえで良型が釣れた(^_^) ![]() ![]() その後は同じオモリグでアオリイカがぽつりぽつりと釣れた。 その中には、掛かったアオリを糸を持って抜き上げようとしたら、船が揺れてイカが船の側面に当たってしまったなんてことがあった。その時は、なんと!イカが吸盤で船の側面に張り付いてしまった。どうしようもないので、仕方なくスタッフの若者を呼んで、タモで救出してもらった。やれやれである(^^;) アタリが遠のいた時間は、時折ティップランを試すが全然釣れる気配はなかった。逆にメタルの仕掛けのドロッパーのエギにアオリイカが掛かっていることが2~3回あった。 21時近くになると虫はたくさん集まってくるものの、ベイトが見える状況はなかった。夏の頃はサバが湧いていたが、全くそういう状況ではなかった。幸いなことにサゴシもいなくて仕掛けをロストすることもなかったが・・・ 基本はオモリグで、少しずつケンサキイカとアオリイカが釣れて、生け簀も少しずつ賑やかになっていった。 ![]() ![]() 21時過ぎには、アオリイカが見えるところを泳いでいくのが目立つようになったので、なんとかしようとエギを投げるがうまくいかなかった。 全く無視されるか、追いかけてきても抱く寸前でバックしていった、これも「見えイカ攻略法」をネット動画で学んだつもりであったが、現実は厳しかった(涙) 一度だけ、エギに近づいた時にアワせたら、スレがかりで釣れた。釣れたのはいいが、結局食わせて釣れたわけではないので、見えイカをどう攻略するのかはこれからの課題だと思った。 気分を変えようと、オモリグタックルにメタルの仕掛けを付けた。鉛スッテの色を変えて、遠投してから引き寄せて探ると足元でアタリがあり、アワせると良型ケンサキが鉛スッテに掛かっていた。 同様に次を狙うと、ひき寄せる時に斜めになった糸が少し緩んだので、すかさずアワせるといい手ごたえがあって、アオリらしきイカが上がってきたのだが、水面で外れて逃げていった(泣) その後、休憩のために置き竿にしていると穂先に反応があり、ケンサキが釣れた。で、そのまま、また置き竿にしたらもう1パイケンサキが釣れた(^_^) 22時を過ぎ、置き竿釣法も2ハイどまりでアタリが遠のいてしまったので、気分を変えようとまた魚用のエサ釣り仕掛けで試すが、食ってくる魚はいなかった。 また、ジグを遠投して探ってみるが反応する魚はいなかった。水面を見てもほとんど魚は浮いていなかったので、明かりに集まっている魚はいないようだった。 残り30分のアナウンスがあったので、最後持って行ったエサ釣り用のきびなごを餌巻きに付けて底まで落とした。放置していたら穂先に生命反応が!巻き上げるといい手ごたえでケンサキが上がってきたが、触腕1本しか掛かっていなくて、またスタッフを呼んでタモで掬ってもらった。 同様に餌巻きで投入すると、今度は反応が少し弱いが何か乗った。巻き上げると見えてきたのはコウイカで、針外れしやすいので同船者にすくってもらった。 最後同じ餌巻きでもう一度アタリがあって水面近くまで上げてきたのに、姿を見ることなく外れてしまった。 それで終了し、時間もちょうど23時だったので片付け帰港した。 現地を出たのは23時30分近くで、帰路は敦賀から高速を使ったが帰宅できたのは2時30分頃だった。 前回に比べてたくさん釣れて、その分引きも楽しめてとても楽しい釣行だった。同船者も少なかったし。 混み合う船はスペースが狭く、遠投もしづらいし、何よりもその場に集まっているであろうイカを皆でシェアするので、客は少ないに越したことはない。 また日昭丸に乗りたいと思うが、残念ながらこの船の遊漁船としての営業は5月中旬から9月末までである。他の時期は、本業のカニ漁やそのための準備やら休養やらがあるため遊漁船はお休みになってしまうからである。 目次へ 一番下へ |
| まずまず釣れたけど、課題も・・・2025/10/1 |
| 福井越前町 心友丸 /釣果 アオリイカ 15(~357g)、コウイカ 3(~251g) |
| 今週で3週連続ではあるが、まだアオリイカが釣れそうなのと、新たにオモリグ用の竿を「お買い得」価格で買ってしまったので、その試用も含めての釣行を考えていた。 するとこの日が穏やかそうな予報を見て、船長にlineして確認すると、少人数で出船予定があるというので予約した。 来週は息子夫婦が孫を釣れて旅行に行くのに同行する予定があって、釣りには出かけられないのもあってである。 当日はいつもより早く16時出船というので、11時30分には出発して、いつものように高速と一般道を併用して、現地には15時過ぎには到着した。途中雨が結構な勢いで降ってきたが、関ケ原で高速を降りる頃には晴れていた。 今日の客は私を含めて3人で、船長も含めた話し合いで私は右舷の後ろになった。 ![]() 16時ちょうどに出船して、15分ほど南に走って水深40mのポイントにアンカーが入った。 まずはティップランで足元から始めて、遠投しての探りと、セオリー通りにやってみるが反応は全くなかった。 しばらくして船長から「船を流してみるか?」という提案があり、流して釣ることになった。私は左舷の前に移動して、本来のティップランスタイルでやってみる。底どりもでき、風も少々あり、期待は膨らむがやはり反応はなかった。 時折、「コツ」っと穂先が反応するが、魚がつついているだけだった。1回は回収中にいきなり手ごたえがあったが、途中で外れてしまった。サバフグかな?(^^;) 30分くらいやってもダメなので、もとどおりアンカーを入れると船長からアナウンスがあり、水深37mのポイントで釣り再開になった。 辺りはやや暗くなり、夕まずめを期待するが同様にイカからの反応はなく、時折の魚がつつく微妙なアタリだけがあった。 暗くなって点灯され、同船者がアオリを釣った。これはと思って気合を入れるが自分には何の変化もなかった。 そこで、今回新たに買ったオモリグ竿に持ち替えて、遠投して探ることにした。この竿はオモリ負荷が40号までのもので、穂先が太い分アタリが取りにくいが、遠投が気楽にできるし、しゃくりも思い切りできるのが利点である。 するとしばらくして、しゃくった時に手ごたえがあり、重いけど引きがないなと思って巻き上げるとコウイカが釣れた。 同様にオモリグを遠投して、大きくしゃくってその分巻き上げると、しゃくり2回目で手ごたえがあり、小型のアオリイカが釣れた。 その後はサバフグが1匹釣れたが、そんなに魚に邪魔されず同様にして、アオリイカが少しずつ増えていった。 20時過ぎまでそのようにして、オモリグ遠投+しゃくり巻き上げ、足元まで来たら落としなおし、その繰り返しでぽつりぽつりと釣れた。 ![]() ![]() アタリが遠のいた頃、ティップランに戻すが反応はなく、試しに「お助けリグ」仕掛けにした。何度かやった時に手ごたえがあったが外れてしまった(><) それでもしつこくやると、上のエギに乗って1パイ追加した。 21時頃になるとイカが浮いてきて、見えるイカが増えてきた。そこで、ノーマルエギを投げてしゃっくってみる。船の明かりが少し暗くてよくは見えないが、何度かしゃっくった後、追いかけるイカの姿のような影が見え、アワせたら小型が釣れた。 その後もまたオモリグでやってみるが反応はなく、またイカが見えてきたので先程と同様にすると、ややサイズアップしたアオリを2ハイ追加した。 残り30分くらい(終了は22時)になった時、右舷の人に話をしにいくとティップランのみで既に40パイくらい釣ったというので、最後はティップランでがんばろうと思う。 すると、うまくアタリがあって1パイ追加したが、それ以上は反応がなかった。 ![]() ![]() 最後に22時ちょっと前にイカが乗り、結構な重さの手ごたえがあった。アオリ特有な引きがないので、コウイカ?と思って上げてくると予想通りコウイカの姿が見えてきた。しかし、水面から上げるときに外れてしまった(涙) やっぱ面倒でもコウイカにはタモを使わないといけないと思い反省したのであった。 それで終了して帰港したが、すぐに港に着くので、イカの処理は港に戻ってからすることを船長に了承してもらった。 今回は、アオリの身を開いて墨袋を取り去る処理をした。おかげでトレイも、帰宅してからの服理詰めも汚れずに済んだ。時間があれば、ここまでやり終えるといいなと思った、 しかし、コウイカは同様にしても墨袋が上手に除去できず、反って墨まみれになってしまった。一応船の生け簀用の海水で洗ったが・・・ コウイカの上手な処理の仕方をまた調べようと思う。 同船者が50パイ近く釣る中、自分はそこそこ釣れたものの、まだまだ修行が必要だと感じた(^^;) 潮の流れが自分の足元に入っていってしまい、前に投げても数しゃくりで戻ってきてしまうという自然の条件はあったものの、ティップランの巻きじゃくりが安定してできないのが一番の理由なのだと思う。 これだけは回数をこなさないとダメなのだろうが、だんだん年齢を重ねてくると柔軟性がなくなってきて、できないものはできないままになってしまいそうである(汗) この先は、アオリの数は減るもののサイズアップが望めるので、今年のうちにもう1~2回は行こうと思う。 そうしているうちに、福井のヤリイカ、三重のスルメイカのシーズンが来るのであろうか。 目次へ 一番下へ |